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凍土
 
2018年7月8日 9時25分の記事

『極北シベリア』より

地下水が融解して消失すると 永久凍土の大地は沈下し
アラスとよばれる凹みができる

アラスは東シベリア各地に形成され 速い速度で変化する

西シベリアにも成因の異なる地下水があり
ハッセリーとよばれている
83



凍土を掘った経験があるだろうか。 17

堅くてスコップでは歯が立たない
ツルハシを思いきり打ち下ろして すこし欠けるていど

砂質の凍土は温度の低下とともに強度が増加し
−50度では コンクリートの強度にひとしく
−10度では すこし風化した花崗岩と同じていど

  凍土のもう一つのすぐれた性質は、水を通さない点である。1900年頃からヨーロッパ諸国で、軟弱な地盤を人工的に凍結させ、地盤の改良に応用する工事がなされるようになった。日本でも1960年頃から土木工事に、人工凍土を利用する試みがなされた。とくに1970年代の高度成長期になると、東京や大阪の過密大都市は、地下鉄工事など高水位で軟弱な地盤での土木工事が多く手がけられ、そこで人工凍土が利用されてきた。

  人工凍土を造成させるのは、つぎのようにする。水を多くふくむ軟弱地盤に、一定間隔で鋼管(凍結管)を埋設する。そこに冷凍機でマイナス20度〜30度に冷却した不凍液(塩化カルシウム溶液、凍結温度マイナス56度)をポンプ循環させる。鋼管の周辺に凍土が形成されるが、適切に配置された鋼管にはさまれた地盤は凍土で連結して、6〜8ヵ月すると厚い凍土ができあがる。凍土の堅さと遮水性(不透水性)から、軟弱地盤は安定な強度を保つ。この凍土層を削岩機など、ふつうの岩盤掘削と同じ土木機材で掘り、トンネルをくりぬく。トンネルを掘削した後に、コンクリートを内側から吹きつける。コンクリートに十分な強度が発生した後、ゆっくりと凍土を融解させる。

  新幹線の上野駅の建設でも、図6のようにアーチ型の凍土を造成した。このトンネルの直径は12.9メートルと最大級だった。凍土は約一年にわたって維持され、地下空間が凍土によって支えられ、また地下水の浸透を防いだ。東京湾縦断トンネル工事でも、この人工地盤凍結工法が多用された。

  東京湾に沿っては、より長期的な永久凍土が造成されている。液化天然ガス(LNG)は、天然ガスをマイナス162度まで冷却して日本に輸入され、不純物をまったくふくまない、クリーンなエネルギー源である。この超低温のLNGを安全に貯蔵するために、巨大な地下式タンク群が東京湾沿い(千葉県袖ヶ浦市、横浜根岸市根岸)に建設された。直径50メートル、深さ60メートルのステンレス製のタンクとその周囲のコンクリートからなる、巨大な円筒型タンクで、一基でLNGを20万キロリットル貯蔵できる。図7は最大級の地下タンクの建設中のようすで、この穴にはあのジャンボ旅客機がおさまるほどである。

  液化ガスの温度がマイナス162度という超低温のため、タンク周辺の地盤はある厚さまで凍結状態となる。つまり永久凍土化する。凍土のコンクリートなみの強度と、水を通さない性質をいかして、タンクをより安全に包みこむ。とくに地震のさいの振動などにたいしては、永久凍土がタンクへの被害を食い止めてくれる。

地下貯蔵式LNGタンクが 東京湾沿いに数十 すでに稼働
つまり 東京湾沿いには永久凍土がぞくぞくと形成されているのだ
〜20


72
…6時間ごとに 一年間伸び縮みの自動記録
気温 地表面温度
10? 40? 80? 深さの地温も記録

一年後に記録を回収
温度変動は異常なく記録されていた

問題は収縮や伸張の記録

一見すると、冬になるとしだいに収縮するような、きれいな変化だった。

しかし、六ヵ所すべての変動が相互に類似している。念のために、地表面の温度変動を重ねると、ぴたりと重なってしまった。変位計を研究室に持ち帰り、なにも接続しないで、ただ温度変動をくわえてみた。なんと変位計は温度計になってしまっていた。伸び縮みを検出する部分には、金属に巻きつけたコイルがあり、その中心にある芯棒の移動を電気信号に変換する原理である。このコイルが温度によって影響を受けやすく、一種の温度センサーに変じていたのだ。

凍土中の詳細な温度変動の記録はとれていた
『極北シベリア』新赤版 1996 福田正己


…………………


沈降 か?


7.3〜手元に
ほか 読書にも いそしむ

※昨夜うちこもうとしたものは 先送りに
数ヶ月前からですが (“月水”「平安」とか系)

メモ

・『月経の名称』2013(鈴木明子)/138
WW? 大量出血するから
・「月経」の「経」
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