このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
そこで、私は体の外に出て、津波の現場の泥の中に飛び込みました。そして、そこに埋もれていた魂を一つひとつ泥の中から外へと救い出したのです。
[森羅万象]
2019年7月14日 21時31分の記事





『あの世の歩き方』
辛酸なめ子 寺井広樹 マキノ出版  2017/3/15



<この世からあの世に上手に旅立つコツや、あの世で幸せに暮らす極意はあるのか。>
<この世での時間に関係なく「完成した人」は天国へ行き今生を生きるほど天国ライフも充実 自然療法医 小林健先生>
<天国は無数の粒々が漂い瞬間的に具現化する世界>
・そちらの方向へ歩いていくと、モナリザに似た雰囲気の人がいて、「君はまだ来るべきときじゃない」といわれたそうです。
「当時の私は、神様は男だと思い込んでいましたが、実はそれが神様で、そこが天国だったのです」

・「天国は最高に平和な場所で、退屈と感じる人もいるでしょう。しかし、思ったことはなんでも即、形になって実現できるので、クリエイティブな人にとっては楽しく刺激的にも過ごせると思います。私は毎回の滞在時間が短くて、そんなふうには過ごせませんでしたが」

・「しかし、神様から『地獄というのはないんだよ、人間が戒めに想念でつくったもので、実際はない』といわれました。だから、怖がらなくて大丈夫です。この世での充実した生活が、天国でのすてきな暮らしにつながるので、好きなことや輝ける時間を大切に生きてくださいね」

<子供時代の3度の臨死体験で得た不思議な力であの世と交信して先祖の声を聞く 山本印店天主  山本桃仙さん>
<観音様が待っている川から母の声で引き戻された>
・「不思議なハンコ屋さん」として有名な山本印店店主の山本桃仙さん。現在使っているハンコを見るだけで、その人自身のことやご先祖がその人に伝えようとしているメッセージ、いま抱えている問題、解決のヒントなどがわかるという力をお持ちです。さらに、山本印店でハンコを作るときは運勢が変わるといわれ、そのことがクチコミで広がって大人気です。

<ハンコにふれた瞬間に先祖のことがわかる>
・取材のとき、そばで聞いていらした奥様がおっしゃいました。
「多分、お母さんの力だと思います。ずっと、この人のことを心配していましたから」。

<「野心や欲を持て」という先祖のメッセージ>
・それにしても、母親の実家の事情から呼吸器のこと、私の仕事の課題まで、バチッといい当てられたのにはビックリです。
「不思議なハンコ屋さん」で、評判どおりの不思議体験をさせていただきました。

<すべての人は生死によってあちらの世界とこちらの世界を行き来している  弁護士/医学博士 秋山佳胤先生>
・司法試験に3回落ちて精神も肉体も疲労の極みに達していました。

・地獄を体験してから、悩みが消えて毎日幸せです。

<「銀河宇宙連合」の主催による在日宇宙人・在日天使の会に出席>
・「愛と不食の弁護士」として有名な秋山佳胤先生、2008年以降、家族や友人とコミュニケーションをとるため、必要に迫られて少量の食事をとることはあっても、基本的には一切の飲食が必要ないそうです。秋山先生は、あらゆるところにあるプラーナ(目に見えないエネルギー=気のようなもの)をとって生きていらっしゃるのです。大自然の中や太陽の光がそそがれるときほど、良質なプラーナが豊富なので、らくに過ごせて元気になれるといいます。

・「先生、もう宇宙人なのでは?」と、辛酸なめ子さんから直球の質問が……。
「それはなんともいえませんが、ちょうど先日、『在日宇宙人、在日天使たちによる地球サミット』というイベントに参加しました」と秋山先生。「知らなかった、行きたかったです!」と辛酸なめ子さんが身を乗り出しました。

・「銀河宇宙連合は、映画『スター・ウォーズ』でいうと「ジェダイ評議会」のようなもので、いろいろなマスターがいます。メンバーは、みなさんご存じのイエス様やマリア様、ブッダやクリシュナ(ヒンドゥー教の神様)といった方々で、日本の倭姫(やまとひめ)様もそうです」。

<意識のチャンネルを合わせれば天国にも地獄にもなる>
・「いま、私たちは肉体を持って地上にいますが、こちらで死を迎えると向こうの世界に戻ります。向こうでは、こちらの世界に生まれることを『死』といい、戻ることを『生まれる』といいます。そして、向こうの世界にいるときは、みんな天使なんです」

・秋山先生は、辛酸なめ子さんの漫画にあるとおり、司法試験の受験勉強で疲れ果てた時期に、しばらく地獄に住んでいらっしゃいました。

・「意識のチャンネルを合わせれば、いまいるところが天国にも地獄にもなります。私も、あの時期は“地獄チャンネル”に合っていたのだとつくづく思います」

<大切なことを広く知らせる「ライトワーカー」として地球に来た>
・秋山先生は弁護士であるとともに医学博士であり、ホメオパス(ある病気に近い症状が現れるものを投与し自然治癒力を引き出す療法「ホメオパシー」の専門家)でもあります」

・「ライトワーカー(地球人を助けるために生まれたとされる光の仕事人)であり、肉体はまだ若いですが、スピリットはベテランで、この地上に来たのも、いろいろなメッセージを伝え、人を導くリーダー的な役割をするためです」

・「名前は自分自身が選んで生まれます。魂の青写真であり、人生の設計図です」とのこと。この機会に読者のみなさんも、ご自分の名前について、ぜひじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

・もう、地球が滅亡する心配はないそうです。「地球が惑星レベルでアセンション(次元上昇)することは宇宙の決定事項で、失敗しようがない」とのことです。
 いまも戦争をしているところがあるのは、「最後の掃除」だといいます。
「そんなに遠くない将来にこの地上も、争いが一切ない平和な楽園になるというビジョンを私は見ています。私たちの住む場所そのものが天国になるのです」
 それがいつかは、私たちの集合意識で決まるとのこと。

<死は肉体という「地球服」を脱ぐだけで学びのために次の課題を持って生まれ変わる ヒーリング・アーティスト 松尾みどり先生>
<部屋に差し込んだ光に包まれて宇宙に飛翔>
・幼少時から数多くの不思議体験をされてきた松尾みどり先生。子供のころは、太陽の中に文字が見えたり、空気中にプラーナが飛んでいるのが見えたり、木々がさまざまな色に見えたりしたそうです。
 その後も体外離脱などの体験をされ、高次元の意識体とコンタクトできるようになり、宇宙、地球、人体などの真理にふれて、「意識の科学」を研究するようになりました。現在は、その成果を生かしてヒーリング・アーティストや健康アドバイザーとしてご活躍中です。

<「地球の常識は宇宙の非常識」>
・16歳のときに体外離脱をし、26歳のときに巨大UFOを目撃して、宇宙からのコンタクトに応じて交信するようになり、49歳のときに臨死体験……。ほかにも、27歳のとき、突然、宇宙に連れていかれるという体験をされています。

・ともあれ、すごいスピードで時間も距離もわからないほど飛翔を続けた松尾先生は、やがて楕円形をしたサッカー競技場のような巨大な会議場の真ん中に降り立ちます。観客席にあたるところには、おおぜいの宇宙人が座っていました。
 松尾先生が見たのは、すべてヒューマノイド型(人型)の宇宙人で、地球人に似ていたものの、肌はゼリーのようなきれいな半透明だったそうです。

<昔より生まれ変わるサイクルが早くなっている>
・その後も、松尾先生は折りにふれて宇宙と交信されています。

・「肉体は、いわば『地球服』で単なる器です。体を抜けたら痛みも恐怖も何もなく、おだやかなる静寂があるのみです」

・地球は、さまざまな宇宙人にとっての実験場であるそうです。
「高次の宇宙人には、病気もケガも老化もありません。ヒューマノイド型であれば、みんな20歳代くらいの美しい体をしていて何の苦痛もないのです。だからこそ、あえて病気やケガや老化のある地球に、さまざまな体験をしに来るのです」

・同時に、生まれ変わりを待つ霊体+光体でできた人々もそばにいるのかもしれないと思うと、この地球は、私たちが認識している何倍もの存在で満ちていることになります。

<あの世で問われるのは「私が私に何をしたか」だけ>
・あの世では人に何をしたか、悪いことをしたか、善行を施したかが問われるとよくいわれますが、そうではなく、「自分が自分にしたこと」こそ大切だというのです。
 そこで重要なのは、自分の「直感・言葉・行動」を一致させることだそうです。つまり、「自分の感じるありのままを言葉にし、さらに行動にも移す」ということです。
「すると、恐れがゼロになってバケツの底が抜けたみたいに気持ちよく、スコーンと抜けますよ。それが自分を大切にするということであり、あの世でのステップアップにもつながります」と松尾先生。

<人にはおおぜいの守護霊団がついていて究極の親心で見守っている  アカシックレコードリーダー  如月マヤ先生>
<守護霊団と自分はエネルギーの傾向が共通した「一族」>
・「アカシックレコード」。言葉は知っていましたが、どんなものかは漠然としか知りませんでした。過去から未来までの宇宙の全情報が記録される「意識界のデータバンク」のようなものだそうです。
 地球だけでもすごいのに、宇宙のすべてとは、とてつもない情報量です。そこから、必要なときに必要な情報を読み取れる人が「アカシックレコードリーダー」で、如月マヤ先生はその第一人者です。

・如月先生のお話でビックリしたのは、守護霊は1人や2人ではなく、無数の存在でできた「守護霊団」だということです。あらゆる時代・あらゆる地球の人間に加え、動物や宇宙人なども含まれているそうです。「自分の後ろに延々と続く行列をなしているイメージでとらえればわかりやすいでしょう」

・「守護霊ワークをしたときに、よくいうのですが、自分と自分の守護霊団とは、エネルギーの傾向が共通した一つの『族』、いっしょの材料でできているヨウカンみたいなものだと思ってください。でっかいヨウカンですね。その先頭にいるのが自分です」と如月先生。

<メインの守護霊は大陸に生きたアジアの文人>
・守護霊団のなかから、そのときどきでふさわしい人がメインになり、自分のすぐ後ろに来て見守ってくれているそうです。

<本書のプロジェクトも守護霊によって見守られている>
<あの世を考えることはこの世の生き方を考えること>
・「この体のこの人間でいられるのは今回だけ。そう思うと、生きるエネルギーの1滴1滴、ときの一瞬一瞬が愛おしくなりませんか」という言葉も胸に響きました。

<「あの世」と「この世」を自在に行き来する人たち>
<死後の世界には誘導瞑想で誰でも行けて迷っている魂の救出もできる  死後探索メソッド開発者 ブルース・モーエン さん>
<人間の死後に強い好奇心も抱いて探究を始めた>
・モーエンさんは、「死後、人間はどうなるのか」ということに強い好奇心を抱き、探究を始めました。アメリカのヴァージニア州にあるモンロー研究所で、ヘミシングの滞在型プログラムにも参加しました。

・ヘミシンクとは、変性意識状態(通常の経済意識とは違う意識状態)をつくり、体外離脱や死後の世界への移動を可能にする技術です。

・ヘミシンクの探索を続けるうち、モーエンさんは、死の世界の探索や魂の救済(リトリーバル)など、誘導瞑想によってもできるということを突き止めました。誘導瞑想とは、リラックスして瞑想しながら、誘導に従って、死後の世界に入っていく方法です。

・魂の進出とは、死後の世界を探索し、いるべきでない場所にいる人を見つけて、ヘルパーとともにいるべき場所に連れていくことです。
 ヘミシンクで名づけられたフォーカスレベル(意識領域)でいうと、孤立した世界にとらわれているフォーカス23や、特定のこだわりを持つ信念体系領域であるフォーカス24〜26などにいる人(魂)を見つけて、自由度の高いフォーカス27に連れていきます。

<亡くなった人から情報をもらって検証>
・ほかにも死後探索で、第2次世界大戦中に特攻隊のパイロットとして亡くなった人と出会い、名前や生まれ育った町の名前がわかったので調べてみたところ、まさしく実在の人物だとわかったケースもあるそうです。

<生きている間に魂が引き継がれることもある>
・「どうか、死に対する恐れが取れますように、死に対する恐れを持たないように、とても大切なことです」

<ヘミシンクで対外離脱やあの世への旅ができ亡くなった人との交流も可能になる モンロー研究所公認レジデンシャル・ファシリテーター 坂本政道さん>
<あの世とのコンタクト法はいろいろある>
・ヘミシンクは、左右の耳で異なる周波数の音を聴くことで、意識を変容させ、それによって体外離脱や死後の世界の探索などができる技術です。

<亡くなったフォーカス27をめざせ!>
・ところで、ヘミシンクでは、死後の世界はどこにあるととらえているのでしょうか。「私はよく、わかりやすい表現として『死後の世界は地球のまわりにある』といっています。空間的にまわりにあるわけではなく、周波数が違うので簡単には見えません。しかし、同じところにあって地球に不随している世界です」

・「フォーカス23は、場所に依存している意識状態。その部屋やその場所に幽霊が出るときは、フォーカス23の状態です。いわゆる地縛霊はこの状態といえます」

・「フォーカス24〜26は、信念体系領域と呼ばれ、特定の信念を持つ人が集まっている領域です。数人から数万人など、さまざまな人数のグループになっていますが、なかには1人でいることもあります」

・仏教でいう「修羅界(争いを好む世界)」や「餓鬼界(満たされず苦しむ世界)」「地獄」なども、フォーカス24〜26に入っているそうです。

・「フォーカス27は自由度が高く、ここから次の生に転生することができます」フォーカス27には、地上さながらのさまざまな施設があるそうです。

<私たちは夢で頻繁に死後の世界を訪れている>
・「まずは亡くなったとき、お迎えに来ているガイドに気づくことが大切。死ぬ直前には、必ずそばにいますから、それに気がつきさえすれば、あとはガイドがフォーカス27に連れにいってくれます」

・「最近は便利になって、乗るとフォーカス27に直行できるエスカレーターやエレベーターもあります」と坂本先生。

・「私たちが寝ているときに見る『夢』は、あの世の一部ととらえて差し支えありません。夢の中でフォーカス27にある施設に行ったり、亡くなった人に会ったりしています。顕在意識では覚えていませんが、行ったり来たりしているんです」

<意識とハートを広げればハイヤーセルフが見つかり過去生の自分とも会える  ヒーラー  クレッグ・ジュンジュラスさん>
<過去生を訪ねる旅で現在の自分も癒される>
・クレッグ・ジュンジュラスさんは、アメリカ、アリゾナ州セドナ在住の形而上学教師で著述家。「ハイアーセルフディスカバリー」という手法で、人々の魂の成長を助けるヒーラーでもあります。

・セミナーやCDによるクレッグさんの誘導によって、その練習をしていけば、自由に自分の過去生(過去世)を訪ねることができるようになるそうです。

<草原の肝っ玉母さんやエジプト時代の科学者>
・30分以上クレッグさんと見つめ合っていた私は、だんだんクレッグさんがエネルギー体のように感じられてきました。

<光を見失ってもお迎えが来て教えてくれる>
・「2011年、日本が津波に襲われたとき、私は1週間前に東京から戻ったばかりでした。すぐにでも日本に戻りたかったのですが、私のガイドから『ホテルの部屋にただ座っているだけでは何の助けにもならない』といわれました。
 そこで、私は体の外に出て、津波の現場の泥の中に飛び込みました。そして、そこに埋もれていた魂を一つひとつ泥の中から外へと救い出したのです。
 同じように魂を救おうと、海に飛び込んでいるトラベラーもいましたが、私は泥の層の中にそういう魂が多くいると感じたのです。困惑した状態で体の中にとらわれていると感じました」
 クレッグさんは泥の中にいる魂をどんどん救い出して、ほかにもトラベラーたちが助けに来ていたので、彼らに渡したそうです。

・最後に、クレッグさんから教わった「自分自身の救済法」を紹介します。「クライアントや生徒さんによくいうのは、『鏡で自分の顔を見て、鏡の中の人を助けてあげないさい』ということです。そんな気持ちで、鏡の中のご自身を見てみてください」

<海の彼方にあるニライカナイという楽園で先祖は幸せに暮らし私たちを見守っている 琉球風水師 島袋千鶴子先生>
<沖縄の葬儀では棺桶にお土産のタオルを入れる>
・高名なユタ(沖縄の霊能者)の末裔であり、著明な琉球風水師として活躍中の島袋千鶴子先生。四柱推命をベースにして開発された独自の「琉球推命」によって鑑定を行っています。

・「海の彼方に『ニライカナイ』と呼ばれる楽園があり、亡くなった人たちはそこで過ごしているといういい伝えです。ニライカナイでは、誰もが生前と同じような生活を送り、幸せに暮らしています。たとえば、先にお母さんが亡くなって、のちにお父さんが亡くなったら、そこで同じように夫婦として暮らすんですよ」。

・沖縄の葬儀で独特なのは、亡くなったときの棺桶に、きれいなタオルをたくさん入れるということ。

・私たちのそばに「ポワンと現れる」というのがかえってリアルです。あの世とこの世とは、次元が違うだけで、「どちらもいまここにある」ということなのでしょうか。

<亡き人からのメッセージを受け取ることは誰でもできる>
・島袋先生は、依頼者の求めに応じて亡くなった人を呼び出し、会話をしてメッセージを伝えることもされています。

・しかし、「ハッキリした姿は見えなくても、存在を感じたり、メッセージを受け取ったりすることは、一般の人でも右脳を開発すればできるようになりますよ」と島袋先生。

・「ふとしたときに、亡くなった人がそばにいる気がする、あるいは声が聞えた気がするということは、誰にでもあるでしょう」。

・すると、「沖縄では、生まれ変わりはないという考え方です」と島袋先生。

<あの世を意識するよりいま生きていることを大切に>
・「あの世を意識するより、いま生きていることを大切に、いつか訪れる死を思うことで、『好きな事をしておこう』と前向きにとらえるなら、それもいいでしょう。でも、死にとらわれて恐怖を感じないでください。あの世とは本当は身近なもので、そこにはいつも私たちを見守ってくれる人たちがいるのですから」



『わたしの中の阿修羅』
ひろさちや  佼成出版社  2005/4



<古代インド神話>
・古代のインド神話の二大神は、
――アスラとインドラ――
であった。アスラは「正義」の神であり、インドラは「力」の神であった。彼らは互いに相手を尊敬しつつ、天界に君臨していた。
 ところで、アスラに美貌の娘がいた。名をスジャーといい、またシャチーとも呼ばれる。神々の世界で美人コンクールがあれば、間違いなく彼女は栄冠に輝くであろう。それほどの美人、いや美神であった。
 父親のアスラは、この娘をインドラの妃にしたいと考えていた。「力」の神のインドラと「正義」の神のアスラの娘とが結婚すれば、理想のカップルになるに違いない、と信じて。
 ところが、「力」の神であるインドラは傍若無人の性格で、直情径行タイプの神格である。彼はある日、街でシャチーを見るや否や、<これはいい女だ――>と思い、彼女を拉致して自分の宮殿に連れ込み、暴力でもって犯し、自分の「女」にしてしまった。
 さ、怒ったのは父親のアスラである。<絶対に許せぬ――>アスラはそう考え、武器を持って立ち上がり、インドラに挑む。
 だが、悲しいことに、アスラは「正義」の神であり、インドラは「力」の神だ。「正義」が「力」に勝てるわけがなく、アスラは敗北する。
 しかし、アスラの怒りは激しい。たった一度の敗北でもって、彼はインドラを赦すことはできない。再度の挑戦。
 その再度の挑戦にもアスラは敗北するが、彼は三度、四度……と、執拗にインドラに挑みかかる。アスラは執念の鬼となる。

