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失敗のない離乳のさせ方(高橋ナツコ)
[高橋ナツコ]
2012年8月15日 0時10分の記事

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生後五週齢頃になりますと、子犬同士でけんかをしたり、飼主に対する関心もでてきて、人の姿をみると喜んで寄ってくるようになり、膝の上で愛撫されたりするのを好むようになってきます。

この頃に母犬が食べた物を啄吐して子犬に食べさせるような行動がみられることがあり、五〜六週頃が離乳の好期でしょう。

離乳食としては、牛肉の赤身を細かく切るか、ひき肉にして生のまま口の中へ入れてやったり、ペット用ミルクを小皿に溶かしてなめさせたり、子犬用離乳フード、小児用の離乳ペーストなどを与えます。

何頭かの子犬の中には、離乳食になじまないで母犬の乳房にばかりたよっているものがいますが、よく面倒をみて、食べ物になれさせるようにします。

離乳がはじまりましたら、母犬の食事をぐっと少なくして、水分や牛乳もやらないようにしてやりませんと、引き続きお乳の分泌があります。

乳腺が張ってきますと、子犬に飲ませるということになり、いつまでもお乳があがりません。

急にお乳をやらないようにして、子犬を離した場合は、母犬はその日は絶食に近い状態にして、水分も制限し、翌日は、出産前の食事量の四分の一程度に減食し、三日目は二分の一ぐらい、四日目は四分の三と、少しずつ増やし、出産前の平常の食事量にもどします。

ただし、カルシウム量は、長期間の授乳で体内で欠乏していることが考えられますので、当分の間は補給する必要があります。

母犬のカルシウム不足による痙攣発作は、ずっと遅れて、子犬が離乳する時期にあらわれることもありますので、栄養学的な配慮はうようにしたいものです。

高橋ナツコ

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◆この記事へのコメント(投稿順)
1. 四条安紀子 2013年3月25日 5時17分
高橋ナツコ さん はじめまして。
現在生後25日目の小犬三頭を母犬とともに育てている者です。
離乳の時期がよくわからなくて遅くなってしまい、生後24日の時点でようやくはじめたのですが、母犬はすでに歯の生えかかってきた小犬たちの授乳を嫌がるし、小犬たちはまだまだ離乳食が美味く食べられないしで、このままでは栄養不足になるのではないかと心配です。離乳食を与えるのが遅くなってしまった場合に気をつける点などがありましたら、教えていただけませんか。ま

 

くる天
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