第5話 「夢の種類について」 | |
[夢の構造講座] | |
2018年9月19日 19時0分の記事 | |
第1回・夢の構造講座 第5話 「夢の種類について」 夢には、「ただの夢」と「ただならぬ夢」とがあります。 夢の多くは「ただの夢」です。 つまり、普通の夢です。 この普通の「ただの夢」と言う種類の夢は……例えば、電車に乗っているだけの夢とか……例えば、大量の物体が登場する夢と言った夢のことです。 また、知っている人達と、いつもと同じような日常のシーンを見ている夢と言った場合も含まれています。 これらの夢は、「記憶の整理」と呼ばれる種類の夢です。 「記憶の整理」と呼ばれる夢は……起きている時に見た物事や、聞いた物事を……眠りの世界で整理している現象です。 脳は、記憶した物事を整理しなければ、適切に処理することが出来ないのです。 記憶の整理に関する夢には……人によって傾向は違いますが……大量の物体を見る傾向があります。
電車に乗る夢を見るのは……車窓から見る景色が……大量の物体だからです。 また、デパートなどの売り場にいて、ショッピングしているような……これもろ、やはり大量の商品と言う「物体」を夢の中で見ているのです。 日常生活のシーンを見る時も……なぜか、室内に……大量の物体を見る場合が、とても、多い傾向があります。 これらの夢は……夢の種類のほとんどを占めます。 しかし、目覚めてから、記憶に残っていないことが多い為、 「夢は見たことがない」と言う印象を作り出してしまうのです。 ですが、よくよく尋ねてみると、「確かに、無意味な夢を見ていました」と言っては……この種の、大量の物体を見ていたことを話し出すのです。 これら「記憶の整理」と呼ばれる夢は……脳の機能のひとつです。 当然、誰でも見ています。 これらの夢のことで、「その夢に、どのよう意味があるのですか?」と尋ねられると、「日常の状態を整理し、記憶を最適化する為の、脳の機能のひとつです」と答えます。 この種類の夢は、無意味な夢ではありませんが……期待するほど大きな意味などない夢なののです。 また、「記憶の整理」以外で、「ただの夢」に属するものは、伝承に「ただ心の思うままに、見る夢あり」と伝わっています。 例えば、欲望などを見る夢です。 伝えには、「性的な夢は、この類が、極めて多い」とあります。 また、空腹になったので見る夢は、食べ物や、お腹が空いてウロつく夢です。 空腹過ぎると、自分の指を食べる夢を見ることもあります。 トイレに行きたくなったので、その夢を見る……と言う場合もかなり多いです。 しかし、このような夢の場合、「空腹なのに、何も食べることが出来ない」とか、「行きたいのに、トイレが機能しておらず、また、行くことも出来ない」と言う場合も多いです。 これらは、「生理的な欲求が満たされない為、目が覚める」と言った現象です。 眼が覚める必要がある為、欲求が満たされないのです。 眠っていて、近くで大きな音がして驚いた場合も、夢を見ます。 この場合に見る夢は、奇妙な夢が多いです。 しかも、眠っていた時に聞い為、大きな音は記憶はなくなっています。 そのことから、大きな音を聞いたと言う記憶より、奇妙な夢の方の記憶が鮮明になり、 「不思議な夢を、見たなぁ」としか思えなくなっているのです。 多くの奇妙と思える夢の中には、このような、原因を忘れてしまっているだけの場合が、多くみられます。 もちろん、意味そのものも、なかったりするのです。 夢の構造講座 前回の話◀︎[もくじ]▶︎次の話 この記事のキーワードは「ただのゆめ」です。 | |
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