・それゆえ、わたしは大学は印度哲学科に籍を置いたが、印度哲学科は主として仏教を学ぶ学科であったのであるが、仏教が嫌いなわたしは仏教を忌避して現代インドの研究をテーマに選んだ。大学・大学院時代のわたしの研究テーマは、――植民地解放の哲学――

・ところが、三十代の半ばになって、わたしは仏教を勉強せざるを得なくなった。詳しい経緯は省くが、仏教嫌いの人間が仏教の勉強を始めて、たちまちその魅力の擒となった。仏教が大好きになったのだ。

・そういう状況で、わたしが直面した疑問が阿修羅であった。
――なぜ、正義の神である阿修羅が、仏教において魔類とされたのか?――この問いに答えることによって、わたしは仏教者になれるのだ。三十数年前のわたしはそう思った。

<原初のアスラ>
・阿修羅は、インド神話における特異な神である。阿修羅は、数奇なる運命を辿った存在である。
 じつは、かつて阿修羅は、栄光に輝ける神であった。魔神でも悪神でもない。正真正銘の神であった。それが時間の経過とともに転落を始め、ついに神的資格を剥奪されて地に堕とされたのであった。阿修羅はそんな悲しみの存在である。

・アーリア人と言えば、広義にはインド・ヨーロッパ語族、つまりインド人と西洋人をひとつにした人種であるが、ふつうにはこのヨーロッパ語族の一支派で、インドとイランに定住した民族をさす。その原住地はカスピ海北西地域と推定され、紀元前17世紀のころ、人口の増加か飢饉か、なにかの理由によって彼らは原住地を離れ移住を開始した。
 このうち、西へ向かって移動した部族はヨーロッパに定住し、これがのちのヨーロッパ諸民族となったが、東へ移住した部族は、西トルキスタンの草原地帯に数世紀間定住していた。後者の部族、すなわち西トルキスタンに定住した部族を総称してインド・イラン人と呼ぶ。

・インド・イラン人は数世紀ののちに再び移動を開始し、一部は西南に進んでイランの地に入ってアーリヤ系イラン人となり、また一部は東南に進んでヒンドゥークシュ山脈を越えて西北インドに入り、パンジャーブ地方を占拠した。これがインド・アーリヤ人と呼ばれる種族で、インド侵入の時期は紀元前13世紀の末ごろと推定されている。

・西トルキスタンの草原地帯に定着していた狭義のアーリア人(インド・イラン人)が分裂して移住し、一方はインドに入ってそこでヴェーダの宗教(バラモン教)を生み出した。それが紀元前十世紀から前八世紀のころであり、このバラモン教に反発して仏教が成立したのは紀元前六世紀から前五世紀のころである。そして他方、イランの地に進んだイラン系アーリア人は、そこで伝統的な宗教を維持していたが、紀元前六世紀のころ、伝統宗教の純化運動としてゾロアスター教が誕生した。そのゾロアスター教の聖典が『アヴェスター』である。

・ところで、バラモン教の聖典『ヴェーダ』とゾロアスター教の聖典『アヴェスター』とでは、その成立は前者が古く、後者が新しい。前者は紀元前十世紀から前八世紀。後者は紀元前六世紀というから、少なくとも三百年の差がある。にもかかわらず、奇妙なことに、ゾロアスター教のほうがバラモン教よりも古い信仰形態を残しているのである。

・なぜなら、バラモン教には、アーリア的な信仰形態のほかに、インド原住民の信仰と風習がかなりの程度に採り入れられているからである。それに比べるなら、ゾロアスター教のほうがより純粋なのである。
 かくて、ゾロアスター教とバラモン教とを比較検討することによって、われわれはある一つの宗教信仰がどのように変化し、展開していったかを知ることができるのである。これはなんともありがたいことではいないか。というのも、われわれの阿修羅が、このゾロアスター教に起源を持っているからである。
 そう、阿修羅は、かつてゾロアスター教における輝ける神であったのだ。

・だとすれば、アスラの原初形態はゾロアスター教においてアフラと呼ばれる存在、すなわちアフラ・マズダーにある。これがアスラの原型である。
 アフラ・マズダーはゾロアスター教の最高神である。「至賢なる神」を意味し、宇宙の創造者であるとともに世界の審判者でもあり、光明と火によって象徴される。人間世界を遠く離れた天の最高所にいますアフラ・マズダーは、にもかかわらず地上の出来事についてはすべて知悉し、表面に表われた些細なる罪行のほか、人間心理の奥底に潜在する邪念、よこしまなる思い、ねじけたる想念もきびしく摘発し、たちまちにして峻厳なる罰を下す。アフラ・マズダーはそんな畏怖すべき神であった。
 だとすれば、この「至賢なる神」を意味する“アフラ・マズダー”の名称は、案外この神の渾名であって、本命は“ヴァルナ”であったかもしれない。

・ゾロアスター教の教説によると、アフラ・マズダーに双子の息子があった。スペンタ・マイニュとアングラ・マイニュとである。
 二人は万物の創造に先立って造られたが、そこで彼らは善と悪との選択を行なった。前者は秩序を選び、後者は虚偽を選択した。それで前者は善霊、後者は悪霊となり、相対立したが、後世の教義では、善霊のスペンタ・マイニュはアフラ・マズダーに仕える大天使となり、悪霊=アングラ・マイニュは悪神=アーリマンとされている。つまり、当初は善神=スペンタ・マイニュと悪霊=アングラ・マイニュの対立であったものが、のちには光明神=アフラ・マズダーと悪神=アーリマンとの対立に転化したわけである。

・そして、悪と闘うこのアフラ・マズダーの姿に、われわれはわれわれの阿修羅を垣間見るのである。

<神々の栄枯盛衰>
・インド人は徐々にヴァルナ神を忘れていった。蒼空のはるけき高みにましますこの神を敬し遠ざけ、その存在を無視するに至ったのである。
 ヴァルナ神は「天則」と「掟」の神であり、厳粛なる神である。人間界のあらゆる悪事を摘発し、微細なる罪を暴き出し、これに神罰を下す。そんな神が、どうして人々から敬愛されるであろうか……。
――触らぬ神に祟りなし――
人々の気持ちは、この神から遠ざかる。それはあまりにも当然の成り行きではなかったか。

・その代わりに、インドラ神がいる。
 その代わりに――というのは、変な言い方である。けれども、インド人はどうやらヴァルナ神を天空のはるけき彼方へ追いやった代償として、身近な神、親しみ深い神をつくりだし、これを崇めてたてまつったらしい。それがインドラ神である。
 インドラは雷霆神である。一瞬の閃光でもって天空と地上を結びつける雷。

・結果は言わずと知れたこと。インドラ神は神々の帝王であり、これに勝てる神ははじめから存在しない。スーリヤ(太陽神)は敗れ、インドラはこの太陽神の御す馬車の車輪を戦利品として奪い取ったという。インドラ神は粗暴なる神である。
 あるときインドラは、奥方の目を盗んで、道ならぬ恋の深間にはまり込んだ。相手は猿のヴリシャーカビ、猿猴と神々の三角関係は行き着くところまで行き、夫の浮気を知ったインドラ夫人は、自己の保持する権力と嫉妬の情とを結びつけて、ヴリシャーカビを追放してしまった。

・それと、もう一つ。じつはインドラが浮気をした相手の猿は男性なのである。

・それはともかく、インドラ神とは、そういった神である。磊落で、豪放でで、そしてときたま愚行を演じる神。インドラはそうした神であり、そうであるからこそ、『リグ・ヴェーダ』の詩人たちはこの神に無限の親しみを感じたようである。インドラは『リグ・ヴェーダ』賛歌全体の約四分の一を独占している。ヴァルナ神は、百分の一にもおよばない。この数字を比較するとき、インドラの人気とヴァルナ神の凋落ぶりがくっきりと浮かび出てくる。神々の世界にも、栄枯盛衰は厳としてあるのだ。
 なお、すでに明らかにしてあるが、インドラ神とは、のちに仏教において「帝釈天」と呼ばれる存在である。梵天と帝釈天とは、仏教の二大護法神である。そしてアスラは、いうまでもなく阿修羅である。

・インドラ神とアスラは、のちに仏教においてそのように姿を変えてしまった。本来は、両者とも正真正銘の神であったにもかかわらず………。

・インド人はそう解釈した。そう解釈するとき、“ア”は否定詞になる。“スラ”は神または天の意である。したがって、“ア・スラ”は「神(天)でないもの」、すなわち「非神」「非天」とされた。ここでアスラの没落が決定的となったのである。

<天界の功徳と天人の五衰>
・天界のうち、最も下層にあるものは須弥山である。
 須弥山はサンスクリット語名をスメール山といい、古代インド人が想像した宇宙の中心にある。いと高き山である。漢訳では、ときに“妙高”とも訳されている。高さは八万由旬。底辺も頂上も一辺八万由旬の方形というから、須弥山はいわばさいころ状の山である。なお、一由旬は約十キロメートル、したがって須弥山の高さは八十万キロメートルということになる。このどでかい山の頂上面が、忉利天と呼ばれる天界であり、ここに帝釈天をはじめとする三十三天が棲んでいる。
 また、この須弥山の中腹には、有名な四天王の住処がある。東西南北の四面の、ちょっとベランダ状にせり出したところに、四天王が棲んでいるわけである。
 四天王とは、周知のごとく、東方に持国天、南に増長天、西に広目天、そして北方に多聞天(別名、毘沙門天)の四天をいう。須弥山そのものが最下辺にある天であるが、その頂上面の忉利天よりも、四天王の住処はより下層になる。ここが天界のうちでもいちばん下部にあたる。いわゆる「下天」と呼ばれているところである。しかし、仏典の記述によれば、太陽や月はこの須弥山の中腹の高さのところを回っているというから、下天といっても相当に高いところにあることは間違いない。

・いま、試みに、百科事典で「月」の項目をひいてみた。わたしはうれしくなった。なんとそこには、「地球からの平均距離は384,400キロメートル」と記されているではないか。これは仏教の伝説とぴたり一致する。
なぜなら、須弥山の高さは八万由旬(八十万キロメートル)、したがってその中腹は四万由旬(四十万キロメートル)になるからである。太陽はともかくとしておいて、月が須弥山の中腹を回ることは、現代の天文学の計算に一致するのである。

・さて、天人の寿命である。
 帝釈天をはじめとする忉利天の天人、すなわち三十三天(三十三天は忉利天の類的存在であって、無数の天人がここにいる。そうした類的存在を三十三天に代表させたまでのことである)の寿命は、一千年である。
 といっても、天界と人間界では、時間の長さが違っている。忉利天の一日は、人間界の百年に相当するという。

・すなわち、三千六百万歳ということになる。それが天界のうちでも下層の天、したがって比較的短命な天人の寿命なのである。

・それから、下天(四天王)の寿命は、人間界の五十年をこの下天の一日として、五百歳であるという。つまり九百万歳を生きるというわけだ。これが最も短命な天人の寿命である。
 かくて、下天、忉利天といった下層の天があり、その上に夜摩天、覩史多天(兜率天ともいう)、楽変化天、他化自在天と、つぎつぎに高次の天がある。ただし、他化自在天が最終ではない。そして、そこに住む天人の寿命は四倍ずつ増えていく。九百万年、三千六百万年、一億四千四百万年、五億七千六百万年、……となるわけだ。そうすると、ある程度以上の数は「無限」と呼びたい誘惑に駆られる。けれども、それは決して「無限」ではない。いくら膨大な数であれ、有限数には「終わり」がある。そうでなければ、天人が輪廻することはなくなってしまう。

・天界に再生した者がそこで得られる果報は、なにも長寿ばかりではない。ほかにもさまざまな物質的、精神的快楽を得ることができる。つまり、天はごく平凡な意味での「天国」であり、「楽土」であるのだが、なかにはちょっと首をかしげたくなるような「果報」もある。例えば、セックスのやり方だとか……。
 セックスのやり方は、天界の上層に行くほど高尚(?)となるようだ。須弥山の天人たちは性交に際して性器をインサートする。その点では人間とちっとも変わりがないのだが、ただ天人たちは射精することがない。いや、そもそも精液そのものが欠如しているわけである。射精することなく、ただ風を漏らすだけである。それが高尚ですかね……。
 夜摩天になれば、もう性器の挿入は必要ない。女性を軽く抱き寄せるだけで、「欲望」は処理できる。覩史多天は、手をにぎるだけでよいし、それより上の天になると、お互いに見つめ合うだけで、オルガスムが訪れるそうだ。これはおそらく、インドのような暑い国では、せっせとピストン運動に励むのがわずらわしかったのだと思う。ただ、じーっとしていて、それで「満足」できれば、男にとって本望だ(女性にとってはどうか?わたしにはわからない)。しかも射精がないのであるから、事後の処理も簡単に済む。やはり「天国」だ。
 なんだか変な方向に筆がすすんでしまったが、要するに天界というのは、究極には「純粋精神」の世界だと思う。人間の持っている欲望や執着を一つ一つ断ち切っていき、ついに精神的な高みに達する。そこに得られる境地が「天」である。そう解釈することができそうである。

・しかし、「天」は最終の世界ではない。われわれは、そのことだけはしっかり確認しておかねばならない。「天」はあくまで輪廻の世界の一環である。
 天人は長命である。帝釈天は三千六百万歳、夜摩天は一億四千四百万歳を生きる。あの梵天クラスになると、劫をもってはかるほどの長寿になる。
 劫とは、インド人の時間の単位である。一辺一由旬(十キロメートル)の大石がある。さいころ状の大石であるが、一辺が十キロメートルといえば、富士山よりもはるかに大きい。この大石を、百年に一度、天女が空から舞い降りて来て、その羽衣でもってさっと摩撫する。そのとき、その羽衣がいくらしなやかであっても、ほんの少しは大石も磨滅するであろう。かくて、百年に一度の行為が積み重なって、ついに大石全体が消滅するに要した時間――その時間よりも、一劫のほうが長いというのである。まさにどでかい長さであるが、そのような劫を何倍、何十倍、いやいや何億倍もした時間を、梵天以上の天人たちは生きるのである。

・にもかかわらず、それは絶対に永遠ではないのだ。それが永遠であっては、話に矛盾が生じる。なぜなら、天に永遠に生き続けることは、二度と再びこの世界に帰り来ることはない――ということになる。そうなれば、天は輪廻の世界ではなくなり、輪廻を脱却した涅槃の世界になってしまう。それでは困るのだ。この世の善業によって天に生まれた凡夫も、その業の果報が尽きれば、この世界に帰り来るべきである。それが輪廻の世界に生きる――輪廻の環のうちにある――凡夫に定められた約束ごとである。
 そこで――。天人も再び死ぬのである。

<阿修羅は大海に棲む>
・仏教の阿修羅(あるいは修羅)の前身は、バラモン教のアスラである。そしてアスラは、始原的にはゾロアスター教の主神=アフラ・マズダーと同語源・同系列の神であって、輝ける正義の神であった。それがいつの間にか、人々の「正義」に対する一種屈託の感情から――「どうも、正義には弱いんですワ。しらけてしまうんです――」――、アスラは神々の座からひきずり堕とされ、ついに魔神に変じてしまった。そんなことを、すでに論じておいた。

・仏教における阿修羅も、ほぼこれと似たような経緯を辿るのであるが、原始仏教の当時、まだ阿修羅は魔神とされていない。神(天)としていちおう認められてはいたが、どこかちょっと異質なところがあるようである。人々は阿修羅について、漠然とではあるが、これを普通の天から区別し、一段低い存在として軽視しはじめていた。はじめは、そんなすれすれのところに阿修羅が置かれていた。
 アスラとインドラ――。バラモン教の神話において、アスラとインドラとは鋭く対立する二神であった。アスラはインドラとの闘争に破れ、その結果、神の座を追われた。

・わたしはこの原稿を書き続けつつ、毎夜、八部衆阿修羅を眺めてきたのだ。そして、どうやらわたしは、阿修羅に感情移入をしてしまったようである。全宇宙を支配していたアスラが――アスラは「正義」の神であったのだから、全宇宙を支配するのは当然のことなのだ――、インドラやヴィシュヌのペテンによって神々の座を負われることに、なんとも苛立たしい思いを感じはじめたのである。
 しかしともあれ、神話は神話である。バラモン教の神話にあって、アスラは鋭くインドラと対立し、そして徐々にインドラにその支配領野を席巻されていく。最後にアスラは天界を追われ、ついに魔界へと蹴落とされる。わたしがいくら感情を移入しようと、そんな神話における歴史だけは動かし難い。

・さて、そこで、阿修羅の住処について――。
当初、阿修羅もまた須弥山世界に住していたはずである。といったところまで話しておいた。この須弥山世界にあって、阿修羅は帝釈天と、おそらくは親子代々にわたる執拗な戦闘を続けていた。ときには、個々の戦闘において、阿修羅が幸運な戦勝を得ることもあった。しかし、暫時の勝利ののちには、阿修羅はまた敗北を喫するのである。あるいはペテンにひっかかって、せっかくの勝利をふいにしてしまうこともある。
 まあ、要するに、阿修羅の敗北は予定されていることであって、最後の最後には須弥山世界を追い出されてしまうのである。

・須弥山頂から放り投げ出された阿修羅の落ち行くところは、その須弥山を取り巻く大海のうちである。落下してきた重力の余勢を駆ってであろう、阿修羅はつぎに海中を底へ底へと潜り込んでいく。
 そして最後に、海底の魔境に達する。そこは、水深一万八千由旬の地点であった。

・『今昔物語集』にいう、「一ハ大海ノ底也」のほうの阿修羅であるが、まず、毗摩質多羅阿修羅王(ヴェーマチトラ・アスラ)がいる。彼は須弥山の東面の大海底に棲んでいる。その支配する海域は縦横八万由旬、すなわち帝釈天の住む忉利天と同じ広さになっている。
 ラーフ・アスラも有名である。その都城は須弥山の北面海域で、水深八万四千由旬、広さは八万由旬四方で、これまた忉利天と同じである。都城は七宝でもって荘厳されているという。



『死後の世界の観光案内』
ひろさちや   ごま書房   1983/5



<天上界めぐり  美酒をくみ天女と遊ぶ虹の快楽園――>
<須弥山の中腹から天上界は始まる>
・天上界は、世界でいちばん高い山“須弥山”の中腹から始まる。山頂までの天上界が“地居天”であり、それより上の“空居天”は天空にポッカリ浮かんだ空中都市である。天人は何百万年ものあいだ快楽をほしいままにできるが、やがて来る臨終の苦しみは、地獄の辛苦にもまさる。

