2009年8月25日 2時0分 |
第96話「幸福と不幸のゲームの概略」(不幸のすべて) |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第96話「幸福と不幸のゲームの概略」 前回は、 「では、あと残り僅かですが……それらの戦略について、少し明らかにしながら……この、あなたが幸福になる為のゲームについてを、明らかにしようと思います……。」と言うところでした。今回も、この続きです。よろしくお願い致します。 あなたが幸福となる為のゲームは……古くから「招福双六《しょうふく・すごろく》」と呼ばれていました。 これを「祥福《しょうふく》」と言う字で、書くこともあります。 「祥福」は、めでたいことや、幸《さち》を意味する言葉です。 「双六」は、単にゲームであることを意味しています。 そして、これは……「調伏双六《ちょうぶく・すごろく》」と呼ばれる物と、セットで存在するゲームです。 「招福双六」は、表のゲームです。 そして「調伏双六」は、裏のゲームになります。 表のゲームである「招福双六」をしながら、目に見えない裏側の「調伏双六」をプレーすることが……このゲームの基本になります。 この「招福双六」は、賭けをしながら行われます。 普通、物を賭ける賭博《とばく》行為は、違法行為ですが……こちらの賭博は、金品を掛けたりしませんので、違法ではありません。 その代わり、プレーヤーの持っている……幸福や不幸を、金品の代わりに賭けています。 ……ですので、違法な賭博行為には、なりませんが……こちらの方が、違法性の高い賭博行為より、恐ろしい行為かも知れません。 しかし、少し考えて見てください……。 あなたの人生は……あなたの意志とは無関係に、幸福や不幸を繰り返しています。 そして、あなたが、それを知ろうと、知るまいと……常に、あなたの「命」がその賭けに使われています。 それは、なぜでしょう? つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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2009年8月24日 2時0分 |
第95話「劣等感と優越感と不幸にならない為の基本ルール」(不幸のすべて) |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第95話「劣等感と優越感と不幸にならない為の基本ルール」 前回は、 「これは……劣等感と、優越感の関係のようなものです……。」と言うところでした。今回も、この続きです。もう、残り僅《わず》かですが……よろしくお願い致します。 さて、多く人の心は……常に、劣等感と、優越感の間を行き来しています。 この劣等感と優越感は、ひとつの心の裏表《うらおもて》のような存在です。 そして、そのどちらに、エネルギーが流れるかによって……人の心の動きそのものが変化します。 これは、ちょうど……浜辺に打ち寄せる、波の動きに似ています。 その波の動きの中に……差別と、偏見が、生まれます。 差別は……もともと、区別することや、けじめを意味していました。 人を差別する意識は……劣等感を強く持つ人に、特に多い、傾向があります。 劣等感は……自分と他人を比べて、 「自分が、劣《おと》っているのでは……?」と、思い悩むことです。 これは、何ごとにも、勝ち負けを気にする人に……多い傾向があります。 一方、優越感は、やはり、自分と他人を比べて、 「自分は、とても優《すぐ》れている……。」と、勝手に思い込むことです。 多くの場合、誰か特定の人物と、自分を比べ……そのような思い込みを、楽しむようなことになります。 しかし、これらは、ただの思い込みです。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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2009年8月23日 2時0分 |
第94話「四魄」(不幸のすべて) |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第94話「四魄」 前回は……少し引用が長くなりますが、 「劣等感を持つ人には……欺瞞《ぎまん》、慢心《まんしん》、卑屈《ひくつ》、見栄の傾向があります……優越感を得るために、他人を攻撃しようとします。その心の裏側には……常に不安と、恐れがあります。また、いつもに孤独な心を持ち、自分をごまかそうとしています。彼らが、自制心が少ないのは、その理由からです……。」と言うところでした。今回も、この続きですね。よろしくお願い致します。 この……欺瞞《ぎまん》。慢心《まんしん》・卑屈《ひくつ》・見栄《みえ》の四つの心は……神道で言う「一霊四魂《いちれいしこん》」に対応して……播磨陰陽道では「四魄《しはく》」と呼びます。 「一霊四魂」は、神道では、良く使われる言葉です。 