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第四十六話「壊れて行く機械」(近世百物語) |
2009年7月9日 14時0分の記事 |
◎近世百物語・完全版 第四十六話「壊れて行く機械」 以前……私が、原因不明の病気で入院していた時……看護師の持っている医療用携帯端末の通信が、頻繁に切れることがありました。 看護師は、いつも私のそばで、 「また、データを送ることが出来ない……。」と言っていました。 何回か……メーカーの技術者が、調査に来ました。 それでも原因は、分からなかったらしく……ある日、機材を抱えた技術者が、何人もやって来ました。 そして、私のベッドのまわりの電波の受信状況を、丹念に計測して行きました。 その結果、 「原因は不明ですが、院内でこの場所だけが、受信感度50%以下に落ちます……。」と、言いました。 その場所に寝ている私は、 「不思議なことも、あるものですねぇ……。」と、だけ、答え……にが笑いしました。むこうも、首を傾げていました。 そう言えば、病室のテレビのリモコンがきかなくなったり……突然、音声が小さくなったりし続けていますが……あまり、気にしていませんでした……。 私のまわりで起きる不可思議な現象を……いちいち気にしていては、キリがありません。 「常に機械は、誤動作するもの。」と、いつも思っています。 つづきをご購入いただけます(200円) 購入方法はこちら |
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[カテゴリ:近世百物語・完全版] |
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