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朝日が水平線の彼方から昇り始める頃、二つの赤い光がガジュマルから現れた。その火の玉はそのまま天に昇ると、凄い速度で北の空に消えていってしまったという。
[森羅万象]
2019年5月23日 20時2分の記事



『不思議な子どもたち』 ほんとうにあった怖い話
琉球怪談百絵巻   
小原猛、三木静  ボーダーインク 2013/3



<「琉球怪談」シリーズ>
・この本は、琉球新報の小中学生新聞『りゅうPON』で「琉球怪談百物語 ほんとうにあった怖い話」として連載された作品をまとめたものです。毎週一話ずつ、私が沖縄中から集めた恐怖の物語を、三木静さんのイラストとともに紹介していくという本格的な怪談もので、日曜日の朝、沖縄の小中学生たちを恐怖で震え上がらせました。
 そもそも「琉球怪談」シリーズは、(沖縄にまつわる人々が実際体験した、摩訶不思議な綺談を取材し、まとめた)怪談実話です。

・連載開始と同時に、県内の小中学生からはもちろん、世代をこえて、子どもたちのオジイ、オバアからも「自分もこんな体験がある」というメールや手紙をいくつも頂戴しました。

・それこそ、沖縄には百の人がいれば、百の怪が存在するのだ、と思った次第です。

(原文修正;当ブログ)
<兵隊さんのいる美容室>
・アキコさんが勤めている美容室の鏡には、時折おかしな影が映るそうだ。
 それまで幽霊など一度も見た事がないし、関心もなかったアキコさんだが、美容師としてそこに勤めてから1週間後に、おかしなものを見てしまった。
 お客さんが顔を洗うシャワー台の前の鏡にブーツをはいたカーキ色の兵隊が一人、恐ろしい形相で立っている。だが鏡の前には誰もいない。鏡の中にだけ、その兵隊は映っているのだ。
「キヤッ!」アキコさんがびっくりして声を出したので、すぐに店長が飛んで来た。
「あ、無視して、無視」店長がそっけなくアキコさんに言った。
 あとで話を聞くと、その兵隊は以前からこの美容室の中に出るという。

・ある時、店長のお母さんがユタを連れてやってきた。
 そのユタは「本土出身の兵隊がいる」と言い、日本酒と日本地図を買ってこさせ、小1時間ほど、その霊と話をしたという。その結果、どうやら四国出身の兵隊の霊がいたようで、ユタは霊に話をしながら、店の中から連れ出して、兵隊の霊を天国へと上げたという。
 それからしばらくは何事もなかったのだが、1ヶ月もすると、またおかしな影が鏡の中に映るようになった。
 店長が神棚を作り、そこに定期的に日本酒をお供えするようにしたところ、おかしな影は、ぱたりと見えなくなった。

<不思議な子どもたち>
・日曜日の午後、ユミさんが実家で一人、テレビを見ていると玄関のチャイムが鳴った。ドアを開けると、赤い人形を抱えた小学生くらいの男の子が立っていた。「はい、何かご用ですか」
 ユミさんは男の子に声をかけたが、ニヤニヤと笑うばかりで何も言わない。
 と、ユミさんは男の子の顔がどこかおかしなことに気が付いた。目と耳が異様に大きく、目の端は耳のところまであって、口の中に生えている歯は全部黒かった。
 そんな子が目の前でニヤニヤしながら、じっとユキさんの方を見つめている。
 ユキさんはとっさに寒気を感じて、ドアを閉めて家の中に入った。だがすぐにチャイムがピンポンピンポンと連打された。
 あまりにうるさいので、ユミさんはもう一度ドアを開けた。
「やめなさい!」思わず叫んでしまったものの、ユミさんは玄関にいるものを見て、思わず悲鳴を上げてしまった。
 さっきと同じ顔、同じ服装の男の子が5人も、玄関の格子の向こうに立って、こちらをニヤニヤしながら眺めていた。その姿はまるで同じで、人間の姿とは思えなかった。

・ユミさんは怖さに震えながらドアの鍵を閉め、仏間に走っていって、死んだオジイに1日中助けを求めて泣いていたという。
 夕方、母親が帰ってくると、母親も、真っ赤な藁人形を持って部落内を走っている子どもの姿を目撃していた。
 それから近所ですぐに火事があり、4人が亡くなってしまう事故が起こった。
 あの子どもは火事が起こる前に現れるといわれているマジムンだと、その近所では今もうわさされている。

<セキネと名乗った兵士>
・戦時中の話である。
 佐久川さんは当時15歳だった。両親とも親戚ともはぐれてしまった佐久川さんは、右も左もわからぬ戦場の中を、とぼとぼと歩いていたのだという。
 そんな南部をさまよっている時、たまたま大きな壕が見つかったので、入ってみた。
 すると内部は、おそらく手榴弾で自殺したような、爆発して飛び散った民間人と兵隊の死体で溢れかえっていた。
 だが行く場所もなく、アメリカ軍に捕まると殺されると思ったので、佐久川さんはその壕の奥深くに隠れることにした。
 その夜のこと、である。洞窟の入り口が何やら騒がしい。人の話し声がするのである。
 おそるおそる起き上がってみると、昼間は死体がうずたかく積まれていた場所に、何人もの人間がかたまって、石像のように突っ立っているのが見えた。
 佐久川さんは声をかけてみたが、誰も返事をしない。
 と、一人の兵隊が話しかけてきた。
 兵隊は、自分は青森出身のセキネという者だと名乗った。
 佐久川さんは、その兵士としばらく話をしたのだという。
 そして彼から水を貰ったり、親切に言葉をかけてもらったりした。
 だが、朝になって起き上がってみると、もはや生きている人間は誰もおらず、セキネさんは、入り口近くに死体となって見つかった。
 セキネさんは、元から死んでいたのだ。
 佐久川さんの、忘れられない戦時中の体験談である。

<見知らぬ少女>
・小学校5年生のミドリちゃんが体験した、不思議なお話である。
 那覇市内のとある公園でミドリちゃんは、友達と遊んでいた。滑り台が付いているジャングルジムの上から砂場を眺めていると、知らない少女が一人、こちらを見つめてぽつんと立っているのが見えた。
 そのうちミドリちゃんは、滑り台を滑り下りて、その子に近づいて尋ねてみた。「ね、どこの小学校?」
 ところが少女は何も答えようとしない。
「ね、遊ぶ?」と聞くと、今度は「うん」とでもいう風にうなずいた。
 それからしばらくその少女は、ミドリちゃんたちと一緒になってジャングルジムで遊んだ。やがて夕方になり、一人、また一人と子どもたちは家に帰っていった。
 
・ミドリちゃんは両親が共働きだったせいで、あまり早く家に帰っても誰もいない。そのため6時を過ぎても公園にいると、とうとう見知らぬ少女と二人きりになってしまった。
「ね、家はどこなの?」
 ミドリちゃんが尋ねた時、その少女はいきなり「バイバイ」と手を振ると、凄い勢いで公園の真ん中にあるガジュマルの樹の上へと登りはじめた。
 その登り方というのが、とても人間わざとは思えない方法で、手を全く使わず、足だけでリスのように登っていったという。
 そしてミドリちゃんの目の前で、パッと消えてしまったのだ。
 
・次の日、一緒にいた友達にそのことを話すと、誰もその少女を見たことがなかったのだということが分かった。
「あれは……もしかしたらキジムナーだったのかも」
 ミドリちゃんは今でもそう思って、ガジュマルの樹の下で女の子に呼びかけてみるのだが、今のところ返事はないという。


<出たっ、アカガンター>
・大宜味さんの実家には、アカガンダーが出るという、昔からのうわさがあった。
 アカガンターとは、真っ赤な子どもの姿をした沖縄の妖怪である。キジムナーのようだが、家の中に出ることから、どうやらキジムナーとは違う妖怪のようだ。
 大宜味さんは子どもの頃からオジイ、オバアがアカガンターを見たという話を耳にタコが出来るくらい聞いていた。
 だが大宜味さんが、実際にアカガンターと遭遇したのは、今から20年前、10歳の頃だったという。

・大宜味さんの実家は何もない北部の山の中にある。夏休み、することがあまりなかった大宜味さんは、実家で一人、マンガを読みながらゴロゴロしていた。実家の人たちは全員、菊栽培の畑に行っていて、家の中には10歳の大宜味さん1人だった。
 すると、誰かが木の廊下を「どんどん」と足を踏み鳴らして歩いてくる音がする。家のものが帰って来たと思い、与那嶺さんはぼんやり廊下に視線を向けた、その時。 廊下を、背丈は子どもくらいの全身真っ赤なものが、両手を上でぶらぶらさせながら、ゆっくりと歩いてきた。
 髪の毛も顔も全身赤かったのだが、顔には目も鼻もなく、ただ赤いのっぺらぼうのようだったという。
 大宜味さんはそれを見た瞬間、アカガンターだと即座にピンと来たという。
 怖いという気持ちはなく、友達になろうと思い、すぐさま後を追いかけたが、アカガンターはそのまま廊下の突き当たりの壁の中に消えたという。

<お迎え>
・比嘉さんが肝臓の病気で入院していた時に、たまたま隣のベッドにいた佐久田さんというオジイと友達になった。
 佐久田さんの病名はわからなかったが、日中から咳がひどく、発作のような症状も時たま起こしていたが、二人は趣味の釣りの話で盛り上がり、退院したら一緒に離島に釣りに行きましょうとか、そんな話ばかりして毎日を過ごしていた。
 そんなある朝、佐久田さんの調子が悪くなり、いきなり看護婦詰め所の横のICUに収容されてしまった。その夜、比嘉さんが自分の部屋でテレビを見ていると、いきなりカーテンが開いて、ICUにいる佐久田さんがいつもの恥ずかしそうな笑顔で現れた。
「明日、退院が決まったよ」とモゴモゴ言いながら、佐久田さんはすぐにいなくなった。
「えー、そうなんだ。良かったですね!」比嘉さんもベッドから起き上がって、すぐさま廊下に出てみたが、そこには誰もいない。

・おかしいな、と思いつつ部屋に戻ったが、その後深夜の3時くらいになってから、廊下がないやら騒がしい。
 そうっと廊下を見てみると、琉装姿の男女や見慣れない親族らしい老人が数人、佐久田さんのICUにぞろぞろと入っていくのが見えた。

・朝になってから比嘉さんは、看護婦さんから、佐久田さんが昨夜亡くなったということを、ボソリと聞かされた。
「昨夜、ご親族がいっぱい来ていましたよね」と比嘉さんが言うと、看護婦はおかしな表情で「いいえ」ときっぱり否定した。
 あの人々は佐久田さんを迎えに来た先祖たちだったのではないかと、今でも比嘉さんはそんな風に思っているという。

<城岳のキジムナー  其の一>
・これは祥子さんと、そのオバアが体験した、キジムナーにまつわる貴重な話である。
 那覇市楚辺には城岳のガジュマルという、それは大きな樹がでんとそびえている。
 祥子さんのオバアはその昔、この近所に住んでいて、オバアの、そのまたオバアから、この樹にはキジムナーが棲んでいるから、悪さをしては駄目だぞと言い聞かされてきた。
 ある日、まだ子どもだった祥子さんのオバアは、友達数人と一緒になってキジムナーを呼び出す術というものを、樹に対して行った。
 それはキジムナーの棲む樹の下に、小さな砂山を一つ造り、そこにミツマタになった枯れ枝をひとつ立てかける。その上にキジムナーの大好物の魚の目玉を置く、というものだが、当時のオバアは魚の目玉を手に入れることができなかったので、米粒をぱらぱらと砂山に何粒か置いた。

・さて次の日、友達数人と砂山の元に戻ってみると、驚いたことに砂山は潰され、白い三本指の足跡が延々とガジュマルの上まで続いていた。
 三本指! これはキジムナーに違いない。子ども時代のオバアは喜んで家に帰ったが、それから三日三晩、高熱を出して寝込んでしまった。
 ユタが呼ばれたが、ユタは「キジムナーのせいだ。キジムナーは遊びで呼ばれた上に好物のものがなかったので怒っている」と告げた。
 そこで次の日、両親がガジュマルの樹の根本に魚の目玉を置いたところ、熱はすぐに下がったという。

<城岳のキジムナー   其の二>
・「これは本当の話だよ」オバアは、何かあるたびに祥子さんにこの話をして聞かせた。
「あの呪文は、どういう意味なの?」
「あれはさ、『シンニンヌカマ』は、ガジュマルの石のような根っこのことを表して、その後の言葉はよ、うちに来なさい、砂糖があるからよって、おびき出すわけさ」
「それじキジムナーが家に来るわけ?」
「そうさ。昔はよく来よったけど、今はキジムナー、どこにいったのかねー」
 小学生だった祥子さんは、自分もキジムナーが見たいと思い、オバアがやったのと全く同じ事を、友達と一緒にガジュマルの樹の下で行った。
 まず足跡が良く見えるようにくすねてきた小麦粉をその場所に敷き、小さな砂山を作り、ミツマタになった枯れ枝を立てかけ、そこに家の冷蔵庫の魚から取り出してきた目玉を何個か置いた。そして「キジムナー、いるんだったら出て来て魚の目玉を食べておくれ」と呪文のように言ってから、教えられた方言でもガジュマルに対してお願いを行った。そして友達のオジイから教えてもらったという線香を焚く方法も試してみた。

・さて次の日、学校帰りに友人と現場に戻って見ると、砂山もミツマタもそのままだったが、魚の目玉だけがきれいに取り除かれていた。
「これ、どう思う?」祥子さんが言った。
「もしかしたら猫とかマングースのせいかもしれん」友達が言った。
「でも足跡がない」
 犬や猫やマングースなら、何かしらの跡が残るはずである。祥子さんは不思議なことがあるものだと、その場にしばし佇んで、子どもなりの答えを探していた。と、その時である。
 いきなりガジュマルの上から何かがどさっと落ちてきた。一体何が落ちてきたのかわからない。だが次々にどさっ、どさっと落ちてくる。身体に見えない何かが当たり、誰かが背中を押すので、子どもたちはパニックになり、叫びながら慌てて家に帰っていった。

<城岳のキジムナー   其の三>
・家に帰って母親にその話をすると、烈火のごとく怒られてしまった。
「あんたフラーだね。そんなことをしてキジムナーに呪われたら、大変だよ。あんたをユタに連れて行くなんて、お母さんまっぴらごめんだからね」
 母親はどうやらキジムナーを信じているというよりも、ユタにお祓いをしてもらい、お金を出すのが嫌なようだった。祥子さんは子ども心にも、それだけは痛いほどわかった。
 だが話を聞いたオバアだけはニッコリ笑ってこう言った。
「さすが私の孫だね。で、キジムナーは出てきたのかい?」

・母親と同じように怒られると思っていた祥子さんは、逆にオバアに褒められたので嬉しくなってしまった。
「オバア、怒らないの」
「当たり前でー。だってあんたはさ、学んだんだよ。あそこにはキジムナーがいて、そういうことはやっちゃダメだって、わかったさーねー。それが、人生では大事なんだよー」
「ありがとう。オバア」

<キジムナーの引越し>
・戦時中、南部に住んでいた新城(あらぐすく)さん一家の庭には、大きなガジュマルが生えていた。そこには二人のキジムナーが住んでいたという。
 新城さんもキジムナーを何度か見た事があった。背丈は子どもくらい、赤い髪は長く、皮膚は赤茶色をしていたという。
 戦争が始まる前には、毎日のようにオバアたちがガジュマルに水と塩をお供えし、まだ子どもだった新城さんも熱心にウートートーしていた。
 そんなある日、戦争が激化しそうだという情報が入ってきた。新城さん一家も名護あたりに親戚がいたので、そちらに移り住もうかと考えていた時、夜中になってオバアが家族と親戚一同をガジュマルの根本に集めた。
「キジムナーが、戦争が始まるから北に行くと言っている。だからここで待とうや」
新城さんたちはその夜、明け方近くまで庭にいて、屋敷の軒に座りながら、じっとその時が来るのを待った。

・やがて、朝日が水平線の彼方から昇り始める頃、二つの赤い光がガジュマルから現れた。イニンビ(遺念火・人魂)だという者もいれば、あれはキジムナーだという者もいた。その火の玉はそのまま天に昇ると、凄い速度で北の空に消えていってしまったという。
 
