サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局 | |
[イタリア文化] | |
2011年6月1日 18時47分の記事 | |
フィレンツェのドミニコ会修道院薬局のこと
フィレンツェに行ったことのある人なら絶対知ってますよね。 サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局は13世紀に創設されたという、フィレンツェのドミニコ会修道院薬局なんです。 修道僧が、院内で栽培した薬草を調合して薬を作ったわけですが、実際に薬局としての創業は17世紀初頭だと言います。 製品も歴史が古くて、フランス王家に嫁いだメディチ家の娘、カトリーヌが、サンタ・マリア・ノヴェッラで調合された香水を持っていったのだそうですが、なんと、それが今もそのままの調合で売られているんですね。 その名もSanta Maria Novellaという香水なんですが、別名アックア・デッラ・レジーナ(王妃の水)とも言うそうです。 歴史がありますね、さすがイタリアです。 現在薬局は修道院とは関係ない人物による経営ですが、素材は防腐剤が混ざってはいるものの、オーガニックであることは徹底しています。 この薬局、日本に支店があるのはご存知ですか? 東京港区青山にあります。最寄り駅は外苑前で、ベルコモンの直ぐとなりです。 私のお気に入りは「サポーネ・アッラ・メンタ」という石鹸で、ミントから暑い夏に体を冷やしてくれるので、これからの季節お勧めです。2個入りで2,100円とお高いんですが、歴史ある石鹸で身を清めるのも風流ですよね。 | |
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