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サッカー場のような大きさの物体が空に浮かんでいて、3つの角から強烈な「ヘッドライト」が下方を照らしていたと、2人は語った(1)
[UFO]
2018年7月18日 15時22分の記事




『未確認飛行物体』   UFOの奇妙な真実
ポール・ホワイトゲッド / ジョージ・ウィングフィールド
 創元社   2013/8/26



<フェルミのパラドックス>
<そしてドレイクの方程式>
・それでは、宇宙は知的生命であふれているのだろうか。カリフォルニア大学のフランク・ドレイクが最初に考案した方程式はその可能性を示している。しかしながら、これはロスアラモス国立研究所のエンリコ・フェルミが最初に口にした、「だったら、みんなどこにいるのだろう?」という疑問を生む。

・宇宙は、生物の命の可能性を最大にするために精密に調整しているようだ。それでも私たちが知らないところで進化は進んでいる。不可解なUFOが世界中に見られるということは、UFOが実はわれわれが想像しているよりはるかに未知なものだという事実を示しているだろう。

<ベルギー上空のUFO  正体不明の空飛ぶ三角形>
・1988年から1991年にかけて、ブリュッセル、リエージュ、ナミュールをはじめベルギーの町のあちらこちらで、たくさんの人々が奇妙な三角形の飛行物体を見た。それはどのような飛行機とも違うものだった。
 1989年11月29日のある事件では、車でパトロールをしていた2人の警官、ハインリッヒ・ニコルとニューバート・モンティニーがオイベンの町の近くで、空にその物体を見た。サッカー場のような大きさの物体が空に浮かんでいて、3つの角から強烈な「ヘッドライト」が下方を照らしていたと、2人は語った。物体が浮かんだままだったり、静かに移動したり、あるときは光で地面を照らしていた。その様子を、彼らは1時間にわたって見ていた。

・三角形のUFOは1990年代を通して、さらに21世紀になっても目撃され、ベルギー陸軍と空軍はこの現象の調査を続けた。しかし誰がもしくは何が、彼らの空域に侵入していたのかを解明するには至らなかった。軍幹部はいまになっても困惑したままだ。

<空想にふけって  (真実に近づく)>
・宇宙人に誘拐された経験は多くの場合、催眠状態でよみがえらせることができる。

・ヴェノリカ・グッドチャイルドは「宇宙人との遭遇は、通常の現実の外と個人の内なる世界のあいまいな境界領域で起きているようだ」と書いている。
 マック教授によると、宇宙人による誘拐は、奇妙な経験をした特殊な家族に起きるという。彼は次のように主張する。
「………ヨーロッパ以外の文化では、この世界とは別の現実、別の存在、別の次元があることを以前から知覚していた。そして別の次元や別の現実世界は、私たちの世界と交錯することがある」。現代の西洋人はこうした領域を認めたり、研究したりするには物質主義的すぎると彼はいう。マックの考え方は、世界中の人々が信じていた妖精の国と同じである。そこには「小さな人々」によって誘拐された人間たちの物語がたくさん存在する。妖精と宇宙人の物語は、細かいところまで似通っているところが多い。

<宇宙人と妖精は同じものなのだろうか?>
・妖精は人間を麻痺させたり、コントロールするために魔法の杖を振り、小さな宇宙人も同じ効果を得るために、棒のようなもので目撃者を指す。両者とも。緑や灰色の上下が一体になったチュニックを着ていると描写されることが多い。

・インキュバスは男の悪魔で、人間の女を誘惑し、思い通りにしてしまう。サキュバスは大きな胸をした女の悪魔で、人間の男から生命力を奪う。中世の学者たちは彼らとの性行為は夢の中でおこなわれたものとしたが、現代の私たちは、こうした経験をした人たちにとって、それは現実だったことを知っている。実際、夢ではないことを示すように、女性とインキュバスとのセックスの結果、子どもができたという話もある。異種交配の子どもたちは呪われていると思われるかもしれないが、彼らについては古今を問わず、妖精文学にもほかの文学にも記録されている。

<アブダクション そして親密なる遭遇>
・アブダクションと宇宙人による性的実験は、おびただしい数の研究が示すように、人々が思っているよりも一般的なことである。これからお読みいただくように、恐怖に満ちたものから喜びにあふれたものまで、多くの人がその経験を報告している。

