| 2013年7月21日 11時0分 |
| G?中京記念 |
| 今週はサマーマイルシリーズ第１戦、Ｇ?中京記念。 昨年から新たなサマーシリーズが設けられ、関屋記念（新潟）、京成杯オータムハンデ（中山）と本大会の３レースでポイント制によりチャンピオンを決める。優勝賞金は3000万円。ちなみにサマースプリントとサマー2000は賞金4000万円。 まず、先週の函館記念。トウケイヘイローは、ロケットスタートで先頭に立つと競りかける先行馬もなく、そのまま2000メートルを押し切り、前走の鳴尾記念に続き、今回も鮮やかな逃走劇で優勝。以前は短距離を中心にレース展開してきたが、中距離へ移行して花が開いた感じ。 1000メートル通過は鳴尾記念より１秒６も速い58秒８。なのに末脚は鈍らず、直線では有力馬を引き離す強い競馬。次走の札幌記念が楽しみ！ １番人気のエアソミュールは、前走の巴賞と同じ５番手から。良いポジションを取りながらラストは伸びを欠き10着。巴賞の内容から複勝を外すとは。 敗因を考えるに、前走のラップがきつかったことと５戦してすべて着外という結果から、2000メートルの距離かな。逆にアンコイルドは得意の2000メートルに戻り、スタートから勝ち馬の流れに乗り２着を確保。もちろん内枠だったことが大きな要因の一つ。競走馬にも適材適所があることを改めて実感。 さて、本題の中京記念といえば荒れる代名詞。 2004年には馬単20万円。2007年から３連単は20万円以上を継続中。中でも2010年には３連単250万円という高額配当も。ひとえに７歳、８歳、９歳の長老が奮起して波乱を演出していることが特徴。今年も８歳馬２頭に７歳馬１頭が参戦。ただし若手の４歳馬が出走ゼロとは寂しいかぎりのメンバー構成。 まず有力馬の分析から、昨年のＧ?ヴィクトリアマイル２着、夏の関屋記念１着と左回りの実績からも、このメンバーではドナウブルーが一枚上。 ただ、今回は斤量56キロの牝馬には重いハンデ。それと時計のかかる今の中京の馬場がどうか、心配な点もある。 リルダヴァル……左よりは右回りが得意で、マイルより1800メートルがベスト。不安要素はあるが、実力は上。 フレールジャック……ディープ産駒にしてはマイルの瞬発力に欠ける。距離ベストは1800。ただ、今の中京の馬場が味方になるかも。 ３頭の実力馬に不安要素があるだけに、絶好調のワイズリーやシャイニーホーク。それに昨年の覇者フラガラッハ、格下のランリョウオーにもチャンスありと読む。今年も例年に漏れず波乱の予感！ 銀ちゃんの大穴予想は本文を見てね。 |
 |
[続きを読む]  |
|
| [コメント (0)] [トラックバック (0)] |
| 2013年7月14日 11時0分 |
| サマー2000シリーズ第２戦、Ｇ?函館記念 |
| まず先週の七夕賞は、穴の軸馬も展開の読みもバッチリ。だが、ツメが甘かった。軸のタガノエルシコ14番人気は、京都の内回りを得意にしているので、福島は良さそうな気がしたが、ドンピシャ！ 直線後方からインを鋭く伸びて３着。２番人気ダコールも同じような位置にいながら直線外に持ち出した分、届かずの５着。失敗の蝦名とは対照的に、地元の声援に応え、インを狙った田辺の好騎乗が光った。 そこまでは良かったが、２着に入ったトレイルブレイザーを悩んだあげく、最終的に消してしまった。……残念。 それにしても勝ったメイネルラクリマは強かった。マイル戦ではパンチ不足でイマイチだったが、長期休暇明けから、ここへ来て本格化した感じ。サマーシリーズのチャンピオンになるかも。……次回が楽しみ！ それから悪いお知らせ。名馬デュランダルが７月７日、七夕の日に天に召された。北海道日高町で今年も42頭の種付けを行うなど、将来有望な種牝馬だったのに残念。Ｇ?スプリンターズＳ、Ｇ?マイルチャンピオンシップなどＧ?３勝を上げ、ディープインパクトが出現するまではサンデーサイレンスの最高傑作とまで言われた名馬。ディープのマクリに対し、デュランダルはどん尻強襲一辺倒の豪脚で観客を魅了した。記憶に残るサラブレッドとして心より冥福をお祈りします。それと幾多の感動をありがとう。 名馬が去りゆく中、今月８日、９日と国内最大の競り市「セレクトセール2013」が北海道苫小牧市で開催された。 人気はやはりディープインパクトの子どもたちに向けられ、１億円超の価格で落札されたり、最高値は２億４千万円の盛況ぶり。ここにもアベノミクス効果か。新たなヒーローを求めて戦いが始まっている。 さて本題の函館記念。 前哨戦の巴賞を圧勝したエアソミュールが中心。