平和への思い | |
2015年6月25日 19時38分の記事 | |
今日、平和と健康への思いを書いてほしいというご依頼をいただいたのですが、あいにく記事の投稿日が大阪出張と重なっていたために、辞退させていただきました。 また、現在難しいリーディングの依頼が来ていたり、来月編集者の人にお渡しする電子書籍の原稿も書かなければならないなど、予定が詰まっている状況です。 お詫びと言っては何ですが、簡単ではありますが、私の平和への思いを今書きたいと思います。
私は、1973年12月23日に、北海道で2人兄弟の長男として生まれました。 父は大工で、とても穏やかで几帳面な性格の人でした。 がたいが良くて、屈強な体をしていました。 私が父の姿で覚えているのは、父が居間の窓のそばで、大工道具ののこぎりの歯の手入れをしている姿でした。 大事そうに、仕事道具ののこぎりの歯を研いでいる後姿が、今でも思い出されてきます。 ですが、子供時代の私は、父が大嫌いでした。 特に、私たち兄弟が男でしたので、互いに男同士ということもあり、力でものを言わせようというところがあったのが、原因かもしれません。 ですが、今から思えば、どこかで屈強な体をしている父に対するあこがれみたいなものがあったのかもしれません。 私は高校に入学すると、友達と武道を習い始めたのです。 それも、今から思えば偶然の出会いがありました。 高校1年のある日、たまたま中学時代の同級生に会ったのです。 それで、何か意気投合するものがあって、二人で別の日に、町の体育館に行って武道を見学することにしました。 柔道、剣道、空手など、一通り見学しました。 その中で、当時の私をくぎ付けにした武道がありました。 それは、少林寺拳法でした。 この少林寺拳法というのは、中国に伝わるものではなく、宗道臣(そうどうしん)という日本人が創意工夫を重ねて作り出した日本の武道です。 私は、少林寺拳法を教えている強そうな先生にとても魅力を感じました。 ただ強そうに見えただけではなかったように思います。 ついていくならこの人しかないと思ったのです。 その後、町道場に正式に入門して、明けても暮れても少林寺拳法のことばかり考えていました。 あれから25年。 その間、少林寺拳法の総本部に行ったり、働きながら勉強して大学に入り直し、大学院に進学して法律の勉強に明け暮れたりしながら、塾講師として生きてきました。 現在は、北海道から山口県に移り、塾講師はやめて予備校講師として登録しつつ、プロ家庭教師として中高生に勉強を教えつつ、アカシックレコードリーディングを全国各地で指導したり、個人セッションをしています。 私がある時期に深くかかわった少林寺拳法には、力愛不二(りきあいふに)という言葉があります。 人が生きていくためには、力だけではなく、愛も必要だという教えです。 今、世界では、いろんなところで紛争が起きています。 日本も、集団的自衛権の行使をするかもしれないという状況になってきており、今後ますます「力」が問われていく時代に入りつつある印象があります。 ですが、こういった殺伐とした時代だからこそ、「愛」が必要なのかもしれません。 「愛」は、生きとし生けるものすべてに流れる生命力の源泉であり、争いを鎮め、物事を平和裏に進める「力」を持っています。 ですから、愛が深まれば深まるほど、力も高まるといっていいでしょう。 逆に、力だけを深めれば深めるほど、破滅の方向に向かうかもしれません。 今、日本はどちらの方向に向かっているのでしょうか。 私たちは今、日本に住み、日本の将来の行く末を担っています。 日本がどういった方向性に進むかを決めていくのは、私たち一人一人の日本人の力によるのです。 でもその前に。 愛に根差した行動をしたいと思います。 なぜなら、愛こそが宇宙の根源的な力であり、生きとし生けるものすべてを生かし、育み、未来を作っていく原動力となるからです。 ここでいう愛とは、抽象的なものではなく、生命力であり、やさしさであり、喜びに満ちたエネルギーです。 そういったものを育んでいくような土壌が、これからの時代は求められている気がします。 私は、塾講師として、これから多くの青少年を育てていくつもりです。 近々、地元で学習塾を立ち上げます。 彼ら(彼女たち)が、これからの日本を支えていくからです。 他方で、アカシックレコードリーダーとして、全国各地でいろんな方にお会いしながら、自然の思い、地球の思い、宇宙の思いを皆さんと共有していきたいと思っています。 Some rights reserved by roseannadana | |
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◆この記事へのコメント(投稿順) | |
1. 品川 隆信 2016年6月26日 1時41分 [返信する] facebookをしてたら、なぜか、ここに来ました。私も同感です。今、時代は武器を持たざるを得ない状況と思います。(持ちたくないとしても)でも、一人、一人の意識さえ変われば、共に尊重して生きていける時代が来ると信じています。
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