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『カルロス・ゴーンの言葉』 第6章 改革を成し遂げる言葉―言葉49 解決策は、ほかならぬ自分たちの中にある |
2010年12月25日 17時30分の記事 |
目次 第6章 改革を成し遂げる言葉 言葉49 解決策は、ほかならぬ自分たちの中にある 私は来日後、第一段階は、内外の日産グループの拠点を回りできるだけ多くの人々と接触しました。そして、日産自動車全体の業務がどういうものか、どういう進め方をしているのか、どういう問題を抱えているか、どんな期待をもっているのかといったことを聞き出しました。私は日産が抱える謀題に対する解決策は、ほかならぬ日産社内にあると確信しました。 ◆ビジョン、長期戦略が共有されていない ゴーンは、1999年(平成11)6月25日の株主総会で日産自動車の新役員選出により取締役に選ばれ、同日の取締役会で代表取締役・最高執行責任者(COO)に任命されて就任し、再建に乗り出した。新役員組織は7月1日に正式に活動を開始した。そして、ルノーの管理職17人が9月1日、日産自動車に着任した。 日産はゴーンが社長に就任する前の六年間で黒字を達成したのがたった1回という惨憺たる状態だった。有利子負債二兆九千億円も抱えている日産自動車グループの再建は、並み大抵のことではないと思われた。 これに先立って、経営危機に陥っていた日産自動車は、この年の3月27日、ルノーと提携調印した。日産自動車は5月28日、ルノーからの資本受け入れを完了した。 |
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[カテゴリ:◆『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊] |
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