ハイレベルの鳴尾記念を勝ったトウケイヘイローを前に見ながらピッタリマーク。５、６番手に付けるエアソミュールをマークする形でほかの人気馬が続くのでは。 今回は先行馬も多く、トウケイヘイローが前走のようにスンナリ頭を取れるかどうか。それによって波乱の目も。差し脚もあるトウケイヘイローが、４、５番手に控える競馬をしたときに起きるかも。 前を行くイケドラゴンとコスモラピュタが飛ばして大きく離したら、底力のあるコスモラピュタが難しくなる。早めに仕掛けたときに、漁夫の利があるとすれば、この馬。 今回はその漁夫の利の馬を軸にしているので、本文を見てね！ それから、サインがあるとしたらアスカクリスチャン。名馬に赤ちゃんが入り、去年の今頃も上野のパンダに赤ちゃんが誕生して話題になり、七夕賞を14番人気で勝っている。 今年も競馬の母国イギリスでウィリアム王子の赤ちゃん誕生のお祝いムード一色。一度あったことは二度あるか、サイン馬券。 本文から軸馬見てね！ |
|
| [続きを読む] |
|
| [コメント (0)] [トラックバック (0)] |
| 2013年7月7日 11時0分 |
| 【七夕賞】予想 |
| 今週からサマー2000シリーズの始まり。 Ｇ?七夕賞（７月７日）、Ｇ?函館記念（７月14日）、Ｇ?小倉記念（８月４日）、Ｇ?札幌記念（８月18日）、Ｇ?新潟記念（９月１日）の５レースでポイント方式により優勝が決まる。 昨年は函館記念１着（10ポイント）と新潟記念１着（10ポイント）のトランスワープが合計20ポイントで優勝。賞金5000万円をGET！ まず先週のラジオNIKKEI賞を振り返る。 福島開幕から大波乱の決着。１番人気のガイヤースヴェルトは15着大惨敗。５ハロン通過60秒５の、開幕週にしては遅い流れを中段からの競馬で直線はズルズル後退。先行して流れに乗ることがこの馬の持ち味なのに、内田はサッパリ。宝塚記念で魅せた攻めの騎乗はどうしたのか。 ２番人気のインプロヴァイズも父ウォーエンブレムの血であるかかり癖が出て惨敗。その内田と戸崎を尻目に８番人気の伏兵を見事優勝に導いたのは、45歳のベテランジョッキー、横典。もともとギャンブル性の高い騎乗ぶりは有名。一瞬の脚しかないケイアイチョウサンを最後方からイン強襲の快勝劇。福島のような小回りコースでは、インはロスが少なく経済コースだが、ゴール前は詰まることも多く、開くかどうかは一か八かの大きな賭け。今回は、そのバクチ騎乗が見事にハマったケース。 さて今年の七夕賞は、七夕当日に開催される。過去に３回（1985年、1991年、2002年）あるが、６番人気→13番人気、６番人気→２番人気、３番人気→４番人気と、いずれも１番人気が連対していない。 それもそのはず。1979年〜2004年まで、１番人気の馬が26連敗という、いわく付きのハンデ戦。今年も混戦必至のメンバー構成なので荒れる予感。 先週のラジオNIKKEI賞は、インから伸びた馬が1着、2着、3着を独占。外が思ったより伸びず、今週もインねらいか。 人気馬ダコールは、小倉・福島でも結果を出しているので、小回りは問題ないが、大外から届くかどうか。蝦名はインをねらってくるかも。 函館スプリントを勝ったパドトロアなど、夏になると一変して活躍する馬がいる。今回出走するエクスペディションも、その夏馬。主に小倉を得意にしているが、福島も良い感じ。昨年は５カ月の休み明けで８着だったが、今年は鳴尾記念を叩いての出走。 宝塚記念（ゴールドシップ）、ラジオNKKEI賞（ケイアイチョウサン）、そして今週エクスペディションが勝てばステイゴールド産駒の３週連続重賞Ｖ！ ほかにもドバイ帰りの実力馬トレイルブレイザー。福島民報杯で強い勝ち方だった重巧者マイネルラクリマ。休み明けの前走がまずまずだった実力馬ナリタクリスタル。 今回不気味なのが、休み明け４戦目のユニバーサルバンク。２週続けて伸びのあるフットワークで具合上昇。ただ、気になるのは鞍上の吉田豊。先週はイマイチ物足りない騎乗だったが、馬の状態が良いのでうまく誘導すれば一発あるかも！ 銀ちゃんの最終予想は本文を見てネ！ |
|
| [続きを読む] |
|
| [コメント (0)] [トラックバック (0)] |
| 2013年6月30日 11時0分 |
| 【ラジオNIKKEI】予想 |