・これをキジムナーのお告げだと解釈した一家は、そのまま名護の親戚の下を目指して避難した。そのおかげで新城さんは命拾いをしたのだという。
 戦後、家のあった敷地に戻ってみると、家もガジュマルも破壊されて、何も残っていなかった。



『グソー(あの世)からの伝言』
比嘉淳子   双葉社    2014/7/30



<ユタ――人の厄を引き受ける霊能者>
・沖縄には今なお活躍する「ユタ」と呼ばれる霊能者たちがいる。遺伝ないしは突然に現れた霊能力「セジ」によって、フツーに見えたり聞こえたりしない神に導かれる職業霊能者だ。女性が多いとされるが、性差はなく、現在も生業としている人は数千人いるといわれる。2千円〜1万円程度の相談料でハンダン(託宣)を行い、その内容によっては必要な場所まで出向いてさまざまな祈願を行う。
 沖縄には「医者半分、ユタ半分」という言葉がある。病気をした場合、医者に行くと同時に、ユタのところにも駆け込む。病気になった原因はなにかを問い、治癒の祈願をしてもらいためだ。

・ユタになるのは簡単なことではない。というより、できれば避けたいことだという。望んだわけでもなく、神々からの用事を代行するために選ばれてしまった、平たくいえば「神様のパシリのようなもの」とあるユタが語っていた。普通に暮らしていたのに、ある日を境に神々の声に先導され、理解不能な行動を起こしはじめる。この状態は「神ダーリ」と呼ばれている。周囲には理解されず、家庭不和や離魂、社会からの孤立といった苦労を背負わされる。ユタは他人の人生を左右する立場にあることから、その能力を与えられる前に、見えない世界から強制的に人間修行をさせられるという。神ダーリの状態から脱するには、霊的職能者の道を開くしかない。が、自力では困難で、ほとんどは先輩ユタに大金を支払って道を開けてもらうことになる。

・ユタにもそれぞれ「千里眼(占い)」「先祖供養」「神様とつながっての除災」「家相・風水」などの専門分野がある。その専門は、個々のユタの守護神や指導神から渡される能力別「帳簿」によって分かれているという。帳簿といっても、実体のあるものではない。ほとんどは夢のような形で託される。

・ユタになるというのは、ある意味、他人の厄を一切合切引き受けることでもある。事実、そのために命を落としたユタの話も聞く。似非ユタという行為で無責任にハンダンし、お金をむさぼり取れば、自らを取り返しのつかぬほどに陥れることになるのだ。
 いずれにせよユタに力を借りる時は、語られることに柔軟に耳を傾ける一方で、最終的には自分で道を決める、依存しない力が必要なのだ。

<「お知らせ」――先祖は祟らない>
・沖縄では大なり小なり、不穏な事や不幸事が起こると、それを目に見えないものからの「お知らせ」だとする考え方がある。
 ひと言で「お知らせ」といっても、そのかたちはいろいろだ。夢見が悪いといった軽症から、体調不良や仕事の不振、事故やケガ、子どもの非行、離婚など、普通に生活していれば誰にでも起こりうる災難が「お知らせ」と称される。

・つまり、「お知らせ」は先祖の祟りではなく、信号。その信号がわかりやすいように、非日常的なことが起こるというわけである。また、そうした信号が送られてくる根本には、子孫たち、つまり自分たちの「不遜な行い」があることにも気づかなければいけない。

・「線香どぅ孝行――線香をあげる気持ちこそが孝行」
 この黄金言葉が教える通りに、たった一本の線香でも、それが真心込めてあげられたものならば、御願が不足するということはないのだ。老ユタはこんなことも言っていた。
「亡くなった人を想う純粋な心は、あの世のご馳走や光になる」
 そしてもうひとつ、先祖が喜び、その孝行度が高まるのが、「家族・一族の和」である。年忌やお盆の時に親族が集まり、みんな笑顔で、それぞれに線香を手向ける。こうした家族に「お知らせ」や「御願不足」の気掛かりはない。

<ノロ――琉球王府の公職神女>
・「ユタ」と混同されがちなものとして「ノロ」という言葉を聞いたことがあるだろう。ユタは民間の職業霊能者なのに対して、ノロは公職神女。琉球がまだ統一される前、各地を按司(あじ)と呼ばれる支配者が治めていた時代から存在する。ノロ制度が確立するのは琉球王朝時代に入ってからだが、祭政一致政策を要とした琉球王府において重要な役職だった。
 ノロに任命されるのは女性のみ。あくまでも世襲が原則だ。ノロ制度のトップとなるのは、王家の女性が就任する「聞得大君(きこえのおおきみ)」で、その下にノロとなった各地の士族の娘たちが、ピラミッド型で組織されている。国や配属された間切(地域)で祭祀や来賓の接待、しきたりを伝授する役目を担っていた。言い換えると、ノロは信仰によって地域をまとめ、文化を承継する役職だったのだ。
 世襲制ということからもわかるように、必ずしも霊能力を有するとは限らない。しかし超自然的な存在と交信し、託宣を受け取るというシャーマン的な役割は附随している。琉球王朝終焉後、公職としての神女制度は消滅したが、その後もノロは存在し、その役割を担っていた。現在では後継者不足から活動の場も失われ、「ノロ」は形骸化している。

<本書の「言の葉」>
・(チジメー)漢字では「霊前」などと書かれる。守護霊のことだが、単に守護するというのではなく、ノロやユタといった霊能者を教え導く特定の神や先祖の霊のことをいう。

・(マブイ拾いの儀式)方言では「マブイグミ」という。マブイを落としたと思われる現場に、供物や線香、マブイを落とした人の下着を持参し、マブイを拾い上げる祈祷を行う。落とした場所がわからない場合は、家の中の神様のうち最強といわれる神様が守るトイレで行う。

・(キジムナー)樹齢百年近いガジュマルなどの古木に宿るキーヌシィ(木の精)。3歳から5歳ぐらいの子どもと同じ身長で、赤銅色の肌に赤い髪をしている。人間が大好きで、いたずらや相撲が好き。魚の目玉が好物で、タコが苦手。

・(マジムン)「妖怪」を表す方言。キジムナーもマジムンの一種。そのほかに赤い毛むくじゃらのカッパのようなケンムン、妖術を使って女性をたぶらかす蛇の妖怪アカマターなど、沖縄にはたくさんのマジムンがいる。

・(火の神)方言では「ヒヌカン」。台所に祀られる神。その家の家族を護る神様で、沖縄では昔から「ヒヌカンとトートーメー(先祖・仏壇)は一対」といわれ、この両方が大事にされてきた。

・(今帰仁城)琉球王国以前、三山王時代の北山王統の居城。15世紀前半に第一尚氏王統二代目の国王・尚巴志(しょうはし)に滅ぼされる。本島北部の本部半島・今帰仁村に城跡があり、世界遺産となっている。

・(アマミキヨ)琉球神話の開闢神。アマミク、アマミキュ、アマミチューなどとも呼ばれる女神。アマミキヨにまつわる開闢神話はさまざまにある。男神シネリキュとともに国及び人々の祖を生んだとする話や、アマミキヨひとりで開闢したとする話も伝わる。

・(チジタカサン)漢字では「霊高い」などと書く。霊力が強い、力のある霊がついていることをいう。神々や先祖の想いが深い沖縄には、チジブン(霊の職務)、チジマサイングヮ(霊の勝る子)など、「チジ(霊)」の付く言葉が多い。

・(屋敷の御願)沖縄では家や敷地のさまざまな場所に神様が宿っているとされている。敷地の東西南北、門、玄関、家の中央、床の間、便所、そして台所のヒヌカンと、複数の神々が力を合わせて家屋敷を守る。

・(香炉)沖縄では香炉は、ただ線香を立てるためのものではなく、神や祖霊との通信媒体となると考えられている。

・(アメリカ世)第2次世界大戦に敗戦した1945年、沖縄はアメリカの施政権下に置かれ、それは1972年の本土復帰まで続いた。その時代をアメリカ世という。

・(十・十空襲)大戦中の1944年10月10日、沖縄本島をはじめ、南西諸島に向けて行われた米軍による大空襲。早朝から午後4時過ぎまで続いた。なかでも本島は主要な攻撃目標とされ、1日の間に5回もわたって攻撃がくり返された。5回目の攻撃は那覇市に集中して行われ、600人以上の死傷者を出し、市の90パーセントが灰燼に帰した。

<マブイ――人には7つの魂がある>
・沖縄では「生き物には複数の魂が宿っている」といわれ、魂を沖縄の方言で「マブイ」、「マブヤー」と呼ぶ。人に宿るマブイは7つ。犬や猫は3〜5つ、植物にも1〜2つのマブイがあるといわれる。死後、生体が失われた後もマブイは存在する。そして、未練を残したマブイはこの世を彷徨い、「マジムン(妖怪・幽霊)」になると考えられている。
 実はこのマブイ、生きている体からも案外簡単に落ちてしまうのだ。転んだり、驚いたり、怒る・傷つくなど激しく動揺したり、そんなことで抜け落ちてしまうことがある。特に子どものマブイは癒着が緩いので、落ちやすいといわれている。

・あるべきマブイが落ちてしまうと、当然のことながら不都合が起きる。脱落した状態が長く続くと、腑抜け状態、病気、不運などの症状が起こるとされている。元気だった子どもが突然、何日もボーッとしているので心配していたら、すっ転んだショックでマブイを落としていた、などの話もよく耳にする。マブイが落ちるというのはなにも沖縄だけの話ではない。本土に行って電車に乗った時など、人々を観察していると、正直、「マブイが落ちていそうだな」と思うような精気のない人々をよく見かける。
 落ちてしまったマブイは拾い戻さなければいけない。しかも、できるだけ早急に。なぜなら、マブイを再び定着させるためには、その鮮度が重要だからだ。そのために、沖縄にはマブイ収拾に欠かせないまじない言葉がある。
「マブヤー、マブヤー、ウーティクーヨー(魂、魂よ、追いかけて来なさい)」
 ビックリして「あっ、マブイが落ちたかも ⁉」と思った時に有効だ。地面からマブイを拾い上げ、自分の胸元に戻すような動作をくり返しながら、このまじないを3回唱えるのだ。子どもが落としてしまったようなら、大人がやってあげればいい。

・7つのうちひとつぐらい落ちてしまうことは、日常でもままあるようだが、事故など命にかかわるような衝撃を受けた場合、マブイが一度に複数脱落してしまうといわれている。こうなるとまじない言葉だけではすまされず、交通事故現場などではユタにおる「マブイ拾いの儀式」を見かけることがある。祈祷の専門職に頼んで、落ちてしまったマブイの数々を拾い上げてもらい、本人に戻すという儀式だ。

<土地――これもまた生き物である>
・沖縄には「人が住めない土地」と噂される場所がいたるところにある。こうした噂には「あの世のものが我が物顔で彷徨っている」という話が付きものだ。それは地上戦という不幸な歴史を背負った島であることが一因だろう。我が家も激戦地から至近距離にあるが、酔いざましにと丑三つ時に歩いて帰っても、恐ろしいものに遭遇したことはない。
 では、「人が住めない土地」とはどういうところだろう。
 昔から沖縄では、墓地や火事の跡地に家を建てると繁盛すると伝えられる。年配者に聞いた話だが、墓地の住人は元人間だから、話のつけようでは立ち退いてもらえるし、なかには家族が増える感覚でにぎわうことを喜んでくれることもあるという。火事の跡地はすべての厄も焼き尽くされている、つまり厄の「更地」状態であることから、縁起のいい土地になるのだそうだ。
 
・沖縄で人が住めない土地といえば、聖地の「御嶽(ウタキ)」である。人はどんなに逆立ちしても、神様に勝てない。神々がいらっしゃる御嶽は、地の底まで神のものであるといわれる。どんなに立ち退きを祈願しても、いつかどんでん返しがあるので、神の地は触らない。「触らぬ神に祟りなし」の言葉通りである。
 沖縄では、「土地は生き物である」とみられている。初めから意気投合する土地もあれば、反発し合う土地もある。たとえば、都市生活に慣れた人が憧れだけで田舎暮らしを始めたとしよう。住んでみてわかるその不便さに、愚痴が多くなり、その土地がキライになることだってあるだろう。そうなると土地のほうも黙ってはいられず、追い出しにかかる。これも、「見えない世界と人間界の包括的生活困難区域」誕生の一因である。

・この関係を知っていた沖縄の先人は、年に3回、旧正月明け・お盆の後、年の終わりに土地神に供物を捧げ、日々の感謝をし、周囲との和を祈願する。手を合せることで、平和に住む家があることのありがたさが再認識できるのだ。

<サーダカ――失われつつある力>
・沖縄には「サーダカ」と呼ばれる人たちがいる。「サー」は霊力、「ダカ」は高いという意味。つまり、「霊的能力が高い人」と解されている。
 サーダカにもいろいろランクがあるようで、「正夢をよく見る」といった多数派から、「視えないものと対話できる」「迷える人を助けるために、いつでもどこでも神様と交信できる」という少数派まで、さまざまだ。
 サーダカと呼ばれる人によると、死者(元人間)は生きていた時と同じ性格で、死んだからといって仏のように悟るわけではないとか。不平不満もあれば、焼きもちもやく。サーダカたちはその愚痴の聞き役になり、時には辟易させられるとボヤく、なかには表現がヘタな元人間もいて、置かれている苦境を示すために、あえて血みどろな姿で、いかにも「幽霊でござい」といった演出で登場することもあるそうだが、サーダカの人によると、「いちいちその姿におののくようではナメられるだけなので、強気で対峙するのがいちばん」だという。

・一方、神様とのやり取りがあるサーダカの人によれば、神々は語れる時も神々しく、ほどよい光を放ちながら、よい香りを漂わせているという。話す声はかの高貴な御一族の記者会見のような楚々としたトーンで、内容も上品でわかりやすく説明してくれるそうだ。
 こうしたサーダカなる体質は突然に起こることもあるが、遺伝的要素も大きいらしい。この科学万能主義の時代に、「サーダカ」というものをどう理解したものか、考えてみた。
 これは人間が本来持っていた能力であり、防衛本能なのではないだろうか。人間も自然界の一生き物でしかない。太古の先祖は自然を「神」と置き換え、荒れ狂う神々を畏れ、豊穣をもたらす神々に感謝し敬い、そして神々の声に耳を傾けてきた。太古の時代、こうした意識や力がなければ、ちっぽけな人間はその種を守り存続していくことなどできなかっただろう。つまり、自然=神の声に反応する研ぎ澄まされたアンテナは必要不可欠だったのである。
 文明の発展とともに、人はこの能力を手放していくことになる。ところが、一部に、その原始的ともいえる能力を残した人たちがいた。それが「サーダカ」といわれる人たちなのではないだろうか。

<大日本帝国陸軍少尉タカミネ君からの伝言>
・家事をひと通り終えた午後は、主婦の至福の時である。その日も、子どもたちに見つからないようこっそりと隠してあった新作スナック菓子を取り出し、テレビの前のソファに陣取った。チャンネルをお昼の情報番組に合わせて、ひとつ、ふたつと頬張る。「お茶でも入れようかな」と思っていたはずなのだが、立ち上がる気力が萎えるほどの急激な眠気に襲われた。
 そこからの記憶が途切れている。気がつけば、アタシはスナックの包装紙をとっ散らかしたまま、ソファにゴロンと横になっていた。
 寝てた?どのくらい? いや、横になって間もないと思う。でも、目が開かない。ふと、アタシに呼びかける声がする。
「突然の訪問で至極恐縮であります」
沖縄ではあまり聞くことのない滑るようなイントネーションの日本語だ。しかも、ちょっと古めかしい。ぼんやりとした頭で、「ああ、さきの番組が終わって、昼ドラになったのか」と思っていたら、その声が返事をした。「いえ、演劇ではありません。大日本帝国陸軍少尉、タカミネ・ケンイチであります」