・約100万人のアメリカ人が、エイリアンから身体検査を受けた経験があると主張している。ときには恐怖の体験だが、一部の人にとっては、気分が高揚する美しい思い出となっている。ハーバード大学のジョン・マック教授は、これら多数のアブダクション体験を無視してしまうには、あまりにも広範囲にわたっていると主張する。

<初期の空飛ぶマシーン  空に浮かぶ不気味な船>
・未確認飛行物体についての記述は、さまざまな中世の記録で読むことができる。リヨンの大司教が9世紀に著した文書には、フランスの農民たちが信じている、「マゴニアという大陸からきた雲に浮かぶ船」の話が記されている。人々が「そうした船から落ちたという3人の男とひとりの女」に向かって、彼らが死ぬまで投石をしていたところを見た、と大司教は書いている。よく似た話は、1211年にティルベリのゲルウァシウスも語っている。
「その不思議な出来事は、ある日曜日、アイルランドにあるクロエラ村で、村人たちがミサに出席しているときに起きた。ここは聖キナルスを讃える教会である。碇が付いたロープが空から落ちてきて、碇の爪のひとつが教会の扉の上部のアーチに引っかかった。村人たちは教会からどっと飛び出して、碇とロープの先の上空に、人を乗せた船が浮いているのを見た。男はひっかかった爪をはずすために、碇に向かって降りようとしており、まるで水の中を泳いでいるようだった。駆けつけた村人たちは、彼を捕まえようとした。しかし、村人たちが殺してしまうのを恐れて、司教は男を捕まえることを禁じた。自由になった男は船へ急いだ。乗組員がロープを断ち、船は出航し視界から消えていった。
 目撃例はその後、何世紀にもわたって続く。

<歴史的な奇妙なできごと (洞窟画からエゼキエルの車輪まで)>
・インドの古典「ヴェーダ」(紀元前1500年頃)には、神の空飛ぶ戦車、「ヴィマナ」について詳細に記されている。また、バビロニアや南米の石板には、空飛ぶ乗り物が描かれている。聖書には似たような奇妙な物体(たとえば「エゼキエルの車輪」)が登場するし、ほかにも多くの空飛ぶ戦車を、さまざまな古代遺跡で見ることができる。

・それでも私たちが知らないところで進化は進んでいる。不可解なUFOが世界中で見られるということは、UFOが実はわれわれが想像しているよりもはるかに未知なものだという事実を示しているだろう。

<それではETとは何なのか? あなたのお望みのままに>
・最初のUFO研究者といわれるチャールズ・フォート(1874年生まれ)は、異常現象の報告を数多く収集し、UFO現象は宇宙人による訪問であると結論した。

・彼らは慈悲深い存在なのだろうか。UFO研究者のなかには、宇宙船に乗った宇宙人は、人間を誘拐して血液を飲んだり、奴隷にしたり、遺伝子を用いて異種交配種を創り出していると信じているものもいる。世界各地で起きている、牛などの動物の奇怪な殺傷事件(キャトルミューティレーション)についての指摘もある。

・一方、UFOカルト(UFOを神の遣いとするような教団)は増加している。20世紀初頭、ウェールズ人のキリスト教徒、メアリージョーンズと彼女の仲間のリバイバリスト(キリスト教の信仰復興運動の指導者)は、明るくて動く球体は、神が彼らと交信しようとしている証だと人々に説いた(1877年以来、この地域では奇妙な青い光が目撃されてきた)。

・20世紀初めのインドネシアでは、ムハンマド・スブーが光る球体を見て、宗教団体「スブド」を創立した。「ヘヴンズ・ゲート(1997年、ヘール・ポップ彗星出現の際に集団自殺を行なった)」や、より最近の「ラエリアンズ・ムーヴメント(教祖が異星人からメッセージを受け取り創始したとされる)」のような現代アメリカのカルトでは、教義の中心には進化した霊的なETが存在する。
 こうしてUFO現象については、邪悪な被害妄想的な見方(「われわれは家畜として飼われている」)から、宇宙で進化した超越的存在(「彼らは私たちが目覚めるのを待っている」)とするものまで、あらゆる見解が出そろった。

