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マチュピチュ文明について
 
2013年7月5日 0時30分の記事

今回はマチュピチュの話です。

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マチュピチュという古代遺跡には、謎が多いです。

まず、文明が繁栄したのが、割と最近(16世紀)であり、ある時期に忽然と姿を消していることです。

今回は、私にわかる範囲で、マチュピチュの謎に迫ってみたいと思います。





まず、マチュピチュと我々が知る文明の後ですが、わかりにくいんですが、今の我々から見て未来にその文明がまず出現し、それが今の我々の時空間上に転写されて遺跡として残っていると感じます。

ちょうどそれは、古代アトランティスが今の我々から見て未来に起きる出来事であり、それが我々が経験しうる蓋然的現実として引き寄せられてくると、徐々にアトランティスの遺跡が姿を今後表してくることに似ています。

あるいは、もっと身近な例でいえば、我々の肉体も未来で作られ、そこから今ここに情報が転写されて我々が時空間上に存在しています。

おそらくマチュピチュやアトランティスが未来にすでに存在しているというのは、これに関連している可能性があります。





もっと当時の状況にフォーカスしています。

マチュピチュに人々がやってきたとき、彼らはそれほど多くはなかったと感じます。

もしかすると、10〜20人程度であった可能性があります。

彼らはもともとは山岳民族でした。

山々を渡り歩くようにして生活していた民族です。

彼らがマチュピチュにやってきたとき、今我々がマチュピチュだと考えている原型がすでにそこにありました。

それは、太古の人類が叡智を駆使して創造したものでした。

ですから、マチュピチュに移住してきた人間達は、もともとそこにあった遺跡を利用して文明を築きあげました。





彼らの生活というのは、素朴で、平和に満ちたものでした。

争いといのは皆無で、最終的には数百人にもなりましたが、皆が家族でした。

子供は皆で育てました。

すべての家族の宝という考えがあったみたいです。

彼らは、自然農法によって作物を育て、狩猟をして食べ物を得ていました。

彼らは、ヤギとその乳を非常に大切にしていました。

ヤギの乳は非常に神聖なもので、シャーマンが儀式をする際には、ヤギの乳を頭からかぶり、禊をしていました。

彼らは生贄といったようなことはしなかったと感じます。

ただ、神々に供物をささげる行為はしていたみたいです。

ですが、仲間を殺すようなことはしなかったようです。

彼らの崇拝の対象は、太陽神でした。

私にはそれは「ラー」だと感じます。

彼らの崇拝していた太陽神を文字で表すと「ラー」という表現になります。

ですが、これは彼らが別の文明と交流があったためではないようです。

彼らは、他のどの文明とも交流はありませんでしたから。



彼らには、王といったような存在はいなかったと感じます。

全員がほぼ対等な立場で、協力し合って生活していました。

ただ、「測量士」という人物がいたみたいです。

彼は優れた叡智を持っていて、太陽や星の観測から天候などを占っていたみたいで、それらが人々の生活に役立っていたみたいです。

もしかしたら、この「測量士」というのは、役職だった可能性があります。





彼らの特徴というのは、自然にこの地にやってきて、自然に離れていったことです。

その離れ方というのも、別に侵略者によって虐殺されたわけではなく、私の観応では、疫病の蔓延が一つの契機になったみたいです。

当時は、病気に対する抵抗が弱かったのでしょうし、狭い家族的な民族でしたから、一部の人への病気の蔓延は、すぐに民族全体へと広がったみたいです。




現象面だけ見ると、病気を契機とした民族の衰退といったところですが、現象面を超えたところで霊的な意味がこれにはあります。

彼らは、霊的には探索者だったのです。

集団で地球圏で生活を希望して、ほぼ同時期に入植してきたいわゆるワンダラー達です。

彼らは、地球圏での生活を終えた後、我々が知るところのアセンションをしました。

我々の次元を超えて、別の次元へと旅立ったのです。

これを私に教えてくれた、当時マチュピチュで生きた女性は、地球での生活はかけがえのないものだと言います。





私が今回、リーディング中終始、彼らがどのようにしていなくなったのかと、あのような巨石を使った遺跡をどうやって作り上げたのかということから、いわゆる宇宙人との関係を探っていました。

ですが、私があってほしいと願うようなことは現象面では何もなく(例えば宇宙人的存在が巨石を空中浮揚させて作り出したなど)、また、文明の最期も病気の蔓延という意外な結果でした。

一つ検証材料になると思われるのは、リーディングでは彼らがヤギの乳を尊重して用いていたことと、自分たちの生贄をしなかったということです。

これらは、遺跡を見れば判明する可能性があります。

もしかしたらすでに判明しているかもしれません。





そこでリーディング終了後に調べてみました。

まず、ヤギのほうですが、インカではヤギに似たアルパカ(系統的にはラクダの仲間)という動物がいたみたいです。

インカではアルパカを非常に貴重なものとして大切に扱っていたみたいで、糞ですら燃料などに用いていたのだとか。

ですから、おそらくはアルパカが仮にマチュピチュにいたとすれば、その乳も貴重なものとして扱われていたはずです。





次に、生贄がなかったという点についてですが、ウィキぺディアによると、かつて有力であった処女の生贄に使われていたとされる場所は、現在の調査では太陽観測所であったとされているみたいです。

また、最盛期の住人は750人くらいで、50歳以上の老人や子供も多く、健康状態は良かったとのことです。

また、このマチュピチュという場所が太陽や月の観測所であったとされている点は、リーディング中に出てきた「測量士」を想起させます。

また、このマチュピチュの文明は自然発生的に生じ、自然消滅的に衰退したというリーディング中に得られた直観も、ここがインカ帝国の太陽観測所であったとされていることを考えれば、インカ帝国の発展と衰退とリンクしているとすれば、ありえないことではないのかもしれません。





ただ、謎も残ります。

どのようにして数トンもある巨石をこの地まで運んできたのか。

最近の調査では、マチュピチュ遺跡から近いところに石を切り出した跡が発見されたらしいですが、それにしても、山岳地帯ですから、切り出した巨石をどうやってこの地まで運んだのか疑問が残ります。

私のリーディングでは、巨石は最初からこの地にあって、それらを加工して文明が築かれたと感じました。

また、その最初にあった巨石を運んだのは、おそらくは太古の人類であろうと感じましたが、その時の様子などは見えてきませんでした。

また何かの機会に、この辺も探ってみようかなと思っています。



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最終編集日時:2014年7月31日 18時47分

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