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2018年9月9日 12時5分の記事


河野昭一監修/田中肇編集/平成2年『秋の野山を歩く』
「根で繁殖する植物たち」より

ヒガンバナの空白域は急激に拡大しており
環境指標植物としても 注目されている 34

葉が枯れ 夏が終わるまで
半地中〜地表付近で動きを止めているように見えるが
花芽は形成され 次の成長期に備えている

花芽を持つのは年数を経て太った鱗茎のみ
結実しないのは配偶子をつくる減数分裂が異常となる3倍体の宿命

花茎をつけることがきっかけとなり
鱗茎はしばしば2つに割れるが 底部は結合したままのことが多く
その状態が長年続くと巨大なクローンを形成する

秋の人里を彩るヒガンバナ(別名マンジュシャゲ)は,日本人の原風景といってもよいほど懐かしいものである。しかし,そのルーツについては,3倍体(染色体数2n=33)で不稔(種子ができない),分布が農耕地や集落付近であることから,純粋な自生植物ではなく,中国から半作物として導入されたのではないかと考えられている。中国大陸には,やや小型の花を咲かせ,結実する2倍体(2n=22)のヒガンバナが自生する。しかし,大陸でも広く分布するのは3倍体のヒガンバナで,こちらの方が有史以前に人為的に持ち込まれ,日本各地に伝搬したものとみなされている。ヒガンバナのルーツについては,以上の人為的導入説の他に,海流による漂着説やもともと日本に自生していたという説もある。 36
34-37/ヒガンバナ/結実しない徒花/河野昭一/米澤信道


輸出されたクズ

旺盛な繁殖力をクズは持っている
木があればそれも覆ってしまう

クズの茎は太い幹には巻き付けないから垂直に立ち上がるように木の枝にとりついている。林があれば,まるでクズの壁になってしまう。勇気を出して,その壁を突き抜けると,中は意外にがらんどうだ。林床を小さな葉をつけた細い茎がまばらに這っていて,外とはまるで違って元気がない。クズは十分な光が欲しいのだ。ところが,荒れ地緑化のため,1953年ころから日本のクズを導入したアメリカでは,たいへん暗いところにもクズが生えているらしい。どこで性質が変わってしまったのだろう。アメリカは1953年には10トン以上も種子を日本から輸入したという。しかしながら,今では繁茂し過ぎてしまって,邪魔者あつかいされているらしい。
39/クズ/繁殖旺盛なつる植物/伊野良夫


・・・・・・・・・・
9.11までのところ 前倒しでと思っておりまして
午前返却しようかともあれでしたが 少々あれしてからに



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