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◆『「全員経営」のすすめ』(2000年3月20日刊)―第3章 稲垣正夫の経営哲学の基底にあるもの―青年期に培った東洋思想と満州体験―人材登用の大切さを力説した渋沢栄一 |
2018年3月14日 6時23分の記事 |
*人材登用の大切さを力説した渋沢栄一 渋沢栄一は、さらに続けてこう説く。 「家康は孔子教によって人心を善導し、封建制度を確立しようとしたが、士農工商の階級制度もまた孔子教の反映かというと、これは頼朝以来多年の封建制度が発達してきた自然の結果で、『論語』に農工商を圧迫する文字はない。治める者と治められる者の別を明確にしたのは、武断政治の常套手段である。徳川時代には人材を各階級より登用し、農工商の子弟でもその道に堪能な者をどしどし引き上げ、士分に取り立てている」(同) |
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[カテゴリ:◆『「全員経営」のすすめ』〜グローバル時代に生きる経営理念と実践(2000年3月20日刊)] |
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