2013年1月29日 3時2分 |
[『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) あとがき |
あとがき 小沢一郎が、新進党の党首に当選した途端、日本の空気が一変した。野党の党首でありながら、まるで新しい「内閣総理大臣」が誕生したような、歓迎ムードが、漂いはじめたからである。 小沢一郎は、党首選挙で百二十万票を獲得し、ライバルの羽田孜前首相が獲得した五十六万票を圧倒して、当選を果たしたのである。 |
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2013年1月27日 0時0分 |
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) 第11章 小沢政権が誕生する日(タイム・スケジュール) ? |
第11章 小沢政権が誕生する日(タイム・スケジュール) ? 君も一度総理大臣になったらどうか 「次の総選挙で新進党は多数を取り、勝利し政権を取る」 新進党の小沢一郎は、全国各地を行脚し、演説のなかで行き先々でこう力説していた。平成八年の政局は、衆議院の解散・総選挙のタイミングをうかがいつつ、自民党と新進党の二大政党激突構図で展開していく様相を見せていた。 |
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2013年1月26日 0時0分 |
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) 第11章 小沢政権が誕生する日(タイム・スケジュール) ? |
第11章 小沢政権が誕生する日(タイム・スケジュール) ? 政界再編第三幕 平成八(一九九六)年の日本の政治は、総選挙一色で展開する。小選挙区比例代表並立制度下での初の衆議院解散・総選挙がいつ断行されてもおかしくない情勢の下、政変の可能性をはらみながら激動していく。 |
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2013年1月25日 0時0分 |
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) 第10章 宗教と政治の間題を解決処理する ? |
第10章 宗教と政治の間題を解決処理する ? 宗教法人法改正問題 オウム真理教による一連の事件をきっかけに、政府は、宗教法人法の改正問題に乗り出した。それによると、広域的な活動をする宗教法人の所管を都道府県知事から文相に移すことや所管庁に質問権を与えることなどを柱に同法を改正することを答申していた。 |
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2013年1月23日 0時0分 |
『小沢一郎の時代』(1996年2月6日刊) 第9章 自民党との利権の争奪戦と分割統治 ? |
第9章 自民党との利権の争奪戦と分割統治 ? 商工利権 商工利権は、通産省の管轄にかかわる企業郡への政治的つながりをめぐる争奪である。資源エネルギーから自動車、繊維、機械、情報機器、生活関連に至るまで、各種の産業界の業を管轄している通産省にコネを持てれば、企業との関係をつける近道である。 |
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