幽魂安鎮秘事(用語解説) | |
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2009年10月3日 20時46分の記事 | |
【幽魂安鎮秘事】 これは、「ゆうこんあんちんひじ」と読みます。 幽魂安鎮秘事は、神仙道《しんせんどう》系の祝詞・祭文の一種です。特に、これは「秘事《ひじ》」と呼ばれています。また、「秘詞《ひじ》」と書くこともあります。そして、 「幽魂《ゆうこん》、安鎮《あんちん》の秘事《ひめごと》」と呼ばれることもあります。微妙に違う、さまざまな呼ばれ方をしていますが……これらはすべて同じものです。どの系統から来て、どのような使われ方をして来たか……によって、微妙に文字の使い方や、呼び名が異なります。 さて、この幽魂安鎮秘事は……祓いや、祈りに使われる祭文の一種です。 たとえば、祓詞《はらえとば》や、大祓祝詞《おおはらいのりと》のようなものは、もっぱら祓うことに集中するものですが……この幽魂安鎮秘事は、そうではありません。 どちらかと言うと、先祖供養のような時に使われることが多くなります。 ……ですので、仏壇や、墓場や、祠であげることが多くなります。 それは、この祭文が……産霊玉《うぶたま》の神の掟によって……霊的なものを奉り上げ、守ってもらうための契約文だからです。雁多記す。 ご購読・応援ありがとうございます。 今回の播磨陰陽師☆雑記はいかがでしたでしょうか? 喜んでいただけましたら、これらのアイコンをクリックして応援いただけると嬉しいです。 ←投票ポチッ♪
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