MAGRAV(ルーシー1号)の消費電力削減能力の平均は12%(最大で24%) | |
2016年4月12日 11時39分の記事 | |
ルーシー1号の最近の計測データを公開したいと思います。 これを公開するのは、多くの方に少しでもMAGRAVSに対する理解を深めていただきたいということと、現在MAGRAVSにかかわっている方の参考になればという思いからです。
最近特に思うのは、電源周りの安定性が計測には重要だということです。 家庭ですから、厳密な計測には限界があります。 ですが、可能な限りでの計測、MAGRAVSのありのままのパフォーマンスを公表することを心がけています。 計測に用いたのはルーシー1号で、これを選んだ理由は、置いているのが仕事部屋でほとんど電化製品を使わないこと(電源まわりが安定していること)と、電化製品を使う他の部屋(1F)から離れていること(2Fにある)、導入直後の貴重なデータが残されているので比較の対象があること、などが理由です。 案外最後が重要だったりします。 つまり、MAGRAVSを使い続けていると、その時々のデータが当たり前に思えてきて、壁直結のデータ(コンセントに直に計測器をさして計測したMAGRAVを通さないデータ)も落ち始めますから、「全く減ってないじゃん!」という風に思えてくるからです。 ですが、違うんです、壁直結のデータそのものが落ちてるんです! 今回ご紹介するルーシー1号は、3月10日に今の仕様での計測を始めているんですが、次のようなデータが残されています。 (計測に用いたのは、ソケット直結のLEDランプ(定格13W)、加湿器(定格80W)、扇風機(強47W、導入前の実測値)、セラミックヒーター(定格300W)の4つです。総ワット数は440Wですが、このうちソケット直結のLEDランプはほぼ定格通りのワット数、加湿器も実測の結果、定格より5〜6%落ちのワット数です。扇風機は実測の結果ほぼ定格通りの出力と考えていいです。セラミックヒーターは電圧降下の影響を受けやすく、実測の結果最大で14%程度ワット数が下がったことがありましたので、今回の電界製品の中ではこれだけ別に扱う必要があります。ですから、セラミックヒーターだけは定格より14%減らしたものを基準値としてここでは採用することにします。ですから、比較する壁直結データは、13+75+47+258=393(W)で計算することにします。 マグラブを通した17時間半の消費電力の平均は365.24W/393Wとなり、約7%だったことになります。 グラフは次の通りで、317Wの計測が最大の削減率(約20%)、393Wが計算上最小の削減率(0%)で、この範囲を時間の経過とともに変動しています。 その平均値が上の値です。 下に貴重なデータが残されています。 このルーシー1号を導入したばかりの計測値なのですが、最近ずっと忘れていましたが、ルーシー1号はその置かれている環境が電圧降下の影響が少ないからなのか、最初の頃はワット数がほとんど減りませんでした。 つまり、見かけ上も消費電力はそれほど落ちなかったのです。 ところが、これと比較すると、今のワット数はその時のものと比べて明らかに下がっているのがわかります。 一定期間の経過があると、このようにマグラブのデータだけでも消費電力が明らかに落ちているのがわかります。 3/17 379〜380W 3/18 403〜405W 3/19 395〜405W 3/21 396W 3/22 407W 3/23 392W このように、約1か月前の導入直後は400W付近のワット数でしたので、これから考えると、やはりこのルーシーのおかれている仕事部屋ではそれほど電圧降下の影響がなく、セラミックヒーターの出力も6%落ち程度とみてよいようです。 そこで、次のように壁直結データを修正します。 LEDライト13W 扇風機(強)47W 加湿器75W セラミックヒーター280W 以上の合計値が415Wとなり、これを壁直結データに修正します(なぜならこう考えないと、3/17〜3/23の計測データと矛盾するからです)。 そうすると、マグラブを通した17時間半の消費電力削減率は、実はこうだったことがわかります。 17時間半の消費電力の平均は365.24Wですから、365.24/415=12% 317Wの計測が最大の削減率(317/415(W) 約24%の削減率)、393Wが計算上最小の削減率(393/415 約5%の削減率)だったことになります。 まとめると、ルーシー1号の現時点での消費電力削減能力は平均12%(最大で24%、最小で5%)ということになります。 ルーシー1号、2号については、温度の問題があり、800Wの連続負荷をかけた計測がまだ出来ていません。 容器換装後にこれを実施したいと思います。 ちなみに、ハロゲンヒーター800W負荷の場合、現在のところ7〜8%程度の消費電力削減効果のデータがWマグラブ君などから得られています(Wマグラブ君は6層ユニット、11キャパシターの改良版です)。 おそらくですが、ルーシーも同程度ではないかと思われます。 (ただ、一日中ハロゲンヒーターのみしか使わないというのは非現実的で、多くの場合今回使ったような複数の電化製品を併用するのが通常だと思います。今回の公表値は厳密に測定した結果であり、今回の環境における消費電力削減率については導入直後との比較を見る限り疑う余地はないと思われます。) Wマグラブ君で最も大きな効果が見られたのは、容器を今の写真のような構造にしたことによるコイルの低温化でした。 (容器変更前) (容器変更後。Wマグラブ君は、別々だった二つのマグラブを合体させたものです。) Wマグラブ君の場合、どんなに負荷をかけても(1200Wかそれ以上)、コイルは低温のままです。 ただ、1000Wを超えると、ACコードの電気からコイルのプラズマへと変換される部分が発熱する傾向はあります。 ただ、800Wのハロゲンヒーターを10時間以上かけても、Wマグラブ君の場合はコイルは冷たいままですから、ある意味常識を超えたところがあります。 コイル内部では負荷に応じて抵抗が強まっていない(むしろ抵抗は限りなくゼロに近い)ということなのではないかと思います。 imimiの最新情報は、フェイスブックで随時公開中! (ブログは最近更新(交信)していませんのでご注意ください) https://www.facebook.com/profile.php?id=100006065802237 MAGRAVワークショップ情報はルシアさんのブログをご覧ください! http://ameblo.jp/hikarugennji/entry-12147901542.html MAGRAVSのホームページができました! http://trueforce369.wix.com/imimi#!home/mainPage | |
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