<本書では「グソー」を共通語で「あの世」と訳した。>
・本書では「グソー」を共通語で「あの世」と訳した。だが、ウチナーグチ(沖縄言葉)をそっくりそのまま共通語訳するのはなかなか難しい。機微をいえば、沖縄におけるグソーは「あの世」と表現するほど隔たった遠いところではない。これが正直な感覚だ。
 では、そのグソー・ライフとはいったいどういったものか。
 噂によれば、グソーンチュになってもスケベなおじぃはスケベであり、強欲おばぁはお金の計算ばかりしているという。つまり、生前のまま、ということだそうだ。
 そんな生々しいグソーンチュの話を耳にするにつけ、しみじみ思うことがある。死は終わりではない。
 グソー・ライフが表すのは、生前どのように生きてきたか、つまりその人の「生きざま」なのである。



『ニライカナイの風』
生魂のスピリチュアルメッセージ
上間司     角川学芸出版     2010/4/17



<マブヤー>
・マブヤー、もしきはマブイという言葉を聞いたことはあるでしょうか?
 もし、今この本を手に取ってくださったあなたがウチナーンチュ(沖縄人)であるならばよくご存じのことでしょう。ですが、それ以外の方には耳慣れない言葉だと思います。
 沖縄では、昔から人は7つの生魂を持って生まれてくると言い伝えられてきました。その生魂が「マブヤー」です。人は、7つのマブヤーがきちんと心臓におさまってさえいれば、心も体も健やかな状態で過ごせます。
 ところが、困ったことにマブヤーはとても不安定で、突然の事故やなにかでびっくりしたり、気が動転したりすると簡単に抜け落ちてしまうのです。
 そして、マブヤーを落としてしまうと、必ず心身に悪い影響が出てきます。原因不明の体調不良や病気、精神的な疾患に悩まされている人は、たいていの場合、マブヤーを落としてしまっています。

<無駄な拝みや宗教にお金をつかうことはやめなさい>
・私は、神人(神に仕える霊能者のこと)として活動し始めて以来、マブイ込みの大切さを知らないばかりに、しょいこまないでよい不幸を抱えてしまった人たちに数多く出会いました。そのたびに、真実を伝えることの重要性を痛感してきたのです。
 また、みなさんにお伝えしなければいけないのはマブヤーのことだけではありません。
 神や霊(祖先霊や地縛霊)、そして人の念や口災いなどが原因となって、様々な心身的症状や不幸な出来事が発生するということも知っていただかなければいけないと考えています。
こうした、霊的なことが原因で起こるいろいろな症状を、私は「霊症」と呼んでいます。
霊症が起こると、日常生活に様々な困難が発生し、適切に対処していかないと大変な目に遭ってしまいます。

・沖縄は、昔から拝みをする(ユタなどが祈願をする)ことが盛んな地です。大きな病気をしたり、予期せぬ不幸に見舞われたりした場合、すぐユタに相談し、原因を祓ってもらおうとします。実は私自身、神人として働き出すまでは多くのユタに助けを求め、拝みを繰り返していました。ですが、拝みが通ったことは一度としてありませんでした。その間、ユタに言われるまま多額の謝礼を払い続け、とうとう大きな借金を背負うまでになってしまいました。

・内地ではお金をつぎ込む対象が新興宗教だったり霊媒師だったりするだけで、同じようなことは日本、いや世界各地どこでも起きています。
 幸せになろうとした行為で借金を抱え、不幸になってしまう……。こんな馬鹿なことがあるでしょうか。
 一つだけ、はっきり言えることがあります。
 いくらお金をつぎ込んでも全く事態がよくならないのであれば、その霊能者なり宗教なりが本物かなのかどうか、今一度冷静になって考えたほうがよいということです。

・私は、神人として、どんな拝みをする時にも全パワーを注ぎ込み、問題の原因を根っこから解決してきました。拝みをする時には、神・霊・生魂が縛られている場所を探しだして、ポイントをつかみ、その場所で拝みを行います。一時しのぎのお祓いや無駄な拝所巡りは一切しません。

<生魂(マブヤー)とはなにか>
・「人は生まれてきた時、7つのマブヤー(生魂)を持っている」
沖縄では、昔からこう言い伝えられてきました。
 このような伝承を持つのは、沖縄だけではないようで、古代エジプトでもやはり魂は7つあると考えていたそうです。

・マブイ込みは、なにも沖縄だけの習慣ではありません。内地でも、愛媛では魂のことをウブと言い、子どもがものに驚いて気が遠くなることをウブが抜ける、それを戻し入れるのをウブ入れと呼ぶそうです。

<長寿県ではなくなってきた沖縄>
・一般的に、沖縄は長寿県というイメージがあります。ところが、データで見ると必ずしもそうではないようです。
 厚生労働省が発表した2005(平成17)年の寿命に関する統計調査を見ると、都道府県別の平均寿命で、沖縄は女性こそ堂々の一位ですが、男性はなんと25位、しかも年齢別の平均余命を見ると若い人ほど順位が低くなっています。
「沖縄はオバアだけが元気ってことか!」という声が聞こえてきそうですが、それもこれもオバアたちが今に至るまでマブイ込みの伝統をよく守ってきたからではないでしょうか。

・それゆえ現在のお年寄りにはマブヤーを落とすこともなく、元気で溌剌と暮らしていらっしゃるのです。お年寄りにマブイ込みが習慣としてしっかりと根付いていた結果と言えるでしょう。
 しかし、残念なことに、今や沖縄でもこの習慣は失われつつあります。特に若い人は「人に見られたら迷信深い人間と思われそうで恥ずかしい」という意識が働き、「今、マブヤーを落としてしまったんじゃないか」と思っても、マブイ込みをしないまま放っておくことが多いと聞きます。それと同時に、マブヤーの大切さも忘れられつつあるのです。
 そのせいでしょうか。最近は沖縄でも、原因がはっきりしない病気に苦しむ人が増えてきたように思われます。また、家族のひきこもりや無気力症に悩むご家庭の話もよく聞くようになりました。

<マブヤーを落とすとどうなるか>
・話を戻しますが、後日マブイ込みをしたH君は、マブヤーを入れたその日から目に見えて変化していったそうです。まず、言葉遣いから変わりました。そして、毎月のお小遣いも2、3千円程度になり、自分の要求が受け入れられないからといって暴れるようなこともなくなりました。マブイ込みをしたことで、心が落ち着いたのです。その変化は、周囲の人も驚くほどでした。
「まるで別人だね」と言われることもしばしばだったとか。今では、すっかりよい青年になったと聞いています。

<鬱病になったMさん>
・Mさんは30代の女性ですが、大学を卒業し、就職した頃から精神的に不安定になり始めました。始終やむことのないイライラから始まり、睡眠障害が起こり、とうとう鬱病を発症してしまいました。精神科には通ってはいましたが、抗うつ剤を大量に処方されるばかりで、よくなる兆しが見えるどころか悪化する一方でした。
 そして、完全なひきこもり状態になり、日がな一日ソファーに横たわってはゴロ寝するだけの毎日になってしまいました。

<カカイムン>
・神の苦しみや怒りは、そのまま負のエネルギーとなって周囲に発散されます。そのエネルギーはいわば神からの信号です。
 そういった信号が発せられている場所に人間が住んだり、商売を始めたりすると、神からの信号の悪影響を受けてしまい、必ずなにをしてもうまくいかないようになります。体や精神にもおかしなところが出てくるようになるでしょう。
 このような現象を、沖縄では「カカイムン(かかりもの)」と呼んできました(神だけでなく、人の霊に憑かれた場合も同様に表現しますが、その例はまた章を改めてご説明します)。
 カカイムンになると、言葉では言い表せないほどの苦しみを体験することになります。 私自身、霊能者として仕事を始める前、嫌というほどそれを味わいました。神や霊からの信号は無視したり抵抗できるものではありません。
 カカイムンの状態から脱するためには、信号を送ってくる神を特定し、昇天していただく必要があります。これが神の救い上げです。

・ところが、残念なことに、神を昇天させられるほどの力を持つ霊能者はそう多くないのです。「あなたはカカイムンだね」というところまで見ることはできても、根本的に解決させることができる方はほんの一握りと言ってよいかと思います。
 沖縄では昔より、カカイムンになった場合には、伝統的な巫女であるユタに頼ってきました。しかし神がどこにいるのか、何の神がついているのかきちんとわかるユタはいません。
 最近では内地でもユタを知る人が増えたと聞きますが、それでもあまりご存じない方がほとんどのことでしょう。
 簡単に言うと、ユタとは神や霊を見ることができる人です。霊媒師と言うと、内地の方にもわかりやすいでしょうか。一般的には女性が多いのですが、ごく少数男性もいます。
 ユタになる人は、サーダカンマリ(霊的なものを感じる力が強い生まれ)をしているのですが、みんなが同じだけ強いわけではありません。「足が速い」といっても、オリンピックレベルから学校の駆けっこレベルまであるようなものです。
 ですので、ユタによっては、今起こっている障りの原因はカカイムンということを察知できても、その正しい対処法まではわからない人が大半です。しかし、頼ってきた人を突き放すわけにもいかないのか、とりあえずは自分の知っている範囲で手探りの拝みをしてしまうのです。

・カカイムンの状態で訪ねたら、ほとんどのユタは拝所廻りを勧めるでしょう。
 沖縄には、諸願成就のためにあちこちの拝所を巡るという習慣があります。
 拝所とは、神様が宿っているという御嶽や御城などのことを指し、洞窟のガマガマ、滝の滝々というほど、あちこちにたくさんの拝所が存在しています。そして、ユタはそれらの一部、または全てを回ることで、神の怒りが解け、カカイムンではなくなるといいます。
 ところが、実際には拝所廻りをして神の障りが解けたという話をあまり聞きません。なぜかわかりますか?
 答えは簡単です。
 そもそも、私が見てきた限りでは、拝所の施設に神がいらっしゃった例はありません。〇パーセントです。

・カカイムンの原因となった神の怒りを解く方法は二つだけ。神の場所を元通りにして人が立ち入らないようにするか、昇天させるかだけなのです。
 しかしながら、昇天させるだけの霊力を持つ霊能者にこれまで出会ったことはなく、ほとんどいないと言わざるを得ません。
 一柱でも多くの神を救い上げようと沖縄のみならず日本全国飛び回ってはいるものの、とても追いつかないような状態です。
 もし、他にもこの力を持つ人がいたら、即お会いしたいと心から願っています。そうすれば、もっと多くの神を救うことができますし、また無駄な拝みを繰り返し、あたら多額の金銭を失い、さらに苦しみを増やす羽目に陥っている人たちを助けることができるからです。

<神から委ねられた仕事>
・伝統的に言われてきたことや、俗説とは少し異なる話も多いので、中には戸惑いを感じられた方もおられるかと思います。
 特に、今まで何度もユタ買いをし、沖縄古来の祈願に親しまれてきた方には、驚くような話も多かったでしょう。きっと「拝所には神はいない」と言っただけでも、ひっくりかえるほどびっくりされたのではないかと思います。
 ですが、ここに書いたことは全て真実、間違いのないことです。神人として働く私の誇りに懸けて断言できます。

<サーダカンマリとして生を享けて>
・私の生まれ故郷は、沖縄北部の今帰仁。地元出身の父と、元々は那覇市久米の出身で、首里の玻名城親方の子孫が祖先である母の間に生まれました。8人兄弟の7番目でした。父は農業と工場経営、母は専業主婦をしていたごく一般的な家庭です。
 しかし、私の一門にはなぜか時々サーダカンマリとして生を享ける人間が出ていました。
ですから、親戚の中には日頃から熱心に祈願し、始終ユタを頼む一家もありました。
 でも、私の両親はそういったことに興味がありませんでした。いくら親戚に勧められても、全く関心を示そうとしません。むしろ、霊的なことは避けて通りたいようでした。

・沖縄の集落には、カミアシャギと呼ばれる建物があります。村の神を招いてお祭りをする時に使われる神聖な建物で、昔から人々の祈りが捧げられてきました。
 私の村のカミアシャギは、父が経営していた製糖工場に行く道の途中にありました。ですから、その前を始終通っていました。
 ある日のこと、私は母と一緒に、いつものようにカミアシャギの前を通りかかりました。
すると、伝統的な白い衣装を身につけた祝女(ノロ)がその前に立っているのが見えました。
「あ、ノロがいる」幼い私は、何気なく見たままの光景を口に出しました。すると母はいきなり、「お前、何を馬鹿なこと言っているの?そんな人はどこにもいませんよ?だいたい、ノロなんて言葉、どこで覚えたんです!」と怒り始めたではありませんか。

・「うん?お客様?」母はいぶかしげに外を見ました。ところが、驚いたことに先ほどまで立っていたお爺さんは、煙のように消えてしまっているではありませんか。
「またこの子はなにを言ってるの。誰もいないじゃないの」
 せっかくの昼寝を起こされた母は不機嫌そうです。このままでは叱られると思った私は、慌てて家中を探しましたが、やはり誰もいません。その気配で兄たちも目覚めたのか、部屋に戻るとみんな起きていて、「うるさいやつだな」と怒っていました。
「だけど、本当にいたんだもん。白い髭を生やした背の高いオジイで、羽織袴を着ていたよ」
そして、私はなんとなくそのお爺さんの屋号と名前を口にしたのです。その途端、それまで寝ていた父がパッと起き上がりました。

・「おい、これは普通じゃないぞ。その人は、司が生まれる3年前に亡くなったオジイのことじゃないか。それなのになんでこの子はあのオジイのことを知っているんだ?」
 それから、私が見たオジイの姿を微に入り細を穿ち聞かれたのですが、私が見た通りの容貌を説明すると、ますます眉間のしわが深く
に眺めていました。
「………間違いない。司の言うのは、あのオジイだ」
 
・沖縄では、「ナティヌ アンマサヤ カミングヮー(なって苦しいのは神の子)」と言います。神人になっても苦労するだけ、先人は本物の神人が味わう苦しみを見て、そう考えたのでしょう。私の親も、我が子にそんな思いをさせたくなかったのかもしれません。

<ユタ買いを続けた日々>
・実は、この後すぐ、私もユタ買いをするようになりました。神からの信号による頭痛が、現界に達していたためでした。
 とにかく、毎日毎日激しい頭痛が起こります。仕事をするどころか、立ってもいられません。よく、頭が割れるとか、痛さで目が飛び出るなどと表現されますが、それが全くオーバーな表現ではないほどの痛みでした。
 もちろん、最初はお医者さんにかかりました。ですが、答えは「異常なし」。何一つ、悪いところはないというのです。それに、私自身これがカカイムンであることは薄々気づいていました。いえ、薄々というと嘘になるかもしれません。

・今、私のところにやってくる人のほとんどがそうであるように、北によくハンジ(判示)するユタがあると聞けば相談し、南に拝みがよく通るユタがいると聞けばそこに通いというのを繰り返しました。

・一言でユタと言っても、いろいろな人がいます。実際にサーダカに生まれ、選ばれるようにしてユタになった人もいれば、習いユタと言って霊能力もないのに拝みのまねごとをしているだけの人もいます。また、そこまでひどくなくとも、明らかにダングィソーグィ(段超え竿超え 自分の持つ霊力の分を超える拝みをする人)のユタも少なくありません。
そんなことを続けていると、いずれ神からの制裁が下ります。
 ところが、「ユタ」は現在においては一つのシステムとなっており、拝みのプロとしてある程度の評判がつけばお金を稼げるようになっているのです。

<アシャギの夢>
・ですから、毎回終わった時には心身ともにずいぶんと消耗しています。
 しかし、長年閉じ込められていた神や、さ迷っていた霊が昇天していく時には、ヌジファ(死者のマブヤーをお連れする儀式)をした私へはもちろん、それを私に依頼された方にも心からお礼を言ってくれます。また依頼された方々からも「永年、待ち望んでいた子ども(子宝)を授かりました」などうれしい報告もたびたびうけます。それがうれしくて、ずっとこの仕事を続けてこられたのです。



『誰の上にも奇跡が降りてくる』  
琉球ユタ  HARU  PHP研究所   2010/6/17



<よい波動を受けるために本物に囲まれて暮らしましょう>
・私はふだんの生活では、価値あるものに囲まれるようにしています。それは、よいものからよい波動が出てくるからです。
その波動を受けていれば、自分の波動が下がりません。たとえば、宝石でも何でもそうですが、価値あるものを身につける、身の回りをこぎれいにするということで、そのものが持っている波動を得られるわけです。また、よい波動に囲まれていると、病気になりにくいのです。よいものに囲まれることは、贅沢とはちがいます。

