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『カルロス・ゴーンの言葉』カルロス・ゴーンには日本人経営者にない魅力がある―まえがきにかえて―?「選択の道は、これ以外にはありません」 |
2010年12月1日 23時39分の記事 |
カルロス・ゴーンには日本人経営者にない魅力がある ―まえがきにかえて 「選択の道は、これ以外にはありません」 カルロス・ゴーンの来日は、いささか大袈裟に言うならば、戦後日本を占領した連合国軍最高司令官・マッカーサー元帥以来の強烈な衝撃を与えた。マッカーサーは陸軍士官学校や陸軍大学で指揮官教育を受けた優れた司令官であり、決断力と実行力を鍛えられていた。ゴーンはフランスの最高学府で指導者教育を受け、企業に入ってからはトップ・リーダーを目指す訓練をしっかり積んできた。 「トップ・リーダーの養成」という点では、日本の教育は欧米に見劣りしており危機に直面したときの対処の仕方が生ぬるく、改革が遅々として進まない原因の一つになっている。 日本社会では従来、農耕民族特有の相互依存や持たれ合いの習性、あるいは集団主義的な意志決定が重んじられてきた。トップ・リーダーが強い指導力を発揮し決断、実行することは、あまり好まれない風潮がある。一種の陋習と言っても過言ではない。 このため、企業が経営危機に陥っても、経営トップが思い切った「改革」を断行しようとすると、激しい反対や抵抗に遭い、改革に着手することすら難しい状況が続いていた。日産もそうした企業の一つであった。 |
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[カテゴリ:◆『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊] |
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