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『kotoba コトバ』-多様性を考える言論誌 No.19 2015 (3)
 
2015年7月24日 21時7分の記事


(特集:南方熊楠「知の巨人」の全貌)

《変形菌の謎に挑む中学生》より
-増井真那/小石川中等教育学校

「今は変形体の自他の違いを見分ける力をテーマに研究をしています。変形体をいろいろな組み合わせで出合わせていくと、くっつくものもあれば、くっつかないものもあります。その境はどこにあって、何で判断しているのか知りたくなったのがきっかけで始めました」

人間の場合は細胞が分裂して体が大きくなっていくが

変形体の場合は細胞の中にある核だけが分裂していく

つまり 変形体はどんなに大きくなっても細胞が一つというおもしろい状態にある
変形体同士が出合ったときに融合して一つの細胞になるということは

相手を自分だと認識したことになる

「その自他の区別はどこでされるのか」を探っている(取材等-荒舩良孝)







《南方熊楠の進化論》 〈粘菌とは〉より

全生物の分類としては かつては原核生物界 動物界 植物界 真菌界 原生生物界の五界が立てられていた

現在は原核生物をArchaea(古細菌)とBacteria(真正細菌)にわけ Eucarya(真核生物)とあわせて三ドメインと呼ぶことが一般的になっている



(伝統的に)粘菌はカビやキノコの仲間に分類されていたが
現在は 動物でも植物でも菌類でもない

アメーバ生物上界のなかの唯一の門 アメーボゾア門に含まれている

(アメーボゾア門には 粘菌のほかに 門の由来であるアメーバが含まれる)



「粘菌」とひとくちに言っても、その中身は多様である。特に、伝統的に真正粘菌(変形菌とも呼ぶ)と細胞性粘菌(タマホコリカビなど)に分類されてきたこれらふたつのグループは、まったく系統が異なるという意見もあった。

しかし、DNAの塩基配列やタンパク質のアミノ酸配列を比較して生物の系統を推定する分子系統学の発展により、真正粘菌と細胞性粘菌は、どちらもアメーボゾアの中に位置することが確定している。



キャバリエ=スミスらが2014年に発表した論文において示されている真核生物の系統樹での

アメーボゾアに含まれる5生物種の系統の中で

細胞性粘菌であるキイロタマホコリカビ(Dictyostelium discoideum)は 真正細菌であるモジホコリ(Physarum polycephalum)とクラスター(同系統)をなし さらにアメーバの一種(Phreatamoeba balamuthi)とクラスターを形成する



細胞性粘菌は 単細胞になることもあるが
真正粘菌は 多核体である

多核体は 巨大な単細胞体とも 区画を欠く多細胞体とも考えられる 特異な体のつくりであり

人間の体でも 筋肉系には多核体になっている組織がある



(真核生物は単細胞の形で出現し、現在でも大部分の系統は単細胞の状態である。これらを原生生物と呼ぶ。原生生物は古い教科書などでは原生動物と呼ばれることもあるが、多細胞である動物と異なり、基本的には単細胞である。また、現代風の分類では、動物はHox遺伝子群を持ち、頭と尾という体軸構造があるものとする考え方が主流になってきており、この場合には、伝統的に動物だとされてきた海綿がこのような特徴を持たないために、動物にもっとも近縁な非動物という位置づけになっている。植物についても、従来の狭義の「植物」は陸上植物と呼ばれ、かれらはすべて多細胞だが、緑藻や紅藻、褐藻などの藻類を含む、色素体(葉緑体など)を細胞内共生でとりこんだグループを、現在では広義の植物としている。この中には単細胞のものも多い。菌類についても、カビやキノコなど、多細胞の系統も多いが、祖先の多細胞状態から単細胞にもどったものもあり、ひっくるめて「酵母」と呼ばれる。この中でも、パン酵母は人間がパンの発酵に長く使ってきたもので、生物学でも真核生物の代表として研究に用いられている)

(このように、単細胞・多細胞という区別は、生物の系統や体制を論じるのに、かならずしも適切なものではない)


そこで

「粘菌のゲノム解析」ゲノム配列の複雑性に着目


ほとんどの生物のゲノムはDNAから構成されており 4種類の塩基(A C G T)が並んでいる

21世紀に入ってから30億個あまりのヒトゲノムの塩基配列が解読され

多数の生物種のゲノム配列が決定された

ゲノムの複雑性を定義するうえで用いられた「指標」は…


まず、ゲノムの中で連続するn塩基の個数を計算する。nは1、2、3……と大きくしてゆけるが、コンピュータの計算容量の制限もあり、現在のところ8塩基まで計算している。この場合、4の8乗、すなわち65536通りの8塩基からなる文字の観察頻度が数えられる。次に、これらの頻度をより短い塩基文字の頻度から推定する。