<人間は自分でつくった人生を歩んでいるのです>
・「時間は未来から過去に向かって流れる」という考え方がありますが、これは、原因が実は未来にあり、結果が現在にあるということ。

<性格ではなくマイナス思考の癖を直すことです>
・マイナス思考を変えるためには、環境を変える必要があります。自分が癖になっているということは、自分の周りにいる人たちにも同じ癖があるということです。ですから、自分だけが変わるとしても、ゼロサムゲームのようにまた周りの人たちに駒を返されてしまいます。重要なことは、その波動から抜け出すことです。

<体をよく動かすと運気が上がります>
・仕事だけでなく、いろいろな生活の中で運をよくするためには、とにかく体を動かすことです。

<「まだまだ先に行ける」と思っている人が成長します。>
<ユタについて>
・ユタは一般人と同じように生活し、一般人を相手に霊的アドバイスを行うことを生業とする、在野のシャーマン、カンナギで、琉球王朝時代に地域の霊能者をノロ(神事をつかさどる女性司祭者)が指名してユタを決めたとされています。

・私は小さい時から沖縄のユタとして育ち、無意識にチャネリング(潜在意識を通して日常とは別の次元で交信すること)をするようになっていました。

・人間はこの世に存在している限り、誰かの役にたつことができます。自分のことを必要とする人がいてくれるという思いが、生きる励みになります。

・私は霊のメッセージを受け、沖縄中のお水が出る聖地を求めて、あちこち回って歩き、拝所をつくりました。

・ユタは沖縄の人たちの自警団です。そもそも、ユタという存在は、地元地域に密着しているものなので、パブリックな場所にはほぼ100パーセント出てきません。一般的にユタは、住民たちの先生として地域に存在します。

・ユタのような存在は、沖縄だけでなく、日本全国にいるといいかもしれません。ユタの考え方ができる人は、強いと思いますから。



『沖縄の神と食の文化』
赤嶺政信    青春出版社  2003/4



<小童の妖怪「キジムナー」>
・キジムナーは、一般に沖縄本島全域で広く語られる子どもの姿をした妖怪の一種である。赤い顔と髪が特徴で、大きなガジュマルなどの古木を住処としている。好物である魚の左目だけを食べ、蛸を嫌う。寝ている人の胸を押さえつけるといったいたずらをすることがあるが、漁を得意として漁師の漁を手伝ったりする説話も残っている。一般には木の精霊といわれている。
 山から木を運ぶ話もあり、『琉球神道記』のなかでは、沖縄本島北部の国頭で船板を山から伐採するときに、「次郎・五郎」という小僕を使って曳かせるという記事があり、これはキジムナーの系譜に連なると考えられる。
 また、宮古諸島においても「マズムシ」あるいは「インガラマラヤブ」と呼ばれる妖怪が人を手伝って山から木を運ぶ話がある。さらに、奄美大島には「ケンムン」と呼ばれる小童がいたとされ、ガジュマルの木を住処とし、かつてはきこりに従い木を担いで仕事を手伝ったという。
 これらはいずれも別の呼称であるが、沖縄本島において伝承されているキジムナーと同様の性格を持つ説話になっている。
 キジムナーは親しくなった人間に富をもたらすといわれている。ある老人がキジムナーと親しくなり一緒に漁に出かけるようになるが、キジムナーのおかげで毎晩大漁となり、その老人は金持ちになった。しかし後に、老人はキジムナーとの付き合いに嫌気がさしキジムナーの住処であった木を焼いてしまう。やがて老人の家は没落するのであるが、キジムナーが移り住んだ家は裕福になったという。つまり、キジムナーによって富を得た家は、キジムナーと縁を切ると没落するということが語られているのである。キジムナーが「富を司る」存在だとするこの類の話は少なくない。

・キジムナーは、昔の子どもたちにとっては身近な存在であり、目撃談や遭遇したという話が多く残っていた。しかし、最近はその姿をみたという話はすっかり聞かれなくなった。なかには戦争のときの艦砲射撃によってキジムナーもほとんどやられてしまったために、それ以来見かけることはなくなった、などという噂もあった。

<身体に宿るマブイ(霊魂)>
・沖縄では一般に霊魂のことをマブイといい、人の身体には複数のマブイが入っていると考えられている。マブイは、人の生命活動を支えているもので、交通事故にあったり、溺れたりするなどの危険に遭遇したり、驚くなどのショックを受けたりすることで、身体から遊離することがあるという。そのような理由でマブイが身体から遊離してしまう状態をマブイオトシ(魂落とし)あるいはマブイヌギタン(魂が脱げた)と表現するが、無気力や食欲不振などの原因不明の精神的・身体的な不調などは、マブイが自然に抜け出したためにおこるとされる。また、マジムン(魔物)などによって身体からマブイが抜き取られたりすることもあるといわれる。
 マブイが落ちたり抜け出たりした場合には、マブイを身体に戻すための儀式を行う。これをマブイグミ(魂込め)という。

・生者のマブイをイチマブイ(生霊)といい、死者のマブイをシニマブイ(死霊)と呼んで区別する。死者のマブイは、亡くなってしばらくの間はイチミ(現世)とグショー(他界)との間をさまよっていると考えられている。
 死後3日目、21日目、35日目、49日目などに行われるマブイワカシ(魂分かし)と呼ばれる儀礼は、シニマブイを遺族のイチマブイと分離し、現世に執着するシニマブイをあの世に送るためのものである。

<民間の宗教者「ユタ」>
<ユタの能力と役割>
・村落の祭祀を担うノロやツカサなどの神女とは、別に、沖縄の民間宗教において重要な役割を担っているのがユタである。東北地方のイタコなどと比較されるが、その霊的能力によって人々の宗教生活に関わる、いわゆるシャーマンのことである。
 ユタのほとんどは女性であるが、ユタになるまではごく普通の人であり、カミダーリィという心身の異常を体験し、長年にわたり苦しみながらユタになっていくのがほとんどである。彼女たちは生まれつき霊力が高いとされ、カミダーリィはユタになるべき人に対する神からの知らせと受け取られている。つまり、ユタにとってみれば自らの意思によってユタになったのではなく、神からの思し召しによってしかたなくユタになるのである。

・ユタは、村落の公的な祭祀に関わることはなく、個人的な相談内容に対して占いや祈祷、アドバイスなどを行なう。例えば、運勢や吉凶の判断、家や墓の新改築の是非や日取りの判断、病気や災いが生じたときの超自然的な原因の追究、あるいは死者や祖霊からのメッセージを感受して、それを関係者に伝達するなどを行なう。

<ユタの弾圧の歴史>
・首里王府の下で保護され公的な地位にあったノロとは対照的に、ユタはごく近年まで弾圧や規制による厳しい取り締まりを受けていた。



『沖縄の神と食の文化』
赤嶺政信    青春出版社  2003/4



<沖縄人にとっての神とは>
<沖縄の創世神話>
・日本の国づくり神話は、『古事記』『日本書紀』などにみることができるが、沖縄の創世神話は、袋中という日本から来た僧侶によってまとめられた『琉球神道記』(1608年)、『おもろさうし』(1623完成)、琉球王朝の正史『中山世鑑』(1650年)などにみることができる。

・例えば、『中山世鑑』では、「天城に阿摩美久という神があり、天帝の命令によって、それまでは東海の波は西海に打ち越す状態だったところに、土石草木を天から賜って島をつくった。さらに、国頭の辺土の安須森をはじめとして島々国々の御嶽(うたき)をつくった。阿摩美久の願い出により、天帝がみずからの御子を地上に送り、やがて二人の間に子供ができる。長男は国の王、次男は諸侯、三男は百姓、長女は君々(高級神女)、次女は祝女(ノロ)のはじめとなった。さらに阿摩美久は天から五穀をもらいうけ、島々に植えた」と記されている。

・このような御嶽の創造物語や五穀発祥の話など、創世神話の内容は琉球王国や民間におけるさまざまな祭祀に関連していく。
 また、『琉球神道記』では、「アマミキュ(阿摩美久)は女神で、そのつれあいの男神のシネリキュとともに天から降臨し、波に漂う島に草木を植えて国づくりを行い、さらに往来の風をたよりに三人の子供を産む。長子は領主、次子はノロ、三子は農民のはじまりになる」とあり、ここでのアマミキュ・シネリキュは、創世神であるとともに始祖神としても位置付けられている。
 また、文献に記された神話と別に、奄美諸島から八重山諸島まで民間で広く伝承された創世神話も存在する。

<ニライカナイという他界>
・神についての観念、人々の世界観が色濃く表れているのがニライカナイに対する信仰である。ニライカナイは、海のかなた、もしくは海の底にあるとされる理想郷あるいは異界で、日本の浦島伝説にみられる竜宮の観念と重なるところもある。

・ニライカナイの語源を探っていくと、「ニ」は「根」を意味し、「ラ」は地理的空間を表す接尾語、「イ」は方向を示す接尾語、つまり「ニライ」とは「根のあるところ」「根の国」という意味であると考えるのが一般的になっている。「カナイ」については、琉球語によく使われる意味をともなわない対句表現とみられている。

・『おもろさうし』のオモロや、沖縄諸島の祭祀歌謡を集成した『南島歌謡大成』(1981年完成)に掲載されている神歌には、ニライカナイについての歌が多数存在する。それらによると、人間の住む世界に豊穣と幸福、平安をもたらすセジ(霊力)の源泉地とされ、人々の信仰と深く結びついていたことがうかがえる。

・ニライカナイ信仰に関わる祭りの一つに、沖縄本島北部ウンジャミ(ウンガミ=海神がなまったもの)と呼ばれる祭りがあり、現在では海神祭と呼ばれることも多い。旧暦の7月に行われるこの祭りは、ニライカナイから1年に1度村落にやってくる来訪神を迎える祭りで、海神祭という名称であるにも関わらず主として農作物の豊作を祈願するものである。

・ニライカナイからの来訪神は神女たちに憑依するとされ、神女たちの所作や歌われる神歌によって祭りの場における神々の存在や、ニライカナイへの帰還が表現される。

<御嶽(うたき)の神>
・先のウンジャミのように、1年のある時期に村落を訪れ、豊作を約束するなどして最終的に自分の属する世界(異界)に戻っていく神のことを来訪神と呼ぶとすれば、村落に滞在し村人の生活を守ると考えられている御嶽の神は常在神と呼ぶことができる。

・御嶽というのは、各村落に少なくとも一つは存在する聖地であり、村落の守護神が祀られ村落の祭祀が執り行われる祭場である。丘の上など高台の緑濃い森の中にある例が多く、クバ(ビロウ)やマーニ(クロツグ)といった聖木とされる樹木が生えていたり、巨岩があったりする。日本本土の村の神社とは異なり建築物などはなく、本殿に相当する場所はイビと呼ばれる空間である。そこのは御神体は存在せず、香炉や石などが、神がそこにおわすことの印として置かれているだけである。

・御嶽に祀られている「御嶽の神」は、沖縄の固有信仰の一つである祖霊神であるという説もあるが、御嶽の神の性格は多様であり、一律には規定できそうもない。現在でも人々にとって御嶽は聖域であり、日常生活に深く浸透した信仰の場所である。



『あなたもバシャールと交信できる』
坂本政道   ハート出版    2010/12/10



<バシャールとは、どういう存在?>
<惑星エササニの生命体>
・バシャールはエササニという星に住んでいる地球外生命体です。エササニとは、Place of living light (生きている光の池)という意味です。彼らの世界は、喜びと無条件の愛に満ち溢れる世界とのことです。
 そこには彼らは、数億(人)位いて、その総称をバシャールと呼んでいます。ちょうど我々を地球人と呼ぶようなものです。住んでいるのは、恒星ではなく惑星です。

・方向としては地球から見てオリオン座の方向です。もちろん、太陽系外の惑星です。地球から500光年ほどのところにあるShar(シャー)という星の周りを回る第3惑星のことです。

・残念ながら地球からは見えないと言われています。暗すぎて見えないというよりも、我々とは、微妙に次元、あるいは、「密度」が違うためのようです。

・地球は、そして人類は「第3密度」であるのに対して、バシャールとエササニ星の宇宙人は「第4密度」です。

・その惑星から数百人?が宇宙船にのって地球にやってきています。現在、彼らは地球の上空にいて、アメリカ人のダリル・アンカという人を通して、チャネリングをしています。

<グレイの子孫>
・バシャール自体はどういう生命体なのかというと、実はグレイと呼ばれる宇宙人と地球人の間に生まれた混血だということです。では、グレイとはどういう存在なのでしょうか。ご存じの方も多いと思いますが、グレイはアーモンド型の黒い目をしたちっちゃい宇宙人で、悪いイメージがあります。ネガティブなタイプだといわれています。

・ちなみに宇宙人はポジティブなタイプとネガティブなタイプ、それにニュートラルなタイプがいるとのことです。ポジティブなタイプの霊は、プレアデスに住む生命体(プレアデス星人とかプレアデス人)です。アークトゥルスやシリウスの生命体、こと座の生命体の一部もポジティブです。ネガティブなタイプには、こと座やオリオン、シリウスの生命体の一部がいます。

・バシャールによればグレイというのは、本当は宇宙人じゃなくて、「パラレルワールドの地球に住む人類」です。パラレルワールドでは、この世界と併存する世界のことです。

・そして、時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがバシャールだということです。

・ですので、バシャールの先祖というのは、グレイと我々人類ということになります。

<地球のまわりに集まる地球外生命体たち>
・バシャールたちは、今アメリカのセドナという場所の上空にいます。ただし、何度も言いますが、宇宙船自体も第4密度ですので、セドナに行って上空を見上げても通常は見えません。

・このように、いろんな宇宙船がいろんなところにいるわけですが、ほとんどがポジティブ側の宇宙人たちです。ネガティブ側もいますが、比率としては10対1くらいだそうです。

・ポジティブ側は連合を組んでいるようで、ル−ルがあるようです。そのルールというのは、2012年までは地球人類に直接的には干渉しないというものです。



『「マヤの予言」 2012』
マヤ文明の検証と歴史から学び解く予言の本質
デーヴィッド・ダグラス    ガイア・ブックス 2009/12/1



<「羽毛のある蛇」崇拝>
・ククルカンやケツァルコアトルとは、誰、または何なのか。
“羽毛のある蛇”は単なる神だったのでしょうか。それとも(イエス・キリストやブッダやクリシュナのように)対をなす人間、つまり「化身」がいたのでしょうか。天国の家を捨て、人間の中で暮らしてくれたのでしょうか。マヤ暦の意味を教えられるのは、彼なのでしょうか。

・<チラム・バラムの書>はこう伝えています。「・・・ユカタンの最初の住人は『蛇の人々』だった。彼らは東から船で海を渡って、指導者であるイツァムナー、すなわち「東の蛇」とともにやって来た。彼は手を置くことで癒すことができる治療師で、死人をよみがえらせた」

・ケツァルコアトルは異邦人の一行を率いてメキシコにやって来た偉大な啓蒙者だった。彼の時代、トウモロコシは1人で1度に1本の茎しか運べないほど、穂が大きかった。穂は成長してさまざまな色になったので染める必要がなかった。彼は広々とした格調ある家を建て、人々の心に平和を育む宗教を教えた。

<ケツァルコアトルは神としてより人間として記述されている>
<裏付けとなる報告>
・先住民に確かめたところによると、古代に20人の男がメキシコにやって来て、そのかしらがククルカンと呼ばれていたという。・・・・彼らは、ゆったりとしたローブを着て、サンダルをはいていた。長い髭を生やし、頭を剃っていた。・・・・ケツァルコアトルは人々に平和の道を教え、多くの重要な大建造物の建設を始めた。

<黄金時代の終焉>
<白い人の伝説>
・さまざまな資料に、ククルカンーたいてい白人として描かれている人物が到来して平和と調和の時代が訪れたとされている。



『河童・天狗・神かくし』 
(松谷みよ子)(立風書房)  1985/7



<山の神などによる神隠し>
・ある時、この部落の小さい女の子がふっとかき消すようにいなくなった。部落総出で探してみても、いっこうに手がかりはない。幾日かたって、また、ふっと現われた。その現われ方がまた不思議なことだった。この部落のはずれの薬師堂の梁の上に、その女の子はちょこんと坐っていたんだ。村の衆は、あれは薬師様にさらわれたんじゃっていった。  (長野県)