・宇宙人とは、私たちを啓蒙しにやってきた進化した生き物なのだろうか?それともいまだはっきりとしない理由で私たちを家畜として飼育しているのだろうか?またはその中間に真実があるのか。

<潜在意識からの訪問者 古くからの元型のヴィジョン>
・UFOは元型のヴィジョン、つまり聖霊カエルや聖母マリアの現代版といえるのだろうか。カール・ユング(1875-1961)は著書『空飛ぶ円盤』で、外部の現象は内面の精神状態を映し出しており、以前は神や天使や妖精として目撃された元型が、現代では急速に変化する新しいテクノロジーに対応した。集合的な人間心理の反応として、UFOとなって現れたのだとする。

・ユングの理論は、ジョン・ミッチェル(1933-2009)の著書『空飛ぶ円盤のヴィジョン』に引き継がれ、彼はUFOを人間の精神が生み出したものだと考え、次のように書いている。「UFOとは、水瓶座の時代のはじまりとともに人間の意識が根元的に変化することの前触れとなるものである」

・イギリスの外交官ゴードン・クレイトンは、UFOはジン(精霊)であると―—いたずら好きの精霊が物質的な乗り物の形をとって飛び回っているのだと――考えた。

・イギリス空軍の高官のラルフ・ノイズは、UFOについて「あれがなんなのか、実のところ分からない。彼らは我々と、つまりわが軍のパイロットや兵士たちと遊んでいる。ユーモアの感覚を持っているようだ」という。

・現代の作家パトリック・ハーバーは、人間の肉体の範囲を超えて、より大きな現実(大いなる存在)の不可欠な一部分としての広がりを持つと考えている。現実は、われわれが考えているものとはまったく違う。UFOはメルクリウス(商業の神でメッセージやいたずらの守護神でもある)的なコミュニケーションの顕著な特徴を—―すなわち、神々のメッセンジャーたる。「いたずらもの」によって絶妙なタイミングでもたらされる混乱という要素を—―備えている。鏡の向こう側からはこれまでずっと当然のこととして適切な反応がかえってきたというふうに現実の物理学的性質を捉えているが、それは誤った過度の固執と確信である。

・超自然的なものの出現は目撃者の意志に沿った時間と場所で起こる。1968年から71年にかけて、エジプトのザイトゥーンの教会に出現した、聖母マリアの写真のいくつか。この出現は数千人に目撃されている。

<UFOの真実性の探求  (事実は小説より奇なり)>
・作家のアーサー・C・クラークは「高度に発達した宇宙人の科学技術は、魔法と見分けがつかない」と書いた。彼の意見が示唆するのは、UFOが私たちの3次元の世界を超えた次元にいるのかもしれない。あるいは、ひょっとしたら、私たちは実際に宇宙人からのメッセージを見つけているのかもしれないし、または物質的な裏付けを欠いた宇宙人と出会っているのかもしれないということだ。実際に私たちは気づかないうちに宇宙人の現実のなか、彼らが作り出した仮想現実の中で暮らしているのかもしれない。

<目にみえるもの>
<オーラとオーブ>
・ここ数年、もっとも頻繁にみられる大気中の未確認現象のひとつが、デジタルカメラで大量に撮影された「オーブ」の光だ。たいていの場合、この光は夜にフラッシュを使って撮影したデジタルカメラの写真に現れる。ある人々は瞑想で部屋中にオーブを出現させることができるという。

・ある人々は、オーブは生き物であり妖精であり、あるいは死者の魂だともいう。白昼、自分自身の目でオーブや明るい光を見ることがあるという人が25人に1人はいる。この数字は生物の周囲にオーラ(おそらく電磁的効果)が普段から見える人々の割合と近い。



『未確認飛行物体』   UFOの奇妙な真実
ポール・ホワイトゲッド / ジョージ・ウィングフィールド
 創元社   2013/8/26



<ハドソンヴァレー・ウェーヴ  夜空の巨大な飛行物体>
・1983年から1986年の間に、何百、いやそれ以上、何千もの人々が、ニューヨーク州北部やコネチカット州の夜空に、巨大な三角形のUFOを目撃した。UFOは、しばしばわずか数十メートル上空で、ゆっくりと静かに空を飛んでいた。そしてよく「サッカー場のような大きさ」と描写された。