・むかしヒットした『帰ってきた酔っぱらい』という歌に「天国よいとこ、一度はおいで。酒はうまいし、ネエちゃんはきれいだ」との文句がありましたが、天上界はまさにそのような世界です。

・天上界は、須弥山の中腹から始まります。ここを地居天(じごてん)と呼びます。「地つづきの天界」という意味です。同時に、仏教で天という場合には天人をも意味します。だから「地居天」は、そこに住む天人も指しています。高山に住んでいる仙人のようなものだと思えばいいでしょう。だが、仙人はあくまで人間ですが、地居天は天人です。そこが本質的にちがいます。天人のなかでもいちばん下界にちかい天人だから、いくぶん人間に近いのです。

・アラビアン・ナイトにでてくる魔法のじゅうたんのように空中に浮かんだ大地です。そこが天上界であって、空居天はそこに住んでいるのです。

・天上界は、下から数えて6つめの天までを欲界といいます。ここに住む天人たちは六欲天と呼ばれ、食欲や性欲など人間と同じ本能を持っています。当然、天女とのセックスもあります。

<33人の天神が住む霊峰登山>
<須弥山の高さは海抜80万キロ>
・地球から月までの平均距離が38万4400キロです。須弥山の高さの約半分です。ということは、そこから天上界が始まるという須弥山の中腹とは、地球から見る月の高さということになります。

・須弥山の須弥は、インド語の「シュメール」からきています。

<四方の世界を守る四天王を見る>
・下天は、字の示すとおり天上界のいちばん下にあります。ここには四天王が住んでいます。四天王は、東西南北の四方の世界を守護する天の武将です。東方を守る持国天、南方を守る増長天、西方を守る広目天、北方を守る多聞天、これが四天王です。多聞天には毘沙門天の異名があります。彼は仏法の道場のガードマンとして、いつも説法を聞いていたので、その名がつけられたのです。彼が四天王のなかではリーダー格です。

・四天王の住まいは4階建てです。四天王とその身内は最上階のフロアーに住んでいます。下の3つの階には四天王の部下が住んでいます。部下たちはこのほかに、須弥山近くの持双山などの7つの山脈をもち、山持ちで裕福な暮らしをしています。
 
・なにしろ、いちばん狭い4Fでさえ、部屋の端から端まで行くのに、東京――リオデジャネイロ間の距離が1万8000キロですからその1万倍もあることになります。
 天上界めぐりには、気宇壮大な気持ちで臨んでください。娑婆のコセコセした物差しでは、とても天上界の雄大さは理解できません。
 たとえば、天上界もやがては死を迎える世界なので老人問題はあります。しかし、老人の範囲が人間界とは大きくちがうのです。下天界の天人の寿命は、天上界時間での平均5百歳です。5百歳と聞いて驚くのはまだ早いのです。下天の一昼夜は人間界の50年ですから、この5百歳は、わたしたち人間界の時間では、9百万年余にあたります。これでも天人のなかではもっとも短命なのです。

<忉利天(とうりてん)フーテンの寅さんの守り神、帝釈天に出会う>
・下天の上には“忉利天”があります。忉利天は須弥山の頂上にあります。したがって、そこはまだ地つづきの天界、地居天です。
 ここには、33人の代表的な天人が住んでいます。だから忉利天は別称“三十三天”ともいわれています。

・三十三天のなかでの有名人は帝釈天です。帝釈天の住居は、須弥山の頂上、忉利天の真ん中にある城です。城の名は善見城。999の門があり、各門には、16人の青い衣をまとった鬼神がいて城を守っています。

<空居天  弥勒菩薩の住まいは空中に浮かんでいる>
・巨大な空飛ぶじゅうたん、いや空中に浮かぶ大陸である空居天は、4層からなっています。下から夜摩天、兜率天(とそつてん)、楽変化天、他化自在天の四天です。

・夜摩天と聞いて、天上界にくるほどの人なら、きっと思いだすでしょう。そうです。あの冥途コースでの第5の裁判官、閻魔さんのインド名が“ヤマ”でした。ヤマは人間第1号でした。だから彼は死者第1号になって、死者の国の王となり、そこは当初は天上の楽園であったと、まえに説明しました。その彼の楽園は、彼が閻魔王として地獄の世界に出向したあとも、りっぱに保存されていたのです。それが夜摩天です。

・空居天のうちもっとも下層の夜摩天にはかつてエンマ大王(閻魔大王)が住んでいた。

・夜摩天の上にある天界が兜率天です。都史多天(としたてん)とも呼ばれます。ここは、将来、仏になるべき菩薩の住まいです。仏教の開祖、釈尊は、釈迦国のシッダッタ太子となって誕生されるまえには、この兜率天に住んでいられたのです。ここから六牙の白象に姿を変えて出発し、釈迦国の浄飯王の妃である摩耶夫人の胎内に宿られ、やがて太子となって人間界に出生されました。

・いま兜率天に弥勒菩薩が住んでいます。

・兜率天の上にあるのが、楽変化天です。「ここに生まれたものは、みずから楽しい境遇をつくり楽しむ。人間の8百歳を一日とし、寿8千歳にいたる」と天上界ガイドには書かれています。このさらに上にあるのが、他化自在天です。この天では、「他の下位の天で楽しみをなすを見て、それを借りて楽しむ」のです。

・ひとの楽しみはわがものとする、というぐっと高尚な境地なのです。ここの一昼夜は人間界の1600年に相当するので、なにも自分からガツガツと楽しむ必要などないのです。以上、下天から他化自在天まで6つの天を見てきましたが、これら六天は、六欲天のなのとおりに、人間と同じように快楽を求める世界です。

・仙人の超能力の種類……先に述べたように帝釈天は仙人の妻を犯し、大変な目にあうが、それは仙人が神通力という超能力の持ち主だからだ。神通力には6つある。?自由に望むところに行ける神足通?見えないものを見る点眼通?聞こえない音声を聞く天耳通?他人の考えていることがわかる他心通?自分および他人の過去の生存状態がわかる宿命通?煩悩を断ち切って迷いの世界にふたたび生まれないことを悟る漏人通がある。

<天上界の子ども>
・子どもは膝の上に生まれるのです。それも「まったく速やかに」です。どうして生まれたばかりの赤ん坊が、膝の上に乗るのか、という当然の疑問がわいてきますが、じつは不思議はないのです。四天王とその部下たちが住む下天では、子どもは5歳の姿で誕生してきます。三十三天の住む忉利天では6歳、夜摩天では7歳、兜率天では8歳、他化自在天では9歳の姿で生まれてきます。だから、誕生の瞬間、すでに膝の上にあってもおかしくはないのです。上の天の子は生まれながらにして下の天の子より上級生なわけです。

・天上界も上にいくにしたがって、煩悩離れが進みます。夜摩天では、相手を軽く抱くだけで、煩悩を離れます。楽変化天ではほほえみ合うだけで、他化自在天では見つめ合うだけでスッキリしてしまうのです。シツコイ人がきらわれるのは、天上界でも同じです。

<色界無色界  天の上に天をつくって有頂天に至る>
・色界といっても、天界のピンク街のことではありません。反対に、色欲をもたない世界です。仏教でいう色とは、形あるものという意味です。色即是空とは、色ごとは空しいという意味ではなく、すべて形あるものはじつに実体のないものである、ということです。

・欲界、色界、無色界、この3つを合わせて“三界”といいます。

・ここには、17人の天人が住んでいます。彼らの住まいは、大きく4段階にわけられます。下から、初禅、二禅、四禅といいます。

・したがって、この天界には禅を修めた者がはいります。さまざまな色気を捨て、勇猛精進、禅の道をきわめれば、天上界のなかでも四天王や帝釈天を見おろす高層フロアーに住むことができるのです。
 さらに初禅のなかには、3つの世界があります。下から梵衆天、梵輔天、大梵天です。梵衆天は、欲界の最上階、他化自在天のところから128万由旬(1280万キロ)も上のところにあります。広さは須弥山世界の四洲(贍部洲、勝身洲、牛貨洲、倶盧洲)と同じですから、地球上の4大陸より大きいのです。そこに住む天人たちの身長は半由旬、なんと5キロもあるのです。

・この初禅の世界では、大梵天が“梵天さま”として有名人であり、主人公でもあります。彼は欲界の天人である帝釈天と並んで、仏教界の2大ガードマンといわれています。彼は仏教流布の大功労者なので、こんな上の天に住んでいるのです。
 釈尊がブッダヤーの菩提樹の下で悟りを開かれたとき、釈尊はその悟りの内容を他人に教えられる気はありませんでした。その釈尊に、どうか衆生のために法(真理)を説いてくださいと懇願したのが梵天なのです。彼の身長は一由旬半、15キロと記されていますから、見上げるような大男、いや見上げても顔も見えない大巨人ということになります。
 つぎの二禅にも3つの天界があります。下から少光天、無量光天、極光浄天です。読んでおわかりのように、ここは美しい光が輝く世界です。上にいくほど、光の質と量が上等になっていく天界です。この上の三禅にも三天ありますが、ここは、地獄と極楽のガイドブック『往生要集』にはこう記されています。「苦悩はただちに消え去り、第三禅天にのぼったように、身心は爽快となって、浄土に生まれた」と。この上の四禅になると、身に受ける喜びはしだいに捨てられる天界なので、ここで受ける楽しみが三界のなかではもっとも大きいといわれています。さらに上の無色界は、もはや姿や形もなく、ただ意識のみの世界になっていきます。
 そして、色界の最上階にあるのが有頂天(うちょうてん)なのです。形ある世界のトップに位置するので、ここの天人たちはまさに得意の絶頂なのです。

<天人の臨終の苦しみは地獄の苦しみの16倍>
・たとえ天人でも、死んだあとは地獄におちるかもしれないのです。ふたたび天界に生まれ変わる保証はありません。天上界、人間界、阿修羅界、餓鬼界、地獄界、これら6つの世界のどこに生まれるか。それはすべて、大人の生前の行為によるものです。ここにも輪廻の思想と因果応報の原則は一貫しているのです。快楽だけを追い求めたダメ天人は、天界から真っ逆さまに地獄へとおちていく運命なのです。
 快楽に満ちあふれて見える天上界も、しょせんは苦界なのです。だから、いたずらに天に生まれることだけを望まずに、ぐるぐる回る輪廻の世界から脱却することを目指しなさい、というのが仏教の教えです。
 そのことさえわかっていれば、この旅で迷い子になることはありません。

<畜生界 畜生は海から進化した>
・畜生と聞けば、みなさんは一にののしりの言葉を、二にウシやウマのような家畜を連想されるでしょう。しかし、来世の世界の畜生は、娑婆の世界に生きる動物すべてをふくんでいます。そればかりではありません。小はバクテリアから、大は全長何キロもあるドラゴンにいたるまで、すべて畜生です。その種類は、なんと34億種にもおよびます。

<人間界 ガリバー旅行記の人間にも会える>
・来世の世界には、まったく種を異にする人間が4種類もべつべつの大陸に住んでいるのです。
 すでにご紹介したように、須弥山世界には4つの大陸があります。南に贍部洲(せんぶしゅう)、東に勝身洲(しょうしんしゅう)、西に牛貨洲(ごかしゅう)、北に倶盧洲(くるしゅう)の4つです。われわれと同種の人間が住んでいるのは、じつは贍部洲だけです。この大陸には16の大国と5百くらいの国、それに10万の小国とがあります。

・この大陸には、東に人王、南に象王、西に宝王、北に馬王という4人の偉大な王さまが国を治めています。
 それでは、他の3つの大陸はどうでしょう。ここにも人間が住んでいます。しかし、その様相は、われわれふつうの人間が住む大陸とずいぶんちがっています。東の大陸に住む人間は、身長4メートル、平均寿命250歳。西の大陸の人間は、身長8メートル、平均寿命5百歳です。この大陸(牛貨洲)では、ウシが貨幣のかわりに使われていますが、巨人にとってはウシの貨幣でもそれほど不便ではないのでしょう。北の大陸には、身長16メートル、平均寿命千歳の美しい人間たちが、快楽をほしいままにして住んでいます。
 さて、ガリバーが迷い込んだという巨人の国“ブロブティンナグ”は、3つの大陸のうちどれだったのでしょうか。

・(阿修羅)怒れる正義の神“阿修羅”は天上界を永久追放され、深海の底に七宝の城をつくった。
(畜生)贍部洲 すべての畜生は海から進化したが、人間とのギャップはついにうめられない。
(人間)贍部洲 われわれ普通の人間が住むこの大陸(贍部洲)だけに仏は現れる。
(餓鬼)贍部洲 どこにでも顔を出す餓鬼にも、持てる者と持たざる者がある。
(牛貨洲) ガリバーが迷い込んだ“巨人の国”

<阿修羅界、阿修羅は海辺や海底に住む>
・見えてきましたきらびやかな都城は、縦・横80万キロの大水中都市です。ここは水深18万キロの海の底ですから、水中遊覧船からはけっして、お出にならぬようあらかじめお願いしておきます。
 この都城は、七重の城壁に囲まれ、内部に宮城や塔、庭園、美しい林などがつくられています。また、この都城全体が七宝でできていて、天上界を思わせる、美しい都となっています。
 じつはこれが阿修羅の住居なのです。もっとも、この都城は阿修羅一族のなかでもとくにすぐれた“羅睺阿修羅王(らごあしゅらおう)”の居城です。もっと下っ端の阿修羅たちのなかには、海辺のみすぼらしい苫屋に住んでいるものもいます。
 海底の水中都市国家を統べる阿修羅王は、その居城が天上界に似ているにもかかわらず、じつはあとで説明するような理由から、似ていれば似ているほど、天上界にうらみをもっているのです。

・いまでこそ阿修羅一族には男女の区別があり、女性は容姿端正で美形なのに対し、男性は醜悪な面相をしています。しかし、遠いむかし、阿修羅が天上界に住んでいたころは――そう阿修羅の故郷は天上界なのです—―阿修羅は美しい娘をもつ平凡な一人の父親にすぎませんでした。

<西方浄土  極楽は阿弥陀仏の世界だ>
<仏は本来、大きさというものを超越している>
・5百億もの宮殿や楼閣の内外には、さまざまな池があります。極楽世界の美しさ、清らかさ、楽しさは計り知れません。

<極楽世界  極楽には女性がいない>
・さきほどから、出会う人出会う人、みんな男性であることに気がつきましたか。極楽には、菩薩や天人をはじめさまざまな住人がいます。なかでもいちばん人口が多いのが、信心によって生まれ変わることができた有徳の人たちです。そして彼らはすべて男性なのです。極楽には、女性は一人もいません。
 もちろん、前世で信心のあつかった女性も極楽に生まれ変わっています。しかし、彼女たちは娑婆世界から極楽世界へ移動するほんの一瞬のあいだに、女性から男性への性転換手術を受けるのです。“女の性”という言葉があるように、仏教では女性はとくに業が深いとされています。いわば、劣悪で不幸な性なのです。しかし、極楽ではすべての住人が幸せでなければなりません。そこで、“第二の性(女性)”は廃止されたわけです。
 しかしよく考えてみると、男性だけの世界では、男性か女性とかいう言葉は死語同然です。女性が一人もいないのに、どうして男女の区別が必要でしょうか。極楽は、いわゆる“男と女”の関係のわずらわしさから解放された世界です。色恋ざたも、不純異性交遊も、結婚詐欺も、ポルノ発禁も、娑婆世界のごたごたやいざこざは極楽にまで伝わってきません。
 もし、みなさんのなかに、「わたしは何度生まれ変わっても、恋に生き恋に死ぬ女になりたい」と思っている女性がいたら、残念ながら極楽への切符は渡せません。

・「女性がいなきゃつまらない」などとガッカリしないでください。そのかわり、極楽の住人にはさまざまな“神通力”が与えられています。

・つまり、極楽世界に生まれ変わると、男性も女性もみんながスーパーマンに変身するのです。超人的な知恵と能力を自由自在に操り、清浄な楽しみを享受しながら、悟りの修行にいそしむ永遠の生命の持ち主。それが、極楽の住人の姿です。

・極楽浄土では、住人の体そのものがすでに金色に輝いています。そのうえに、縫い目のないりっぱな衣服をまとい、指輪やブレスレット、宝冠などの装身具でかぎりなく飾られています。
 食に関しても、いつでも食べたいときに、7つの宝でつくられたテーブルが自然に目の前にあらわれ、7つの宝でつくられた食器にご馳走がたくさん盛られます。

・みなさんがいちばん気にかかるのは、住まいのことかもしれません。しかし、ご安心ください。極楽浄土には2DKや3DKのちゃちなマンションはありません。すべての住人が、宮殿のような豪華な住宅に住むことができます。

・西方極楽浄土の観光、いかがでしたか。西方浄土は阿弥陀如来が建立した浄土でしたが、浄土は諸仏の数だけ、つまり無数にあります。なぜなら、浄土は仏国土とも呼ばれているように、仏が主宰する国土なのです。

・東方はるかかなたに見える、アンドロメダ大星雲のように美しく輝いているのは“浄瑠璃世界”薬師如来が建立した仏国土です。

・そこで、これらの願が成就された浄瑠璃世界は、いっさいの病が癒された浄土になっています。病の癒し手、偉大な医者は、薬師如来その人です。

・如来ファミリーのスターといえば、これまで見てきた阿弥陀仏、薬師仏がいちばん有名ですが、ゴッドファーザー“毘盧舎那仏”も見逃すわけにはいきません。
 毘盧舎那仏——こういってもピンとこない人は、奈良・東大寺の大仏を思い起こしてください。あの大仏が毘盧舎那仏です。この仏は“光明遍照”という異名をもっています。というのも、本来、太陽を象徴する仏であったところから、その光明はあまねくいっさいを照らす、とされているからです。そして、太陽がわたしたちの太陽系の中心にあるように、毘盧舎那仏の仏国土“蓮華蔵世界”も、極楽宇宙の中心に位置しています。

・ゴッドファーザー毘盧舎那仏は、じつに寡黙な仏です。しかし、同じく太陽を象徴した仏でも、密教の本尊“大日如来”になりますと、大日如来は帝王の姿で表現されます。ファミリーのなかでもちょっと変わり種なのです。
 ところで、如来ファミリーには独特の遺伝的特徴があります。“32相・80種好”と呼ばれる、いわゆる“相好(顔つき)”です。32相のいくつかを紹介しましょう。
 仏には歯が40本あります。舌が大きくて、せいいっぱい伸ばせば髪の生えぎわまでとどきます。体に生えている毛やうぶ毛はすべて右巻きになっています。足には土踏まずがありません。いわゆる、偏平足です。手と足の指のあいだに、水鳥のような水かきがついています。また、全身が黄金色に輝いています。
 これらの特徴は、わたしたちふつうの人間から見ると、じつに奇妙キテレツに思えます。

<観音さまはまちがいなく男性。極楽世界には女性はいない。>
・観音菩薩は一般に柔和な表情をしているが、馬頭観音だけは忿怒の相をしている。

<観音さまが仏を生んだ?>
・准胝(じゅんてい)観音という名の菩薩は、夫婦の和合、小児の夜泣きに効くといわれている。この菩薩は、別名を准胝仏母ともいい、過去、無量の諸仏を生みだした“母なる観音”とされている。

