福をもたらす七福神講座・第1回 | |
[福をもたらす七福神講座] | |
2018年8月23日 19時0分の記事 | |
? はじめに これからはじまる「福をもたらす七福神講座」は、2008年7月11日に大阪で行われた「七福神講座」のマニュアルに加筆してお伝えいたします。 さて、七福神は、仏教の神ではありません。 しかも、日本古来の神すらありません。 ですので、古事記等の神話に、七福神の神々は登場しません。 ですが……播磨陰陽道では古来から、この七福神に祈って、様々な幸福を得て来ました。 基本的な七福神は、日本の神々と、外国から来た神々が、習合したものです。 「習合」と言うのは、複数の神仏が、ひとつになった姿のことです。 また、七福神は……
時代や地方によって、同じ神でも、その内容や姿が微妙に異なります。 現在、最もポピラーなのは、恵比寿天・大黒天・弁財天・毘沙門天・寿老人・福録寿・布袋の七柱の神を「七福神」と呼んでいます。 ですが、吉祥天などの女神が入っている場合や、恵比寿天・大黒天以外の神々の内容がすべて違う七福神など、様々あります。 大黒天を例にあげると、青年の姿である時や、少年期や……皆さんが、ご存じの老人の姿まで、様々な、お姿があるのです。 そして、七福神には、宝船が付き物です。 これは、初夢に関係した祈りの一種ですので、本来、宝船に乗っていたものではありません。 また、あまり知られてはいませんが、宝船の後ろ側には、鬼が乗っていることが多いです。 宝船が去ると、「来年、また来る」と言うことになりますので……去って行く後ろ姿に「来年のことを言うと鬼が笑う」と言う意味で、笑う鬼が乗っているのです。 しかも、この鬼、両手に扇子を持って、踊っていたりもします。 古くから、夢を操る播磨陰陽師たちは……夢の世界に起こる現象として「七福神」を、とらえていました。 そして、七福神の行法などを通じて、めでたい物事を祝っていたのです。 この続きは、第2回「宝船の由来は?」へ。 福をもたらす七福神講座 もくじ▶︎次の話 = LINK = 【播磨陰陽師☆メールマガジン】 メールでご案内をおとどけいたします。 【Facebookページ】 新しい情報をご覧いただけます。 【LINE@】 はじめました(ID=@zra8295s) | |
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