・「空飛ぶ都市ってのがあるとすれば、これがまさに空飛ぶ都市だね。小さい飛行船なんかじゃない。とにかく大きいんだ!」目撃者の一人、エド・バーンズが驚きをこめて語った。多くの目撃者は地球外からきた宇宙船だと信じていた。

<ウォーミンスターの怪物>
<空の不思議と光の黒服の男たち>
・1960年代のイギリス、ウォ−ミンスターの周辺では、好奇心をくすぐる事件が起きていた。

・近くの丘の上で夜ごとに空を観測していた地元のジャーナリスト、アーサー・シャトルウッドは、丘の上でなにか大きな目に見えない存在を感じたと語った。懐中電灯を点滅させると、空に見える正体不明の光も点滅して応答したという。シャトルウッドはこれらの光が地球外の宇宙船のもので、目に見えない存在はその乗員であると信じていた。シャトルウッドは、惑星アエストリアからきた異星人カルネが自分の家を訪ねて、地球の未来について緊急の警告を与えたという。

・その一方で、1950年代と60年代に起きたUFO目撃情報のほとんどは、アメリカにある目撃者の自宅を訪問し、UFOの写真を提出させ、ときにはその写真を押収する黒服の男たち(メン・イン・ブラック、MIBs)が深くかかわりあうことになる。黒いスーツに身を包み、しばしばラップアラウンド・フレームのサングラスをかけたこの男たちは、自らを政府の職員やUFOとの遭遇を調査している軍の高官だと名乗っていた。のちに目撃者が彼らに連絡を取ろうとしても、政府はこうしたものに関心はなく、そういった職員はいないと公式に否定された。

<詐欺師とペテン師  それは毎日生まれる>
・彼が経験したという月周回と金星への旅について記述されている。アダムスキーはこれら「スぺースブラザーズ」との旅で、月の裏側に都市や湖、雪に覆われた山脈、森を見たといっている。
 のちにアメリカとロシアの宇宙探査機が撮影した月の写真によって、これまでなかなか消えることのなかった疑い、つまりアダムスキーが主張する真実は、空想以外のなにものでもないことが明らかになった。

・アダムスキーが彼の地球外とのコンタクトを信じる人々のためのカルト教団を設立したように、スイス人の農夫、ビリー・マイヤーもプレアデスからやってきた「ビームシップ」とコンタクトしたと主張して熱心なファンを生みだした。1970年代、マイヤーはセムヤーゼという名のプレアデス人女性と一緒に宇宙に行ったと語り、模型を使ってたくさんのビームシップUFOの写真をねつ造した。マイヤーの信用は失墜しているにも関わらず、彼の話を信じる人々はいまだ存在する。
 詐欺師とペテン師の作り出す話は現代に至るまで続いている。

<世界の有名UFO目撃事件>
・1983年3月。IBMのエド・バーンズはニューヨーク州のタコニック・パークウェイを北に向かってドライヴ中、大きな三角形の飛行物体を目撃した。翼のうしろの縁だけで40個もの色のついた明かりがついていて、バーンズの車のほぼ真上でホバリングしていた。速度は非常にゆっくりとしていた。「あれは空飛ぶ町だった。小さな物体ではなかった。巨大だった」

・1983年10月。アメリカ合衆国ニューヨーク州のクロトン・フォールズ貯水池で、ジムクックは巨大な三角形の飛行物体が、音も立てずに水面から約4.5メートルの高さに浮いているのを15分間にわたって目撃した。その後、物体は飛び上がり、ゆっくりと夜空に消えていった。

・1984年7月。円錐形の「サッカー場3つ分ほどもある」巨大な未確認物体が、ニューヨーク州ブキャナン近くのインディアン・ポイント原子力発電所の上に浮かんでいた。8つの明るい光がついていて、稼働中の原子炉がある施設から約9メートルと離れていないところの上空をゆっくりと動いていた。要請を受け州兵が武装ヘリで出動したが、撃ち落とす前にUFOは消えていた。

