魔都市トリノ? | |
[トリノ] | |
2009年7月4日 20時33分の記事 | |
これは受け狙いではなく、真面目に、真剣に、一生懸命に書いた イタリア語作文集です。 でも、ちょっと休憩してトリノに関するレポート読んでください♪
2.魔都市トリノ(Torino Citta’ Magica) 怪しい本が出版されている。著者はGiuditta Dembach女史で、 名前から想像するにドイツ系かユダヤ系かと思われる。 トリノには秘密結社が存在すると言っているようだ。 テンプル騎士団がトリノに集結していて、聖杯を持っているとか、 未だに黒魔術を行っているなどというような噂のある街だけに、 この本の内容は知ってる人には古くさい情報かも知れない。 Citta’ Magicaの前書きの部分を紹介する。 ___________________________________________________________ 何故「魔の」なのか? ◆ 方角 その町は魔法信仰上常に重要である。町が大きくなるとき、 人は町に星との吉角を与える事を考える。例えばローマは 不思議な四角形をしており、パエストゥム(南イタリア Lucania 沿岸にあった古代ギリシャの植民都市)の町の入り口は日の出、 出口は日の入りの方角にあった。トリノの主要な通りも太陽の動き に沿った線上にある。 ◆ 魔のトライアングル トリノは、プラハ・リヨンと共に三大白魔術都市と言われている。 同時にロンドン・サンフランシスコと並んで三大黒魔術都市の一つ でもある。世界中で魔術は行われている。 フィリピン、ブラジル、ガラパゴス諸島、ギリシャ、インドがそう である。しかし(トリノには)他にも魔のトライアングルが存在する と思われる。未だ完全ではないがUFOのそれである。 そのトライアングルはトリノ・ベルガモ・ラ スペッツィアの間に あるらしい。つまりトリノは常にトライアングルの中心である。 魔のトライアングル、ミラノ・ジェノバと並ぶ工業のトライアン グル、そしてUFOのトライアングルである。 ◆ 2つの川 もうひとつ不思議なことは、トリノの2つの川、ポーとドーラで ある。ポー川はナイル川を、ドーラ川はイシスを象徴している。 この2つの川は流れながらトライアングルを形成している。 すなわちピラミッドの底辺であり、頂点はスペルガの丘である。 ここは日の出の場所でもあり、サヴォイア王家の墓地でもある。 ポー川が基礎となり王家の城の近くを流れ、ドーラ川は墓地と工場 の近くを流れる。 ◆ 聖遺物 トリノは聖骸布、即ちイエスの遺体を包んだ布でも有名であり、 キリスト教において最も重要な聖遺物である。聖骸布はヨーロッパ の他の土地に立ち寄ってトリノに到着した。 トリノにはバジリカ大聖堂(スペルガの丘の上に建つ)の中に他の 聖遺物がある。イエスの十字架の材木から作られた十字架である。 トリノには他にも多くの聖遺物がある。イエスの茨の冠、沢山の 聖人の遺体、剣、王の指輪等々。(この王の指輪はソロモン王の 指輪じゃないかと思われる) さらにトリノには他にも不思議な事がある。一つはStatuto広場の アストカラーベ(古代〜中世の天体観測器)を持つ方尖塔、もう一つ はRivoliにある同じ様な方尖塔、神秘的な洞窟(錬金術師達が働い ていたいくつかの地下室)。 多くの著名人がトリノに住んだり、又訪れたりした。例えばOvidio (ラテン語の詩人)、ポンツィオ・ピラト総督(イエス・キリストの 処刑を許可したユダヤ長官)、パラケルススとカリオストロ(何れも 錬金術師で魔術師)、ノストラダムス、カサノヴァ等々。 トリノでは盲目の男が再び見えるようになったり、盗まれた聖体 顕示台が表れたり、フランス人兵士が黄金の杯等を盗もうとして いる最中に死んだりと、多くの奇跡が起きている。 | |
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