<地蔵菩薩>
・地蔵菩薩は、釈尊の入滅から56億7千万年後に弥勒菩薩が仏となってこの世に出現するまでの、いわば“無仏の時代”に、娑婆世界にあって、わたしたち衆生を救う菩薩なのです。

・とはいっても、極楽世界のなかには罪悪はいっさいありませんから、おのずと極楽の外に立って仏の世界を守ることになります。そこで、彼らは須弥山世界の天上界に見張り所を設けています。天ファミリーという名称はそこからきているのです。
おもしろいのは、天ファミリーは極楽ファミリーの一員でありながら、男女の区別がある、ということです。たとえば、吉祥天。“きっしょうてん”の呼び名でも親しまれているこの神さまは、正真正銘の女性です。なにしろ、父親が徳叉迦、母親が鬼子母神、そして、毘沙門天の妻という戸籍簿まで用意されているのですから疑う余地はありません。天上界めぐりでも紹介しましたように、プレイエリア天上界は男女の区別があり、女性がことのほか美しいところです。吉祥天は、無数の美しい女性のなかにあっても、いちだんと美しく光輝いている女神なのです。
 天ファミリーのメンバーは、ほとんどがその昔、異教の神々でした。吉祥天ももとはヒンドゥー教の女神で、ヴィシュヌ神の妃ラクシュミーだったとされています。

<不動明王>
・しかし、お不動さんという愛称(本名を不動明王といいます)からもうかがわれるように、善男善女にとっては、とても親しみのもてる極楽ファミリーの一員です。庶民にとっては、おこりっぽい親父のようなイメージが、不動明王にはあるのです。

・不動明王は極楽ファミリーのなかの分家、明王ファミリーに属しています。明王の明とは、“知恵の光明”の意味です。仏の知恵を体現した如来の使者が明王なのです。ただし、知恵の光明をやさしく教え諭すのではなく、それをもってすべての魔障を打ち破る威徳の王という、独特のキャラクターの持ち主です。
 明王は、ときには大日如来の使者として、菩薩とともにいろいろな役割をになっています。如来や菩薩では救いきれないひねくれ者や、根っからの悪人に対し、猛威をふるって恐れを与え、衆生を極楽世界へと導き諭しているのです。
・明王のファミリーの中心は、不動明王を筆頭とする五大明王です。降三世(ごうさんぜ)明王は三つの目をもち、怒髪天を突いています。四面八臂、つまり四つの顔と八本の手をもち、弓、矢、刀などを携えています。軍荼利(ぐんだり)明王は、一面八臂。文殊菩薩の変化身ともいわれる大威徳明王は、三面六臂。残る金剛夜叉明王も三面六臂で、いずれ劣らぬつわものぞろいです。
 もう一人、明王ファミリーには、愛染明王という有名人がいます。炎のように燃えあがる髪をもち、顔面には三つの目が光っています。そして手は六本。



『宇宙連合からのファーストメッセージ』 
セレリーニー・清子  文芸社   2001/181



<宇宙連合の宇宙船>
・「最小のものでしたら10名程度の超小型から、最大のものでしたら10万人位のスーパージャンボ型までございます」

・「宇宙船の中は、貴方達が想像できない位、素晴らしい環境が用意されていますから、例えば、地球にあった草花や小川とか、小鳥や動物まで、まるで今まで通り地球上で生活しているのかしらと勘違いするくらい、そっくりな環境が用意されていますから、安心して下さい」

<宇宙の戦争は?>
・宇宙においても様々な考え方の違いによるところの戦争が無い訳ではありません。しかし、その戦争は宇宙連合に加入していない星と星との間で行われているものであって、私達宇宙連合に関わっている星々との間には、戦争はございません。



『宇宙連合から宇宙船への招待』
セレリーニー・清子 + タビト・トモキオ  たま出版  2002/4/15



<夢のようなリゾート気分の宇宙船へ>
・「はい、この宇宙船は縦が20キロメートル、横10キロメートル、高さ5キロメートルの楕円形の形をしています。そして大よそ3万人くらいの方達が乗っておりました。まだまだ小型の部類に入ると思います」

<宇宙連合は地球年で何年位前に創られたか?>
・「宇宙連合は地球年代で申しあげますと、およそ100億年以上も前に創られました。そして、その星の数ですが、それは30の星から始まりまして、現在に至りまして100万近くの星になっております」

・「なお、この宇宙体験は夢の中におけるフィクションですが、中に登場されている宇宙連合のフィウリー総司令官、ケリアリー様、リメッシリー様、リオラー様、スミットナー様、シュリナース様と称される方々からのお話は、チャネラーである私を通して、実際に宇宙からのチャネリングによるものであり、ノンフィクションです。



「宇宙連合からの宇宙旅行への招待」
セレリーニー・清子 + タビト・トモキオ  たま出版  2002/9/17



<宇宙船の全貌>
・宇宙母船には32の宇宙船があり、それぞれが1本ずつ、32本の腕が交互に高さを支えて段違いに生えたような姿に設計されています。その一つ一つの宇宙船は、みなそれぞれに独立した言わば国のようになっています。

・宇宙母船全体ですと直径1000キロほどありまして、母船本体だけでは直径800キロほどで、その一つ一つの宇宙船には更に小型宇宙船が大小約100機ほど用意されております。このように必要に応じていつでも利用されています。
 また、人口は、現在60万人くらいですが、最大限で100万人くらいは搭乗可能ですね。
 以前10万人乗りの大型宇宙船もあると申しましたが最初から皆様を驚かしてはいけないと思いまして、少し控え目にお伝えいたしましたが、実際にはこのようにその10倍以上の100万人乗りのものもあるんですよ。

<スター・ウォーズの世界がそこにあった>
・「実は地球の皆様に、この宇宙母船の防衛システムをご覧いただきながら、普段どのようにしてこの宇宙船で生活している約60万人の生命をお守りしているのかを、実際にご覧いただきたいと思います」

・地球で起きている戦争は、この宇宙でも起こっているということです。

<過去にも未来にも自由自在にタイムスリップ>
・宇宙には過去・現在・未来がたたみこまれている。


<●●インターネット情報から●●>
「zeraniumの掲示板」から引用

book 『「矢追純一」に集まる未報道UFO事件の真相まとめ』
 矢追純一著  明窓出版    2014/8/26      (抜粋)


「宇宙人に関する情報を開示し始めたロシア政府」
 2012年12月7日、ロシアのメドベージェフ首相が、テレビ番組終了後にテレビキャスターからのインタビューの中で、「宇宙人についてのファイル」の存在についてコメントした。この時、彼は自分がつけているマイクのスイッチがオンのままであることに、気づいていなかったようである。 「大統領になると、宇宙人やUFOの情報を知らされるのですか?」との女性キャスターの質問に対し、メドベージェフ首相は、「では1度だけですが、はっきりと言っておきましょう」と前置きしたうえで次のように答えた。

 「大統領に就任するとまず、核兵器の発射コードの入ったブリーフケースと、特別な極秘ファイルを受け取ります。このファイルは、地球を訪れている異星人に関する資料であり、そうした宇宙人を管理するための、完全機密の特殊機関による報告書です。これらは任期終了とともに、次の大統領に渡されます。そうした詳細は『メン・イン・ブラック』という映画を見ればよくわかるでしょう。我々の中に、どれほどの宇宙人がともに住んでいるかについては言うことができません。人々がパニックになるといけませんからね」

 ここに出てくる「メン・イン・ブラック」だが、このニュースを聞いた人たちの多くは、「ハリウッド製のコメディ映画を思い浮かべたようだった。そのためにこのニュースは各国のマスメディアに、メドベージェフ首相の軽いジョーク、あるいはリップサービスと受け止められたようで、新聞にも小さな記事としてしか扱われなかった。

 だが、実はそうではない。
 首相の言った「メン・イン・ブラック」とは、ロシア製のドキュメンタリー映画のことであり、UFOや宇宙人に関する事件に基いて製作されたものを指していたのだ。いずれにしても、当局がまだ公式に発表できない事実を、ロシア市民にさりげなく示すために、メドベージェフ首相のコメントが事前に準備されていたのかもしれない。

 その後、そうした情報開示の動きはさらに高まっている。
 その翌年の2013年1月23日から27日にかけて行なわれた、スイスにおけるWEF(世界経済フォーラム)の場で驚くべき事実が公表されたのである。WEFは健康や環境に対する問題対策を討議するもので、年に1度、スイスのダボスで開催されている。それは各国の政治指導者や経済界、学会のリーダーやジャーナリストなど、2500人からなる人々で構成されている。

 2013年のWEFにおける特別分科会では、「自然・Xファクター」の分野に重点が置かれた。「Xファクター」とは、「宇宙のあらゆる場所に生命が実在する証明と発見が、人類の信念体系に及ぼす心理的影響について研究する」というものだ。これには、我々地球人が未だ理解していないUFOや超常現象なども含まれている。そしてこの特別分科会の中で、メドベージェフ首相がアメリカのオバマ大統領に対し、次のように宣言したという。

 「世界は、地球外生命体の実在の真相や、彼らを監視する秘密機関が存在することを知るべきだ。もし米国がそうした公式発表に加わらないのなら、我々クレムリンは独自に発表を行なう予定である」と。 これはロシア外務大臣の報告として、ロシア外務省が発信している情報なので、間違いのないニュースである。

 実はプーチン大統領は、以前から異星人の存在を公表しようと主張しているのだ。
 そして日本ではほとんど知らされていないが、ロシアではすでに情報開示が始まっている。2002年10月5日には、ロシアの政府機関紙『プラウダ』の公式サイトが、月面都市の写真を公表した。同紙は、火星のスフィンクスとピラミッドも公表している。

 また2013年2月10日には、国営ラジオ局「ロシアの声」で、チトフ記念宇宙実験センターのセルゲイ・ペレジノイ所長補が、「ロシア国防省の宇宙機器はUFOをコントロールできない」とする、地球外文明を認めるインタヴューを報道している。さらにペレジノイ所長補は、「地球外文明と戦えるだけの準備は今のところ我々にはない。そのような課題は我々には示されていないが、地球上および地球の周辺には、多くの問題が存在している」とも語っている。

 こうした発言や冒頭のメドベージェフ首相の発言も、プーチン大統領の意思に沿ったものだと考えられる。ロシアがこれほどまでに、「地球外生命体に関する事実の公表」にこだわるのは、ロシア国内ではしばしば、これまでにも異星人による脅威にさらされているという事実があり、もはや1国だけでそれに対応するのが難しくなっているということがあるようだ。



『図説 奇形全書』
マルタン・モネスティエ  原書房 1999/9



<両性具有>
・庶民の言葉や医学の俗語はときに、いくつかの用語を混同して使用しており、それがある種の人々の正確な呼び方を困難にしているため、その心身の特徴が誤って定義されている。ゲイはトランスセクシュアル(性転換症)と同一視され、ホモセクシュアルはアンドロギュヌス(両性具有)と混同され、ヘテロセクシュアル(異性愛)はヘルマフロディド(両性具有)と同一視され、ヘルマフロディドはしばしば疑似ヘルマフロディスムの意味で使われている。まず、それらの言葉の意味をきちんと定義しておく必要があると思われる。

<トラヴェスティスマン>
・トラヴェスティ(ゲイ)は、ホモセクシュアルであることはまれで、ただ女性のある形に自分を同化させたいという欲望を持っているにすぎない。ゲイの男性は決して自分を女性であるとは認識しておらず、ただ女性の形をまねているだけである。
 彼らの男性生殖器はまだ、他の男性と同様に性的欲望の中心になっている。ゲイの99パーセントが、ふだん、普通の男性のように行動しており、彼らの女性的な面を慎重に隠している。統計によると、公称のゲイのうち70パーセントが結婚しており、しばしば一家の父親になっている。

<ホモセクシュアリテ>
・ホモセクシュアルは、自分と同じ性の人しか性欲を感じない者である。

<ペデラスティ(男色)>
・古代ギリシアでは少年愛をこのように呼んでいた。今日、ペデラストはホモセクシュアルと同義で、男性の性的倒錯を示す。

<トランスセクシュアリテ>
・トランスセクシュアルな男性は、自分の男性的な性徴に対して深い恐怖心を抱いていることを特徴としている。トランスセクシュアルは女装するが、女性の服を着るだけでは満足できず、女性になりたいと心から思っている。その欲望にとりつかれるあまり、自分は、本当は女性で、自分の生殖器は自然の忌まわしい気まぐれにすぎないと、考えるようになることもある。そのため中には、女性の性的な外見を手に入れるために外科手術の助けを借りる者もいる。

<ヘルマフロディズム>
・ホモセクシュアル、トランスセクシュアル、トラヴェスティ、部分的な去勢以外に、自然が男性と女性の性的特徴を与えた様々な人々が存在する。彼らはアンドロギュヌスと呼ばれているが、これはギリシア語のアンドロ(男)とギュネ(女)から生まれた言葉である。
 いずれの人間の胚も、その中に、男女どちらの性にもなれる要素と可能性を持っている。この胚は女性になるのが自然の傾向だが、母親の体内で成長するあいだに、染色体の影響を受けて、同じ器官が卵巣ないしは精巣となるために、子供は男性か女性のいずれかの性へと成長する。

・染色体や生殖腺のホルモン異常といった様々なトラブルがおきると、このプロセスに混乱が生じ、成長が変化する。もちろん、男性と女性の完全な形のあいだには、様々な組み合わせが考えられる。話を簡潔にするため、ここでは三つの形が存在すると言っておこう。一つは「真正」ヘルマフロディスム、あとの二つは「疑似」ヘルマフロディスムである。

<真正ヘルマフロディスム>
・植物は一つの個体に二つの性が結合している。二枚貝やかたつむりや蛭といったいくつかの下等動物も、完全な雌雄同体で、自ら繁殖し種を再生産することができる。このような状態は、高等動物や人間では起こり得ない。せいぜい、一人の人間にペニスとヴァギナ、精巣と卵巣が備わっているのが見られる程度である。しかし、それらの人々はもちろん一人で子供を作ることはできないし、たとえ二つの器官が備わっていても、そのうち一つは機能しないことが多い。しかしながら、男女いずれとも性的関係を結ぶことのできた特別なアンドロギュヌスがいたことも、指摘しておかなければならない。

<疑似ヘルマフロディスム>
・日常語においてヘルマフロディトの名は、生殖器官が異常な形で発達したために実際の性に違和感をおぼえる人々に対して与えられている。実際のところ、それは疑似ヘルマフロディスムのケースである。これは男性にも女性にも存在する。内部の性的特徴ははっきりしているのだが、外性器は一見して反対の性のものである。たとえば、女性の場合、大きなクリトリスがペニスの形をしているとか、男性の場合は睾丸が未発達で変位しているため、陰嚢が二枚の葉のような形で結合し、大きな陰唇のように見えるといったものである。

<ヘルマフロディト、伝説から現実へ>
・男でもあり女でもある人間は、つねに、太古の昔から、見る者に衝撃を与え、古代人の想像力をかきたててきた。ヘルメスとアフロディテの息子である両性具有のヘルマフロディトスという有名なモデルにならって、二つの性が混ざり合っていることがはっきり認められる者をすべて、ヘルマフロディトと呼ぶようになった。

・ギリシアの伝説によると、ヘルマフロディトスは14歳で、カリアのハリカルナッソスへ旅立った。旅が終わるころ、ある泉で裸になって水浴をしていると、ニンフのサルマキスが彼に対して激しい恋心を抱いた。しぐさや愛撫などあらゆる方法で彼を誘惑しようと試みたのち、彼女はメルクリウスとウェヌスの二人の神に、二つの体を結合して一つの体にして欲しいと祈った。彼女の祈りは聞き届けられたが、そうしてできた人間は二つの性を持つようになった。のちに、その泉で水浴した者はすべて、同じような変身をとげたのだった。

・ギリシア神話には、このような男女両性を持つ人々がたくさん登場する。テーベの占い師テレシアスは、オイディプスが出生の秘密を知る手助けをするが、伝統に従って、男になったり女になったりする。神々もしばしば両性具有であった。たとえば、ディアロスはアンドロギュヌスであったし、アルセノテリスは男であり女であった。ギニスは女性的であったし、オルペウス教の創造主パネスも同様であった。ゼウスの精液から生まれたアドジヌティスは二つの性を持ち、バッカス、つまりギリシアのディオニソスのあだ名は「プセウダノル」、偽の男であった。

・人間のあいだにヘルマフロディトが存在する理由について、寓話作家のイソップは次のように書いている。人間の体を作っていたプロメテウスは、人間の性も決定していた。ある晩、彼は酔っ払ってバッカスの家からもどってくると、二つの性を与えてしまうなど、たくさんの取り違えをしたというのである。プラトンは『饗宴』の中で、大昔、人類には
アンドロギュヌスしかいなかったという仮説を立てた。

<両性具有者>
・神に起源を持つにもかかわらず、アンドロギュヌスは何世紀にもわたって様々な境遇を経験した。古代の民族の多くは、性別のはっきりしない子供を殺した。

<火刑台と修道院のあいだ>
・中世を通じて、あらゆる奇形に対して誤った考えと偏見が横行していたとしても、アンドロギュヌスに対する警戒心はとりわけ強かった。教会は彼らを悪魔のしわざと見ていたので、彼らの多くは宗教裁判にかけられ、処刑された。

・アンドロギュヌスがすべて公衆の面前で火あぶりにされることはなくなったとしても、複雑な法制度が確立されると、彼らはどうしても性を選ばなければなくなり、いったん性別が決まると、自然に反する行為は厳しく罰せられ、再犯の場合は死刑になることもあった。

<見世物のヘルマフロディト>
・このようにして、19世紀と20世紀初頭には、ショーや見世物小屋の舞台で、ヘルマフロディトがたくさん見られたし、今日でもしばしばヘルマフロディトと混同されるゲイのショーが人気を博している。
 ショーの興行主たちは口癖のように、彼らのいう「ふたなり」がいると、ショーは間違いなくあたると言っていた。

<ヘルマフロディトと愛>
・それらふたなりの中には、抗しがたい魅力を持ち、激しい恋心をかきたてる者もいる。
 ジョゼフ・ヒルトンはヘルマフロディトだったが、非常に魅力的だったため、アメリカ在郷軍人会のある老人が妻と子供を捨て、彼とともに暮らした。



『恐怖の世界大陰謀』
 デーヴッド・アイク (三交社)  2008/12



<いわゆる「神々」について>
・この「神々」のうちの爬虫類種属、―― 一部はドラコ(竜座)から来たと言われ、英単語draconian(過酷な)の語源ともなっているーが、異種交配の中心的な役割を担っていた。さらには、UFO研究者のあいだで、「ノルディック」と呼ばれる長躯・金髪・碧眼の地球外種属もこの異種交配に関わり、遺伝子(コンピューターソフトウエア)に混入させたと見られている。ノルディックには、たまには赤髪・緑眼の者がいるが、今日の支配種の血流にも、金髪碧眼に加えて数は少ないが、赤毛が存在する。これは偶然ではないが、ズールー族のシャーマン、クレド・ムトウの話では、アフリカではノルディックは「ムツング(白い人)」と呼ばれ、アフリカ大陸の古代人にも知られていたらしい。