観察頻度と推定頻度の差が小さければゲノムの複雑性は小さく、差が大きければゲノムの複雑性が大きいと考える。塩基列は多数あるので、すべての可能性について両者の差の2乗を合計して標準偏差Rを計算する。このR値をあるゲノムの複雑性とするのである。


(表:代表的な8生物種のゲノムにおけるR値)

(8塩基列の観察頻度と 1塩基列から4塩基列までの観察頻度をもとにして推定した頻度との差であるRが示されている)

【それぞれのモデルによるR値】
(生物名  1塩基 2塩基 3塩基 4塩基の順)
・大腸菌    9.4 7.6 5.3 3.2
・パン酵母    9.0 6.2 5.0 3.4
・シロイヌナズナ 33.6 23.7 18.6 13.9
・細胞性粘菌   56.8 38.5 35.7 18.9
・ショウジョウバエ 41.3 29.9 23.1 19.3
・メダカ     115.8 71.2 49.5 37.3
・トカゲ     188.9 130.4 110.0 92.1
・マウス     309.0 219.0 145.1 122.8
代表的な生物種のゲノムにおけるR値の比較
(Kryukovら[2012]より)



大腸菌は原核生物の代表であり
1〜4塩基列のどれもR値は10未満である

数百の原核生物ゲノムの解析をみると
大腸菌と同様にゲノムの複雑性はきわめて低いが

哺乳類の代表 マウスのゲノムは
R値が100〜300で 複雑性が大きい

ヒトを含む20生物種以上の他の哺乳類ゲノムでも同様の傾向

爬虫類の代表としてトカゲ 魚類の代表としてのメダカは 哺乳類ほどではないがR値は100を超えることもあり 複雑性はかなり高い

ところが 無脊椎動物となると複雑性が下がってくる

ショウジョウバエのR値は数十にとどまり
植物の代表としてのシロイヌナズナのゲノムも同様


しかし 動物と植物は 原核生物のゲノムよりは複雑性が高い



真核生物で代表的な多細胞生物群には
動物と植物のほかに 菌類がある

一例としてのパン酵母ゲノムのR値をみると
複雑性がほとんどなく 大腸菌とほぼ同じ
ほかの数十種類の菌類ゲノムでも 同様の傾向だった



「細胞性粘菌(キイロタマホコリカビ)のゲノム」

3400万塩基の大きさであり GC含量は22.4%と
ヒトゲノムの半分ぐらいで

八割近くがアデニン(A)とチミン(T)
その粘菌(のR値)は 植物や無脊椎動物と同じ程度の複雑性を持つ

ほかの原生生物ゲノムについても
菌類より若干複雑性が高い傾向がある



R値で示されるゲノムの複雑性がどのようなメカニズムに由来するのかは、現在のところ謎であるが、ひとつの可能性として、体制の複雑さと相関があるように思われる。つまり、単細胞の原核生物や、大部分多細胞ではあるが細胞の種類が少ない菌類ではゲノムの複雑性が低い一方、明確な体制を持つ植物や動物、特に脳神経系が高度に発達した脊椎動物でゲノム複雑性が高くなっているのだ。この観点からすると、細胞性粘菌のゲノム複雑性が、植物や動物と同程度あるというのは興味ぶかい。




「熊楠のDNA」 民俗学に関連した話

柳田国男は オコゼをめぐって熊楠が『東京人類学雑誌』に発表した論文から (熊楠と)交流がはじまった

柳田が田辺まで訪問したこともあったが
その後たもとをわかった

確執の原因のひとつは 「山人」をどうとらえるかからはじまったという


山人は、あるいは古来から日本列島に住み着いてきた、古い移住者の子孫の一系統なのかもしれない。ひょっとすると、山人とその他の普通の日本列島人との違いは、日本の神話に登場する国つ神と天つ神の対立につながるのではなかろうか。第二次世界大戦以前には、この問題に触れることにはいろいろとさしさわりがあった。日本に人類学を導入した坪井正五郎も、若い時その問題に深入りしてはいけないと年長者に指摘されて、その後はコロボックル説というわけのわからない仮説に逃げ込んでしまった。



「国つ神と天つ神の違いが現代人にもかすかに見られるのではないかと考え 日本列島のいろいろな地域の人々のゲノム多様性を調べている」
-斎藤成也/国立遺伝学研究所・集団遺伝研究部門 教授



〜P95
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「深入りしてはいけない」-年長者

その流れをつくられて持続を重ねた方々

そのように延々と誤魔化し

維持管理されてきた世界-そのための あらゆるメンテも施され

アラワレが目に映っているわけで


普通のキズの経過とは異なるようにもみえ

表面-見た目はうっすらヘイセイを装い

…ときには瘡蓋風?