| 上半期のＧ?レースも終わり、いよいよ夏競馬本番！ 中央からローカルへ移動して、福島ではＧ?ラジオNIKKEI賞（芝1800）、中京はサマースプリント第２弾Ｇ?CBC賞が行われる。 まず、先週の宝塚記念を振り返る。良馬場だが、タフな芝コンディションで、上がり800メートル50秒４。600メートル38秒０という過去10年で最も上がりを要する消耗戦。栄冠に耀いたのは、スタミナ豊富なゴールドシップ。１番人気のジェンティルドンナは重い馬場に泣かされ、いつもの切れがなかった。今秋予定している凱旋門賞（フランス）は、今回以上の消耗戦になることも多く、ジェンティルドンナにとっては課題を残す結果となってしまった。 それにしても私の読みどおりに事が運び、ダノンバラードは大健闘の２着。シルポートがリードを広げたとき、３強は動けないが、川田なら行けると読んだ。ダノンバラードが３強に割って入るには、あの戦法しかない。川田騎手の思い切りの良さが好結果につながり、それを見越して川田を使った池江調教師はただ者ではない。ちなみに私の予想で、ダノンバラードを軸にしたのは当たりだが、２着ではなく３着固定だった。残念……トホホ。 さて、福島競馬開幕のＧ?、ラジオNKKEI賞。夏の最重要レースとして数々のＧ?馬を輩出している。春のクラシックには無縁だった馬が、この大会をステップに秋のクラシックで活躍するケースも多い。この10年間を見ても、４頭のＧ?馬を送り出し、中でも2006年の２着馬ソングオブウインドは菊花賞馬に耀いている。 今年も春の重賞レースで勝ちきれなかったメンバーが集結、混戦模様。本来ならＧ?NHKマイル３着の実績からもフラムドグロワールが一歩リードして中心的な存在なのだが、１カ月の間にＧ?レースを２度走った馬は反動が大きく不安。もう少し休ませるべきと思うが、よほど状態が良いのかも。ほかにも毎日杯２着のガイヤースヴェルト、きさらき賞３着のアドマイヤドバイ、NHＫマイルで末脚が光ったシャイニープリンスなど。 なかでも昨年の優勝コンビ、堀厩舎と戸崎圭が連覇を狙うインプロヴァイズに注目が集まっている。 今年は２年連続優勝馬を出しているディープインパクト産駒が１頭も出走していないのが残念だが、注目馬意外にも伏兵馬も多く、見所満載。 銀ちゃんの軸馬はどの馬か、本文を見てネ、よろしく！ |
|
| [続きを読む] |
|
| [コメント (0)] [トラックバック (0)] |
| 2013年6月23日 11時0分 |
| 2013年上半期・最後の大一番 第54回宝塚記念 |
| 今年は４強のそろい踏み決戦が早くから話題になり、恐れをなしたのかエントリーした馬は12頭と例年より少ない。直前にはファン投票ダントツのオルフェーヴル回避という残念な知らせも届き、楽しみは少々薄れたが、日本最上位の戦いであることは、まちがいない。 まず、シルポートが参加してくれたことで、レースにメリハリができ、主力馬が全力を出せる環境になったことは喜ばしいかぎり。Ｇ?レースを盛り上げるには、シルポートのような常に前向きで結果を恐れず先導してくれるリードホースマンは必要不可欠。ＪＲＡは、シルポートが引退するときに功労賞をあげたらいいだろう。 ３強の分析から、良馬場の瞬発力勝負ならジェンティルドンナ。前走は先行して大外を回わらされる苦しい展開で、最後は息切れしての２着。思うような競馬ができなかった反省を踏まえて、今回はフェノーメノとゴールドシップより後の位置で２強を見ながらタメる競馬をするのでは。 次にゴールドシップは、前走の敗因を踏まえて、フェノーメノをピッタリマークする形で中段より前にポジションを置き、フェノーメノの追い出しを待って仕掛けてくるのでは。 次にフェノーメノは２強からマークされることは百も承知でマイペースの競馬をするだけ。シルポート、ナカヤマナイトの３番手で折り合いを付けながら直線を向いたら早めに仕掛けてくるかも。 今回の第一のキーポイントは、先行するシルポートが前半のラップをどう刻むか。前半の入りが速ければゴールドシップにとってきつく、ジェンティルドンナとフェノーメノには有利に働く。逆に前半の入りが緩ければゴールドシップに有利。 第二のキーポイントは、ナカヤマナイトの出方。シルポートの２番手で力を貯えるか、それとも途中から遅いとなれば、思い切って先頭に躍り出て、リードを広げてくる可能性もある。波乱があるとすれば、この展開か！ 岩谷は教訓が気にしみているハズ。2011年の大会で、アーネストリーにまんまと逃げ切られ、ブエナビスタの剛脚を持ってしても届かなかったことを！ このとき３強は、武は、どう動く！！ 伏兵は居るのか！！ 銀ちゃんの予想馬券は本文を見てね。 |
|
| [続きを読む] |
|
| [コメント (0)] [トラックバック (0)] |
前の5件 次の5件