・岩手県和賀郡がはんらん。和賀町横川目。私が15歳の頃(昭和10年前後)の事件である。大雨で村の中央を流れている尻平が氾濫した。その日、私の部落の幼児(5、6歳)が見えなくなったという騒ぎが出た。消防団も出たりして、部落総出で探しまわったが、夜中になっても見つけることができなっかった。きっと川に落ちて流されたに違いないというので、川下を探しまわった。ところが、朝になってその幼児が川向うの山の中で無事で発見された。これはどう考えても不思議なことでした。その川には、丸木橋一本かかっているだけで、当日の大雨の氾濫で大人でも渡ることができない状態でした。

・長野県上伊那郡。浦の新三郎猟師といえば、山の神様となれ親しんだ逸話の持ち主として知られています。明治の初年のこと、新三郎は金子勢五郎猟師と連れだって仙丈岳へ猟に出かけましたが、二人は途中の小屋で単独行動をとることにきめ、別れ別れになりました。それから1週間、新三郎猟師は、杳として消息を絶ってしまいました。村人に依頼して山中を捜索してもらいましたところ、勢五郎と別れた小屋に戻っているところを発見されました。新三郎の話では、小屋を出てしばらく行くと、立派な婦人が現われて手招きするのに出会いました。誘われるままについて行くと、苺などの実る場所へ連れて行かれ、たらふくごちそうになりました。

こんなわけで、山にいる間は、ついぞ空腹を感じなかったという話でした。村人はその女性を山神であるとみていますが、山神男性説をとるこの地方にも、こうした観方のあることはおもしろいことです。
出典:松山義雄著『山国の神と人』(未来社)

・和歌山県西むろ郡上三栖。紀州西むろ郡上三栖の米作という人は、神に隠されて二昼夜してから還って来たが、其間に神に連れられ空中を飛行し、諸処の山谷を経廻って居たと語った。食物はどうしたかと問うと、握り飯や餅菓子などたべた。まだ袂に残っていると謂うので、出させて見るに皆紫の葉であった。今から90年ほど前の事である。又同じ郡岩田の万蔵という者も、三日目に宮の山の笹原の中で寝て居るのを発見したが、甚だしく酒臭かった。神に連れられて、摂津の西ノ宮に行き、盆の13日の晩、多勢の集まって酒を飲む席にまじって飲んだと謂った。是は六十何年前のことで、共に宇井可道翁の璞屋随筆の中に載せられてあるという。

・昭和二十年頃の話。私の家の近くの男の子(小六年)が昼間、にわとりをいじめたから神かくしにあって大騒ぎとなりました。井戸のそばにしゃがんでいたそうなのに、家人にはその姿が見えず、子供には家人の姿が見えるけど声が出なかったそうです。二昼夜、その状態だったそうですから神かくしに違いないと、父母が言っていました。(青森県)

<河童の名称>
<河童の名称は全国各地で色々>
(北海道)  コマヒキ、ミンツチ(アイヌ)

(東北地方) オシッコサマ、シーッコサマ、カッパ、カァパ、カァパコ、カッパァ、カワワラス、カッパァ、ガワダロウ、ザンビキワラシ、セッコウサマ、メドチ、メドツ、メットウチ

(関東地方) カッパ、カッパノコ、カワッパ、カダロー、ガタロ、カワワラワ、ネネコ、封(ホー)

(中部地方) エンコ、カッパ、ガッパ、カーランベ、カースッパ、カゴウソ、カワ(ラ)コゾー、カワボウズ、カワザル、カワババ、カワコゾ(ウ)、カーラボーズ、カワヤロウ、

カワツズミ、カーカンパ、カワッパ、

カワウソ、カワダ、カーラボン、カワラ、カワコボーズ、ガワロ、ガウロ、ガォロ、ガワエロ、ガワイロ、ガメ、ガワラ、ガワタロ、コボッチ、シジン、シイジン、スイシン、スイジン、スジンコ、セーシン、セージン、テガワラ、ドーツン、ドチロベ、ドチ、ドチガメ、ヌシ、ミズシワッパ、ワワッパ

 (近畿地方) イ(ン)ガラボジ、ウンガラボーシ、エンコ、オンガラボーシ、カッパ、カワッパ、カワラ、カワソ、

カワタロ(−)、カワコ、カワコゾウ、カタロ、カワタラ、カシラ、カワンゴロ、カワコボシ、カワラコゾウ、カワロ、カンコロボシ、カワノトノ、ガタロ、ガワタロ、ガ(−)タロ(−)、ガァラ、ガウライ、

ガワッパ、ガイタロウ、ガロウ、ガロボシ、ガウラ(イ)、ガシャンボ、ガ(ッ)タラボ(−)シ、ガンタヲボシ、

ガイタルボーズ(カイダルボーズ)、ガラボシ、ゴウタロウ、ゴウタラ、ゴウラボ(ウ)シ、ゴウヲゴランボ、ゴボシ、ゴロボシ、シリヒキマンジュ、シリヌキ、シリコーボシ、スッポン、ドンガス、フンゴロボージ、ヒョウスボウ、マロ、ヤマタロ、

(中国地方)
エンコ(ウ)、カワッパ、カワコ(―)、カウコ、カウゴ、カワソ、カワコボーズ、ガウロ、ガ(ッ)タロー、ガウコ、ゴンゴ、ゴーゴ、ゴンゴージ、テナガ、フチザル、川子大明神

(四国地方)
イドヌキ、エンコ(ウ)、カワウソ、カワラ、カタロー、カワランベ、カダロウ、ガタロ(−)、ガワタロ、ガワラ、ガァラ、ゴタロ、ゴタコ、ゴタラ、シバテン

(九州地方)
エンコ、オト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワコ、カントン、カーダラ、カーボン、カワタロウ、カワンヒト、カワノト、カワノヌシ、カワノヒト、カワンチョロ、カワントロ、カワノトノ、カワントン、カワロ、カリコボ、カワッソ(ウ)、カワゾウ、カワッパ、カーッパ、ガーッパ、ガッコ、ガワッパ、ガーダラ、ガワタロ、ガンチョロ、ガワッパ、ガータロ(−)、ガントロ(−)、ガントン、ガーッポ、ガグレ、ガゴ、ガラッパ、ガワロ、ガラッポ、ガンバ、ガースッパ、ガーロ、ガタロ、

ガシタロ、ガワンタロ、ガワッパ、ガッタロ、ガァッパ、ガッパ、ガアラッパ、ガワンタ、コウラワロウ、

サンボシ、スイテング、スイテンボウズ、スジンドン、セコ、セコンボ、セココ、セセコ、セコボウ、ヒョ(ウ)スンボ、ヒョウボウ、ヒュ(ウ)スボ、ヒョイヒョイ、ヒュースベ、ヒョウス、ヒョウスヘ、ヘテゴロ、

ヘジコロ、ホグラ、ナサン、ミズシン、ミッツドン、ヤマワロ、ヤマンタロー、ヤマセコ、ヤマオロ、ヤマウロ、ワワッパ、ワラドン

(奄美大島)ガウル、ガワッパ、コーバチ、ケンムン(ケンモン)

(沖縄地方)カムロー、キジムン(キジムナー)、ブナガヤ



『ニッポンの河童の正体』
飯倉義之  新人物ブックス  2010/10/13



<外国の河童たち>
<○○は外国の河童?  −河童は日本固有種かー>
・では日本以外の土地に河童は存在しないのだろうか?どうやらそうではないようだ。世界各地の妖怪を紹介する本や文章ではしばしば、「妖怪○○は××国の河童である」というような紹介され方がなされるように、海外の妖怪を日本の河童にあてはめて紹介することはままある。たとえば、韓国のトケビがそれである。

<「トケビは韓国の河童」か?>
・韓国の「トケビ」は山野を徘徊する小鬼で、その正体は多く血がついたことにより化けるようになった、箒(ほうき)やヒョウタンなどの日常の器物である。トケビは人間を化かしたり、道に迷わせたり、野山に火を灯したり、快音を出して驚かせたり、夜に人家に忍び込んだり、格闘を挑んで負けたりと、ほとんどの怪しいことを一人でまかなう「万能妖怪」として大活躍を見せる。そのユーモラスな風貌と多彩な行動は、よく河童と比較される。

・前項でも河童の親類として紹介した奄美のケンムンやブナガヤ、琉球のキジムナーもまた、そうした「万能妖怪」という点でトケビとよく似た存在である。小柄でザンバラ髪の童形、好物や嫌いな物がはっきりとしており、ユーモラス。人間に関わり、からかう。トケビとケンムン・ブナガヤ・キムジナーと河童とは、性格や行動が共通していることは一目瞭然である。

・しかし重大な相違点もある。トケビは器物の化け物、ケンムン・ブナガヤ・キジムナーは樹木や森林のムン(化け物)としての性格が強く、河童の存在の根幹である水の化け物という性格を持ち合わせない。性格の一致と属性の不一致が、河童とトケビの間にはある。

<「ヴォジャノイはロシアの河童」か?>
・他に多く「外国の河童」として挙げられる存在に、中国の河水鬼や水虎、ロシアのヴォジャノイやルサールカ、チェコのヴォドニーク、ポーランドのハストルマン、ドイツのニクス。フィンランドのネッキ、スコットランドのニッカールやケルピーなどが挙げられる。
これらの存在はいずれも水界に棲む存在で、人間や牛馬を水の中に引き込むとされ、彼らに挙げる季節の祭りなどが催されることなどが、河童と同一視される点である。

・しかしこうした水精の属性や行動以外の点では、河童と彼らの隔たりは大きい。河水鬼やヴォジャノイ、ヴォドニーク、ハストルマンは髭を蓄えた老人とされ、湖底で自分の財産である牛馬の群れや財宝を守って暮らし、機嫌が悪いと川を荒れさせるという固陋な存在である。ニクスやネッキ、ニッカールは成人男性の姿で現れて、荒々しく牛馬や子どもや婦女子を奪い去る肉体派である。ネッキやその同類が、半人半馬や馬に化けた姿を取るというのは、馬の姿をしていて人を水の中に誘い込むケルピーとも共通する。

・ケルピーに代表される「ウォーター・ホーズ」伝承は、ヨーロッパ各地にあまねく広がっており、龍の妖怪伝承といえば、ロッホ・ネス・モンスター、すなわち「ネッシー」である。ケルピーは河童と同じくらい、ネッシーにも近しい存在なのだ。

・ルサールカには溺死者の浮かばれぬ霊というイメージが色濃くついており、この点で幽霊や産女、雪女に近い属性を持つといえる。
 どうやら「××の河童だ!」と言われてきた妖怪たちは、河童と重ね合わせて理解できる部分とそうでない部分とを、同じくらいの分量で持ち合わせているようである。

<やはり「河童は日本の河童」か?>
・水はわれわれの生存に欠かせないと同時に、恐るべき存在であるがゆえに、水の神と水の妖怪を持たない文化はない。そのような意味で、「河童は世界中に存在する」。

・しかし今見てきたように、そうした河童的な存在がどのような姿で現れ、いかなる言動をとるかは、文化によって全く違う。ロシアの冷たい湖水に棲むヴォジャノイは老人の姿で重々しく、スコットランドの湖沼地帯に棲むケルピーは活動的で攻撃的だ。そして里近くに多くの川や小川、沼や溜め池をもつ日本の河童たちは、人に近しく愛嬌があり、どこか深刻でない表情を持つ。一方で、日本の河童に近い韓国のトケビ、奄美のケンムンやブナガヤ、琉球のクジムナーは、水の精という性格をほとんど持っていない。

・こうした水の神・水の妖怪の多様なありようは、各々の文化において人と水とがどう関わっているかに規定されている。その意味では、「河童は日本にしかいない」。
 妖怪を比較することはすなわち文化を比較することなどである。「妖怪○○は××国の河童である」という言い切りは、あまりにも大胆すぎるもの言いであるだろう。



『ど・スピリチュアル日本旅』
たかのてるこ   幻冬舎    2014/8/5



<会社を辞めて“旅人・エッセイスト”として独立した私>
<「世界一、スピリチュアルな国」日本をめぐる旅>
・私も、人生のテーマは「お金儲け」ではないので、「うわ、こんなおもろい人に出会えて、ラッキー!」と思えるような出会いを求めて、“人もうけ”をモットーに生きていきます。

・案内された沖縄コーナーには、沖縄の文化や宗教、歴史等の本がズラリ。沖縄では、年間300冊近くの沖縄本が出版され、この店だけでも1万5000冊を取り扱っているのだという。沖縄の総人口は約140万人だというから、沖縄人がいかに故郷を愛し、アイデンティティを大事にしているかが分かる。

<いよいよ“沖縄最強のユタ”と対面!>
・このイシキ浜は、海の向こうにあるとされる「ニライカナイ」を拝む聖地で、毎年、島の祭祀が行われているのだという。ニライカナイとは、東方の海の彼方にあるとされる異界、「神の住む国」で、祖先の霊が守護霊に生まれ変わる場所だといわれているのだ。

・「照屋家庭はんだん」の看板の掛かった鑑定所に着くと、普通の家のような落ち着いた風情の居間に通され、ユタの照屋全明さんが現れた。長身の照屋さんは穏やかな雰囲気ではあるものの、どこか存在感に凄みを感じる人だった。
「取材に見えたとお聞きしましたが、それには私の仕事を見てもらうのが一番なので、たかのさん、ご自身を鑑定させて頂くということでよろしいですか」
「あ、はい! お願いします!」
 思いもよらない展開に、胸がドギマギしてくる。照屋さんは毎日、朝10時から19時まで、30分刻みで1日16名を鑑定しているというのだが、毎朝8時から、その日の鑑定予約を電話で受け付け、たった10分で予約が埋まってしまうほどの人気だと聞いていたのだ。

・「スタンスがフリーですね。一匹狼。自由人。組織はムリです。持っている良さが、フリーだからこそ出てきます。人徳はあり。ボランティア精神で、人材育成もしていくでしょう」
 な、なぜそれを?!私はこの秋から、私立大で「異文化の理解」という講義を週イチで受け持つことになっていたのだ。非常勤の講師料は、目がテンになるほどのボランティア価格。国公立はもっと講師料が安いと聞き、非常勤講師は不安定な派遣社員みたいだなぁと思っていたところだった。

・動揺している私をよそに、怒濤の勢いで鑑定が続く。
「3、4年後、新しい才能が出てきます。それまでは、才能にフタしてる状態ですね。ゆくゆくは経済面も安定します。今はゆとりがないけれど修行だと思って、今までの道は間違いではないです。仕事はイエス・ノー、ハッキリさせていいですが、人間関係は『テーゲー』で、テーゲーは沖縄の言葉で『細かい事を気にせず、大らかに』という意味です。人間関係は突き詰めず、ほどよく適当にいきましょう」

・鑑定中の照屋さんは、物言いはあくまでジェントルなのだが、恐ろしく早口だった。神様からのメッセージはイメージのようにダーッと伝わるのか、照屋さんは神様のお告げを全部伝えたいがために、なんとか早口でしゃべって、そのスピ―ドに追いつかんとしている感じなのだ。
 と、突然、真剣な面持ちの照屋さんから「タバコ、いいですか?」と聞かれ、「あ、はい」と頷くと、照屋さんは鑑定しながらタバコをスパスパ吸い始めた。神様のメッセージがあまりに早口だから、気持ちを落ち着かせるようとしてるんだろうか………。
 その後、私の両親、兄ふたり、義姉たち、甥っ子たちの性質もズバズバ言い当てられ、それぞれの将来まで示唆されると言葉が出ず、「いやはや、恐れ入りました!」という感じだった。
「家族のことまでみて頂いて、ありがとうございます!」
 鑑定後、お礼を言うと、照屋さんが言う。
「お悩みに家族のことが連鎖している場合も少なくないので、私はいつも、来た人の家族全員、鑑定させて頂くんですよ」
これで8千円ならリーズナブルだなぁと思いつつ、鑑定料をお支払いさせて頂く。

