天国(用語解説) | |
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2009年10月25日 2時0分の記事 | |
【天国】 これは、「てんごく」と読みます。 天国は、日本でのキリスト教の用語です。 天国を辞書で引くと、 「神・天使などがいて清浄なものとされる天上の理想の世界。キリスト教では信者の霊魂が永久の祝福を受ける場所を言う。あるいは、天堂《てんどう》、または、神の国のこと。」とあります。 人が死ぬと、 「天国へ行った。」と、言われますが……それは、 「その人が、キリスト教の信者であるならば……。」と言う前提に、基づいてのことです。 そうではない人が死んだとしても……天国へ行くことは、ありません。 天国は、無神論者や異教徒は、けして入ることが許されない……と言われる厳密で神聖な場所のようです。 ……ですので、 「死んだら誰もが天国へ行ける。」と思うことは、ただの幻想にすぎません。 また、 「天国が良い場所である。」と思い込んでいるのも幻想のようなものです。 地獄は悪で、天国が善である……と言う二極的な考え方をするので、 「死んだ後、天国へ行くこと善人であることの証拠である。」と思い込むのです。 問題は、天国に行くことではなく、 「生きている時に、どのように善人でいるか……。」と、言う部分だと思います。雁多記す。 ご購読・応援ありがとうございます。 今回の播磨陰陽師☆雑記はいかがでしたでしょうか? 喜んでいただけましたら、これらのアイコンをクリックして応援いただけると嬉しいです。 ←投票ポチッ♪
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◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. たなすえ 2009年11月2日 19時7分 [返信する] [「キリスト教信者であるならば……。」という前提に、基づいてのことです。]は、完全にその通りとされています。その他「神の国」とか「天界」とも言ったりします。 しかし、[無神論者や異教徒は、けっして入ることが許されない……と]のことですが、あるキリスト教派の一部には、例え異教徒であってもその信仰(神)にあって、他の人々のために生きることにあるものは、天の御国に行けるとするものもあります。逆に例え、キリスト教信仰者や聖人であっても、必ずしも天国にいるとは限らないということのようです。ですから、天国に行くことはすごく大変らしい………。
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