魂の整列について | |
2013年9月14日 1時23分の記事 | |
今日は、魂の整列について書こうかなと思います。 ここでいう魂の整列とは、自分自身の意識の深層からくる思いと、それに由来する言葉と、さらにそれを反映した実際の行動とが一致している状態を指します。 これは、霊性進化にとってとても重要な視点だと考えます。 我々というのは、皆、「すべてなるもの」(=創造主)の断片を持った存在です。 ここでいう「すべてなるもの」とは、あらゆる生きとし生ける存在を包括する、あらゆる宇宙を統合する、究極的な存在を指しています。 かつて、この究極的な存在をヘミシンクを使って徹底的に探索したことがありました。 ありとあらゆるテクニックを使って。 また、セス等の信頼できるチャネリングにおいても、この究極的な存在について述べられています。 その特徴は、我々の叡智を超越しており、知覚できないが、その存在を直観的に悟ることができるという点にあります。 知覚や、探知、証明にこだわる現代科学では、理解困難かもしれません。 しかし、セスは、20世紀最高の物理学者とされるアインシュタインの能力が多次元的能力に由来すると断言しているんですが、そのアインシュタインは、神の存在を正面から認めています。 次のようなことを言ったことがあるのです。 「私達の限られた能力が、唯一、『この感覚なんだ』といった最もシンプルな表現によってのみあらわされる、我々には知られていない存在が確かに存在している。それを知ることが、宗教的信念の核心部分である。この意味においてのみ、私は宗教的人間なのだ。」と。 つまり、宇宙の真相を知れば知るほど、よくわからないが、とにかく超越的な存在がいることを「知る」ことができるということを、アインシュタインの言葉は示しています。
これは、我々平凡な人間にとっても一緒なんだと思います。 それは、日常生活の中において表われる感覚です。 何か素晴らしい景色を見たり、音楽を聴いたり、自然界の象徴である動植物を見たり、触れ合ったりしたときに得られる感動。 彼らは皆、我々と同様に、創造主の断片を反映しています。 そういった、我々自身が人知を超えた存在であり、創造的な活動を日々しているわけです。 ですから、意識の深層からくる思いと、それを反映した言葉と、それを反映した行動とが一致したとき、霊性進化を促す創造性が生まれてくるわけです。 それは、難しいことではなく、逆にものすごくシンプルなことだと私は思っています。 自分の気持ちに素直に生きること、これがまずは出発点だと思います。 日々、当たり前だと思っている、「・・・ねばならない。」を、いったんわきに置いてみます。 自分自身を縛り付けている重い思いです。 本当は、自分自身を縛り付けるものなど、一切ないにも関わらず、自分ではそれらが「ある」と思い込んでいます。 縛り付けるつもりなど毛頭ないのに、いつの間にか縛られることに同意し、息苦しさの中に生きている自分がいたりします。 でも、そうではない選択肢があるんですよというお話をしています。 最終的には、我々は肉体という衣を脱ぎ去って、もっと自由になります。 ですが、その肉体すら作り出しているのは、本当は我々自身だという多次元的側面があります。 だから、我々は意識の上では『いつでも』自由になることができます。 まさに、現実世界に生きながら、世間から逃げずにまっただ中に身を置きながら、どこかで達観して生きる姿勢です。 その境地に到達するには、いろんな言い方ができるかもしれませんが、現実は自分が作り出していることを心底納得するという手法が考えられます。 あるいはこういう言い方も可能かもしれません。自分自身は映画の中で演じている役者のようなもので、今、この現実世界で自分の人生という役を演じているのだと。 全く別の表現ですが、共通するのは、今我々の目の前に見えている世界や我々を構成する物質的肉体だけがすべてではなく、どこかで客観的にそれらを見ている視点があるという点です。 この視点を、ちょっと持つことによって、実際に自分自身の人生をポジティブに変えていくことができると私は考えています。 セスはこう断言します。 我々の知るイエス・キリストが我々の地上に出現し、我々の目の前に現れてきた意味というのは、「現実は自分自身が作り出している」のだということを伝えるためだったと。 それはひいては、上でお話してきたように、創造主としての現実創造プロセスの根幹部分であり、霊性進化の上で極めて重要な視点だということが言えます。 最終編集日時:2014年7月31日 18時14分 | |
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