・学者であり作家でもあるゼカリア・シッチンはシュメールタブレットに関する本を多く書いているが、彼によると「創世期」でネフイリムをさす「名高い英雄たち」という言葉は、シュメール語の原本から考えて「空飛ぶ乗り物の者たち」と読むべきなのだそうだ。すると物語全体の様子がかなり変わって来て、ずいぶんと意味が通るようになる。

<地底レプティリアン>
・ムー(レムリア)の滅亡後に、レプティリアン(爬虫類人)とその血統が密かに移住した地はインドだけではない。彼らは、世界中いたるところに地底都市を築いていた。その多くは、後年にレプティリアン混血種が秘密軍事プロジェクトにおいて築いたトンネル網と地下基地で結ばれている。

・ヒンドゥーの伝説によれば、彼らは、そこから出てUFO研究者がノルディックと呼んでいる「白人」種族と争い、アガルタやシャンバラといった地底王国に住みついた。

・「影の王国」「人間の知らない空間や次元」とはすき間次元のことで、人間の視覚の向こうにある欠片のようなところだ。

・理由はほかにもある。レプティリアン自身も別の力に支配されているということである。その力とは、スチュワート・スフードロウのいうレプティリアンを作った「透明な人々」だ。この連中は、「エネルギーの振動率が高すぎて、物質的な肉体を維持することができないため、物理的な次元に入ることができない。彼らが姿を現すときは「透明ガラスの外殻のように見える」。

<スチュワートの話>
・その生命体は、爬虫類で、モントークで見た時には、「物理的な現実を出たり入ったりしているようだった」と述べている。彼の著書『青い血、真実の血』によると、多様な地球外生命体の集団がこの惑星にやって来て、さまざまな種族の種を植えつけたのだという。アトランティスを支配したのは白人(=コーカサス人)のアトラン人で、これは「ライア」ないし「ライラ」、すなわち琴座からやって来た種族だ。一方、爬虫類種属は、太平洋のムー(レムリア)を拠点として、本来のライラ人は、その言葉から考えるような物理的な存在ではなかったのだ。この次元に囚われてしまい、振動が高密度化したのである。レプティリアンは、スチュワートが、「透明人」と呼ぶ者によって作られた。

・「透明人」は、エネルギーの「振動率が高すぎて物理的な肉体を維持できないで、完全には物理的な次元に入ることができない」、だから姿を現すときは、「透明なガラスの外殻のように見えてしまうのである。

・初めのレプティリアンは「境界物質」で、こちら側で機能するための物理的な形態を必要とした。そこでレプティリアンとライラ人の遺伝子を混ぜることにした。レプティリアンが金髪碧眼の人間に固執するのはこのためで、彼らが、この現実で活動するためには、このタイプの人間遺伝子が必要なのである。

<2012年>
・宇宙のサイクルー「意識にある共同創造」という無限の能力が発達してくる。

・注目すべきテーマは、ほかにもある。2012年を気にする人が次第に増えてきていることだ。問題の日が近付けば、もっとヒステリー状態になるだろう。

<エメラルドタブレット>
・彼らは、レプティリアン混血種であり、人間の外観を持ち、さまざまな経歴を持って現れることで、人類を欺いてきた。彼らは、人間ではないし、そんな経歴を持っていない。すべて同じレプティリアン種族だ。エメラルドタブレットは、レプティリアンが「影の王国から」やって来て、「人間」を破滅に追いやり支配者の地位におさまったと記している。

・要するに、次元と次元の間の「裂け目」ないし中立地帯である。レプティリアンは、人間の視覚を超えた振動の欠片のようなこの領域から混血種ネフィリムの血統に「取り憑き」、彼らを通じて私達の視覚を操作しているのだ。

<世界中でお馴染みのテーマ・・・・>
・エジプト人によれば監視者は「天の舟」に乗ってやって来たという。世界中の古代文明では、ある種の飛行装置でやって来た「神々」が文明を築き、先進的な技術をもたらしたというテーマが繰り返し登場する。インダス文明では空飛ぶ乗り物のことを「ヴィマナ」と呼んでいる。

・古代インドの文書ではこの「空飛ぶ船」に使われていた反重力技術の記述がある。中国人がチベットで発見したサンスクリット語の文書だったのだが、あまりのことにチャンディーガル大学に送って翻訳してもらったところ、同大学のルース・レイナ博士によれば、なんと恒星間宇宙船が建造できるほどの知識が含まれていることが分かった。しかもこの文書は数千年も前のものだ。博士が明らかにしたことには、このタイプの船は「アストラ」と呼ばれており、どの惑星へも飛んで行けるという。船は月まで飛んで行ったという記述もあるということだ。

・レプティリアン(爬虫類人)は竜座を拠点とし、この地球上で私達が、到達しているのと同じような征服行為によって銀河系全体に拡大し始めた、とスチュワートは述べている。ただし強調しておきたいのは、この惑星から来た、あの惑星から来たという主張は、必ずしもこの<次元>や<現実>で私達が、知っている惑星や星座のことを意味しているわけではない。惑星や星々は数多くの現実があるので、たとえ、この周波数帯では死んだように見えていても人間の視覚を超えた別の周波数では生命に満ち溢れている、ということもありうるのだ。スチュワートは、レプティリアンは征服に際してシリウスの種族の援助を受けたと言っている。

・地球外/多次元からの地球来訪者は数多く存在しているようで、友好的な種族もあれば、悪意に満ちた野望を抱いている種族もあるだろう。レプティリアンもそしてそのシリウスからやって来た一団もそうだった。ほかにもオリオン座からやって来た黒い大きな瞳を持つ「グレイ」種族、地球から40光年まで離れたところにあるレチクル座のゼータ連星からやって来た別のグレイ種族、アンドロメダ星雲からやって来た一団、牡牛座の昴、プレアデス星団から来た一団。

・一見すると別の種族も存在しており、なかでも最も邪悪なのはドラコニアン、レプティリアンだそうだ。スチュアートによると、彼らは、両性具有者で、それゆえに自分たちは優れた存在であり、他のものよりも「神に近い」と信じるようにプログラムされているのだ。

<共通の神話>
・ミネソタ州の丘陵地域などでは、身長が2メートル半から3メートル半もある巨人の骨が見つかっている。ネバ他州ラブロック近くの洞からは赤毛の巨人のミイラが多数見つかっていて、なかには身長2メートル以上のものも何体かあった。デラウェア・インディアンには、かってミシシッピ川以東には巨人族がいくつもの巨大都市をつくっていたという話が伝わっているし、同様の巨人の話は、世界中いたるところに古代の伝説・伝承として残っている。

・古代のネフィリムと「現代の」世界をコントロールしている家系は同じ遺伝子(コンピュータープログラム)を持った種族なのだから、大半の言い伝えでは、巨人たちは他の人々に対して、友好的ではなく、むしろ敵意すら抱いていた。また、奇妙な飛行装置と結びつけて語られることも多く、これは現代のUFO談話にもでてくる「空飛ぶ円盤」に非常によく似ている。



『やはりキリストは宇宙人だった』 
(レイモンド・ドレイク) (大陸書房) 1977/8



<人類の進化にも諸説あるようだ!?>
・オリエントに発した最初の神秘学説の説くところでは、地球上第一番目の人類は、太陽から来た両性具有者であり、その次は、木星から来た愚鈍な化け物みたいなもの。3番目は、レムリア人であり、金星と火星から飛んできた両性具有の堕天使たちで、これが1000年間地球に住んだ結果として、男性部分と女性部分がそれぞれ分かれた存在になってしまった。4番目の人類は、月と土星からやって来たアトランチス人であり、5番目の私たちの先祖なるものは、水星から来たものであるという。

・ナバホ・インディアンもヒンドゥー人もアイルランド人も、その他古来の人類の大部は昔の四つの時代を信じ、その古いものが天災かなにかで滅びては、そのつど、次期の人類が長い苦しい努力によって、新しい文明を築き上げてきたのだと信じていた。



『日本猟奇史』   大正・昭和編
富岡直方   国書刊行会    2008/7



<24歳で女が男になった変性体>
・{大正10年(1921)7月} 女性から男性への変転、これはたしかに異常な感激であり、その体験の心理たるや、けだしうかがい知ることのできぬものであるに違いない。つぎに採録したものは、その微妙な体験心理の片鱗を示したものと信ずる。
 江戸時代にも、男から女に変わった例はある。しかし、それは自然化であったが、近代のは医術化である。そこに、時代の流れの変遷が見られる。

・「徳島市○○町○○ゆきの私生児かめを(27)が、24歳のとき、徳島市三宅病院の手術を受けて男となり、今年亀雄と改名して、徴兵検査を受けたことは既報したが、その結果は丁種の不合格で兵役には全然関係のない身となった。彼は24年間の女性生活について、こう語っている。

 私は、尋常2年生を中途で退学しまして、子守や下女奉公ばかりしておりましたが、19の年に女として人並みの身体でないことを覚り、つらつら世の中が嫌になりました。それでもまだ女であると信じていましたけれど、24の年に医者に診てもらいまして男であると聞かされたときは、ホントに天にも昇る心地がしまして、さっそく銀杏髷に結っていた緑の髪を切り捨てました。裁縫から炊事まで女ひととおりのことはできるけれども、悲しいことは読み書きのほうがさっぱり駄目ですから、いつも字引を懐ろにして、わからない文字を覚えるようにしています。ま
だ綴り方まではできません。
 身体のこなしも、言葉遣いもまだ女に近いが、いまでは立派な細君ができていて、近く徳島の本町でフライビンズの製造販売を始めるとのことである」――(大阪毎日新聞)

<大阪に起こった不思議な幽霊写真の怪事件>
・[大正10年{1921}7月] 幽霊が写真に撮ったという奇怪な事件は明治時代篇(63)にも記したが、今回のはさすがに時代の進化で、新聞記者もこれをそのまま事実として受け入れることができず、それに科学的解説を付して、幽霊の出現を否定し、見出しも「珍談――幽霊写真」としている。もっともな見解である。

・しかし、その記事を読んでいくうちに、そこになにかしら否まれぬ奇異の存在があるように思われる。ことに科学文明の進んでいる欧州において、幽霊写真の事実が肯定され、それが研究されている事実を考えるとき、また前記明治時代篇に載せた事実を想起すると、あながち否定することもできぬように思われる。要は読者の判断に任すとして、ここにその全文を掲げて見ることとした。こうした記事の取り扱いについては、そこに時代の流れを知ることができようか。

<男女両性を完全にそなえた半陰陽の奇少年>
・{昭和6年{1931}11月} 17日午後2時、東京高田警察署では、市外高田町雑司が谷の聖労院に志賀警察医を派遣して、同院に収容されている者の病患者を検診したが、そのさい、脚気患者松本茂(仮名)17歳という少年が、はからずも男女両性を完全にそなえているということが発見された。
 その結果、警察側としては、医学上の問題よりも、取り締まり上の関係から、この両性をそなえている松本を、従来どおり同院の男子部に収容することはできず、といって女子部へ回すのも変だとあって、聖労院とも協議の結果、17日夜からは同院内の「慰めの家」に収容することとなった。

・この松本少年いな少女(?)は、去る9月23日、浅草公園のルンペンの仲間にいたのを、同僚40名とともに象潟署から聖労院へ回してきたものであったが、ザンギリ頭に、黒い顔、太い眉、どうみても男であった。
 父は、以前火の番をやっていたが、いまは消息不明で、母は浅草の某家で厄介になっている。戸籍面は「松本茂子」となっていて、神田に生まれたが、小学校は浅草の千東小学校に通い、可憐な一女生徒として5年を終了した。

・それが、学校を出るころから、肉体に変調を来たし、男性的な力強い衝動がムラムラと頭をもたげてくるのを感じるようになり、それから男子の生活をはじめた。
 べらんめえ口調で、浅草界隈の不良少年などを捉まえてケンカをしたり、女の子を泣かせて喜んだするようになった。そのうち公園のルンペンの群れに投じたものであった。

・少年「松本茂子」を診察した高田警察署の医師は、「松本は完全な両性をそなえ、医学上半陰陽といっている。軽度のものは従来も見たことはあるが、こんな完全なのははじめてで、医学上有力な参考資料です。両方とも10歳ぐらいの発達の程度である。本人の意志は完全に男性であるが、皮膚などは女性です」と語っていたという。――(東京日日新聞)

<尾のある人間が三人、徴兵検査に現われる>
・{大正3年{1914}7月} 明治22年(1889)6月21日の「時事新報」に「生まれながら尾あり」と題する、つぎのような記事が載せられている。
「南アフリカ、ナイアムス地方にナイアムスと称する種族ありて、その種類は人類ながらも猿の如き尾ありとは、該地方を跋渉して帰りたる欧州人のしばしば報ずるところなれども、人々みな尾あり、尾あるをもって一種族をなすというが如きは、いまだこれをもって信をおくもの少なし。しかし、生まれながらにして尾ある人は、古来、その例少なからず。」

・また、ある探検隊が、未開の地で現地人に襲撃されたとき、そのなかの1人を捕えたら、その人には尾があったという記事を見たことがあることから考えて、人間にもたまたま尾のある者がいるということだけでは否めない事実であるらしい。

 しかし、右はいずれも外国の話であるが、ここに、わが国にも、尾のある人のあることが発見された。まことに稀有の奇怪事である。

・江戸時代の随筆に、ある人間に急に尾が生えて、犬のような真似をするようになったという話が載せられているが、それは充分な信をおきえないにしても、つぎに掲げた記事は、徴兵検査官が発見したという大新聞の記事であるから、充分信じえられる記録であろう。

・「和歌山県における徴兵検査は、4日(7月)をもって終了したるが、県下における徴兵体格検査のさい、有田郡出身者にして臀部に長さ一寸余の尾(?)の如きものある人物3人まで発見され、当該徴兵官は、全国にいまだ類例なき珍事実なりとて驚きおれり。そのほかに奇病者として、尿道破裂のため女子の局部の如く変形せるもの1人ありたり。ちなみに、県下の徴兵成績は昨年に比し不良にして、和歌山市の如きは最も劣れり。また徴兵忌避者は、紀の川沿岸伊都、那賀両郡の資産家の子弟に多かりしと」――(大阪毎日新聞)



『天国の真実』
マシューが教えてくれる天国の生活
スザン・ワード  ナチュラル・スピリット   2006/10/10



<ニルヴァーナ(涅槃・天国)評議会>
<ニルヴァーナ評議会は、天国の統治体>
・(マシュー)最も尊敬される賢明な魂だけが評議員として検討される。彼らの経歴はさまざまだが、専門や学術的知識よりも知恵がその地位に就くのに最も大切な基準となる。たいていの場合、評議員たちは地球に何度も転生しているが、必ずしも地球での経験に留まるわけではない。

・評議員は男女、そして両性具有の魂の代表だ。

・グレート・マスターは、住人でもなければ、体も持たない。彼らの強力なエネルギーは、この太陽系一体から、リラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊急に関連する星系に瞬間的に移動できるんだ。

・たとえば、地球での大量死など、評議会が注目すべき大きな動きがあるときは定期会合はない。

・ここでは、もし指導者と住人の間に何かトラブルがあったとしても、本当に統治するのは大衆の意思であって、指導者の意思ではない。それは共和制の土台に則り、選出やリコールが即座にできるんだ。評議員は自信をもって投票する広範な人たちによって選出され、同じようにリコールも起こりうる。

・評議会は、この領域にあるいは地球の愛する魂たちに影響を及ぼすすべての事柄を管轄している。

・評議員の服装は白いローブに金色の紐帯だよ。服装だけを見れば、ここにいる普通の住人と変わりない。

<未知の宇宙で絶え間なく続いている戦い>
・地球を例外として、僕らに影響を及ぼすすべての領域の統治体とやりとりし合うんだ。地球に関しては、評議会は天使界や霊界の地球外生命体、そしてこの宇宙規模的な大変化の時期にライトワーカー(光の使者)として、地球を援助している人たちや、人間界の上にある文明とやりとりしている。

<ニルヴァーナ(天国)、そこは地上の生活と驚くほど、似通ったところが多くあるようです。>
・他巻にはマシューやその他多くの地球外惑星の存在たちからのメッセージをまとめてあります。

・それまでのジャーナリズムの仕事をしていたことが、マシューやその他の高次の存在らとの交信を活字にして出版するという今世の使命への準備だったことを知る。

・私が話している相手は、息子としてのマシューだけでなく、彼の累積した魂の集合体である「累魂」であると知ったときは驚きました。

・なぜなら、私が交信しているのは、それがマシュー人格であれ、彼の累魂であれ、マシューだけなのですから。

<ニルヴァーナ(涅槃)>
・(スザン)ニルヴァーナって地球から見ると、どこにあるの?

(マシュー)普通、地球と月ほどは離れてはいないんだけど、ここは静止した領域ではないから、相対的な位置はまちまちだね。ニルヴァーナと同じような肉体のない魂たちの他のすべての安息の地も静止していない。

・(スザン)ニルヴァーナ(天国)ってどのくらいの大きさなの?

(マシュー)さあ、何といったらいいかな、やさしい母親のイメージだよ。大きさはそう金星ほどかな。

・密度が濃くてエネルギーが不純であるほど、そのレベルで機能している魂たちはよりいっそう悪に縛られている。この多層構造宇宙の最下層は不純な場所であり、創造主に一番近い最上層は、光が最も多い天使界なんだ。

・普通は、ハトン銀河連合星の隊員がその両方を占める。その艦隊の一部がプレアデス星系に基地を置き、宇宙の中で、ここや同様の他の領域の(天国の)膜の見張り役の任務に就いている。

・そして、(天国の)膜が保護機能を完璧に保てるようにメンテナンスもしているんだよ。その艦隊は、この領域の保護が特務というわけではないけれど、ここ数年間は彼らがこのあたりでよく活動していて、主な見張り役であるように、彼らもシフト制でやっている。彼らがこの任務に就く前は、普段はシリウスからの大きな一機の宇宙船が近くにいて、頻繁に立ち寄って、監視していた。

<修理隊員のひとたちは体を持っているの?>
・普通は第4密度の体で来るけれど別にそうではなくてもいいんだ。いったんここに来れば、彼らの顔とか体を現すこともできる。



『天国の真実』
マシューブック1 マシューが教えてくれる天国の生活
スザン・ワード   ナチュラル・スピリット



<パートナーシップ>
(スザン)同性愛のパートナーは、両者が望めばニルヴァーナ(涅槃・天国)でもそのつながりを継続できるの?

