拍手(用語解説) | |
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2010年1月16日 0時0分の記事 | |
【拍手】 これは、「かしわで」と読みます。 拍手は、神前での作法のひとつです。 拍手の作法では、両手を打って、音を出します。 神社の参拝での基本は、二礼二拍手一礼です。 この基本の「二拍手」の部分を「拍手」と呼びます。 また、神社や地方や、祭りの性質によって、四回とか、八回とか手を打つ場合があります。 これは、その地方や、儀式の性質等の基本に従う必要がありますので……儀式の前の指示に従うか、尋ねるて従います。 もし、特別な場合でなければ、基本の参拝に従い、二礼二拍手一礼を行ってください。 拍手の語源は、諸説あります。 播磨陰陽道では、神前に食事を運ぶ時、かしわの葉にのせて運ぶと伝わります。 かしわの葉に乗せた神饌(神の食事)を運んだら……担当の者が手を打ち、神とまわりの人々に、それを知らせます。 その時の担当の者を「膳部《かしわべ》」と呼びます。 そして、膳部がたたく手を、拍手《かしわで》と呼ぶそうです。 やがて、それは、神に祈る時にも行われるようになりました。 そして、現在に至るのです。 神道祭祀の基本の拍手は、左右の手の先を合わせませんが……播磨陰陽道では、合わせて行います。 拍手には、短手《みじかて》、長手《ながて》、八開手《やひらて》、偲手《しのぶて》などのさまざまな技法がありますが、これらについては、おのおのの用語解説で……。雁多記す。 ご購読・応援ありがとうございます。 今回の播磨陰陽師☆雑記はいかがでしたでしょうか? 喜んでいただけましたら、これらのアイコンをクリックして応援いただけると嬉しいです。 ←投票ポチッ♪
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◆この記事へのコメント(投稿順) | ||
1. 裕子 2010年1月25日 11時37分 [返信する] いろいろ勉強したいです。連絡先しりたいです
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