ジャスミンの花が落ちるように | |
[ブッダ] | |
2013年6月20日 12時41分の記事 | |
前回、ご紹介させていただきました、ブッダの教えについてですが、出典に誤りがありましたので、訂正させていただきます。 正しくは、ダンマパダではなく、スッタニパータでした。
皆様、応援の方、よろしくお願いします ↓ポチッとお願いします(^0^)/) ウィキペデイアには、スッタニパータについて次のように解説されています。 「最初期に編纂された最古の仏典のひとつとされ、対応する漢訳は一部を除いて存在しない。 (第4章『八つの詩句』/支謙訳:仏説義足経)現代では日本語訳として『南伝大蔵経』の中におさめられている。 ただし、『スッタニパータ』の中にも、新旧の編纂のあとが見られ、パーリ語の文法に対応しない東部マガダ語とみられる用語が含まれていることから仏典の中でも最古層に位置づけられている。」 ということです。 お詫びに、ダンマパダから1節をご紹介したいと思います。 ダンマパダ 第25章 比丘 377 ジャスミンの花が 枯れて落ちるように そのように貪欲と怒りから 比丘(びく。僧侶のこと)たちよ、解脱せよ 以下は、サイトの解説者による解説です。 「この詩の蛇足 ジャスミンの花について、よく知らないので、グーグルで検索してみました。 ジャスミンはモクセイ科の植物でした。 キンモクセイもモクセイ科でした。 両方とも香りのよい花が咲きます。 ジャスミンはよく知らないのですが、キンモクセイはよく知っています。 キンモクセイはそろそろ咲き始める頃だと思いますが、今年は少し遅いような気がします。 キンモクセイの花が木いっぱいに咲くと、ちいさな、黄色い花は、よい香りがします。 数週間すると、花は木の下に散って、地面が黄色いじゅうたんのようになります。 今回の詩では、貪欲や怒りのような煩悩をジャスミンの花に譬えているのですが、キンモクセイに譬えても同じです。 人間には、キンモクセイが花を咲かせたように、たくさんの煩悩がついているのです、咲くというときれいですが、煩悩で汚れているのです。 煩悩を汚いものだと理解していない人には、煩悩が咲いていると思っているかもしれません。 しかし、キンモクセイは、しばらくすると、惜しげもなく、ぽろぽろと、たくさんの花をすべて地面に落します。 ジャスミンの花は、朝咲いて夕方、ポロリと散るようです。 そこで、釈尊は、比丘たちに「ジャスミンの花が枯れて落ちるように、貪欲や怒りを落せ」と呼び掛けておられるのです。 この詩は貪欲や怒りがなくなる状況を示しているのです。 貪欲や怒りを無理やり押さえつけているのではないようです。 観察により智慧が現れ、智慧の力でポロリと煩悩をなくす様子が分かります。」 (引用終わり) ということでした。 スッタニパータも最初期に編纂された最古の仏典ということで十分信頼に値するのですが、スッタニパータについてはリーディングでは言われませんでしたので、一応訂正させていただいた次第です。 wikiによると、ダンマパタが入門書、スッタニパータが上級者向けという位置づけで編纂されたらしいので、スッタニパータにもブッダの言葉がかなり反映されているとみていいのではないかと思います。 (「困った時はダンマパダ、スッタニパータで悟りを開く」から、詩と解説部分につき引用) 最終編集日時:2014年7月31日 23時19分 | |
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