(マシュー)そうだよ。同性愛というのは地球ではよく理解されていない。言ってみれば、同性愛は体や物理的側面というよりも、霊の進化の一段階であって、他の身体的あるいは霊的発達段階と比べてとがめられるものでも崇められるものではない。

・それに僕たちは一回きりの人格でなく、類魂だということを忘れてはならない。どの類魂もおそらく肉体、あるいは肉体なしで男性、女性、そして、両性具有の存在として何千回も転生している。

・もし直前の過去世の地球の人生で同性愛者だったら、ここにも同じ状態でやってくる。ここでは体が性的行為をする造りにはなっていないから、同性愛の精神的な側面だけがついてくる。

・地球で猛烈に同性愛を糾弾している人たちというのは、直前の過去世で同性愛者の人格を経験した魂たちなんだ。

(スザン)同性愛は今、地球の歴史上、かってないほど増えているのかしら?
(マシュー)いや、でも有史以来、今はずいぶん人口が増えているから、割合は同じでも数にすれば、増えていることになるね。歴史上、様々な分野で尊敬されている著名なマスターたちは多くが同性愛者だ。



『カシオペアのΨ(プサイ)』
C・I・ドフォントネー   図書刊行会  1990/5/14



<衛星群>
<タシュル>
・最後のネムセードとスター人類の生存者たちを乗せたアバールは、いったん大気圏外に出ると計り知れない速度で上昇していった。ラムズュエルは上昇に上昇を続け、さながら、天頂に狙いを定めた弾丸のようにスター星から遠ざかっていく。ほどなく、彼らはスター星から遥かに離れた地点に到達していた。

・巧みに着陸したその丘を下りた彼らは、平原に出た。植物は、スターのそれに比べてやや小型のように思われた。草原や、葉群におおわれた森の色調は、おしなべて白みがかっており、より正確に言えば、スター星で見られる、雨氷にまぶされた草原風景のように、灰色から白色の段階に分かれていた。しかし、この灰をまぶされたような白い自然の中で、果実や花々だけは、赤や黄や青の鮮やかな描点をきらめかせていたのだった。
 また、内憂外患よりもスター人たちを驚嘆させたのは、花々の色に似た色彩をまとった鳥類の多さだった。

・スター人たちにとっては、この星の鳥の数は驚嘆すべきものであったにしても、他の動物類についてはかなり少ないように思われた。動物は、時おり、あちこちにごく僅か見かけられるだけだったからである。

・この旅人の一団は、アバールを安全な場所に移すと、この星に人間が棲息しているかどうかを調査するため、注意深く前進した。彼らの調査行は長く続かなかった。数時間後、彼らは、遠方の湖の近くに建設された町の建物を望んでいた。

・彼らの身体は明らかにタシュル人とは違っていたため、その冒険譚は容易にタシュル人たちに信用された。もともと善良で親切なタシュル人は彼らに援助の手をのばし、ほとんど誰も住んでいない肥沃な大陸を一つ分け与えた。

・そこで、彼らが交際を結んでいるタシュル人の間に女性は存在せず、むしろタシュル人が自身で二つの性を持つ、つまり両性具有人であることを知ったときの驚きは大きかった。男性および女性特有の器官を備えたタシュル人には、種族保存のための別の個人に接近していく必要性はありようもなかった。各々は自分の能力だけで、子孫を生み出すことができたのである。

・彼らの衣装はすべて、肩からゆったりと被る寛衣(トーガ)であった。総じて大柄で堂々とした体格のタシュル人は、贅沢というものを知らず、社会全体にわたって完全な平等を実践していた。

・タシュルにおいて出会う多くの鳥類は、そのほとんどが雌雄同体となっている。なお、哺乳類も、大部分が雌雄同体であるが、その数は鳥類に比べて遥かに少ない。

<レシュール>
<神人のような彼らレシュール人の風俗>
・この香気に充ちた大気圏、つまりレシュールの表面を覆う大気は、スターやタシュルのように空に青味を与える代わりに、その深い透明な空を黄金色に彩っている。しかも済んだ空は、ごく稀に白銀色の雲によって曇らされるだけである。生気に充ちたこの大空の下に広がっているのは、植物の永遠の緑に飾られた大地である。

・タシュルを鳥の国とすれば、レシュールはスター人の目には花の国であり、なによりもまず、甘い香りにあふれた魅惑の国であった。黄金色の空を透過してくるため、四個の太陽の輝きはいっそうまばゆく強烈だった。

・この素晴らしい地では生命と思考は各個人の中で美化され、それぞれに神の様な形姿が与えていた。それは、ほとんどこの世のものと思われない天使族を見る心地がした。青味がかった薔薇色の肌は、美しく表情に富んでいる。

・スター人たちの歓喜は絶頂に達していた。彼らは市中に案内され、住人達の不思議な生活のありさまを知る機会を得た。なかでも最も不思議なのは、彼らの身体器官である。彼らの身体構造は、両性間のあの忌わしい結合を不可能にしている生殖や、それに伴う肉体的欲望は、そのため一種の精神感応のような手段をとる。抱擁や愛の行為そのものの中で双方の生命力が精神的にいわば放電しあう。そして彼らは、スター人と同じようにして身ごもり、子を生むのである。

<エリエール(透明の星)>
・光を透過させる点については、この星の物体は宇宙空間それ自体か、最も流動性の高いエーテルに匹敵する。そのため実際は天底点に位置している星々でさえ、スター人の眼には、エリエール本体を通して、しかも中間には何物も存在しないかのように明瞭に見えるのだった。

・エリエールに降り立った当初、スター人たちは、この星に存在する物や生起していることを一目で見て取ることはできなかった。一見した限りでは、輪郭のはっきりしない様々な物象が重なり合って見えるだけだからであった。

・ここでは植物も鉱物も大洋も大気の熱気も完全な透明さを持っている。人類と高等な動物だけが、身体に半透明の乳白色を帯びており、わずかにその輪郭を認めることができる。
 全身にオパール(蛋白石)のような光沢のあるエリエール人は、背が高く動作は敏捷、そして身体はよく均整がとれている。やや小柄な女性は、優美な姿をし、男性に比べてこころもち肌の透明度が良い。この愛らしい女たちは、エリエールの透明な地上で楽しげに遊び戯れているため、スター人は、空気の中を揺らめき舞う妖精と思い込んでいたほどである。

<アバール(エーテル航行機)>
・その二台の機械はアバールだったのである。この巨大な機械は卵型をしており、外皮は二重に金属板で覆われて、所々に小さなガラス窓が開いているが、その窓も金属の覆いが降りる仕掛けとなっている。全体を覆うこの金属板の表面にラムズエルの発見に基礎を置いた物理作用が働きアバールは作動するのである。この金属板は動力を統制御して、物体を空中に浮揚させ、また引力に応じて如何なる方向にも運動させることができるのである。

<レシュール>
・この星の美しさに魅せられたスター人たちは、レシュール人たちに植民地建設の許可を求め、受け入れられた。5百人のスター人から成る分遣隊がレシュールを出発し、やがてスター星系三番惑星・リュダールに着陸した。



『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』
スチュアート・A・スワードロー   徳間書店  2010/6/18



<リゲル  米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダー>
・この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている。

・こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている。

・彼らは、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である。

・軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている。

<シリウスA   イスラエル政府と契約の宇宙の商人>
・背の高い細身のシリウスA人は、青と白の長いローブを着ている。両腕を横にまっすぐ広げると、身体全体でアンク(エジプト十字架)の形になる。これが彼らのシンボルである。宇宙の商人であり、技術と情報を売買して、排他的な取り引きルートと特別な優遇を得ている。彼ら自身に向けて使用される恐れのある技術は絶対に提供しない。彼らは、オハル星人に創作されたが、本来の目的を見失っている。

<シリウスB  老子、孔子、釈迦に叡智を与えた銀河の「哲学者」>
・ジャングルか湿地のような惑星の洞窟状空洞や地下で隠遁生活を送っていることが多い。寿命は極めて長い。大半は、家族形態とは無縁である。

<くじら座タウ グレイ種を目の敵にし、ソ連と協定を結んだ>
・この人間のような生物は、グレイ種を目の敵にしている。宇宙のどこであろうとグレイを発見したら叩きのめすと誓っている。

・地球までグレイを追って来た彼らは、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得た。

・最近になって、ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられている。

<ビーガン   シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ>
・このグレイ種は、シリウスA人の遺伝子から作られている。シリウス人の船の標準的な乗組員である。主人のために労役、実験、雑用を行う。ゼータ・レティクリ1と2のグレイは、前向きにビーガンの指揮に従い、人間の誘拐や鉱物のサンプル収集などの特定の任務を行う。

<ゼータ・レティクリ1 地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ>
・このグレイのエイリアンは、リゲル人が地球の人間を監視するために作った。人間とリゲル人の混合物である。人間の胎児と同じように四本の指と割れたひづめを持つ。ホルモン液と遺伝子実験のために人間を誘拐することで有名である。

・遺伝子的・ホルモン的な欠乏症のため、彼らは、急激に死滅している。他者を誘拐することで、自らの種を救う交配種の原型を作ろうとしている。

<ゼータ・レティクリ2  遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕>
・このグレイは、遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバーである。完全にマインド・コントロールされており、中央情報(コンピュータ)に接続されている。集団精神で一体となって動く。彼らは、無心になってゼータ・レティクリ1を手伝う。誘拐現場でよく目撃されるが、子供のように純真に行動する。

<アンタレス  トルコ人、ギリシャ人、スペイン人のDNAに>
・極めて知識が高く攻撃的である。

・彼らの社会の最深部まで入り込むことができた者は、ほとんどいない。

・女がいるところが観測されたことはなく、彼らは、同性愛者で、生殖目的でのみ女を使用すると考えられている。ただ、実は、ある母系集団が彼らの背後で権力を握っているとも考えられている。



『異形再生』  付『絶滅動物図録』
エリック・ハズペス    原書房   2014/5/25



<山羊少年  1878年>
・ブラック博士は、ある見世物小屋を訪れていたことがきっかけで、仕事を変え、大きな目標に向かって進むことになった。見世物小屋の名称は分かっていないが、見世物小屋の呼び物は、大男や曲芸、その他の「驚異的なもの」、解剖博物館などだった。解剖博物館には、珍しい医療器具や生物標本が展示されていた。

・「珍品陳列室」と同じく、珍しい物を集めた解剖博物館は数百年前から人気があった。昔の解剖博物館のコレクションの中には、現在も公開されているものもある。ブラック博士が訪れた見世物小屋の解剖博物館は、ショーを行っていた。そのショーを観た後、天才と謳われていたブラック博士が、どんな科学者も行ったことがないような、世にも奇怪な研究に邁進することになった。

・奇形を持つ人が出演するショーは何度も観ているが、そういうショーは非文明的で、非人間的で、倫理観が欠如している。出演者はしばしば笑い者になり、屈辱を受ける。彼らは僕の患者になることもある。よい生活をしたい、それが無理でもせめて人間らしい生活を送りたい、と願って僕たちの研究室へやって来るのだ。

・ショーには奇形を持つ人びとが出演していた。その中には珍しい奇形を持つ人も何人かいた。頭蓋骨が結合した結合双生児の骨格標本、瓶に入った奇形の豚の胎児の標本、南太平洋の人魚(猿と鱒を縫い合わせたもの)なども登場した。これらの標本の奇形は、科学者や医者には見慣れたものだった。しかし、「山羊少年」の奇形は極めて珍しかった。山羊少年の膝の部分は、通常とは違う方向に曲がっており、脚全体が毛で覆われていた。頭蓋骨のてっぺんには、骨かカルシウムの塊と思われる突起があった。それは小さな角のように見えた。山羊少年は、アルコールを満たした大きなガラス瓶に入っていた。

・ブラック博士は、伝説の動物の遺伝子を持つ人びとが存在すると考えていたが、山羊少年を調べれば、その説を立証できると思った。ブラック博士は見つける必要のない答えを見つけようとしている、と言う者もいたが、博士は気にしていなかった。博士は、山羊少年を研究すれば、奇形を持つ人を救う方法も見つかるのではないかと思った。その方法を見つけることが博士の究極の目的だった。ショーを観た後、博士は一般的な手術は行わなくなった。



『宇宙連合の飛来』
 喜多要光  大陸書房  昭和50年



<地球文明と宇宙人>
<シリウス星人の地球入学>
・地球独特の生物の進化がすすんでいる頃、神の子と呼ばれる霊魂の大群が地球に移住して来て、ある形の肉体に宿った物が人類である。人間が他の哺乳動物と根本的に違うのは、そのためである。類人達の一種が大気圏外からやって来た霊に利用されて、人間の原形となったことは、間違いない。

・人間はシリウス太陽系から集中された念波により、修養のため、苦しむ囚人として地球に送られて来た。人間の精神は神によって創られた聖なるものであるけれども、その肉体の重さという物理的な制約をうける。

・神の子達は、類人猿を妻としたのだ。そして、その子孫が洪水前の人類、すなわち先史原始人である。だからこそ、その肉体的な特徴は類人猿的、精神的な特徴はシリウス太陽系内の遊星から来た移住人達と同様なものとなったのだ。

・そして、シリウス星人は、思念を通じて物を創造する力を持っていたので、肉体を自分たちの思う通りに少しずつ変化させていき、長い年月の間に獣的な面が多くなって数々の怪物を作りだした。

・ギリシア神話に出てくる蛇の髪を持つゴルゴン、半獣(ライオン)半鳥(ワシ)のグリフィン、半人半鳥のケンタウルス、蝶の羽根を持つ人間といってもほとんど獣と異なるところがなくなってしまった。この忌まわしいものを一掃するため、地球上に大変災を送る計画がたてられ、ついに大洪水が彼らに襲いかかり、純粋な肉体を持つものだけが、残されたのであった。

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)
「ヒジュラー(ヒンディー語:हिजड़ा Hijḍā [hidʒɽa:])とは、インド、パキスタン、バングラデシュなど南アジアにおける、男性でも女性でもない第三の性(英語版)(性別)である。ヒジュラ、ヒジュダとも呼ばれ、ヒンディー語・ウルドゥー語で「半陰陽、両性具有者」を意味する。

ヒジュラーは通常女装しており、女性のように振舞っているが、肉体的には男性、もしくは半陰陽のいずれかであることが大部分である。宦官として言及されることもあるが、男性が去勢している例は必ずしも多くない。

歴史的には、古くはヴェーダにも登場し、ヒンドゥー教の歴史にもイスラームの宮廷にも認められる。その総数はインドだけでも5万人とも500万人とも言われるが、実数は不明である。

アウトカーストな存在であり、聖者としてヒンドゥー教の寺院で宗教的な儀礼に携わったり、一般人の家庭での新生児の誕生の祝福のために招かれたりする一方、カルカッタ(コルカタ)やニューデリーなどの大都会では、男娼として売春を生活の糧にし、不浄のものと軽蔑されている例もある。



『古代核戦争の謎』
超古代文明滅亡の秘密と謎の遺物オーパーツの正体に迫る!!
南山宏  学研     2009/10/7



<『マハーバーラタ』>
・物語の部分は、同じバーラタ王族に属しながら、クル族とパンダヴァ族の2支族が些細な不和対立をきっかけに、やはりヴィマーナと現代兵器を思わせる数々の超絶的な兵器を持ちだして、18日間の酸鼻をきわめた大戦争を繰り広げた結果、ようやくパンダヴァ族の勝利に帰するまでのてんまつが骨子となっている。

<ムー王朝直系が治めた国>
・――今から7万年前、その“母なる地”から一団のムー人が西へ向かい、まずビルマ(現ミャンマー)に移住した。彼らは母国の宗教と科学の伝道を目的とする“ナーカル(聖なる同胞”と呼ばれる賢者たちで、“ナーガ族”の名で知られるようになった。
 彼らはさらに西進して、インド東部の現ナーガランド地方に腰を落ちつけると、インド半島全土に“母なる地”の文明を広め、やがて約3万5000年前、首都をアヨージャに定めて、インド最初の国家“ナーガ帝国”を建設した。その初代の王の名は「ラーマ」といった。
 ナーガ帝国は、ムー大陸が約1万2000年前に大災厄で海中に消えてからも、“母なる地”の文化遺産の正当な継承者として数千年間栄華を誇ったが、やがて野蛮なアーリア人の侵入を受け、インダス文明の最後の輝きとして滅び去った。
 だが、アーリア人はナーガ族を残虐に抹殺する代わりに、まず巧みにその高い文化と思想を吸収して自分たちのものとしながら、徐々に駆逐していった。

・しかし、チャーチワードが「ラーマ王が、“太陽の子”と呼ばれるのは、“太陽の帝国”ムー植民地を治めるムー王朝直系の子孫という意味だ」としたことは、『ラーマーヤナ』の中で、人類の祖マヌが“太陽王朝”最初の王であり、そのマヌが建設したアヨージョの都にラーマ王が住んでいたとあることと、うまく符節が合う。
 チャーチワードが主張したナーガ帝国は、やはり“太古ラーマ文明”のことだったのだろうか?

