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第二十二話 「人が神と呼ぶもの」 (近世百物語) |
2009年6月15日 14時0分の記事 |
◎近世百物語・完全版 第二十二話 「人が神と呼ぶもの」 「神」としか呼ぶことの出来ない存在、「神」という言葉でしか表現出来ない存在に出会うことがあります。 宗教に傾倒している訳ではないので……それが何々という神聖な名を持つ神で、 「その神の言葉を聞いた……。」とか、 「その神の姿を目にした……。」と、言うつもりはありません。 人が「神」と呼ぶ存在は……人の都合によって歪められ、表現されることが多いのです。それは実在の「神」と呼び表される存在には無関係だと思います。 「神様」と呼ぶのも間違った表現であるようです。 「神」は「かみ」と呼ぶのが正しく、「神」と呼ぶ表現が最高の敬称です。 ですから、「神」と呼ばれる敬称に、本来、人間に与えられるハズの敬称であるべき「様」を付けて呼ぶのは……意図せずに卑しめているようで、正しい表現とは呼べないと伝わっています……とは、言うものの、つい「神さま。」と言ってしまうのは、人の世の常ですが……。 前置きが長くなりましたが……その「神と呼び表す。」しか手段のない存在に、何度か出会ったことがあります。 始めて出会ったのがいつなのか、明確には、覚えていません。 物心がついた頃から、すでにその存在に出会っていたようでもあり、随分成長してから……始めて出会ったような気もします。 ただ、その存在に接触すると……その情報量の多さと複雑さに記憶が混乱し……人間の時間という概念で記憶し把握することが、困難になりました。 つづきをご購入いただけます(200円) 購入方法はこちら ※今回著者は、言葉や概念が複雑すぎたと記しています。 |
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[カテゴリ:近世百物語・完全版] |
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