・1986年11月。日本航空1628便、ボーイング747貨物輸送機の機長、寺内謙寿はアラスカのアンカレッジ近くを飛行中、巨大な円形の物体を目撃した。物体は水平の緑に色のついた複数の明かりを点滅させていた。そのUFOは空母ほどの大きさがあり、747と同じ進路を30分間にわたって飛んだ。地上のレーダーにも写り、747のほかの乗務員2名もこれを目撃した。この物体と2機目の物体は、ある時点で747の前方で停止し、そこから熱が放射されていた。そのとき寺内は顔に熱さを感じた。

・1990年3月。モスクワの東にあるペレスラヴリ・ザレスキー。空軍参謀長であるイゴール・マルツェフ大将が、巨大な円錐形物体がレーダーに捕捉されたと語った。音を立てずに「軸を中心に回転しており、水平と垂直の両方向でS字旋回を行った」高度約90メートルから約7300メートルのあいだを飛び、その速度は現代のいかなるジェット機の2倍から3倍も速かった。

・1991年5月。ロシア、北コーカサスのピャチゴルスク。バス会社の役員4人が巨大なUFOと、小さな尾がついた真っ赤な球体5個を目撃した。それとは別のサッカー場ほどもある巨大な乗り物には、中央にノズルがついていた。このUFOはまったく音をたてず、1分ほど見えていたが、その後消えた。

・2007年4月。イギリス海峡チャンネル諸島のオルダニー島に向かって、約1200メートルの高度をトライランダー機で飛んでいたレイ・ボウヤー機長は、およそ88キロ離れたところに輝く黄色の巨大なUFO2機を目撃した。それらは細い葉巻のような形をしていたが、黒っぽい帯状の模様が右端を一周するように入っていた。2機とも長さは1.6キロほどで、地上のレーダーでも捕捉された。乗客もこれらのUFOを目撃した。

・2007年11月。英国、ウエスト・ミッドランド、ダドリー。空に、黒い三角形の物体が静かに浮かんでいるのが目撃された。目撃者は「下側に特徴的な赤い明かりがついた、まるで巨大なドリトス(トルティアチップス)のようだった」と述べた。UFOは2010年にも再び現れた。

・2008年1月。テキサス州スティーブンヴィル。警察官が巨大なUFOを追跡した。スピードガンで測ったところ低速で飛んでいた。「スピ―ドガンを空に向けなければならなかった。そしてしっかりと捕まえることができた。時速は約43キロと表示されていて、それは徐々に速度を上げていった……市民は本当のことをいっているのだと、みんなにわかってもらいたい……」

・2009年7月21日。ロシア海軍はUFOに関する記録を機密扱いから外した。ロシアの「自由報道サイト」は目撃情報の50パーセントは海で起きていて、そのうちのひとつの事件では、原子力潜水艦が未知の物体6個に追跡されたと報道している。潜水艦はそれらの物体を振り切ることができず浮上。未知の物体も浮上して、そのまま飛び去った。

・1994年。中国、武昌の農夫、メン・チャオグォが山腹に輝く金属製のものを目撃した。彼は近くに見に行き、意識を失った。のちに、身長約3メートルの女性の宇宙人がメンを訪ねてきた。彼女は腰から下が裸で、指が12本あった。メンは、40分ほど空中浮揚をしながら宇宙人と性的体験を持ったと語った。宇宙人は60年後に混血の子どもが誕生すると彼に告げた。警察の嘘発見器にかけられたが、ウソはついていあにとされた。



『FBI超能力捜査官マクモニーグル』 「遠隔透視」部隊の現実 
 (並木伸一郎・宇佐和通) (学研)  2007/2



<UFO、幽霊、数々の超常体験>
―UFOや幽霊を見たことは?
・いくらでもある。まずUFOの話から始めましょう。あれは1966年のバハマだった。深夜、宿舎へ帰るので、同僚のスティーブ・ロバーツと一緒に浜辺を歩いていた。ビールを飲んでいたから、いい気分だったが、ひどく酔っていたわけではない。すると突然、目の前の砂山にまぶしい光が当たった。まるで昼間の太陽のような明るさだ。空を見上げるとフットボールのグランド三つ分はありそうな大きな円形の物体が浮かんでいて、光はこの物体から発射されていた。高さは400メートルくらいだったと思う。
私たちは、この光に包まれる形で立っていて、不思議なことに浜辺にいながら波の音が聞こえなかった。物体は金属的で、ところどころ継ぎ目が見えた。茫然として見ているとしばらくして急に光が消えた。と同時に物体も姿を消した。