<ラーマ帝国に築かれた7大都市>
・今から7万8000年前、太平洋の中央部を東西に幅広く横たわっていた巨大なレムリア大陸上に、人類初の文明が勃興し、およそ5万2000年にわたって隆盛を続けた。
 レムリアというのは今日の地質学上の名称(キツネザルの分布範囲を示す)で、本当の名はムークリアまたはムーといった。
 この“ムークリア文明”は、長い年月のうちに精神と物質のバランスがよくとれた非常に成熟した文明となった。

<最古の聖典にも登場する飛行車>
・太古ラーマ文明が高度の科学技術文明だったとすれば、“ヴィマーナ”(飛行車、空中船、空飛ぶ装置)はまさにそのシンボル的存在といえる。

・それによると“飛行車”の描写は、最古の聖典『リグ・ヴェ−ダ』に早くも登場する。ただし、ここではヴィマーナではなく“ラタ(山車)”という言葉だが、車は車でもその具体的説明を見れば“空飛ぶ装置”であることは明らかだ。

<時速300キロを超える巡航速度>
・『ラーマーヤナ』になると、ラタとヴィマーナの両方が、“飛行車”の意味で使われるようになる。

・『マハーバーラタ』では、カンジラル博士によれば、ヴィマーナに関する言及が41か所もある。

<存在したヴィマーナの科学理論書>
・しかし、ヴィマーナの実在性を、ひいては太古ラーマ文明そのものが存在したことを裏づける最も有力な古伝書は、『ヴィマーニカ、シャストラ(飛行車経典)』をおいてほかにはない。

<最新の設備と武器を備えた機体>
・「飛行術の専門家によれば、空中を国から国へ、島から島へ、世界から世界へ飛行して移動できる機械を、ヴィマーナという」

<科学の教科書のような動力源の記述>
・「これらの力を生み出す発動機は導線、ばね、回転輪を使ってヴィマーナの機内に設置される」
 意味不明な言葉が多いが、ヴィマーナの基本的な推進原理は電磁気と化学反応作用の組み合わせと思われる。

・だが、私たちが忘れてはならないのは、同書の著者や注解者たちも、太古の高度科学技術を十分に理解したうえで書いたわけではないという点だ。
『ヴィマ・シャス』の末尾近くには、紀元前10世紀より昔(紀元前30世紀より以前という説すらある)に生きた著者マハリシ・バラヴァージャのこんな言葉が記されている。
「(本書の内容は)私が古代の著作物を参照しつつ、貧しい能力をふりしぼって叙述したものである」
 この本は、彼らにとってもすでに太古に属していた時代の科学技術情報を、彼ら自身の時代と社会の制約の中で、精一杯正確に伝えようと努力した結果なのである。

<さまざまなタイプのヴィマーナ>
・『ヴィマ・シャス』の最後の5分の1は、ヴィマーナの分類に関する章だ。
 この章の冒頭では、ずっと太古の神々の時代には“マントラの原理”“タントラの原理”で飛ぶヴィマーナが存在したが、現代(『ヴィマ・シャス』と同時代)では、“人間の造ったヴィマーナ”が飛ぶようになったと記されている。
 マントラ型のヴィマーナはプシュパカ種ほか25種類、タントラ型のヴィマーナはビラーヴァナ、ルクマ、スンダラ、トリプラの4タイプだと述べている。

<現代でも通用する豊富な科学知識>
・だが、天文書『スーリヤ・シッダンタ』は、地球が丸くて自転していることを、中心に棒を貫通させた木製のボールで表現した。同書の天文学では、地球の直径が1万2615キロ、地球と月の距離が40万7077キロと計算されているが、この数字がどれだけ正確か、ためしに東京天文台編『理科年表』でも見ていただきたい。また、同種の文献『ゴラージャーヤ』では、物体を引っぱる重力の存在が明快に記され、『シッダンタ・シロマニ』には、地球が太陽の周囲を回る公転についてはっきりと述べられている。

<残された大量殺戮兵器の記録>
・悲しいことだが、戦争がテクノロジーの進歩を後押しするという真理は、どうやら太古でも現代でも変わらないらしい。『マハーバーラタ』全18編のうち少なくとも6編以上で、戦いやそこで使用されるさまざまな武器兵器の描写が出てくるからだ。

・強力な致死性兵器のひとつは“イシカ”である。
 この兵器の放散する白い塵を浴びると、兵士はたちどころに視覚も聴覚も嗅覚も奪われ、全身が火ぶくれ状態になってばたばた倒れていく。一種の放射線兵器か毒ガス兵器、あるいは細菌兵器を連想させる。

<空中都市が建設されていた!>
・『マハーバーラタ』の戦いは、人間界のクル族とパンダヴァ族の抗争に神界のディーヴァ(善神)族とアスラ(魔神)族がからむというのが基本的な構図だが、実際には、ヴェーダ神話とヒンドゥー教神話からなるインド神話の複雑な系譜を反映して、入り組んだ話が多い。
「サブハーパルヴァン」編では、おそらくまだ平和共存していた時代、魔神族の“設計技師長”マヤがパンダルヴァ族の最長老ユディスティラのために、“サブハー(空中宮殿)”を建設してやるくだりがある。マヤは“神々の設計技師”工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナの設計者ともされている。
 完成したサブハーは金銀その他の金属で造られ、8000人も収容でき、空を自由に移動できる美しい巨大な乗り物だった。喜んだ王が伝承学者の賢者ナラダに自慢すると、ナラダはインドラ、ヤーマ、ヴァルナ、クヴェーラ、ブラフマーの各神もすでに、それぞれすばらしいサブハーを持っていると諫める。

・インドラのサブハーは全長1200キロもあり、白銀に美しく輝く金属製で、永遠に宙に浮かび、自由に移動でき、内部には家々や草木があふれ、豊かな生活を送れるように何でもそろっていた。出入り口はヴィマーナがゆうゆう出入りできる広さがあり、防御用の武器弾薬も備えていた。
 ヤーマのものも同じような構造で、ヴァルナのものは海中も移動でき、クヴェーラのものは最も美しかったが、大きさも構造も性能もすべての点で最高なのは、ブラフマーのサブハーだった。難攻不落のそれが宇宙を進んでいくときの近寄りがたい威容は、まさしく太陽や月も青ざめるほどだったという。
 カンジラル博士によると、サンスクリット語のサブハーは「人間が組み立てたもの」という意味で、それが金属製で多数の人間を乗せて空中にいつまでも浮かんでいることができるとなれば、宇宙ステーションとか空中都市としか考えられないという。
 実際、「ヴァナパルヴァン」編では、パンダヴァ族の英雄アルジュナが、神々から聖なる武器を受けとって、使い方の訓練を積むためにインドラのサブハーを訪れたとき、内部に神々用のヴィマーナが数千機も翼を休めていたり、発着しているのを見て驚くくだりがある。映画『スター・ウォーズ』の宇宙要塞そっくりの場面である。
 
<巨大海中都市で起きた戦い>
・「ヴァナパルヴァン」編には、“空中都市”だけでなく“海中都市”まで出てくる。先ほどの続きで、アルジュナがインドラのサブハーに滞在中、魔神族退治をインドラから頼まれる。彼らは3000万人もいて、海底に建設された難攻不落の要塞都市に住んでいた。
 インドラは、自分の空水両用ヴィマーナをアルジュナに貸し与え、有能な補佐神マタリをパイロットとしてつけてやった。
 熾烈な戦いとなったが、最後にアルジュナは海水を干上がらせてしまう神々の兵器を繰りだして勝利した。
 負けた魔神族が逃げ去ったあと、彼は海底の要塞都市に入ってその美しさに魅了された。
 この都市の起源をタズネルト、マタリはこう教えてくれた。
 もともとは神々が私用に建設したのだが、魔神族がブラフマー神にうまく取り入って居住を許可された。
 ところが、彼らはいったん住みつくと居直って、神々を追いだしてしまったというのだ。
 しかし、海中の隠れ家から敗走した魔神族は、その後もしぶとく生き残って、相変わらず神々と人間を悩ませつづけたという。

・話はさらに続いて、今度は「ヒランヤプラ(黄金の都)」と呼ばれる巨大な宇宙ステーションが登場する。
 その昔、善神族と魔神族が平和だったころ、ブラフマー神がふたりの魅力的な女魔の願いで造ってやったという空中要塞で、家並みと樹木と海水にあふれて回転するその美しさは、目も奪われんばかりだった。
 だがこの空中都市も、魔神たちがいったん占拠すると、四方の出入り口をさまざまな武器で固めて神々を寄せつけなくなったので、その態度に神々はすっかり困惑していた。
そこで、再びマタリはアルジュナをたきつけて、ヒランヤプラを破壊させることにする。
アルジュナがヴィマーナで空中要塞に近づくと、魔神族は猛烈に抵抗し、要塞を自在に動かして激戦となるが、最後にアルジュナは神々からもらった究極の破滅兵器を使って、ヒランヤプラを木っ端微塵に吹っ飛ばし、神々にその英雄ぶりを称賛されることになるのである。

<ミサイルがすべてを焼き尽くす>
<魔神族の巣窟となった“空中都市”を神々が無慈悲に破滅させる話>
・紀元前3000年よりもっと古い成立ともいわれる『アジュル・ヴェーダ』には、魔神族がそれぞれ鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていて、神々は征服できずに困っていたという話が記されている。とどのつまりは、暴風神ルドラが最後に火の熱、月の光、ヴィシュヌ神の勇気からできた武器で3都市を焼き尽くしたとある。

・魔神族の建設技師マヤとふたりの魔神が、ブラフマー神に願いを立て、シヴァ神の1本の矢にだけは勝てないという条件つきで、難攻不落の美しい空中都市を建設した。それは3段からなり、最下段は鉄製で地上に置かれ、中間の段は銀製で空中に、最上段は黄金製で宇宙に浮かんでいる。
 ところが、空中都市を自分たちのものにすると、魔神族はずうずうしく態度を変え、全世界を苦しめはじめた。神々は魔神族をどうしても制圧できなかったので、シヴァ神に助けを求めた。
 そこでシヴァは、小山ほどもあるヴィマーナを建造させ、ブラフマーがそれを操縦して出撃した。
 マヤたちは天空地の3都市を合体させて反撃し、海上近くで追いつ追われつの大激戦が繰り広げられた。その過程で、建設に協力したふたりの魔神は容赦なく殺されるが、このとき、マヤだけはシヴァから海中に身を隠すように勧められる。以前の間柄とマヤの才能を惜しんでのことだったろう。
 マヤは聞き入れて、そのとおりにした。
 そして、合体した宇宙要塞をめがけて、シヴァは強力無比な1本の矢、つまりミサイルを撃ち込み、空を黄金色に染めて完全に焼き尽くした。炎上した魔神族の宇宙要塞は、すさまじい音とともに西の海へ落下していった……。

<世界をまるごと破壊する最終兵器>
・したがって、名称の違いは、たぶん兵器の種類やスケールの差とか、原爆、水爆、中性子爆弾といったような製造原理の違いを意味しているのだろう。
 前述したアルジュナが魔神族の空中要塞を吹っ飛ばした破滅兵器とは、前期のうちパスパタである。その潜在的威力は「世界をまるごと破滅させる」ほどのものだったので、彼はインドラ神から、人類に対してはいかなる場合も決して使用してはならぬと厳禁されたものだ。
 さらに「ドロナパルヴァン」編の中では、復讐心に燃えるクル族のアスヴァッタマが、宿敵のアルジュナのパンダヴァ族を全滅させようと、恐怖の火の兵器「アグネヤ」の使用を決意する。

・爆発の明るさ、立ち昇る煙と火の柱、降り注ぐ死の灰、激烈な高熱と衝撃波、犠牲者の行動と外見、放射能症の症状——どの細部を見ても、私たちの知る核爆発の証言証拠と一致するのは一目瞭然だ。この恐怖の伝説兵器は、寸法までが現代の戦術核ミサイルにほぼ合致するのだから恐れ入る。

<次々と現れる放射能後遺症>
・「サウプティカパルヴァン」編で、アスヴァッタマがパンダヴァ族に逃げ道を塞がれたとき、彼はそれだけで世界を破滅できるという、“プラフマシル”をあせって発射してしまう。アルジュナもやむなく、それを迎え撃つために、“ソラフマストラ”の使用に踏みきった。
 ふたつの超強力な兵器が出くわした瞬間、天空に途方もなく巨大な火の玉が出現し、地上世界が破滅の淵に立たされる。無数の流星が降り注ぎ、空に轟音が満ちあふれて、閃光が閃き走った。世界は灼熱地獄が始まる不吉な予感に恐れおののく。
 賢者たちの必死の説得に、アルジュナは最終兵器のそれ以上の使用を中止するが、アスヴァッタマはもう止められなかった。
 彼が歯止めが効かなくなった自分の武器を恐れはじめたところで、天界のクリシュナ神が仲裁に乗りだす。破滅兵器の爆発を無効化してくれたのだ。
 世界は破滅寸前で救われたが、悲劇はまだ終わらなかった。
 生き残ったパンダヴァ族の戦士たちの妊娠した妻たちは、子供の死産や奇形の後遺症にのちのちまで苦しんだのである――。
 これが遠い過去に起きた核戦争の信じがたい記憶か、それとも未来のそれを透視した不気味な予言かと問われれば、筆者ははっきり前者を取る。

<アトランティス軍による侵攻>
・前述した『レムリアン協会教義録』では、太平洋のムークリア大陸の消滅後も発展を続けたラーマ帝国とアトランティスが、やがて高度技術文明の絶頂を極めたころ、その全面対決の時代を迎えたとしている。
 当時のアトランティスにもむろん、“空飛ぶ装置”がああり、ヴァイルクス(複数形はヴァイルクン)と呼ばれていたが、科学技術をつねに平和目的に応用したラーマ帝国と違って、もっぱら軍事目的に多用されていた。
 実利的なプリー派の血脈を受け継ぐアトランティスは、世界制覇の野望を抱く父権制の好戦的国家だった。
 彼らはラーマ帝国の制服こそがその重要な第一歩と考えていたので、征服計画の準備が万端整うと、突如として、完全武装の大軍団をラーマ帝国に侵入させた。

・その光景を聖仙王は高塔の上から悲しげに見守っていたが、やがて天に向かって両手を差しのべると、ある種の精神技術を使用した。今日まで伝わるヨーガの術の最高級のものだったと思われる。
結果は、将軍をはじめ階級別の各指揮官が、心臓麻痺とおぼしき発作に襲われてばたばたと即死し、命令系統が失われたアトランティス軍はパニック状態に陥って、待機していたヴァイルクス艦隊に逃げ込むや、命からがらアトランティスへと逃げ帰った。
屈辱的な敗北を喫したアトランティスは、もはやラーマ帝国属国化の計画には興味を失い、その持てる破滅兵器を総動員して、ラーマ帝国殲滅を目的とする“核戦争”へと突入。
最後には『マハーバーラタ』に描かれたような悲惨な事態となって、双方の文明とも地球上から消滅してしまったのだという。

<2大帝国滅亡は1万2000年前>
・そして「ラーマは地上に1万1000年間君臨した」という記述を考え合わせれば、太古ラーマ文明は今から約1万2000年前に滅亡するまで、ほぼ1万1000年間、黄金時代と薄明時代を通じて存在していたと推測できるだろう。

<高い知性による都市計画>
・定説上、インド亜大陸に栄えた最古の文明といえば、現在はパキスタン領内の、インダス川流域のモヘンジョ・ダロ、ハラッパー両遺跡に代表されるインダス文明だ。
 紀元前2500年ごろに興ったこの古代文明は、未解読の文字や宗教的出土物から見て、のちの亜大陸全土に広がったヒンドゥー教文化の萌芽的源泉となったこと、また、先住民ドラヴィダ人が築いた高度の文明だったことが、近年明らかになってきた。

・ドラヴィダ人はおそらく古代ラーマ文明人から文明の基礎を教わったのだ――あるいは、彼ら自身がその末裔だったのかもしれない。

<遺跡内に点在する核戦争の爪痕>
・1978年には、古代史研究家コンビのデヴィット・W・ダヴェンポートとエットーレ・ヴィンセンティが、1000度以上の高熱で溶けた土器、レンガ、ガラス化した黒い石などを採取し、核戦争のあった証拠と主張した。

<古代の飛行機ヴィマーナ>
・「私は太古の空をヴィマーナが飛んだことも、核戦争が起きたことも、異星人と人類が交流したことも、すべて真実だと信じている」

・ヴィマーナはインドの古伝書の中でも、とくに『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』の両叙事詩で、神々と人間が自在に乗り回す乗り物として頻繁に登場し、とりわけ戦闘や戦争の場面では、現代の戦闘機や宇宙機のように、空中や近宇宙空間で大活躍する。

・戦闘や戦争には、戦車・熱線・ミサイル・毒ガス・細菌・電磁波などのさまざまな兵器から核兵器らしきものまで使用され、空中要塞や海中都市や宇宙ステーションなどの巨大な構造物も登場する。

<大量破壊兵器行使のすさまじい地獄絵>
・『ラーマーヤナ』のあらましは、ラーマ王子が妃シータをさらった魔王ラーヴァナを追って、本拠地ランカ島まで苦難の旅を続け、ヴィマーナと強力無比な種々の武器を駆使した壮絶な殺戮戦のすえに、魔王を斃し、妃を取り返して王座につくまでの冒険武勇譚だ。
『マハーバーラタ』のほうは、同じバーラタ族ながら憎しみ合うクル支族とパンダヴァ支族の戦いに、神界のディーヴァ(善神)族とアスラ(魔神)族がからんで大戦争を繰り広げる。
 とりわけもっとも核兵器的な大量破壊兵器が登場するのは、戦争の描写が全体の5分の1を占める『マハーバーラタ』のほうである。

<ホピの原爆予言>
・人類が過去に3度滅んだと伝える『ホピの書』には、じつは重要な続きがある—―人類の未来に関する予言の部分だ。ホピ族の住むアリゾナ州オライビには、有史前の時代から、予言を示す岩絵も描かれている。

・だが、ホピ族の予言どおりの“争いの道“を人類が進むなら、われわれが今生きている”第4の太陽“の世界の前途はまことに暗い。岩絵に示されたその道の途中には、世界大戦を意味するという”火の円“が3つ描かれている。すでにふたつは実現した。
 ホピの予言では、“灰の詰まったヒョウタン”が落とされたのをきっかけに、第4の世界にもやがて大災厄によって破滅を迎える“浄めの日”が訪れるとされている。
 それが、岩絵の3つ目の“火の円”すなわち第3次世界大戦なのだろうか?そしてそれは全面的な核戦争なのだろうか?

<黙示録の中の核戦争預言>
・たとえ聖書宗教の信者ではなくても、「ヨハネの黙示録」がどんなものか、大体のことなら知っているだろう。この世の終わりに善と悪が戦う最後の大決戦場“ハルマゲドン”の阿鼻叫喚の地獄絵図を、キリストの使徒のひとり、晩年の聖ヨハネが神の力によって幻視し、「私は見た」と各省ごとに強調しながら書き記した“神の秘密の預言書”だ。

・その大災厄がひよっとしたら第3次世界大戦の全面核戦争のことではないかと疑われだしたのは、第2次世界大戦で核爆発の悲惨な実態を知ってからのことだ。ハルマゲドンの惨状描写が細部まで、あの『マハーバーラタ』の生々しい記述と同じように、核戦争の大殺戮の非常な光景を彷彿とさせたからだ。



『世界支配を目論む秘密結社と悪魔』 
中丸薫×ベンジャミン・フルフォード 闇の権力対談
Gakken  2013/9/17



<闇の権力は今まさに瓦解しつつある!>
<ローマ・カトリックは最初から闇の権力の道具として成立した>
・(ベンジャミン)いわゆる秘密結社というものも、文明の源までさかのぼって考えてみる必要がある。彼らは自分たちの正体をカムフラージュしようと、わけのわからない神秘的な要素を織りまぜてくるんだけど、史実としてはっきりしているのは、欧米の神秘主義の由来は中近東にあるということ。

 紀元前17〜16世紀のエジプトを支配していたヒクソスという外来民族は二股の尻尾を持ったヤギの頭の神を崇拝していた。つまり、悪魔崇拝者たちがひれ伏すバフォメットそのものです。彼らヒクソスは遊牧民族だったから体が大きくて逞しく、戦争も強くて、川沿いに住んでいた農耕民族を家畜にしました。そのような農民を家畜として扱うノウハウを今に引きついでいるのが欧米の秘密結社であり、王侯貴族などの支配階級なんです。

<「イルミナティ」を自称するグループは複数存在する>
・(ベンジャミン)ザガミの話をすべて鵜呑みにするわけにはいかないけれど、かなりの部分まで本当のことをいっていると思います。
 ただ、イルミナティと自称するグループはいくつかあって、そのひとつはローマ帝国の血統を引き継ぐと主張するP2ロッジ、これがザガミのグループ。もうひとつは、ナチスと関係していたトゥーレ協会が称するイルミナティ。こちらはさっき説明したグノーシス派であり、能力主義をうたっています。
 後者のイルミナティは、支配者の血統に属していない「時の天才」にアプローチをかけて、封印されてきた真実の歴史と教えを吹き込んできたと主張しています。彼らはメソポタミアで始まったとされている文明以前にも文明が存在し、1万4000年前にいったんその文明が滅びたという。その旧文明の技術やさまざまなノウハウを温存して、「アトランティスを爆破した悪質な異星人を倒す」という目的で動いている。そういうグループなんですね。

