初夢(用語解説) | |
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2010年1月1日 22時6分の記事 | |
【初夢】 これは、「はつゆめ」と読みます。 年のはじめに、見る夢のことです。 お正月の最初に見る夢のことを意味します。 基本的には、元旦になってから(初詣をして)一月一日の夜に眠り、そこで見る夢のことです。 元旦になってから眠った人にとっては、元旦の朝が初夢です。 午前零時を過ぎて眠った方も、まだ、初夢には間に合いますのでご安心ください。 また、大晦日の内に眠ってしまった人は、正月二日の朝に見た夢を初夢としています。 『一年の計は元旦にあり』 ということで、元旦に一年の計画(夢)を立てますが。その計画を夢を見て、実現することが、最も縁起の良いとされる夢になります。 古くは、冬至に見る夢も、節分に見る夢も、初夢と呼んでいました。 それは、冬至、正月、節分の三回の夢で、初夢の内容を判断したからです。 播磨陰陽道では、どの日に見た夢を初夢と呼ぶかの混乱をさける為、重要な日は、かならず日付をまたいでから、眠りにつきます。 そして、冬至と、正月と、節分に見た三種類の夢をメモして、判断したのです。 よく、新暦と旧暦の関係を質問されますが……今は、新暦を採用しています。 と、言うのは、新しく作られた暦も、百年以上使われると効力を持つからです。 また、初夢に縁起の良いとされる、 「一富士二鷹三茄子」 ……これは、大願成就のことを意味しています。 昔の大願成就は何かと申しますと……なんと、仇討ちの大願を成就することだったのです。 一は富士、富士の裾野は曽我兄弟の仇討ち。二は違え鷹の紋。赤穂浪士の仇討ち。そして三に名をなす……の『なす』のところが茄子に変化しただけで、元々は、 「三に名をなす伊賀上野」 伊賀上野の仇討ちをことを意味していました。 これら仇討ちは、めったに成就しない大願でした。 今では、めったに見ない種類の大願を成就する夢を見れば、それはそれは縁起も良いことでしょう。 間違っても宝くじごときを大願成就だとは思いませんように……。 -------------------- ご購読・応援ありがとうございます。 今回の播磨陰陽師☆雑記はいかがでしたでしょうか? 喜んでいただけましたら、これらのアイコンをクリックして応援いただけると嬉しいです。 ←投票ポチッ♪
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