・UFOを目撃した翌朝は、ひどく気分が悪かった。しかも、二人とも火ぶくれに近いような日焼けをしていた。スティーブの症状は、特に深刻で、軍病院に入院したが、私は、薬で10日ほど治療するだけで済んだ。スティーブの体には、今でも日焼けの痕が残っているらしい。あの夜、体に浴びた光はかなり強かったのだろう。私は、勤務で毎日海に出ていて、すでに日焼けしていたから、スティーブほど深刻にならずに済んだと思う。



『光の勢力は集合する』
―UFOと彼らの霊的使命―
ベンジャミン・クレーム   シェア・ジャパン出版 2010年5月



<マイトレーヤに出現の先触れをする“星”>
・宇宙の兄弟たちは、マイトレーヤの出現と完全に関係しています。これらの4つの飛行物体は特別に要請されて飛行しました。それは非常に大きく、サッカー競技場の5倍ほどの大きさです。そのために煌めく他の星々に比較して大きく見えます。それらは金星や木星のような大きな惑星と同じくらいの大きさの星のように見えます。金星や木星を見た人がそれを“星”と間違えることも時々あります。

<“星”を広く世界に知らせる>
・“星”はもちろん天体としての星ではありません。“星”は宇宙船、UFOであり、巨大な宇宙船です。「通常の日常的な」偵察UFOは直径わずか25か30フィートで、かなり大きいですが、そこまで巨大ではありません。“星”は巨大で、フットボール競技場を5つ合わせたくらいの大きさがあります。

<マイトレーヤの光の飛行船>
・マイトレーヤは、光の船を持っています。それは赤またはオレンジがかった赤の球体としてしばしば見られます。それには、大勢の人が乗ることができます。マイトレーヤはロンドンのいろいろな寺院に住んでおられ、それぞれに数年を過ごされ、スワミたちを訓練し、世界中で教えるために彼らを送り出されます。これをする時、マイトレーヤはしばしば人々を宇宙船に連れて行かれるのです。



『世界覚醒原論』
真実は人を自由にする 
デーヴィッド・アイク   成甲書房    2011/10/5



<UFOは本物だけど・・・なぜ今なの?>
・これは彼が州知事時代の1997年に起きた「フェニックスの光」という現象の時に彼が取った行動を覚えている人にとっては驚きであった。当時、ヘールポップ彗星を見るために集まっていた何千もの人々の目の前で巨大なV字型の飛行体(「円形だった」と言う人もいる)が音もなくフェニックスの上空を30分ほど滑空したという事件である。

・フェニックスのあちこちでまた、少なくとも他の5つの都市で目撃した人々は「飛行物体はサッカー場が何個も入るほど大きいものだった」と言い、「1マイル(約1.6キロメートル)以上の長さがあった」と言う人もいた。この事件については納得できるような説明はこれまでなされておらず、同じような飛行物体がイングランドやベルギーでも報告されている。

・それから10年が過ぎた今、そのサイミントンはナショナル・プレス・クラブで自分自身が「目撃者」であることを明らかにした。彼自身が「フェニックスの光」の飛行物体を見たことがあると証言したのである。「それは巨大で不可解な物体だった。一体、どこから来たのだろうか。たくさんの人が見たし私も見た。ドラマチックだった。きれいな左右対称形だったので、炎ではありえない。幾何学的な輪郭で一定の形を維持していた」。

・ナショナル・プレス・クラブの会見で他の証人たちは、UFOの目撃情報がいかに組織的に隠蔽されていたかを語った。連邦航空局の事故調査官を務めたジョン・キャラハンは、1986年にUFO(1機)と日本の民間航空機(JAL貨物便)を巻き込んだアラスカ上空のニアミス事故のニュースを公表しないように、CIAから命令されたと言った。「私たち管制官は全員、この事件は決して起きなかったと、秘密厳守を宣誓させられた」



