網膜／視交叉上核／circadian rhythm

2017年3月11日 12時10分の記事

イチョウがあれな感じですので　区別のためのカテゴリ消しました 「制御」とか なんとかの対象事項（そうなのか）は下におきます　　19 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 脊椎動物の網膜に概日時計が存在することは，アフリカツメガエルの培養網膜でメラトニン合成酵素であるアリルアルキルアミンN-アセチルトランスフェラーゼが概日リズムを示すことにより初めて証明された．そののち，魚類，爬虫類，鳥類，さらに，哺乳類でも網膜時計の存在が確認され，脊椎動物の網膜には普遍的に概日時計が備わっていることが明らかとなった． 網膜には細胞形態 生理 代謝 遺伝子発現などさまざまなレベルで概日リズムが観察されている 長谷川稔,足立明人,海老原史樹文（19999）網膜の時計細胞.海老原史樹文,深田吉孝（編）生物時計の分子生物学.シュプリンガー・フェアラーク,東京.pp128-138 網膜細胞の形態変化のリズムとしてよく知られているものに視細胞更新リズムがある．これは，視細胞の桿体で古くなった組織が外節の先端から脱落して色素上皮細胞の食作用により代謝されるリズムで，明暗条件下では点灯後に活発となり，恒暗条件下でもリズムは継続する．このことから，概日時計の制御により視細胞が更新されることが推察できるが，ラットでは視交叉上核の破壊や松果体を除去してもこのリズムは消失しない．C57BL/6マウスはメラトニンを合成できない変異遺伝子をもつが，視細胞更新リズムは明暗条件・恒暗条件いずれにおいても認められ，また，メラトニン投与はリズムに影響しない． Tosini G,Fukuhara C（2002）The mammalian retina as a clock.Cell Tissue Res.309:119-126 それらの結果は 哺乳類の視細胞更新リズムの形成にメラトニンは関与しないことを示しているが アフリカツメガエルではメラトニンにより視細胞更新が活性化するという報告がある．　105 海老原史樹文・吉村崇 .................... 視交叉上核の神経活動変化に概日リズムが存在することは，1979年，Inouyeらの視交叉上核ナイフカットでの細胞外神経放電変化により調べられた．そののち，1982年には，視交叉上核を含む視床下部切片標本下の神経放電変化に概日リズムが存在することから，視交叉上核には能動的に発振する体内時計の本体が存在することがわかった．切片培養や分散培養などで視交叉上核の神経活動リズムを計測することが可能となり，視交叉上核の活動電位発生に概日リズムが存在することは確定的になった．　139 柴田重信 .................... “視交叉上核の形態学” 哺乳類の体内時計の中枢は視交叉上核に存在する 時計遺伝子の発見以来 in situハイブリダイゼーションや免疫組織学を中心とする形態学的手法は 体内時計の制御機構について重要な情報を提供してきた 視交叉上核は哺乳類の視交叉のすぐ背側 第3脳室をはさむように位置する一対の小さな神経核 ラットで 吻尾側700〜800μm/内外側300〜400μm/背腹側300〜400μm程度 その神経核を構成するニューロンは直径8〜15μmの球形あるいは楕円形の小さな細胞で 一側に一万個足らずの細胞を含む ラットでは，網膜神経節細胞からの投射が存在する腹外側部と，投射の存在しない背内側部が明瞭に分けられる．背内側部にアルギニンバソプレッシン（AVP）産生ニューロン，腹外側部にバソアクティブインテスティナルペプチド（VIP）産生ニューロンやガストリン放出ペプチド（GRP）産生ニューロンが局在し，また，その境界部にはソマトスタチン（SS）産生ニューロン，サブスタンスP（SP）産生ニューロンが分布している． Ibata Y,Tanaka M,Tamada Y,Hayashi S,Kawakami F,Takanatsu T,Okamura H（1997）The suprachiasmatic nucleus:A circadian oscillator.Neuroscientist 3:215-22 VIP産生ニューロンと同じ腹外側領域に存在するGRP産生ニューロンは，その存在領域はかなりの部分がVIP産生ニューロンの分布と重複しているが，視床下部の腹側部でさらに外側に存在する傾向がある．また，視交叉上核のほとんどのニューロンはγ-アミノ酸（γ-amino butyric acid,GABA）を産生するニューロンである． “時計遺伝子の分布” 1997年「哺乳類の最初の時計遺伝子」PerlとClkが発見された king DP,Zhao Y,Sangoram AM,Wilsbacher LD,Tanaka M,Antoch MP,Steeves TD,Vitaterna MH,Kornhauser JM,Lowrey PL,Turek FW,Takahashi JS（1997）Positional cloning of the mouse circadian Clock gene.Cell 89:641-653 Tei H,Okamura H,Shigeyoshi Y,Fukuhara C,Ozawa R,Hirose M,Sasaki Y（1997）Circadian oscillation of a mammalian homologue of the Drosophila period gene.Nature 389:512-516 Sun ZS,Albrecht U,Zhuchenko O,Bailey J,Eicheli G,Lee CC（1997）RIGUI,a putative mammalian ortholog of the Drosophila period gene.Cell90:1003-1011 （リズムの発振機構は負のオートフィードバック機構による時計発振遺伝子の転写制御である）　131 長野護・重吉康史 『時計遺伝子の分子生物学』 カテゴリひとつ設け　該当の3件をそこに入れましたところ なんだか多いような・・　後日変更（再読なども？）します　　2017.3.18 それにしても　どなたの編集でそのようなことが？ 目で追えるかどうかの速度で　スクロールはしました circadian rhythm (21)と出て　（circadian・・3） 。。ですが　あれな記事は　17件のようなのです 10件×2頁　ということで　みあたらない わかりやすいのを ひとつ listに 足しておきました リスト　　翌19立＋20 【PR】電話相談システム開発ならイーステム 2015年11月28日 10時43分 「礎居・柱立て」「龍伏」「棟上げ」など 2015年11月25日 14時21分 「方伯神」　（ヨクかい？） 2015年11月23日 13時55分 「いざなぎ流」 2015年11月18日 15時41分 「身固」 2015年11月15日 14時35分 「物忌」 2015年11月14日 14時44分 「蘇民将来」　「金神」 2015年11月14日 10時25分 「栗華落入り日の事」 2015年11月11日 16時33分 グループにより「吉凶や意味するものは異なる」 2015年11月7日 12時2分 「凶会日」（暦注下段） 2015年10月31日 16時10分 つくられた　「イメージ」 2015年10月28日 13時50分 「七十二星西嶽真人符」「赤痢病祭」など 2015年10月18日 13時15分 反閇　ヘンバイ 　　 跛行 ハコウ　 2015年10月17日 12時26分 みのしろ　　はらい　　など 2015年9月17日 14時41分 「積もり積もって閏月」 2015年8月30日 12時6分 「復権運動に内包される問題」 （「心理的理由」のいくつか） 2014年4月23日 10時40分 藤巻一保氏の著書 3 2014年4月22日 16時47分 藤巻一保氏の著書 2 2014年4月16日 11時40分 藤巻一保氏の著書 1

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