・ユタはたいてい家系で継承され、圧倒的に女性のユタが多いのだという。そんな中、男性の照屋さんがユタになったのは、照屋さんの祖母が、祭祀を取り仕切る神職「ノロ」だったことが大きいというのだ。
 ノロが神職のシャーマンなら、ユタは民間のシャーマン。沖縄には古くから「医者半分、ユタ半分」ということわざがあり、これは「ユタの助言で精神的な癒しを得る」という意味で、ユタは生活全般のアドバイザーのような存在なのだという。


<●●インターネット情報から●●>
ユタ ( 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

<概念>
沖縄の信仰において、琉球王国が制定したシャーマンであるノロ(祝女)やツカサ(司)が公的な神事、祭事を司るのに対し、ユタは市井で生活し、一般人を相手に霊的アドバイスを行うことを生業とする、在野のシャーマン・巫(かんなぎ)である。

ユタはいわゆる霊能力者であるが、迷信と考える者も多い。だが、一般にユタの力は古くから広く信じられており、凶事に当たった場合や原因不明の病気、運勢を占いたいとき、冠婚葬祭の相談など、人が人知を超えると考える問題を解決したいときに利用される。こうした行為は「ユタ買い」といわれ、通常、ユタは相談料をもらって問題解決にあたる。医者がユタを勧める例もあり、沖縄には「医者半分、ユタ半分」ということわざが古くからある。

ユタは単なる霊能力者ではなく、信仰上、自らを神と人間の介在者と位置づけており、広義にはノロやツカサなどと同じく「神人(かみんちゅ)」と呼ばれる。沖縄では神に仕えるのは一般に女性と考えられており、ユタもノロやツカサと同じく、大多数が女性である。

ユタは弾圧の歴史を持つことから、隠語として、ユタのことを三人相(サンジンゾー:易者)やムヌシリ(物知り)などと呼ぶこともある。



『うわさの人物』 心霊と生きる人々
加門七海   集英社   2010/3



<『普通の高校生がユタになるまで』(平博秋)(ユタ)>
・それは17歳のことだった。

・母方のお祖母さんがカミンチュ(神人)だったんだから、きっと感じたんでしょうね。

<拝みの言葉は自然に出る>
・はい。お祖母ちゃんのときもあるし、大日(大日如来)さん、天照さんが教えてくれたり。

<神様の生の姿とは>
「ユタの世界や霊感の世界で、ある程度できるようになったら、夢で免許証みたいな、本をもらうんです。「帳簿」と言いますが、聞いたことあります?」

「あります。なんとか長老という方が出てきて、ユタの許可証を渡すんでしたっけ。」

「ウティン長老。白い髭のお爺さんです。」
「それ、本当なんですか。」
「本当です。杖を持っていてね。」
「平さんの許にも現れて?」
「はい。自分はこの神様にいろいろ教えられて、何回も天照さんのお姿も見て。それから弁財天さんも。」

「弁財様。すごい美人なんじゃないですか(笑)?」

「ものすごい美人、真っ白です。大日如来さんは、こっちに赤いのがついていて。髪がね、剛毛で長いんですよ。」

<インタビューを終えて>
・こんなにはっきり神の姿を語る人を、私は彼のほかに知らない。ターリと共に、何よりインパクトがあったのは、容姿や口調、身長まで、平氏が「神様」をすごくリアルに捕らえているということだった。無論、その真偽のほどは、私には計りようがないことだ。だが、氏は神々を親戚や教師であるかのように語った。



『ほんとうは怖い沖縄』
仲村清司    新潮社      2012/6/27



<悪さをする霊>
・「別の生き霊がいくつも寄ってきたり、死霊が取り憑くおそれがあります。霊にも人間のようにそれぞれ性格がありますから、悪さをする霊がつくと危険ですね」

<キムジナーとケンムン>
・日本の妖怪といえばワタクシなど、すぐにカッパが思い浮かぶのだが、風土や環境が内地と著しく異なっているせいか、沖縄にはカッパは存在しないようだ。ただし、似たのはいる。
キムジナーと呼ばれる子どものような背格好をした妖怪である。
 全身真っ赤で、髪の毛はパサパサにして茶髪ならぬ赤髪、顔も赤ら顔。ひと頃流行った渋谷系ガングロ女子高生に近いかもしれない。

・しかし、コヤツはどうやらオスらしく、地域によっては大きな睾丸をぶらさげているのが特徴とか。
また、腕はオランウータンのように長く、木の枝みたいに細くふしくれだっているとも。なにやら、やせすぎの老人を思わせるところがあるけれど、これでもやはり10歳ぐらいの子どもらしい。

・興味深いのは………、
実はこのことがキムジナーを特徴づける要素になるのだが、漁師の船にいっしょに乗って魚をとるのを手伝ったり、農家の野良仕事の手伝いを買ってでたりするなど、人間の前にくったくなく姿を現して、人と積極的にご近所づきあいする点である。また、いかにも子どもっぽいのは人間と相撲をとりたがることで、負けると何度も勝負を挑んでくるとされる。
 いうまでもなく、カッパも人間社会と接点をもつ妖怪にして、相撲が大好き。キムジナーが沖縄版のカッパといわれるのは、こうした性格も大きな理由になっているようだ。
といっても、キムジナーには頭のお皿や背中の甲羅がないので、風姿からいえば、カッパの系統とするにはやや無理があるように思える。

・キムジナーに気に入られた家は栄える、逆に嫌われた家は滅びるという伝承もあることから、民俗学者の折口信夫は座敷わらしの系統をくむものという見方をしているが、ともかくも、人間と深い関係をもつ妖怪であることは確かなようだ。
 ガジュマルなどの古い大木に住んでいるので、「木の妖精」、「森の妖精」などと呼ばれたりもするのだが、その親しみやすいイメージから、いまでは観光みやげなどにキャラクター化されるほどのアイドル的存在に昇格している。

<キジムナーが住んでいた小屋>
・それらの話を総合すると、キムジナーの生息地は沖縄本島北部、東村、大宜味村など、いわゆるヤンバル地区、背後に深い山を背負う村や、漁村に出没しているようだ。
 なかには、キムジナーが住んでいた小屋もあったと証言する人もいたし、大勢のキムジナーがまるで運動会のように海岸でかけっこをしていた、あるいは、ある時期まで毎晩のようにかまどの火をかりにきたという人までいた。

・ただし、どの目撃談も戦前もしくは昭和20年代のものばかりで、最近の目撃例はまるで聞かない。1975年前後に本部半島を住みかにしていたキムジナーが大宜味村や東村に「集団疎開」したという噂もあるが、その頃はちょうど海洋博ブームで大型リゾート開発があちこちで行われた時期でもある。森を住みかにしてきたキムジナーは住むところを追われたというわけだ。

・奄美諸島にはケンムンが住んでいるといわれている。ケンムンとはキムジナーと類型のものとされる森の妖怪。性質や特徴がキムジナーと酷似している一方、奄美ガッパとも呼ばれ、内地のカッパにも似ているともいわれる。
 その容姿が『南島雑話』という書物に図入りで記されている。幕末の薩摩藩士、名越左源太がお家騒動に連座して奄美大島に遠島を命じられた期間に著したもので、1800年代半ばの奄美の実情をビジュアルで知ることのできる貴重な史料となっているが、そのなかにケンムンに関する記述を見出すことができる。

・それによると、体毛が長く、頭に皿をいただいている様がはっきりとわかる。一見すればカッパのような印象を受けるが、顔は人間の子どものようでもある。人間の大人と仲良く手をつないで歩く姿を紹介していることから、キムジナーと同じく、人間社会と接点をもつ妖怪であることは一目瞭然で理解できる。

・といっても、容姿や性質については諸説あるので、はっきりしたことはいえないのだが、口伝からその恰好を推察すると、全身真っ赤で、おかっぱの髪の毛はやはり赤毛。背丈は子どもぐらいで、いつも鼻をたらし、ヨダレをたらしていることもある。
 また、座るときは膝を立て、頭を挟むようにして座る。そのため、奄美大島では膝を立てて座ることを「ケンムン座り」といって嫌うらしい。
 また、人間が悪さをしなければ敵対したり、危害を加えたりすることもないという。相撲が大好きで、人を見ると勝負を挑む。住むところはガジュマルなどの大木で、好物は魚の目。苦手なものはタコ、おならといった具合に、このあたりの特徴はキムジナーと酷似している。

・しかし、ケンムンとキムジナーには決定的な違いがある。それは、ケンムンが伝承や迷信の世界ではなく、いまも目撃談が絶えない「生物」として存在し続けていることだ。

 数年前、奄美大島の名瀬に出向いて聞き取り調査を行ったことがある。すると、「実在する」「見た人を知っている」「存在を否定できない」という人がぞろぞろいて、あまりの証言の多さにめんくらってしまった。

・奄美博物館では「ケンムンマチ」を見たと証言する人までいた。ケンムンマチとはケンムンが発する火の玉のことで、伝承では雨の降る夜に山の尾根伝いに無数に火が灯るという。
 その証言者は「ちょうどあの方向の山女の中腹です」と、名瀬市内のすぐ裏手の山を指して、「揺らめいているような火ではなく、松明ぐらいの火が右左とあちこちにものすごい速さで動き回るんですね。すぐにケンムンの仕業だと思いました」と、毅然としていってのけたものである。

・そのせいか、アイドル的なイメージの強いキムジナーと違って、ときに人間に害を為す歴とした妖怪として、いまもどこか怖れられている部分もある。前述した奄美博物館では1990年頃にこんな事件があったと話す人がいた。
「ある老父が野良仕事に出たまま失踪しました。3日後、その老父はカマのような切り傷を体中につくり、畑の中でうずくまっていた状態で発見されたんです。老父はケンムンにやられたと証言しましたが、出血多量で手当のかいもなく亡くなりました」
 証言者が亡くなっているので真偽のほどは闇の中だが、目撃例が絶えて久しい沖縄と違って、奄美ではアンビリボーな生々しい事件がいまも発生していることになる。

・ほかにも、単に轢断されたケンムンの死体が山道に転がっていたなどの証言が報告されたり、目撃談がたまに地元紙に掲載されたりするという話も伺ったが、奄美の郷土民俗の研究家である恵原義盛は自らの不思議な体験を自著『奄美のケンモン』の中で語っている。

・その話が『南島雑話の世界――名越左源太の見た幕末の奄美』(南日本新聞社刊・名越護著)に掲載されているので孫引きさせていただく。

――1966(昭和41)年1月29日午後2時半ごろ、恵原は名瀬市根瀬部の水源地近くで、水が流れるコモリ(湖)のそばの石の上に子どもが座っているのを見つけた。山仕事をしている人の子どもだろうと、恵原は「そこでなにをしているの」と声をかけた。すると、振り返った瞬間、子どもは「稲妻の速さ」で、左側の渓谷上の方に掛け飛んで消え失せた。

・こちら側を振り向いた一瞬に見たその顔は、髪は伸びてまゆを隠し、着物は文目もわからず、年のころ6、7歳ぐらいで顔は黒かった。集落に下りて心当たりを聴いたが、そんな子は集落にいない、という。この外、恵原は「奇妙というか不思議な、常識では割り切れない現象は数知れない」と書く――。

・恵原はこれがケンムンであるとは述べていない。また、名越左源太が図で表現したカッパ様の生き物とも違っている。なにやら、かつての山間の漂泊民・サンカを思わせるような風貌ともいえるが、ともかくも、明らかに人間に近い姿をしているぶん、この目撃談はいっそうリアルに感じられるものがある。
 この話を読んだとき、僕はすぐに奄美博物館で聞いたケンムンマチのことを思い出したのである。
ケンムンが放つという火の玉のことである。
 もし、その子どもらしきものが、深夜に松明のようなものをかざして山中で動き回るとすれば………。
 尋常でない速度で動いたというあの火の玉と、「稲妻の速さ」で掛け飛ぶという恵原の証言はこの点で見事に一致するのではないか。

・だからといって、ケンムンの正体が明らかになったわけではないけれど、あの山中には何か得体の知れないものがいる――、そう思わせるに十分なほど、奄美の山塊は依然として黒々とした深さを保ち続けていることだけはたしかである。
 恵原は先のくだりに続けてこう結んでいる。
――(ケンモン)はもっと人間の生活の中に入り込んでいて、奄美という空間、広漠なる海に浮かぶ島の、存続と秩序を維持してきた要素の一つであったように思われます。



『未確認飛行物体観測日記』
宮本一聖   湘南社   2011/1



<長崎県の五島列島という地域は、昔からUMA(河童)の出現で有名な場所>
・本書は九州・長崎県の西方に浮かぶ五島列島において、近年展開されているUFO出現現象の2007年〜2009年迄の出来事をまとめた日記です。

・本書でご紹介するUFOについてですが、目撃時の飛行高度が100〜200mと低空であり、かつ飛行速度が自動車並みの30〜40kmと低速であること等の理由から、通常の飛行物体でないことが推測されています。

・さらに、この長崎県の五島列島という地域は、昔からUMA(河童)の出現で有名な場所で、UFO出現場所と符合することからUFOとの関連も疑われています。
 もしかしたら、これらのUFOはUMAと何か関連があるのかもしれません。  



『2000年5月5日 宇宙人大襲来』
映画インディペンデス・デイはなぜ緊急制作されたのか
アメリカ政府が隠し続けた恐るべき事実
(草刈龍平)(第一企画出版)     1996/12



<地球から520光年にある人類祖先の星>
・またある研究者によると、このベテルギウス(正確には周辺の惑星)を中心とする惑星系こそ「エンジェル」の故郷であると同時に銀河系のすべての宇宙人の故郷でもあるという。この研究者によるともう一つの宇宙人「グレイ」の故郷もこのベテルギウス(オリオン座の恒星)なのだというのである。驚くべきことに「グレイ」の先祖と「エンジェル」の先祖は同じだと言うのだ。彼らの共通の先祖がベテルギウスを中心とする惑星系に住んでいたというのである。

・一万年以上前のベテルギウス星人の容姿は現在の「エンジェル」とほぼ同じであったらしい。彼らは、背が高く豊かな金髪と美しい顔を持っていた。我々人類の先祖にあたるのは、この頃のベテルギウス星人だったのである。

<それは核戦争の放射能だった。>
・ある時を境にベテルギウスの二つの国が互いに対立を深め、ついに大戦争が勃発したのである。ベテルギウスの惑星に核ミサイルが飛び交い、戦いは何年も続いた。多くの人々が死に、かろうじて死をまぬかれた人びとも放射能の影響で原爆病になってしまった。生まれる子供たちに奇形が続出し、世代を経るにつれベテルギウス星人の背は縮んでいった。彼らの目は巨大化し、鼻は縮んで二つの穴を残すのみとなり、美しかったベテルギウス星人は不気味な姿へと変身していったのである。彼らの肌の色は透き通るような白から不気味な青味がかった灰色へと変わっていった。そして、彼らは、肌の色から「グレイ」と呼ばれる宇宙人になってしまったのである。

・放射能に汚染された「グレイ」は声帯をやられ、言葉を声にして喋ることができなくなってしまった。代わりに彼らには声に出さずに言葉を伝えるテレパシーの能力が発達していった。

・また、放射能で消化器官をやられた「グレイ」は、肉などを消化する能力が徐々に衰えていった。代わりに動物の内臓から直接酵素や分泌液を吸収するという方法で、彼らは、栄養を取るようになった。



『最新! 秘密結社の謎』
世界の裏側で暗躍する組織の実態を暴く
知的発見探検隊    イーストプレス   2011/7/15



<エコロジーを実践しカッパとの共生をはかる「下総カッパ団」>
・下総カッパ団は、1724(享保9)年、下総国印旛村の豪農、安田伝兵衛によって設立された人間とカッパの親睦団体だ。大の相撲好きだった伝兵衛が印旛沼で出会ったカッパのシンサクと偶然相撲をとって勝ったことで、意気投合。カッパと人間の共生を目的として旗揚げされた。設立当初は、うなぎ釣りや川相撲、水泳などの各種の催事を開き会員数は増え続け、最盛期には300名もの会員数を誇ったという。

<ナチスを生みだした秘密結社トゥーレ協会>
・ナチスは1926年から1942年まで毎年、チベットや中央アジアに遠征隊や調査団を派遣しました。何を探し求めていたのかといえば、アガルタです。
 アガルタとはフランスのオカルティスト、J・A・サン=ティーヴ・ダルヴェードルが詳しく紹介した一種の桃源郷です。
 彼はその死後の、1910年に出版された『インドの使命』という著書で、世界の中心に当たるアジアの地下深くに不可視の王国があると述べています。

