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◆『野村證券残酷物語』(1984年8月25日刊)―はしがき― |
2020年4月7日 8時32分の記事 |
はしがき 証券業界の怪獣、野村証券はいま、大きな獲物を追って、なり振りかまわず、髪を振り乱して、まっしぐらに独走し続けている。めざすは、「二十五兆円」という獲物だ。 二十五兆円とは、株式、公社債、投資信託を合わせた顧客からの預り資産である。「預り資産二十五兆円をめざそう」という田淵節也社長の大号令と進軍ラッパにかり立てられ、野村証券の全社員は、必死の思いでかけずり回っているのだ。 野村証券は、五十八年度決算で経常利益千二百億円という空前の巨利を獲得した。ライバル社の大和、日興、山一各証券をはるかにしのぐ大成果だった。さすが証券業界の卜ップ企業、とほかの業界からもうらやましがられた。 だが、野村証券は、この程度の利益だけで決して満足はしていない。欲望には、際限がないのだ。 |
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