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第24話「悲しみの欲」(不幸のすべて) |
2009年6月13日 2時0分の記事 |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第24話「悲しみの欲」 前回、強い欲望が……様々な不幸を生み出します……と書きましたが……ここで説明している「七情」は、本来は、欲望ではありません。 それは、人の心にある感情を意味しています。 この七情の中で……悲しみの欲は、強い悲しみの感情に付随するものです。 悲しいと目に涙が出ますが……これは何も悲しい時だけでは、ありません。クシャミやアクビをした時に、自然と出る涙もあります。嬉しい時に、目から出る涙もあります。また、誰かが……目に涙をいっぱいに溜めているのを見ると……つられて、涙が出てくることもあります。 もちろん、悲しい時は、かなり大量の涙が出ます。しかし、涙が出ないほど悲しい場合もあります。 人は、わざわざ悲しむ為に、映画を見たり、小説を読んだりします。これは、「かわいそう」だと思う出来事や、物語に出会って……自分が、かわいそうでないことを、実感する行為にすぎません。これが「悲しみの欲望」なのです。 人は実感出来ることを体験すると、 「自分が生きている。」と言う気がして来るようです。 しかし多くの人々は、実感する必要もなく、実際には生きているのです。 これについては、 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:不幸のすべて] |
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