2014年5月21日 6時45分 |
『忠臣蔵』が語る組織の活性化Q&A Q10.急進派、穏健派の対立どうまとめたらいいのでしょうか。 |
Q10.急進派、穏健派の対立どうまとめたらいいのでしょうか。 どんな場合でも事業を進めるプロセスには、必ず、功を焦る急進派が生まれものです。 じっくり構えすぎると、タイミングを失うということもありますから、のんびりするのも考えものですが、無鉄砲に走りだすと、爪先立って失敗する危険があります。時期を誤り、相手の状況も十分に知らないで突撃すると、逆に、返り討ちにあってしまいます。吉良邸を襲撃すれば、吉良上野介の息子である上杉綱憲が養子に入っている上杉家も黙ってはいない。上杉家は謙信以来の武名にかけても加勢してくる可能性がありました。 |
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2014年5月19日 0時20分 |
『忠臣蔵』が語る組織の活性化Q&A Q9.本店・支店のネットワーク赤穂と江戸の連絡の密をどう図ったのでしょうか。 |
Q9.本店・支店のネットワーク赤穂と江戸の連絡の密をどう図ったのでしょうか。 赤穂と江戸の浅野邸は、現在でいえば、本店と支店の関係にありました。あるいは、県庁と東京事務所の関係と言ってもよいでしょう。高度情報時代の現代と違って、江戸時代の通信方法は、飛脚便か早駕籠で情報を伝えるしかありませんでした。江戸で起きた変事を知らせるのに何日もかかったのです。 |
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2014年5月18日 0時22分 |
『忠臣蔵』が語る組織の活性化Q&A Q8.情報収集とプロパガンダ 情報戦に勝つにはどうすればよいのでしょうか。 |
Q8.情報収集とプロパガンダ 情報戦に勝つにはどうすればよいのでしょうか。 主導権は、情勢を正確かつ的確に評価し、判断し、適切な処置を取ってはじめて手中に入れられます。それには、「正しい情報」の入手が必要となります。孫子の用間篇第13には、情報収集・謀略活動の仕方として五つの方法について原理原則を示しています。 |
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2014年5月16日 2時30分 |
『忠臣蔵』が語る組織の活性化Q&A Q7.不測時の財務戦略 個々の生計の確保、準備資金の調達にはどうすればよいのでしょうか。 |
Q7.不測時の財務戦略 個々の生計の確保、準備資金の調達にはどうすればよいのでしょうか。 大石内蔵助は、赤穂城明け渡しのとき・公金配分の残金数千両を配分して、同志たちの財用としたと言われています。大石内蔵助は、公金のうち、かなりのカネを主家再興の運動資金として使ったようです。しかし、浅野人学に再興が認められなかったので、これは結局、無駄ガネとなってしまいました。大石内蔵助は、山科の畑や家財、諸品類を売り払って5万3000両のカネをつくったようです。 |
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2014年5月14日 3時58分 |
『忠臣蔵』が語る組織の活性化Q&A Q6.人材の人選と志気の維持 事業目的(仇討ち)に誰を選び、そのモラールをいかに維持するべきでしょうか。 |
Q6.人材の人選と志気の維持 事業目的(仇討ち)に誰を選び、そのモラールをいかに維持するべきでしょうか。 大石内蔵助は主家再興が受け入れられなかった場合を想定して、密かに「仇討ち」を決意していました。大石内蔵助が最も気を使ったのは「秘密洩れ」でした。これは主君・浅野内匠頭に対する「忠誠」すなわち「忠義」を全うするためです。心の底に秘めた堅い決意が宿敵・吉良.ヒ野介側や実子・上杉弾正大弼綱憲が藩主を務める上杉藩や幕府方に知られては命取りになります。敵に情報が洩れてしまっては大願成就できません。赤穂藩内部からも「敵」に内通する裏切り者が出てこないとも限りません。 |
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