これは、 「ひとつの霊は、四つの魂で出来ている。」と言う意味で、使われています。 四魂の内容は……幸魂《さきみたま》・和魂《にぎみたま》・奇魂《くしみたま》・荒魂《あらみたま》です。 幸魂は……人に幸福をもたらす魂のことです。 和魂は……柔和・精熟などの徳を備えた魂のことです。 奇魂は……不可思議な力を持つ魂のことです。 そして、荒魂は……荒く猛き魂のことを意味しています。 この四つの魂が、ひとつの霊体を造り出します。 しかし、それらは、ちょっと複雑な概念ですので……意味や、解釈も、さまざまあります。 これに対応した場合の「四魄《しはく》」は……欺瞞・慢心・卑屈・見栄の四つの心ですが……播磨陰陽道では、 「この四つの魂が、悪い霊性である悪心を、人に、もたらし、厄を生み出すのだ……。」と考えています。 これらは、悪霊《あくりょう》を構成する要素として考えられています。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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2009年8月22日 2時0分 |
第93話「五厄の相を持つ人」(不幸のすべて) |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第93話「五厄の相を持つ人」 前回は、 「決まりを守らぬ者をひとり許せば、また新たに決まりを造らねばならず、人の世は、やがて、住みづらくなる……。」と言うところでした。今回も、その続きですね……よろしくお願い致します。 すべての決まりを、厳密に守る必要はありませんが……進んで決まりを守らない人は……他の人に、厄を、もたらし易い傾向があります。 これを「五厄《ごやく》の相《そう》」と呼びます。 五厄の相を持つ人は……他の人に、多くの厄をもたらし……そして、多くの不幸をつくります。 ですので、そのような人と関わらないことが重要となります。 しかし、あなたが、ご自分の意思で……まわりの人を選ぶことが出来ない場合も、世の中には多くあります。 たとえば、会社で同じチームの人がいたとします。 その人が……いくら厄の発生源だったとしても……あなたが会社に雇われている内は、それは自由に、なりません。 注意する必要があるのは……すべては、心に不平不満を持つ人が、つくり出す種類の厄だと言うことです。 あなたの近くに、不平不満を言い易い人がいたとしたら……その人に注意してください。 あなたの厄や不幸は……知らず、知らずの内に……その人から、もたらされる可能性があるのです。 そして、これらは……五悪亡八《ごあくぼうはち》が生み出す種類の厄です。 これを持つ人を「五厄《ごやく》の相《そう》を持つ人」と呼びます。この五悪亡八については、「不幸のすべて・第91話」にありますので……そちらをご参考に……。 さて、「五厄《ごやく》の相《そう》を持つ人」とは……他人に厄や不幸をもたらす、五種類の厄《わざわい》の相を意味します。 五厄の相は、基本的に、木火土金水の五つの厄の相に分類されます。 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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2009年8月21日 2時0分 |
第92話「あなたに不幸をもたらす人の特徴」 (不幸のすべて) |
播磨陰陽師的「不幸のすべて」 〜いざ進め、吾等に幸あらんことを願うなり〜 第92話「あなたに不幸をもたらす人の特徴」 前回は、 「目の大きな人が……さも真実であるかのような話をすると……多くの人は、簡単に騙されてしまう傾向を持ちます。」と言うところでした。 これは、 「これだけ真剣に、わたしを見てくれているのだから……それは真実だろう。」と思う誤解から、起きるのです。 多くの人は、自分を基準にした誤解を、常に繰り返しています。 その誤解が、多くの問題の発生源となります。 人は、自分の心を基準にしてしか、物事を考えることが出来ないのです。 ですので……他の考え方があるとは、思え無いのです。 しかし、あなたに厄をもたらし易い種類の人物は……あなたの思考の中に、もともと無い種類の……概念を、持っています。 それには、多くの場合、誰も対応出来ません。 あなたが、 「自分が相手に真剣に話す時、目を大きく見開いて、相手を見るだろう……。」と思うほど……最初から目が丸く大きな人は……真剣では、無いのです。 そして、その人の声が大きい場合は……もっと、厄が起きる可能性は、高くなります。 それは、伝承にも、 「そも、人の話を聞かぬ者は……その声、大《だい》なりと知るべし。また、その行いも粗雑なり。」とあります。 声が大きいと言うことは、 つづきをご購入いただけます(500円) 購入方法はこちら |
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