『未確認飛行物体UFO大全』
並木伸一郎  学研パブリッシング出版  2010/1



<テキサス事件>
<40名が目撃した超巨大UFO>
<直径1600メートルの超弩級巨大UFO>
・2008年1月8日夜、アメリカ、テキサス、フォートワース南西にある町スティーブンビルやデルデン、ダブリンの住民たち多数が、巨大なUFOを目撃した。それは日没後の低空を黄色や青、そして白色のライトを点滅させながら、かなりのスピードで飛行していた。町は当然、大騒ぎになった。

・このUFOを目撃した人は40名。その証言を総合すると、「ウォルマート(アメリカ最大のスーパーマーケット)の店舗よりも巨大」というUFOの直径は約1600メートル。形は扁平、色はグレーで、表面は滑らかだった。
UFOは高度約90メートルの上空をときおり空中で停止しつつ、機体に取り付けられた複数のライトを点滅させながら、まったく無音で飛行していた。その背後を、アメリカ空軍の戦闘機が追尾していたという。

・UFOの後を追うかのように、軍用と見られる小型のブラックヘリ3機と大型のブラックヘリ1機が、上空を飛行していたのである。UFOはその後、機体を45度に傾けたかと思うと、瞬時に音も絶えず飛び去ったという。



『矢追純一のUFO大全』
(矢追純一) (リヨン社) 2006/6



<「ついに、軍と宇宙人の共同プロジェクトが・・・」>
<アバブ・トップ・シークレット(最高機密の上にランクされる領域)>
・グルームレイク近くのS-4区域には地下30階に及ぶ巨大な施設があって、その一角で、みなさんが“グレイ”と呼んでいる身長の低い宇宙人と話をしました。彼らとの会話は絵文字を使ったのですが、主としてテレパシー交信のようなもので話ができる。彼らは、“ゼータ・レティキュライ1・2“という二つの連星から来たということでした。

・ただ言えるのは、彼らが完全なクローン人間などではないということです。なぜならば、彼らは科学者として完璧な知識を持っていますし、それももとに、我々とディスカッションすることもできます。彼らがとくに興味をもっているのは、私達人間の感情のようでした。私達の喜怒哀楽に、とても興味をもっていたように思えます。

・そこにいた2日間、私は、5機の、それぞれ独特の形をした宇宙船が、空軍の一員によって調査され、操縦されているのを見ました。しかもそれは“エーテル人”の助けと許しのもとに。

・ディ・マティアライズ(物質消滅)です。つまり、彼らは、自分をテレポートする能力があるようなのです。

・私がS-4で一緒にいたグレイは、我々の間では“コルタ(KOLTA)”と呼ばれ、身長が1メートルから1.4メートルくらいの、グレイがかった青い色の皮膚をした宇宙人です。彼らは、軍と比較的平和な友好関係を保っていて、いろいろな地下の秘密施設で軍の科学者と協力しています。

・ホローマン空軍基地にきた宇宙人は“オレンジ”と呼ばれる種属で、その名の示すとおり、皮膚が、オレンジ色がかっています。身長はグレイより少し高く、非常に大きな頭と、白目も瞳もない大きな黒い目をもっています。指は六本で、眼球や神経は、私達のものとは違っています。また、消化器官はスポンジのようなもので出来ていて、脳は四つのセクションに分かれています。外見はユダヤ人にちょっと似た感じで、非常に大きな鼻をもっている、と書かれていました。私は、直接会ったことがないので、それ以上の詳しいことはわかりませんが・・・・
 もう一つの種族は“ノルディック”と名づけられた宇宙人で、彼らは身長も外見もスカンジナビア半島の人々に似ていて、見分けがつかないほどです。皮膚は白く、髪の毛は金髪、顔立ちはかなりの美人系ですが、このノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。

・はじめて見るUFOは、なんとも形容しがたいほど美しく、優美にできていました。鈍い銀色に輝いていて、表面は実に滑らかでした。触ってみると、金属ともプラスティックともつかない温かみを感じる未知の材質で、どこにも継ぎ目やリベットの跡がありませんでした。まるで、ロウを熱で溶かして成形し、一気に冷やしたような・・・。どこも角張ったところがなく、すべてが丸みを帯びたカーブでできていたのです。

