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沸騰水型原子炉と加圧水型原子炉 (1)
 
2006年9月13日 9時0分の記事



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前回書いた発電所の絵ですが、もう少し詳しく説明を加えていきたいと思います。

前回の絵ですと、ウランの入っているところの水が、そのまま気体となって、タービンを回しています。

しかしここで問題があります。
ウランが核分裂することによって、その水も、放射能汚染されてしまいます。ですから、タービンも放射能汚染されてしまうわけです。つまり、ウランだけじゃなくってタービンも危険ってことですね。

そのため、今回の絵のように、タービンごと全体を遮蔽しなければなりません。

このように、「ウランによって熱せられた水が、そのまま沸騰して、蒸気となりタービンを回すタイプ」を沸騰水型原子炉といいます。

英語では、Boiling Water Reactor (BWR) と言います。

記事タイトルにありますように、もう一つ、加圧水型原子炉というタイプがありますが、これは次回に。。


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1. 5513 2006年9月17日 17時45分 [返信する]
制御棒の配置、加圧水型と沸騰水型とでは逆。下側から制御棒が入っているように見える図だ。原子力:複雑で難しい技術だと思うが、直近のエネルギー問題では、最善の努力を尽くして使うしかない技術と考えています。福井の方か・・・。

 

2. ピカチュウ 2006年9月17日 22時5分 [返信する]
ご指摘ありがとうございます。
勉強不足でした。
加圧水型が上からですね?
WikiPedia見て書いてしまったんですが^^;
正直言いますと、制御棒については気にせずに絵を描いていたのですが。。

ただ、なぜ逆なのか、逆じゃないといけないのか、よくわかってないので、また調べて書いてみようと思います。


 


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