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第四十三話「デパートの怪」(近世百物語) |
2009年7月6日 14時0分の記事 |
◎近世百物語・完全版 第四十三話「デパートの怪」 高校生くらいの時ですが……市内のデパートへ遊びに行くと……たしか、呉服売り場でしたが、 「番頭さん、番頭さん。」と叫ぶ、老夫婦を見ました。 デパートで「番頭さん」とは……もう、そんな時代でもないのですが……ひたすら叫んでいます。 しかし、誰も、その老夫婦に対応することすらないのです。それ見て、とても不思議に感じました。 その老夫婦は、着物を着ていました。そして、まるで時代劇で見るような、ちょっと古風な髪形でした。祖母が、日本髪を結っていたことがあったので、そんなに不自然には感じませんでした。しかし、まわりの人が無視しているのを、とても、不思議に思ったのです。 ふと、 「ああ、この二人は、幽霊なのか……。」と思いました。 「……にしては、うるさい幽霊だな……。」と思いながら、見ていると、その場でかき消すように、姿が見えなくなりました。 デパートと言えば……ある時、デパートの階段で、「グリコ」で遊ぶ子供を見ました。「グリコ」は……子供が良くする……ジャンケンをして「グリコ、チヨコレイト、パイナツプル……。」と進む、アレです。 つづきをご購入いただけます(200円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:近世百物語・完全版] |
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