その下では 膿が生産されつづけて…どうするのだろう?



また「界」というような 分類などをするうえで役に立つ用語等に

過剰な意味付けや飾り立て等がなされた場合

「かつて」「立てられた」などという
簡単な言い回しで済むはずもない



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同誌P96〜 8頁使用されての

《ミシン、女、医者 …熊楠のセクソロジー》
-加納由起子/翻訳家

「熊楠が見たフランス1880年代の公衆衛生」(極一部)

女工の身体機構における「ミシン被害」

最初の警鐘は1862年のヴェルノワ医師に遡るが

資料として残る症例記録は1866年『ユニオン・メディカル』誌に パリのサン・ルイ病院の勤務医エミール・ギブーが発表した

「足踏みミシンが女工の健康と道徳に及ぼす影響」という記事

この記事は同年 『科学産業年報』の「公衆衛生ニュース」の欄に「ミシンが女工の健康に与える危険」という題で転載された

1863年以来 彼の診察室を訪れる女工たちの状態は

「頬はこけて、顔は青白く、痩せ衰えた体の背中は曲がり、みぞおちの激しい痛みを訴え、消化不良、ひっきりなしの下り物、月経過多、乾いた咳に悩み、全身が激しい衰弱と無力状態に陥っている」(ギブー医師)


それはミシンのせいだと彼女たちも認識している。患者の一人が言うには、彼女の働く「パリ最大規模の縫製工場では、500人のうち200人が同じ症状に悩み」、そのためひっきりなしに労働者の入れ替えがある。

「痩せ衰えて無力になった女たちが一斉に去ると、新しく入った元気に太った女たちがその場所に座る」

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「経済的インパクトも深刻だった」


だが 「健康」についての「臨床医の憂慮」が

何故か「性的」な「快楽」的文章につながって…

「男性のアイデンティティーにとっての遍在的な不安に取り込まれた」?

意味がわからない!


「回収」のされ方

問題のすり替え方が わからない

…というか 不愉快な展開


こうやって問題点がアヤフヤになり
被害実態なども見送られてきたわけね



そのような転がしのトクイな方々は 性別関係なく

ミシンの前に座りっぱなしで 延々量産生活を送っていただければ

という感想



ツイテイケナイシ アキレルシ イライラスルシ

(再び読みたくも無かったが スペースが余っていたのでイカリも添えて 入れることにした)




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ストリートが本筋だが 様々なものを の中の
どちらかといえば 様式にこだわるほうのそれ   の…

「隣人の(踊りの)お師匠さん」


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ドイツ生まれのクレアダンス(クラブ)という枠があるらしく
日本では 助さんが本部かな

そこにつながっている という面

お師匠さんは 独現地に 何度も

隣人は 数年前に(ようやく)向かおうと 決心するも…
結局 一度も行かないまま ウヤムヤに






…お師匠さんは 酷く疲れているらしい



そのダンス特有かもしれない

教師がさりげなく…巧く支えて踊らせて(そんなダンス)いるのに

自分が(勝手に)上手くなったと思えるらしい

さらに ほとほと疲れている支え人を
見下すような態度までとられるらしい





彼のもとには 家族会の旧会長さん クミ長さん 
多彩な顔ぶれの方々が …寄ってくるようで


今では要らなくなったのか 都合が変わったのか
「目白」はお見限りのようにも  みえる

アピールが盛んな 方面

「所」? に入る前に 基本を習うために
彼女も通ってきていたそうだ

サンケ。。。 サンケエだな …その前の場  
歯科のあたりにあった頃のこと

エ を浮かべながら イ と なにゆえかウチコム。。
この変化のメカニズムは解明されていない と 思う  
…ただのボケという説も   あるのか ないのか




(サンケエ内)彼が長のルーム閉鎖の時期は 
混乱の極みだったが

その後も さらに転げ落ちてゆくような… そんな中

何を どうされておいでだったのかな






混沌の最中は ただ対処するしかないような状況
でも    今になって思えば…    そんな会話も













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