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「マジカルエミ」はラスト3話が秀逸なんだよねえ
 
2016年8月16日 9時40分の記事

今日はNHK FMで「アニソン三昧」がやってて、
ぼくはほとんど聴いてなかったんだけど、
Twitterのトレンドを見てるとどの曲が流されたかわかるのがすごい(笑)。
で、「マジカルエミ」のトレンドもあって、それは聴きたかったなと。
小幡洋子さん「不思議色ハピネス」。

このあとは「マジカルエミ」のネタバレ入ります。


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スタジオぴえろ制作の魔法少女シリーズ第三段「魔法のスター マジカルエミ」。
ぴえろ魔法少女シリーズでは「クリィミーマミ」の人気が飛び抜けてると思うけど、
ぼくの中ではエミが一番です。


祖父母がマジック(手品)劇団・マジカラットを運営する香月舞(かづき まい)、小5。
今はまだ下手だけど、将来はマジシャンになる夢を持つ舞の前に妖精が現れ、
魔法を授けてくれる。
舞が魔法を使い変身した16歳(相当)の美少女は超一流のマジシャン。
その美貌とマジックに魅せられたテレビ局の小金井プロデューサーに推されるままに、
舞は憧れの伝説的マジシャン、エミリー・ハウエルにあやかり「マジカルエミ」を名乗って
大人気マジシャンとして活躍を始める――

みたいな内容なんですけどね。
基本一話完結で、舞の普段に生活や、
ぴえろ魔法少女シリーズ専属ヒーロー・水島裕さん演じる結城将をはじめ、
ぬいぐるみに乗り移った鏡の国の妖精のトポ、
家族や友達、マジカラットの団員、テレビ局の人たちのお話なんかが中心になり、
むしろエミの出番はあんまりないかもしれないな。

叙情的なエピソードも多く、OVA「蝉時雨」はその集大成だったかもしれない。
本編で印象に残ってるのは、
小金井プロデューサーの初恋のお話とか、
将が出会った落ち葉の妖精のお話とかかな。
ギャグパートの話では小金井さんの部下の国分寺がキライなカリントウを克服する話とか
(国分寺のCVが千葉繁さんというあたりでいろいろお察し可能かと思うが(笑))よかったな。


ただマジカルエミに関しては、ラストの3話が本当に秀逸なんですよ。
これは当時から言われてることで、ぼくも異論は無しです。

最優秀マジシャンに贈られる「エミリー賞」の開催が決まり、
受賞最右翼のエミはもちろん、マジカラットの若手三人も出場することになった。
若手三人は猛練習を始め、
そんな彼らを見た団長と副団長(舞の祖父母)は
自分たちの引退とマジカラットの解散を決める。

周囲に様々に変化が起こり始め、何かを感じた舞も、
祖父に「マジックを本格的に教えてほしい」と頼む。
基礎中の基礎のマジックを、何度も失敗しながら練習してゆく舞。

そんな中「エミリー賞」が開催され、
マジカラット若手三人は特別賞を取り、
エミは大方の予想通りエミリー賞を獲得。
だけどなぜかエミ(舞)に喜びはなく、まぶしいステージ上で祝福される中、
ふと見た舞台袖で特別賞を獲得して喜ぶ三人に、
手にしたトロフィーを思わず落としてしまう。

マジカラットの解散が正式に発表され、
マジカラット若手三人はアメリカへ修行へ出られることになった。
だけどその中の一人は、
舞の祖父が開こうとしているマジックスクールを手伝いたいと残ることになる。

自分の意志で選び、自分の道を歩きはじめた三人を見た舞も、
何度も何度も失敗しながら練習を繰り返す。
そして努力の末、ついに成功させたその瞬間、喜びとともに思わずつぶやく。
「舞でやる方がおもしろい!」
三人の姿だけでなく、憧れだったエミリー・ハウエルも子供の頃はマジックが下手だったのに、
懸命の努力で歴史的マジシャンにまでなったという事実を知ったこともあり、
魔法で何の苦労もなく大マジックを成功させるエミに違和感をおぼえていた舞はそのことに気づき、
そしてさらにもう一つのことにも気づき、再度つぶやく。
「魔法、返そうかな…」
エミが自分の夢がかなった姿であっても、そのことに気づいた以上、魔法はもういらない。
「返そう!魔法、返そう!」

そう決めた舞は、一人静かにマジカルエミの「引退」の日を過ごす。
他の人たちにとってはいつもの日。
だけどエミは一人ずつにひそかに別れを告げ、
最後のステージを勤め上げた後、静かに消えていった。

誰もいないステージで舞は、魔法を返してもらい、鏡の国へ帰って行ったため、
ただのぬいぐるみに戻った「トポ」を前に、おぼえたてのマジックを見せて、そして涙する。
「黙って帰っちゃうなんてひどいよトポ…」
声を殺して泣く舞だったが、迎えにきた将に涙を拭くと、雪の降る中、走りながら家路につく。
トポのぬいぐるみを抱きしめ、笑顔をもって――。


ダイジェストでザッと書いたけど、ラスト3話のあらすじはこんな感じです。
もちろん本編を観てもらわないと本当のおもしろさは伝わらないと思うけどね(照)。

ぼくはそれほど魔法少女モノを観ているわけではないけど、
自分の意志で魔法を返したのってエミしか知らなくて、すごく印象に残っています。

あとエミが誰にも知られずに消えてゆくという演出も好きだったな。
リアルで考えると大変迷惑ではありますが、そこはそれということで(笑)。.
マミはコンサートで大々的に(?)消えていく演出で、あれもよかったけど、
ぼくの好みとしてはエミの方なので。

エミの正体も本当に秘密のまま、舞本人以外は誰も知らずに終わったのも、
どこか切なく悲しく、そしてあたたかくて。
ラストの舞の笑顔のストップモーションがその気持ちを強めてくれるんだよなあ。


ぼくももちろんエヴァンゲリオンみたいに圧倒的な作品も好きですが、
エミは丁寧に丁寧に作り込まれている印象があります。
芸術家の大作ではなく、職人による秀作というか。
そしてぼくはそういう作品が大好きなんですよね。
「ガンスリンガーガール」(一期)もそんな感じだし、いま放送してるのだと「くまみこ」もそんな印象。
だから好き(笑)。


しばらく本編観てないからいろいろ間違ってたらすいません(照)。
でもホントに好きだっていうのは証明できる。
なぜなら買っちゃったからね、全話LD(笑)。
LDですよLD、レーザーディスク(笑)。
他にも「Zガンダム」と「バイファム」は買いました、全話LD(笑)。
これは結構「好き」の証明になるでしょう?(笑)

でも実はエミは1985年の本放送は観てないんですけどね(照)。
次の年にやってた再放送でハマったものですから。
しかし「Zガンダム」もだし、ぼくの中では1985年って大きな年なんですよねー。
アニメ関係だけでなく私生活(?)でも奇妙に重要な年になっています。


どっかで再放送やらないかねー。
ケーブルもいいけどTOKYO MXさんに期待だ(笑)。


そしてどんな媒体でもいいから、舞が「マジカルマイ」になったのかどうか、知りたいなー。

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