2018年10月3日 19時0分 |
第7話 「ひだる神のこと」 |
第1回・夢の構造講座 第7話 「ひだる神のこと」 最大の霊的な悪夢の原因は、饑神《ひだるがみ》と呼ばれるものです。 この神は「さわらぬ神に祟りなし」と言う言葉が伝えるように……さわることで祟る神です。 |
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2018年9月26日 19時0分 |
第6話 「ただならぬ夢について」 |
第1回・夢の構造講座 第6話 「ただならぬ夢について」 夢は、何も「記憶の整理」や、「生理的欲求」を見るものばかりではありません。 それ以外の夢で多い夢は、伝承に、「次に多い夢は、夢殿と呼ばれる、夢の集まる場所へ行き、そこで見る夢である」と伝わっています。 この「夢殿」と言う漢字は、「ゆめどの」と読みます。 夢殿は、夢の集まる場所の総称です。 夢殿は、夢の世界の奥にあります。 夢の世界は、人の集合的な無意識の世界です。 人の心は、この集合的無意識の世界で、つながっています。 そして、その、つながった世界の奥にある場所のことを……昔の人たちは「夢殿」と呼んでいたのです。 しかし、この「夢殿」は、物理的な場所を意味してはいません。 あくまでも、「夢の世界の奥深く」と言う意味にすぎないのです。 夢の中には、不思議な夢もあります。 こちらは、霊的なモノが影響して見る夢のことです。 これらは、「ただならぬ夢」に属します。 これには、「また、性を異にするモノの見せる夢がある。 その多くは、男子に付く女の気の見せる夢である。 |
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2018年9月19日 19時0分 |
第5話 「夢の種類について」 |
第1回・夢の構造講座 第5話 「夢の種類について」 夢には、「ただの夢」と「ただならぬ夢」とがあります。 夢の多くは「ただの夢」です。 つまり、普通の夢です。 この普通の「ただの夢」と言う種類の夢は……例えば、電車に乗っているだけの夢とか……例えば、大量の物体が登場する夢と言った夢のことです。 また、知っている人達と、いつもと同じような日常のシーンを見ている夢と言った場合も含まれています。 これらの夢は、「記憶の整理」と呼ばれる種類の夢です。 「記憶の整理」と呼ばれる夢は……起きている時に見た物事や、聞いた物事を……眠りの世界で整理している現象です。 脳は、記憶した物事を整理しなければ、適切に処理することが出来ないのです。 記憶の整理に関する夢には……人によって傾向は違いますが……大量の物体を見る傾向があります。 |
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2018年9月12日 19時0分 |
第4話 「夢を見分けることについて」 |
夢の構造講座・第1回「夢の世界の基本構造」 第4話 「夢を見分けることについて」 夢の内容を理解する為には、夢を見分けると言う概念を理解する必要があります。 夢の中で、「これは夢だ」と言うことは……あえて意識しないと……なかなか分かるものではありません。 しかし、多くの場合……夢の中では、「これは夢だ」と分かりません。 夢を見て、目が覚めて後……はじめて、自分が夢を見ていたことを知るのです。 時々、「こんな夢を見たのですが、どのような意味がありますか?」と訊ねる人がいます。 その人の夢の傾向を知らない為、意味を伝えることは出来ません。 まあ、すべての夢に意味がある……と言うことにはなりません。 むしろ、無意味な夢が大半を占める人も多いのです。 世の中の人々は、不思議な夢を見る度に、その夢の意味を知りたがります。 多くの場合、夢占いの本を紐解き……自分が見た夢について、ああでもない、こうでもないと、無駄な憶測を巡らすのです。 しかし、自分が見た夢の内容が、夢占い本の内容と一致することは稀です。 なんとなく不信感を持ちながら、それでも本に書いてあることで、納得するしかないのです。 では、なぜ、そのような夢占いとの不一致が起こるのでしょうか? |
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2018年9月5日 19時0分 |
第3話「夢の集まる場所とアクセスの仕方について」 |
夢の構造講座・第1回「夢の世界の基本構造」 第3話「夢の集まる場所とアクセスの仕方について」 古伝にいわく、 「夢の集まりたる場所あり。 夢殿と伝う」 播磨陰陽道では、古来くから、夢の集まる場所のことを 「夢殿」と呼んでいます。 この「夢殿」と呼ばれる場所に、すべての夢が集まると伝わります。 特に、夢殿を指定して、 そこに入る為には、「夢殿祭文」と呼ばれる、呪文のような言葉を使います。 これは、同時に二種類の能力を使います。 ひとつは、祭文です。 祭文と言うのは、古い言葉の一種です。 ここでは、 「とおかみのみたまや。 夢殿の、開かせ給え。 迎へ入れ給え」 と言う言葉を、心の中で唱え続けます。 声には、出さないで下さい。 この言葉は、 眠る体制に入ってから、意識がなくなるまで、唱え続ける必要があります。 そして、もうひつは... |
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