<グレート・ホワイト・ブラザーフッド>
<神智学協会やゴールデン・ドーンを生んだ謎の集団>
<多くのオカルト結社に影響を与えた存在>
・ブラヴァツキー夫人が神智学協会を創立する際、多大な影響を受けたとされているのが、ヒマラヤで出会ったグレート・ホワイト・ブラザーフッドだ。

<未知の上位者との交信で真理に近づく>
・グレート・ホワイト・ブラザーフッドは、太古の昔より天界や宇宙の超存在と交信し、授かった智恵で人類を導き続けてきたという。

・交信できるのは、マスター(導師)と呼ばれる一部の者だけで、そうそうたる人々の名が連ねられている。超存在が何者であるかは不明だが、その導きに従えば、人間の内に秘められた真理に近づけるとされる。

・こうした神秘性を高める構造は、オカルト系秘密結社でよく見られる「未知の上位者」のシステムと呼ばれる。

・オカルト要素に満ちたグレート・ホワイト・ブラザーフッドは、未知の上位者からの情報を伝えることで、そのカリスマ性を維持していた。

<地球外生命体の正体>
<地球を揺るがす秘密をNASAと秘密結社が隠蔽>
<エリア51には宇宙人がいっぱい!?>
・地球には既に知的な宇宙人が到来しているという説がある。そして、宇宙人とアメリカ合衆国とNASA既に接触しているというのだ。

・また、ネバダ州にあるアメリカ空軍の実験施設エリア51周辺ではUFOらしき未確認飛行物体が何度も目撃されている。

・そして、エリア51には極秘裏にロズウェル事件の残骸が運び込まれ、地球外生命体から得た技術でUFO研究が行われ、リトル・グレイと呼ばれている宇宙人が存在しているなど、様々な憶測が飛び交っている。

<信じられている噂>
<地球外生命体を隠し続けるNASA>
・NASAは実は地球外生命体と既に接触しているという噂が後を絶たない。
 NASA中枢には根強い秘密隠蔽派が存在し、秘密結社と結びついて、これまでの発見や地球外生命体に関する情報を隠し続けているというのだ。


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■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

・沖縄は、本土から海で隔絶されていますので、いわゆる目にみえたりみえなかったりする「妖怪話」も独特なものになるようです。沖縄における伝承は、昔から多いそうです。ユタは沖縄の人々の生活の中に定着していたようです。
「幽霊話」は現代でも世界的に多いようです。
病院では、死者がでますので、幽霊話は多いといわれます。私自身も病院で幽霊現象を体験したことがありました。
戦中、戦後は本土でも「兵隊さん」の幽霊話も多かったようです。特に国内で唯一の激戦地となった沖縄の「兵隊さん」の幽霊話は多いといわれます。幽霊現象や心霊現象・憑依現象も「宇宙人現象」と理解すればかなり分かるようです。いわゆる成仏しない霊は、地縛霊としてその地で、幽霊として現れるといわれます。あの世の異次元と、「この世」が交錯して、怪奇現象を体験することもあるようです。

・キジムナーも目に見える人と見えない人がいて、異次元移動ができるようです。幻聴や幻視、幻覚、イル―ジョンで処理されたりしますが、本土の「河童」のように、異人が連れてきた未確認動物(UMA)のようです。純粋なUMA(未確認動物)ばかりではなく、人間化して、人間との交流話もあったようです。堕天使ルシファーもグレイ(ゼータ星人)を作り神に反抗したとも言われているそうです。堕天使ルシファーもオリオンからやって来たそうです。天狗もオリオン星人だったようです。「オリオン人は宇宙連合に属していない。彼らは、彼らだけの連合を作っている」といわれます。オリオンETグループが、遺伝子操作等で、モンスタータイプの生物やバイオロボットを創造し、神に反抗しているといわれます。キジムナーも河童と同様に、異次元移動ができて、物質化、非物質化ができたオリオン星人の実験生物だったのかもしれません。宇宙人の進化の速度は、大変速いといわれます。現代でも宇宙人のマッドサイエンティストが禁断の生体実験をしているのかもしれません。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。
「座敷童子」のように、時には目に見えたり、通常は、見えなかったり、異次元生物のキジムナーは、堕天使たちの宇宙人の創造物、異次元の生体実験の結果だったのかもしれません?

・はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そして「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。人間の肉体や精神に自由に憑依したり離れたりする宇宙人は、誰も識別できないといわれます。
「歴史のシナリオを描く政治力の非常に高い宇宙人が存在する」といわれます。進化している宇宙人が、目に見えない大天使、天使、堕天使となって工作しているので、私たち一般人は、何も理解できません。
太古からオリオン星人の「闇の支配者」が地球に関与していたと仮定すれば、昔から膨大な秘密が保持されていることになるといわれます。

・目に目えない異次元(低層4次元か?)のオリオン星人が太古から、深く日本に浸透して、異次元から人間にコンタクトしていたようです。牛若丸と鞍馬山の天狗の伝承のように、源氏はオリオン 星人との繋がりがあったようです。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も利用しているそうです。オリオン人は、地球と直接的なつながりを持つそうです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。
「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書、ヨブ記38章31節)という一節、文句がありますが、私たち一般人には、その詳しい意味は理解不能です。
第2次世界大戦後に、エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。
悪の帝国(正式名は『正義を任ずる諸世界帝国同盟』の本拠地は大熊座にあり、ドラコニスを主要作戦センターにしているといわれます。

・沖縄に関する書物は非常に多いようです。amazonによると「すべて」では3万件以上、「本」では、1万件以上があります。とても個人では把握できない量です。現代では沖縄は政治に関してよく取り上げられる地域のようです。太平洋戦争後期から「アメリカ世」を経て、さまざまな「政治」を深刻に体験してきた地域だと指摘されています。『沖縄文学の100年』(仲程昌徳、2018/10/1)という本が出ていますが、そういう文学活動も盛んだったようです。大昔から孤立した地域として、独自な精神文化が発達したようですが、本土のそれとのミニチュアでもあるという説もあります。UMA(未確認動物)といわれるキムジナーの話もリアルな話が多かったといわれます。精神世界は神々や妖怪の世界ですが、それは世界中に「相似性」があるといわれます。世界中の創造神話にでてくる神々が、似てくるというか、同一なのも当然だといわれます。「西洋神界はスサノオ神とその系統の神々が1万年ほど前に拓いた地域で、シュメール族は「スサノオ神系」だといわれます」という怪説も、まったく荒唐無稽な話ではないようです。やはり神々は、さまざまな階層に分かれていて、「この世」地球を統括しているようなのです。世界中の「死後の世界」の伝承が似てくるのも不思議ではないといわれます。ですから、沖縄だけの独特の話とか、日本だけの独特の話というものではなく、よく調べて見ると「妖怪」や「神々」のように世界的に「普遍性のある話」といわれます。日本の昔からの「迷信」は、科学技術の発達で、無視されてきていますが、沖縄の「ユタ」のようにその土地の精神文化に根強く残っているようです。

・内閣府のインターネット情報によると、平成27年度は、「身体障害、知的障害、精神障害の3区分で障害者数の概数をみると、身体障害者393万7千人、知的障害者74万1千人、精神障害者320万1千人となっている」とのことです。家族や親せきに必ず該当者が1人いるというパーセンテージといわれます。これに普通の病気を加えますと膨大な人数になってきます。当然ながら、医療費の膨張が続き、国家財政の大きな問題となっております。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」ともいわれます。為政者や政策担当者の現状認識は十分ではないともいわれます。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。時代遅れの面の改革速度も大変遅いようです。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要といわれます。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。「政治は税金なり」といわれますが、税制が劣化してきているともいわれます。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるそうです。「それこそ税金の無駄遣いを禁止して、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」そうです。そして「政治が遅れている。私たち一般人は、政治意識を高めて政治の近代化を急がなければならない」と語られています。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」といわれます。官僚や政治家のスキャンダル・失政報道は、国民が不安を覚え、国民が恥をかくといわれます。金のかかる外交も必要ですが、失政の続く内政を立て直すべきだといわれます。
それこそ税金の無駄遣いを止めて、国民の血税を費用対効果を考えて政策財源にあてるべきだ」そうです。税金の無駄遣いを禁止して一つでも多くの津波シェルター、地震シェルター、核シェルターを作るべきだと指摘されています。

・医者に診てもらっても治らない病気は、他に手段がありません。憑き物による病気もあるようで、沖縄では「医者半分、ユタ半分」という諺があるといわれます。単純に「迷信」としては片づけられないほど、沖縄の人々の生活に根付いているといわれます。インターネット情報によると、著者名は、ペンネームで本名は「渡久地十美子」氏のようです。著書に『ニライカナイの風』『ほんとうの琉球の歴史』『尚円王妃・宇喜也嘉の謎』『祭祀のウソ・ホント』があるようです。「ユタ(琉球列島のシャーマン)に対する怒り」ということで、「本を書くきっかけはみんな人でした。これ(『祭祀のウソ・ホント』)も、ユタにお金500万かけたとか1000万かけたとか、巷でよく聞くんですけどね。私は、いくらお金かけたからといって、ちゃんと戦争で沈んだ人が浮かばれて成仏して、うつの人はちゃんと治って健康になるのでしたら、私財は使ったかもしれないけれど、よかったね、綺麗にできてますよって言うんですけど。そういうケースが1件もありませんでした今まで。それにワジワジーして(怒って)この本を書きました」とのこと。

・沖縄の人々もユタについて詳しい人は少ないのかもしれません。本土の人々にとってはなお更です。しかし、そのような霊能者に対する需要があるということは「憑き物」の存在が窺われます。本土でも「狐憑き」というのは、昔の「迷信」ということで、現在、メディアで取り上げられることはないようです。が、それに関する霊能者や拝み屋、宗教家の需要があるということは興味深いものです。米国でも精神的な治療家のセラピストやスピリチュアル・ヒーラー、カウンセラーのような療法士の需要も少なくないようです。

・キジムナーは日本の本土の河童と「座敷わらし」の性格を持っているようです。日本のミニ本土として沖縄は、独自なものが存在したようです。ザシキワラシ(座敷童子)もその家に住みつくと、その家は豊かになるといわれ、去ると零落するともいわれます。子どもの神様のようです。キジムナーはむしろ動物的な要素があるのかもしれません。相撲が好きなのは河童と似ています。人間とコンタクトがるということは、動物でもないということでしょうか。今ではUMA(未確認動物)の一種と見なされているのかもしれません。河童も人間に近い者や動物に近いものがいたといわれます。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると、「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」ともいわれます。

・沖縄の来訪神は、目に見えない形で人間に憑依する場合と、人間の姿を装い地上の人間とコンタクトする場合があるようです。ユタは霊媒体質も持つ人間がなるようで、神々とのチャネラーでありコンタクティでもあるようです。「宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」といわれます。マスター(長老)クラスの宇宙人も、さまざまな形態で人間の姿を装い、人間たちとコンタクトしているのでしょうか。「何とか苦労して宇宙人といわれる人に会ったが、そこらへんにいるオッサンと変わりなかったので驚いた」という話もあるそうです。グレイのようなバイオロボットを作る、はるかに進化した宇宙人(天使の様な宇宙人)は、コンタクトは難しいようです。

・来訪神は、進化している異星人だったようです。ニライカナイは、異界であり、異星人の住む異星か、異次元のアストラル界やエーテル界だったのかもしれません。創世神や来訪神が古代の人間に五穀のつくり方や農業の仕方を教えたと言われています。また、沖縄には異類異形の異神の伝説もあり、異類婚姻譚もあったようです。沖縄という本土と隔絶された地方の伝説は、独自性という点で関心が高いようです。世界中に神々の伝承がありますが、南米の白人の神であるケツアルコアトルは、原住民にトウモロコシのつくり方を教えたという神話があるといわれます。

・金髪碧眼の白人の神、ケツアルコアトルは戦後、小柄な宇宙人とともに飛来した金髪碧眼のノルディックとの相似が窺われます。金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。しかし、金髪碧眼のケツアルコアトルはプレアデス星人というよりも金髪碧眼のアルデバラン星人かもしれません。また神々の星座から来たオリオン星人だったのかもしれません。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。

・南米には現在でも宇宙人の来訪話が豊富にあるそうです。そして、ブラジル政府は、宇宙人の存在を認める唯一の政府だともいわれましたが、今はどうなのでしょうか。「2012年」は精神界の書籍では多くの話題の年になりました。「アセンション(次元上昇)の年」ともいわれましたが、どのような見えない変化が起こったのでしょうか。チャネラーが増えてきたのでしょうか?

・柳田国男は『遠野物語』は民衆の作り話ではなく事実だと述べています。柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という伝承があったそうですが、これらの“異人”はオリオン星人だったのかもしれません。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」という説もあり、オリオン星人は、人類と密接な関係があったようです。牛若丸と鞍馬山の天狗の伝承のように、源氏はオリオン 星人との繋がりがあったようです。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました。それがバシャールだということです」という話は、「神隠し」の伝承とも繋がりがあるのかもしれません。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。「タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取りだしたのでタウ人がグレイを殺そうと狙っている」といわれます。遥か昔にリゲル人がくじら座タウ星系の侵略準備を整えようとしていたとも伝えられています。異類混血のためのアブダクション(誘拐)がスター・ウォーズの原因だともいわれます。ロシアはタウ星人と当初コンタクトがあったそうです。最近になって、ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられているといわれます。「モスクワには多くの異星人が住んでいる」というリーク話もあるそうです。

・「あなたはプレアデスの鎖を結ぶことができるか。オリオンの綱を解くことができるか」(旧約聖書、ヨブ記38章31節)という謎の文句がありますが、星の系列では、オリオン星人とシリウス星人の系統の争いになるそうです。スター・ウォーズに関係する『旧約聖書』の言葉なのかしれません。異説では、リラ星人とシリウス星人との争いとも言われています。とにかく「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」と語られています。

・ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド族が、エリア51などの秘密基地で「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」の研究に協力しているそうです。ネガティブな宇宙人によるアブダクション(誘拐)や「異類混血」は、スター・ウォーズの原因となったともいわれています。が、高等知性体の宇宙人間の争いは、凄まじいようです。今なお一部では続いているという話もあるそうです。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。

・人類はどれだけ進化しても「神人」にはなれないようです。「はるかに遠い未来には、神人と“小人に退化した人類”の2種類になる」という話もあるそうです。「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」ともいわれます。

・アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊のことだと述べられています。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。金星のマスターは、様々な面で太古から人類と関係があるといわれます。また「造物主としての要素も持っている」という説もあるようです。「インド神話の魔族の技術者の「マヤ」と関係するという」説もあるそうです。「マヤは、神々の設計技師、工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナ(宇宙船)の設計者ともされている」といわれます。インド神界と日本神界は、超太古から繋がりがあったといわれます。「このとき日本にやってきた龍神を「国常立尊」という。また国常立尊を守護して渡来したインドの最高神が「ヴィシュヌ」である」という怪説もあるといわれます。
「中世の我が国民に大きな影響を及ぼした勝道、空海、親鸞、日蓮らの御聖人方が、金星人、すなわち明星天子と会っているという事実がある」といわれます。「往古、かの尊い釈尊が、明星天子にあったという事実、また、イエス・キリストと金星との関わり、その記録が歴然と存在している」そうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。

・マヤの白人の神ケツァルコアトル、ナチスが崇拝した金髪碧眼のアーリア人種、ゲルマンの神々「超人」、戦後米国にグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックは、同一の宇宙人種族という話もありました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。また、トウモロコシを地球に持ち込んだ宇宙人種族としても知られているようです。宇宙人が人間を創り、穀物の作り方や生活の仕方を教えたというのです。異人が性の習俗も作って教えたといわれます。

・米軍のリーク情報によると「グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来た。その後に、人間タイプのオレンジと呼ばれる宇宙人が来て、その後に“東洋人タイプの宇宙人”が飛来した」そうです。が、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのために、60年経っても謎のままだそうです。「東洋人タイプの宇宙人」には、日本に関係する異星人も混じっていたのかもしれません。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」そうです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府はコンタクトがあるようです。「トールホワイトといわれる宇宙人種族とコンタクトした日本人もいた」とも伝えられています。