・どうやら、何かの公文書のコピーらしい。表紙にはハッキリと「トップシークレット、マジック」と書かれ、「アイズ・オンリー」と明記されている。トップシークレットとは、文字どおり、秘密文書の中でも最高ランクの機密である。
軍の機密区分はトップシークレット(機密)、シークレット(極秘)、コンフィデンシャル(部外秘)の順で、トップシークレット(機密)以上の機密文書はないが、これはその上の機密のランクだと思われる。大統領自身や国防長官、いずれにせよ国のトップにすわる人物しか目にすることのできない文書だ。

・アイズ・オンリーの書類は、第三者の立会いのもとに閲覧される。

・グレイと仮に名づけた種類には2種類あると記されていました。ひとつはラージノーズグレイと呼ばれる。皮膚の色がグレイで、鼻が異様に大きいタイプ。もうひとつはリトルグレイと呼ばれる、小さくて、頭と目が非常に大きいタイプだと書かれていたんです。
さらに、彼らの生理的な側面についても詳しく述べられていました。両タイプとも健康なときには皮膚の色がグリーンに近く、体の調子が悪かったり、長いあいだ栄養物を吸収できなかったときにはグレイの皮膚に変わると記されていたのです。

・ラージノーズグレイ・・・。それはMJ―12と秘密協定を結んだといわれる、呼吸器のようなものをつけた宇宙人の種族という。そしてリトルグレイは、ラージノーズグレイが遺伝子操作によって作り出した人工生物だと書いてあったというのだ。

・ひとつは背が高くて、髪の毛がブロンドの、人間そっくりの宇宙人で、仮にこの種類は“ノルディック”と名づけられていました。もうひとつやはり人間と同じ姿をしていて、髪の毛がオレンジ色に近く、“オレンジ”の仮称がつけられていました。ほかにも“まだ接触していないたくさんの種類の宇宙人”がいると書かれていました。

・「最低限に見積もっても、全米だけで30万から35万人がすでにさらわれている。また、キャトル・ミューティレーションも2万頭から5万頭にものぼる。さらにその大部分が宇宙人に連れ去られたままだ」という不気味な発言を残した。

<別次元からの訪問者>
つまり「彼らがいったい、どこからやってきているのか?」については、
1、地球外の別の惑星から飛んできている(肉体を持った)宇宙人
2、宇宙のどこかからやってくる(肉体を持たない)意識体とでもいうべき存在
3、別な次元から、この我々の3次元の世界に姿を現す高次元生命体
4、地球上で製造されているUFOと、遺伝子工学でつくられた生物学的ロボット
5、最新のテクノロジーによって、空間に描き出されるバーチャル・リアルティ(仮想現実)の3次元立体映像・・・などなど、ざっと数え上げただけでも、いろいろな可能性が考えられる。

・すでに、映画やテレビなどでお馴染みになっている「グレイ」とよばれる、身長1メートル前後の小型の「ヒューマノイド(人間型宇宙人)」や、金髪で背の高い典型的な美男美女型の「ノルディック」、それに爬虫類から進化したのではないかと思われるような奇怪な容貌をした「レプタリアン」など、驚くほど多岐にわたっている。

・また、彼らの乗り物とされるUFOの大きさや形も千差万別で、あるものは直径10センチ程度の小さな円盤から、長さ数十キロにもおよぶ巨大な葉巻型、後述する土星の輪の中に滞空する葉巻型のUFOなどは、地球の直径の4倍もある。さらには球型や土星型、三角型、ドーナツのような型、ブーメラン型やタマゴ型等々、これまた信じられないほど数多くのタイプが目撃報告されているのだ。

・おそらく宇宙には4つの生命の変種があると思われる。そのうちの3つは非タンパク質のプラズマ形態である。これらは宇宙の超知性集団で、この我々の3次元の宇宙空間やパラレル・ワールド(我々の宇宙と並行して存在する別次元の宇宙)、およびアストラル(星気体)面に広く存在している。我々は、現在、これら高度の知性との接触をおこなうべく、ある種の方法を準備している。



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