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| 『政治家の交渉術』 2006年5月刊 第10回―第１章３-?「信念の人」ほど正論から切り離しやすい |
| 2011年1月9日 7時0分の記事 |
| 目次 第１章 「善悪を思うな」― 「勝った奴が正しい」 ３ 信念も欲望の一部だ 「信念の人」ほど正論から切り離しやすい 政治家・土井たか子の弱点「名誉欲」にうまくつけ込んだのは、小沢一郎だった。 一九九三年六月末、仲間を引き連れて自民党を離党し、新生党(四十四人)を設立した。 宮沢喜一首相は、野党から突きつけられた内閣不信任案が衆議院本会議で可決されたため、解散・総選挙を打った。一九九二年七月十八日の総選挙の結果、自民党は過半数を獲得できず、下野を余儀なくされた。小沢は、新生党、日本新党、公明党、社会党など七党一会派をまとめて過半数を形成、細川護煕（日本新党党首）を首相に担ぎ上げて、連立政権を樹立した。 |
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