・宇宙人は外形・容貌も多種多様で、金髪碧眼の宇宙人ばかりではなく、「黒眼黒髪」の東洋人タイプの宇宙人や黒人種もおり、人類に紛れこむと昔から、区別ができないそうです。「神々も憑依などで市井の人となり普通の生活をしている」、「神々や天使は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」、「神々や進化した宇宙人(天使)は、背後霊や守護霊となり人間に憑依している」ので誰も分からないそうです。

・「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうですが、火星霊人のマスター(大師)やグレート・マスターとのコンタクティは少ないようです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いといわれます。

・現代ではプレアデス星人、シリウス星人、オリオン星人、リラ星人・・・と名前がつけられていますが、昔は「火星霊人 対 金星蛇人」というように、金星霊人と火星蛇人の2種類の区別が、マスコミなどに登場していたそうです。「火星人も地球社会にとけ込んでいる」という話も昔からあるようです。その「溶け込み方」は、私たち一般人は、想像を絶する話のようで、当然分かりません。「知る人ぞ知る」話なので、私たち一般人は、また理解できません。「宇宙人と普通の人間が区別できなくなっている」ともいわれ、「人は皆、記憶喪失の異星人だ」という話です。竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を管理しているそうです。「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」ともいわれます。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。

・このように多くの名前があるということは、河童は実在したが、いずこかに去ったということでしょうか。キジムナーもいつごろからか分かりませんが、姿を消したそうです。キジムナーも異次元移動ができたといわれます。それで、UMA(未確認動物)に分類されていますが、人間とも交流があったといわれます。

・小柄なグレイは、「人造ロボット説」、また「核戦争の放射能による退化説」など色々あるそうです。グレイと金髪碧眼のノルディックは同じ宇宙人を祖先に持つが、核戦争などで、退化して醜いグレイとなったという、信じられないような話もあるそうです。グレイは「未来の地球人」という大胆な仮説もあり、量的には人間タイプよりも多く優勢のようです。いろいろな書籍に種々の説があり、詳細は不明です。

・ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)でみると
「独脚鬼(도깨비、トケビ、トッケビ、ドケビ、Tokebi)は韓国の妖怪。文字通り一本脚の鬼で悪戯好きだが頭はあまり良くなく、人間に上手く使われてしまうことも多い。鬼と言っても日本の天邪鬼のようなどこか憎めない存在である。独脚鬼は当て字で独甲鬼とも書かれた」とのこと。世界中に河童や異人の伝承があるといわれます。

・これでみると「河童」とは違うようです。「神とその眷属」という言葉がありますが、この「眷属」も多種多様のようなのです。ヨーロッパでは「妖精」や「デーモン」などの小柄やとても小型の「眷属」の種類も非常に多く、「妖精辞典」や「妖精図鑑」もあるそうです。河童もいわゆる「眷属」なのでしょう。河童も人間にちかいものから動物タイプまでいろいろと種類があるようです。人間が動物(河童)と相撲をとることは考えられません。

・「河水鬼やヴォジャノイ、ヴォドニーク、ハストルマンは髭を蓄えた老人とされ、湖底で自分の財産である牛馬の群れや財宝を守って暮らし、機嫌が悪いと川を荒れさせるという固陋な存在である。ニクスやネッキ、ニッカールは成人男性の姿で現れて、荒々しく牛馬や子どもや婦女子を奪い去る肉体派である」ということですが、河童というよりも老人、翁、“神人”とか人さらいをする“異人”のイメージです。日本でも「神人、異人、河童その他」の組み合わせのようです。神とその眷属ということでしょうか。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。異次元の「海底基地」ということでしょう?

・太平洋戦争後、米国に現れた小柄な「グレイ」もバイオロボットという説もありました。グレイも種類がいろいろとあるようです。一説では「ゼータ・レチクル星人」ともいわれます。またエササニ人がアリゾナ州のセドナに来ていたともいわれています。「エササニ人は、地球人とゼータ・レチクル人の融合によって生まれる混血種属の一つだ」そうです。「米軍のエリア51」等のアメリカの秘密基地で、様々な異星人が活動しているともいわれます。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。当然のことながら、アバブ・トップシークレットです。

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球の爬虫類人(レプティリアン)」が、エリア51のような米国の秘密基地で活発に活動していたといわれます。またハリウッド映画にもなったメン・イン・ブラックの超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。マオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。長身のグレイである「リゲル人」も科学技術がとてつもなく進化しているようです。

・「米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人」といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。小柄な宇宙人のグレイが来て、その後に金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジの人間タイプの異星人が飛来して、その後に東洋人タイプが来た」という米軍筋の話もあります。日本に関係する神々も来ていたのでしょうか。「極論すれば、西欧やインドや中国や日本の神々には、異星人としての共通性がある」といわれます。

・「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」であり「牛神と龍神」が戦争をしていたようです。現代でも「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。「火星霊人と金星蛇人の対立・戦争」ともいわれています。彼らは、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)に発するといわれています。

・ヒトラーのナチスが崇拝したアーリア人、金髪碧眼のゲルマンの神々、“超人”たちは、アルデバランの異星人だったようです。グレイとともに米国に現れた金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。異星人については、金髪碧眼が多いようですが、金髪碧眼にこだわる必要はなく、人間タイプもさまざまな種類があるようです。米空軍は133種類の異星人を認識しているともいわれます。アメリカ空軍士官学校の教科書には異星人の種類が載っているそうです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

・『遠野物語』の伝承にある「異人」はオリオン星人のようです。「異人、河童、その他」という具合です。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。「人は皆、記憶喪失の異星人だ」といわれますが、様々な異星人の遺伝子を持っているようです。オリオンETグループが異次元のモンスター・タイプの生物を創り、人間と異種交配・混淆させ、生体実験で「人間化」させようとしているともいわれます。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。
「中世のドイツの領主はほとんどが異人か、その異人の末裔だった」ともいわれています。昔から、世界中で「神人、異人、グレイその他」がアストラル界から現れたのかもしれません。中世のヨーロッパでは異人や妖怪の伝承が豊富にあったといわれます。「フランスの『美女と野獣』の話は、異類婚姻譚だ」そうです。

・「沖縄では、年間300冊近くの沖縄本が出版され、この店だけでも1万5000冊を取り扱っているのだという」とのことですが、「沖縄もの」の本は、他県の本よりも特に多いようです。日本の歴史上、激戦地になり多くの戦死者がでた太平洋戦争に関するものでも、相当な量になるようです。

・沖縄は日本のミニチュアのように、王国が形成され、独自の習俗や文化が発達したところです。また沖縄の妖怪、河童に似たキムジナーの話もグレイタイプの宇宙人を連想させます。海で隔絶されている沖縄は、様々な点で、昔からの本土と比較できるといわれます。

・沖縄のユタに限らず、変性意識に入り神仏と交信できる人物も日本には多いようです。沖縄のスピリチュアルな世界も独特なものがあり興味深いものです。不思議なスピリチュアルな世界や幽霊現象、宇宙人現象などは繋がっているようなのです。

・沖縄のキムジナーや奄美諸島のケンムンも「日本の妖怪」として登場します。河童に似ているともいわれます。全国に伝承のある河童は、文明開化とともにどこに消えたのでしょうか。ケンムンはウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)に「図絵」が載っています。河童と猿を合わしたイメージです。「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。ケンムンも純然たる「動物」種ばかりでなく、人間の交流できるタイプがいたようです。

・河童は人間との関わり合いが多くあり「UMA(未確認動物)」とはいえないようです。「ハリウッド映画にもなった小柄な異星人グレイはバイオロボットだ」といわれます。「あのグレイも壁を透き通るようにして部屋に侵入してくる」そうです。 「グレイ」は人間の無意識の中に入ってくるともいわれています。「グレイの後に金髪碧眼のノルディックが来た。その後に、人間タイプのオレンジと呼ばれる宇宙人が来て、その後に“東洋人タイプの異星人が来た」と言われます。「宇宙連合」が戦後に米国に飛来したようです。また「宇宙連合」に所属していないオリオンETグループがいるので、話が複雑になるようです。金髪碧眼のノルディックはプレアデス人ともいわれます。東洋人タイプに日本に関係する神々がいたのかもしれません。人間タイプの宇宙人は特にアバブ・トップシークレットのようです。「人間タイプ」は、人間社会にすでに紛れ込んでいるといわれます。誰も認識できないようです。

・「クラリオン星の人々というのは今から約1億8000万年前に人類創造計画に参加した数多くの民族の一つなのです」とイタリアのマオリッツオ・カヴァーロは述べています。「河童はグレイの一種で、現在も異次元に生息している」のかもしれません。河童も動物タイプから人間タイプまで幅広い種類のバイオロボットなのかもしれません。異星人の遺伝子実験の結果なのかもしれません。「河童もゼータ・レチクル星人系列のバイオロボットの一種かもしれない」そうです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。グレイも核戦争を繰り返した未来の人類だと言う奇説もありました。

・河童は、純粋な動物タイプとか人間のコンタクトができるタイプとか、さまざまな「異星人の実験動物」だったのかもしれません。現代においてもビッグフットやサスカッチのような「獣人」を「空飛ぶ円盤」からオリオンETグループが降ろしているといわれています。「河童は小柄な異星人グレイの一種だ」とすれば、日本全国に一種のグレイ(河童)の伝説があり、昔から宇宙連合が来ていたということになります。「河童とUFOを結び付ける日本映画」もありましたが、異類混血などで、かなり人間に近いものになっているという話もあるそうです。地球上にはかなり多くの宇宙人が「同化」して住んでいるそうです。「現代は宇宙人と普通の人間を区別できなくなっている」時代だそうです。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」ともいわれます。

・日本の伝説に残る「天狗、河童、鬼、異人、神人」などの話は、「農民たちの作り話」でなく「宇宙人とのコンタクト話」のようなのです。共同幻想や共同幻覚ではなさそうです。ちなみにUMAとは「未確認生物」のこと。このブログではUMA(未確認動物)は、あまりとりあげていません。

・明治時代の『遠野物語』の中の「山の神の子」という話では、
「上郷村に河ぶちのうちと呼ばれる家があり、早瀬川の岸に建っています。
 ある日、この家の若い娘がひとり、近くの河原に出て、石ころなどを拾っていました。すると、みなれない男がやって来て、ふところから木の葉やなにやらを出して娘にくれました。その人は、とても背が高く顔が朱のように赤い人でした。
 娘は不思議なことに、この日から占いの術を使えるようになりました。その異人は、きっと山の神で娘はその山の神の子になったのだと、みんなは信じています」という話があります。

・この「赤い顔の異人(山の神)」は、グレイの一種の“河童”とともに飛来した宇宙連合の『宇宙人』ではなかったのでしょうか。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれます。天狗もオリオン星人だったようです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきたといわれます。オリオン人は、地球と直接的なつながりを持つそうです。

・当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。東北地方で目撃されていた“異人”もオリオン星人やプレアデス星人のような宇宙人の人間の服装をした者だったのかもしれません。東北は『遠野物語』の「異人」や「河童」伝承の豊富な地域です。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。「奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまった」という奇妙な話もあるそうです。

・「宇宙には発生上に2種類の宇宙人がおり、対立・抗争がありスターウォーズをしている」ともいわれます。2種類の宇宙人の対立・抗争が際限なく続いており、それが頻繁なスター・ウォーズになるようなのです。インド神話でも帝釈天と阿修羅の戦争が、とても長期間あったようです。インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。動物タイプが3割も存在しているようです。ハリウッド映画『猿の惑星』は、長いシリーズになって世界中で放映されました。ケンタウルス座アルファ星(アルファ・ケンタウリ)からは、人間タイプの金星人の末裔がきているといわれます。インド神話でも猿の神様(異星人)がおり、動物タイプの宇宙人は3割ほど存在し、太古から「人間化」の交配実験のアブダクション(誘拐)をしていたといわれます。

・宇宙人のほうが進化の速度が大変早く、タイム・トラベラーになっているともいわれています。「サタン(悪魔)といわれるリラ星人系列の宇宙人とエンジェルといわれるシリウス星人系列の宇宙人の争い・スター・ウォーズがある」ともいわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。「シリウス人と爬虫類人は互いに取引しており、シリウスAの生命体はドラコに武器を売っている。本当に複雑な政治状況だ」といわれます。

・「実験室で人間を創った」といわれるリラ星人と「遺伝子操作か思念(?)で人間を創った」といわれるシリウス星人との対立でしょうか。「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」そうで、上には上があるようです。シリウス星系(龍)対オリオン星系(牡牛)の対立とも言われます。小人族のグレイも核戦争で退化した姿ともいわれますが、「グレイが人類の未来」という説もあったようです。オハル星人もよく分かりません。

・カッパは、欧米では「リトル・グリーン・マン」ともいわれ、米国では「リトル・グレイ」の一種として知られています。グレイも様々な種類があるようでバイオ・ロボットとも言われますが、河童は日本では昔から全国で人間との交流やコンタクトの伝説があるようです。「リトル・グレイ」の円盤に同乗する金髪碧眼のノルディックという宇宙人の情報は、タブーのようです。「1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている」そうです。ナチの背景には金髪碧眼のノルディックといわれるプレアデス人がいたとは驚きです。イルミナティの空飛ぶ円盤はタイム・トラベルができ、「米軍の将軍が同乗していた」ともいわれます。

・アルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。ナチが崇拝した異星人のようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

・ゼータ・レチクル星人ともいわわれる「リトル・グレイ」は、壁を透き通るようにして部屋に侵入してくるそうです。昔からカッパに連れられて、ゼータ・レチクル星にでも行った人々(日本人)でもいたのでしょうか。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」などが存在するといわれます。龍神もバイオ・ロボットであり、上には上の神の種族がいるといわれます。「シリウス人はオリオン人と交戦していた。この敵対関係は今でも続いている」といわれます。

・アメリカの宇宙飛行士の多くはフリーメーソンだそうですが、その辺から秘密が守られているのでしょうか。米国におけるフリーメーソン組織の存在の重さは日本人の知識人には分からないそうです。「フリーメーソンの結社員同士は、例えば特殊な握手の方法などでお互いを知る」ともいわれますが、フリーメーソンのネットワークは、やはり特殊なのでしょう。「超太古、人間は常に天使と交信していた」そうです。現代でもマスター(大師)と交信している人間が存在するようなので不思議です。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったといわれます。また金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。

・アガルタの地下都市のネットワークは、異次元に存在するようですが、現在では多くの書籍、特に米国のコンタクティなどにより紹介されています。エーテル界やアストラル界、霊界のような「異次元にある」というイメージが私たち一般人には理解不能のようです。

・ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の本拠地はアンタレスにあるそうです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうですが、恐らく人類に数十万年(?)ほど進化しているシリウス星人の宇宙船は、「都市規模の超巨大宇宙母船」なのでしょうか。どれだけ進化しているのか正確なことはわかりませんが。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれます。

・天国に自由に出入りし、人間への"憑依"や人間の"転生"を自由に操作するシリウス星人の詳細はまだ日本では翻訳されていません。が、「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので戦争が絶えない」とか「イスラエルがシリウスと通商協定を結んだ」とか「イルミナティなどのフリーメーソンに入ると『神』に会える」という与太話もあるそうです。

・エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も利用しているそうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。が、ヨーロッパでよく登場したウンモ星人なのかもしれません。ウンモ星人も金髪碧眼で、ヨーロッパにその末裔が多く住んでいるともいわれています。黒目黒髪のウンモ星人もいるらしく日本にも飛来していたのかもしれません。惑星ウンモ(地球から約14.5光年離れた恒星イウンマの周りを公転)から来た地球外生命体ユミット(=ウンモ星人)が知られています。ウンモ星の恒星イウンマは実在し、天文学でウォルフ424と呼ばれるといわれます。ヨーロッパでは同化の進んだ異星人種族として、金髪碧眼のウンモ星人が知られています。
そのほかにも「オレンジ」とよばれる宇宙人もいて「宇宙連合」の人間タイプの宇宙人も多種多様のようです。「オレンジ」と呼ばれるぐらいですから容色が「オレンジ」色気味なのでしょうか。指が6本もあるとかの怪説もあり、よく分かりません。


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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
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「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

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