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コウソウ
 
2017年2月11日 19時52分の記事



構想図を描くための「最低限必要」な技法 (の はじまりの一部)
.....................


3次元空間内での物体の見え方

平面に対する視点の高さによって 平面の見え方は変化する

視点が平面と同じ高さの場合 平面は線に見える
視点よりも平面が低い場合は平面の上側が見え
視点よりも高い場合は平面の下側が見える
物体との距離によっても見え方は異なる

遠いところにある物ほど小さく 近いところにある物ほど大きく見える
(目から物体までの距離に反比例)


高さ 方向 距離の関係を 論理的に組み立てた描画方法
“透視図法”

水平線 Horizonal Line:HL
消失点 Vanishing Point:VP
の配置によって視点の方向が定まる

VPの数によって
1点透視図法 2点透視図法 3点透視図法に分類される

1点透視図法ではHL上にVPが1点あり
物体の水平な線を延長するとVPに収束する
その収束する線を透視線(パースライン)と呼ぶ

2点透視図法ではHL上の離れた2点にVPがあり
透視線は左右のVPへ収束する
物体の鉛直な線は水平線と直角に交わる

1点透視図法と2点透視図法は 物体の中心がちょうど視点の高さにある場合に用いられる

3点透視図法ではHL上に2点 HLから離れた場所に1点のVPを配置する
3点目のVPの配置場所は 視点と物体の位置関係によって決まる
物体を視点より上に描きたい場合はHLの上側のはるか遠方に
視点よりも下に描きたい場合はHLの下側に配置する
物体の水平線は左右のVPへ 垂線は上下方向の遠方へ配置されたVPへ収束する
そして 各透視線を補助線として 物体の外形線を描く

透視図法では、各VPの配置によって物体の各方向が定まる。すなわち、描きたい物体を、人間から見たときの、高さ、方向、距離を用いて表現できる。

各透視線がVPに収束しない図は不自然な形状に見えてしまう…歪む

そのような図の状態を「逆パース」と呼ぶ


「面の中心点と分割」

立体を違和感なく描くためには つねに立体を構成する面の中心点を意識しながら描き進める

中心点の求め方…透視図法で描いた長方形の平面に 対角線を描き加える
2本の対角線の交点が長方形の中心点となる
どの向きに配置された長方形でも適用でき 立体を描き進める際の基準となる

中心点を通り 向かい合う長方形の2辺の角度を等分する二等分線を引くと 長方形を均等に分割することができる

(『機械設計製図の基本』100-101)




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