<自称イルミナティ「アレクサンダー・ロマノフ」という男の正体>
・(ベンジャミン)アレクサンダー・ロマノフは自分たちの神様であるルシファーは、じつはいい神様なんだと。一方、自分たちの文明を破壊したのはすごく悪い神様だといっています。そいつを倒して世の中を正すんだということです。

<TPPで「10日入院=2000万円」になる>
・(中丸)いずれにせよ、TPPに参加したら日本は暗いトンネルに押しこめられる形になりますよ。農業の問題だけではなく医療の問題もありますから。
 アメリカで国民皆保険が導入されることになり、TPPが成立しても日本の国民皆保険制度は守られると安堵している人もいますが、果たしてそうなのかという話なんです。
 私の研修会にきた方ですが、TPPが導入されたらアメリカの医療制度と同じになってしまうと大変危惧されていて、それならと、向こうでの入院体験を参加者全員の前で話していただきました。

・もし、TPPが発効されたら、日本でも欧米式に医療のビジネス化が進み、高額報酬が当たり前になりますよ。彼らは「日本の医療は不当に安く、自分たちは不利益をこうむっている」と訴えることができますから。そのとき、国民皆保険制度は破壊されます。

・TPPによって、こういった営利至上主義はすべて業界で広がっていくでしょう。
・つまり、これまで地域で培われてきた共生的価値観が、他国の思惑で合法的に変えられていくということです。

・(ベンジャミン)もし、TPPが現実となれば、米自動車協会が求めている「軽自動車」の規格も廃止されるし、保険分野では簡易保険が国によって保護されなくなるでしょうね。

<TPPによって日本国憲法は「上書き」される>
・(中丸)国としてのアメリカは、日本への輸出促進を目的としてTPPを推進しているわけですが、その一方で闇の権力は彼らの出先機関である金融、メディア、医療、保険、農業、食品業界を通じて、日本を相手に次々と訴訟を起こさせて、日本経済を掌握する機会にしたいわけです。つまり、TPPで日本国憲法が上書きされていく。

・(ベンジャミン)裁判はアメリカで行われるから日本は負ける。そして、訴訟を繰り返し起こされて負けつづけることで、法律が書きかえられる。そういうことですね。

・(中丸)TPPとはすなわち、日本の文化と国権をアメリカに譲渡するものなんです。そこのところを理解しなければならない。
 かつて自民党内で郵政民営化が踏み絵となったでしょう。しかし、今度のTPPは日本の自立か従属かという国家の存亡をかけたものなんです。だから、TPPを推進した時点で、その政治家は日本を破壊する決断をしたといっても過言ではありません。

・(中丸)TPPが発効されるとどうなるか、ということについては、2012年3月に発効した米韓版TPPである「米韓FTA=米韓自由貿易協定」が参考になるでしょう。

 韓国の貿易依存度は50パーセントを超えており、それもあって韓国は輸出促進を狙って米韓FTAを締結し、EUともFTAを結んだわけです。しかし、その後、韓国の輸出量はむしろ減少傾向にあり、その一方で輸入は激増。食糧自給率は50パーセントから20パーセントに下がり、農業崩壊の危機を迎えています。
 さらに、急速に進んだ輸出不振で20代の半数近くは就職できず、人口比率での自殺率は世界一となってしまいました。

(ベンジャミン)韓国の経済は本当に深刻な状態です。

・(中丸)現在、韓国政府はISD条項についてアメリカに再協議を求めていますが、一度発効された条約は覆ることはありません。時すでに遅し、なんです。

(ベンジャミン)TPPの協議案には、「ISD訴訟が可能」「国産品に対する優遇も禁止する」と明記されているから、もしTPPが発効されたら日本も韓国の二の舞になりますね。

<金融街にいまだ潜む「第3次世界大戦を起こしたい連中」>
・(ベンジャミン)闇の支配者たちが権力の座から追われつつあるのは事実ですが、それでもなお、最後のあがきとして第3次世界大戦を起こしたい連中がいるようです。
 ロンドンのシティ(金融街)でこの前、お祭りがあったんですが、そこにはゴグとマゴグの像が登場した。これは『旧約聖書』に登場する兄弟の悪魔であり、預言を信じる人々にとっては大国間の戦争、つまり、第3次世界大戦を意味しています。
 これは実に象徴的ですよね。つまり、世界金融を支配する連中は、世界をふたつの超大国に分断して殺しあいをさせ、人類の9割を殺して残りを奴隷にすることをいまだに考えているということです。ユダヤ人ひとりにつき奴隷を2800人つくるという預言を実現しようとしているんです。

<オバマはTPPにかんして日本にある条件を課した>
・(ベンジャミン)TPPについて付け加えておくと、僕は、アメリカ商務省にコネクションを持つ経営者から、「オバマはTPP交渉にかんして日本にある要求をした。それは、今後4年間、交渉内容および、そこで締結された複数の協約について、日本政府はアメリカ政府の許可なしに公表してはならない、ということだ」と教えてもらったことがあるんです。

<第3次世界大戦は決して起こらない!>
・(ベンジャミン)その激動についてですが、僕は第3次世界大戦にはならないと確信しています。なぜなら、世界大戦になると人類の9割は死んでしまい、北半球には人がすめなくなるからです。闇の支配者の中でも、急進派が力を失い穏健派が台頭していることから、第3次世界大戦を回避する流れになっていると思います。

<日本をダメにしてきた「黒い目のCIA」たち>
・(中丸)つまり、日本政府はアメリカの日本局みたいになっていて、主権国家としての体をなしていないんです。政治家も官僚も財界人も、全部アメリカの奴隷のような存在ですよ。
キッシンジャーの『回顧録』には、佐藤栄作首相が沖縄返還の件でアメリカにいったときのことについて、「これから私が会う人間は自分の国の外交も安全保障も、すべて人の国にお任せするという国の首相だ」とそういう意味のことが書いてありますが、それはいまだにそうなんです。
 日本の国民もそれと同じで、竹島や尖閣の問題が起きたときも、「アメリカはどう思うかしら?」とアメリカの顔色ばかりをうかがっている。アメリカはどうしてくれるのかと、そういうことをつい考えてしまう。
 でも、領土の島を守れないような国は自国を守れません。だからこの辺で、日本人も目を覚まして、自主独立の精神というか、自分の国は自分で守るという気概を持たないとダメですよ。

<日本再生の妙案を提案できるシンクタンクをつくろう?>
・(中丸)本当は政治家が官僚を使いこなさないといけない。しかし、政治家にそれだけのパワーがないんです。勉強もあまりしていない。だから、そういう意味ではシンクタンクみたいなものをつくる必要があります。私たちでそれをやればいい。
 実際のところ、日本はそれほど増税しなくてもお金はあるんです。官僚もそれは知っている。ただ、そのことをアメリカにいうともっと搾取されるから、「増税やむなし」といっているだけです。

<これから宇宙人時代に入り人類は外宇宙へ進出する>
・(中丸)たしかに、これから宇宙人時代に入るというか、地球だけの話ではなく宇宙的な発想が必要になってくると思います。私も宇宙からの通信をずいぶんやりとりしていますよ。
 たとえば、アシュターコマンドというのは金星の人で、イエス・キリストやお釈迦様で構成される12人のカウンシル(評議員)のうちのひとりです。「ロード(主)・アシュター」とも呼ばれています。
 アメリカのセドナというエネルギーの強い場所に私がいったとき、そのアシュターコマンドに初めてコンタクトされたんです。そこにはヴォルテックスというエネルギーの渦があって、そこからエネルギーをいただくために頻繁にUFOが飛来するらしいんですね。
 それで、そのときに、アシュターコマンドがいったのが、「日本に帰ったら鞍馬寺にいってください。サナート・クマラが待っています」ということでした。その後、「幣立神宮にいってください」ともいわれ、そこから私の社寺巡りが始まったんですね。



『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』
ベンジャミン・フルフォード    青志社 2009/10/23



<バチカン 内部に内包された偽善と矛盾>
・(ザガミ)
AAというのは、Angelo Angelorumの頭文字をとったものですが、これは、天使と話をすることができる貴族のことを指します。彼らは、完全に物的世界の人間で、イルミナティ内部の戦争を続行させようという連中です。イルミナティ内部の戦争は、暗黒の世界に通じている人たちとそうでない人たちの間で繰り広げられているのです。

<ザガミが体験した悪魔との遭遇>
(フルフォード)
悪魔とは何ですか?悪魔を呼び出せば、実際に何かが現れるのでしょうか?

(ザガミ)
ええ、本当に現れます。私も一度だけ体験したことがあるのですが、悪魔というよりも天使のような存在だったと思います。

(ザガミ)
1993年から1994年にかけて、儀式に加わりました。6ヶ月間つづく特別な儀式です。高位の人たちの間で受け継がれている、昔からの儀式です。19世紀末のイギリスで近代西洋魔術を行ったゴールデンドーン(夜明けの黄金団)のイルミナティで行われています。これはビクトリア朝時代のイギリスでも実践されています。

その儀式を行うとエンティティ(実体)が目の前に現れます。エイリアンのように思えるでしょう。周辺が茶色に囲まれた、光のエンティティでした。

・悪魔的なエンティティのパワーは違います。違った形で現れることができますから。たとえば、猫などの動物の形でも現れます。人間、老女の形でも。私は、2度目撃しましたが、本当に邪悪な年老いた存在でした。ちょうど私の別れた妻が身ごもっているときに起こりました。私だけでなく、元妻も目にしたのです。ひとりだけではありません。
やがて、本当に消えてしまったのです。別のときには、善良なエンティティ、惨めなエンティティ、アルキデーレと呼ばれる緑の男が現れました。

(フルフォード)アルキデーレですか?

(ザガミ)
ええ、年配の男性でポジティブな霊体です。ネガティブなときには老婆のような姿をしています。儀式によって現れたときには、エンティティ特有の匂いが立ちこめます。悪魔的なものには硫黄のような匂い、天使的なものにはポジティブな匂い。悪魔は下層領域に住んでいます。汚水とともに死者に接しながら暮らしているのです。私達が、清潔にしていないと悪魔とつながる可能性があります。例えば、黒死病(ペスト)は最初の生物兵器を用いた戦争でした。



『日本を貶めた『闇の支配者』が終焉を迎える日』
世界“裏”権力の崩壊からアジアの時代へ
ベンジャミン・フルフォード   KKベストセラーズ 2010/3/26



<ルシフェリアンという悪魔組織>
・私は、ルシフェリアン(堕落した大天使の子孫)に詳しいフリッツ・スプリングマイヤーが「ロスチャイルド家はニムロドの子孫だ」と指摘していることに着目している。
ニムロドは旧約聖書の創世記の中に出てくる。その第10章では、ノアの子であるハムの子孫、クシの子供として描かれている。

・ニムロドはバベルの塔建設の際の厳格な監督者であった。古代ユダヤの伝説にはバベルの塔はネフィリム(人間の女性と性交渉を持ったために堕落した大天使たちの子孫)が建設したということになっているものもある。ニムロドも堕天使の子孫であるということになる。

・ニムロドはクシの息子であり、父に溺愛された。クシの先祖はハムという名前でハムは「ノアの洪水」のノアの3人の子の一人である。旧約聖書の最初に名前が列挙される人々と直接つながっているのだ。

・つまりニムロドは堕天使、すなわちルシファーの子孫である。強大な力を誇った。神への反逆者ということだ。ロスチャイルド家はその人物の子孫であるとされる。これが本当ならば、今現在まで、ニムロドの血が続いているということである。

<グリーン・ドラゴン団>
・東洋の秘密結社由来とされる奇妙な伝説にグリーン・ドラゴン団(グリーン・メン団とも)のことがでてくる。北チベットや中央アジアの隠れた修道会と同定される秘密の道士グループであるというものだ。他者の侵入を許さない聖域からグリーン・メンは夢と幻影を通じて信奉者とコミュニケーションをとり、彼らに「終末の帝国」のゴールへの道を指示するのだという。これら東洋の尊師というのは、西洋の秘教の伝説に出てくる「高位の尊師」や「知られざる尊師」とそっくりである。

・これも信じられていることだが、尊師たちが現在暮らしているのは地底深くの地下洞窟で、それは「ラマ僧の中のラマ僧」や「三つの世界の尊師」が支配している。すべての東洋的秘密結社の裏の内部社会と同様、彼らはシャンバラ王国―人類があの世での輝かしい統治のために、この世の事物に対する幻想を捨て去るとき出現する黎明の国―の最終勝利のために修業している。隠れた「アジアの達人」の外部代表が100年前にリリースしたドキュメントの中に西洋文明の終焉とアジアの台頭を予見しているし、東西の入門サークル間に一種の秘密兄弟ユニオンを作る作業に着手したと書いている。



『船井幸雄のズバリ本音』
3・11が教えてくれた日本と日本人の進むべき道
船井幸雄 ビジネス社    2011/9/7



<必要だから日本は必ず蘇る>
<人類支配者の正体>
・「闇の勢力」とか「闇の権力」とか言われているグループがあり、彼らが3・11大震災を起こした主役だ・・・という説があります(私は、これは正しい・・・と思っています)。
 中丸薫さんやベンジャミン・フルフォードさん、そして故人になりましたが太田龍さんから、このコトバを聞いた時は、「そんなバカなことがあるものか」と思っていました。

  いまでも私の人間的良識は、そのような人がいたとか、いるとは信じられないのです。
 しかも「聖書の暗号」にも出てきます。そのうえ「愛のコード」で「闇の権力の本隊は、1990年代後半に自ら納得して地球域から去った」と読めるのです。

・今度新書の原稿を書いていて「闇の勢力」と、この爬虫類的異星人(レプティリアン)が重なって仕方がないのです。
 そこで久しぶりに太田さんとの共著を読み返しました。自分で対談した内容の本ですから、当然のはずですが、それが新鮮でよく分かるのです。びっくりしました。

・そこで脱稿後、太田さんの最高傑作といわれる『地球の支配者は爬虫類的異星人である』を入手して読みました。いま、そこに書かれていることを検討中です。太田さんが亡くなられたので、彼に聞くのは、不可能ですが、びっくりするほど詳しく検証されています。
 しかも日本に人工地震で攻撃を仕掛けたと言われる悪魔教のこととも符合するのです。
 彼らは、人類ではない・・・・彼らの幹部は非情の知的異星人の血族だと考えると納得もできるのです。

<地球人は異星人に支配されている?>
<日本人が知らない「闇の権力者」の構造と正体を暴く>



『闇の支配者に握りつぶされた世界を救う技術』
ベンジャミン・フルフォード   ランダムハウス講談社 2009/4/23



<円盤技術の鍵は古代文明の中に>
<9千5百年前に存在していた超・古代文明>
・普通、世界史では、もっとも早く発生した古代文明はメソポタミア文明と教えられる。約5千年前の紀元前3千年に農耕文明を持つ都市国家が成立し、エジプトでも同じ時期に王、ファラオが統治する統一国家が成立したとされる。農耕技術は東へと伝えられ、インダス文明、黄河文明が開化していく。いずれも、紀元前3千年よりさかのぼることはない。

・しかし、これを覆す証拠がたくさん出ている。
 一番端的な例は、2002年にインドのカンバート湾に巨大な街が見つかったという事件だ。水深40メートルほどの海底から、人間の化石と本、石の道具、焼き物など人間が暮らしていたことを証明する遺跡が出てきた。炭素を使った年代特定では、9千5百年前のものだとわかった。

<世界各地に残る洪水伝説は氷河期の終りのこと>
・9千5百年前に文明があったとのニュースは衝撃を与えたかもしれないが、実はインドでは5万年前から文明があったという痕跡がたくさんある。
 たとえば、インドの古典に『リグ・ヴェーダ』があるが、そこではインド・パキスタン国境のカシミール地方の真ん中に大きな湖があったことが書かれている。現在の科学で見ると、4、5万年前に消えたことになる。水の出口を見つけて山を下りたのだろう。インドの古い数字などは、これを裏づけるのではないか。数字はアラビア人が発明したとされるが、インドの数字が原型になっている。

<インドの伝説に残る「万能飛行機」と「強力破壊兵器」>
・古代のインドのインダス文明(ハラッパ文明)には、不思議な伝説がたくさん残されている。宇宙は生命だらけで、さまざまな戦いが繰り広げられてきたという。中でも驚かされるのが、不思議な乗り物が存在したことと、大きな戦争が起きたことである。3世紀ごろまとめられた大叙事詩『マハーバーラタ』には、それらのことが詳細に記されている。

・不思議な乗り物とは、「壊れない、切ることができない、燃えることができない飛行機」である。戦争の場面によく登場し、現代の航空機のように単発、双発、多発などさまざまな形式があり、空中を国から国へ、島から島へ、世界から世界へ移動できるという。しかも、大気圏外に飛び出すこともできたと思われる記述がある。この乗り物は「ヴィマナ」と呼ばれた。この言い伝えから、インドでは今でもジェツト機をヴィマナと言う。

・戦争の場面では、強力な兵器が登場する。爆発の瞬間「太陽を1万個集めたほど明るく煙と火が絡み合った光り輝く柱がそそり立った」との記述がある。人々が化石のようになって、周りにいた人もその後、爪や髪の毛が落ちた。兵隊たちは川の中に入って、自分たちの武器や体を洗わざるを得ない。食べ物も全部駄目になったと紹介されている。まるで、核兵器ではないか。

<UFOとそっくりな古代の飛行機「ヴィマナ」>
・ヴィマナの性能は驚くべきもので、現代の飛行機も負ける。『マハーバーラタ』に描かれたヴィマナは、上下にも、横にも、斜めにも素早く移動でき、別の宇宙からもこれに乗って来ることがあると書かれている。

・この乗り物の特徴については、『ヴィマニカ・シャストラ』という文献に詳しく書かれている。紀元前10世紀の昔にサンスクリット語で書かれた技術解説書だが、これは『ヤントラ・サルブァスパ』(機械装置の百科事典の意)という全40章からなる幻の大聖典から、ヴィマナに関する1章だけを抜粋して書き改めたものである。著者のヴァラドヴァージャが「わたしが古代の著作物を参照しつつ、貧しい能力を振り絞って記述したものである」と記していることから、いかに古い時代にこの技術があったかが想像できる。

・この本にはヴィマナの機体に関する説明と操縦方法が載っており、どんな素材を使って、エネルギーをどう取り組むか、搭載機能、パイロットの訓練についてまでつづられている。それによれば、ヴィマナはレーダー探知機を備え、ジグザグ飛行や高速自動運転も可能で、機体を隠すこともできた。飛行機を飛べなくしたり、敵機にいる人たちを無意識にする機能、敵機内の中の音を聞いたり写真を撮ったりする機能のほか、攻撃装置も持っている。

・飛行の動力には、水銀を燃料にしたエンジンが組み込まれている。機体には31の必要不可欠な部品があり、素材は16種類の熱吸収性金属が使われる。これらの金属をつくるには、407種類のるつぼが必要であるとされる。装備は機内に張り巡らされた電気系統によって動かされる。
 常に二人のパイロットによって操縦されるとのことで、非常離着陸の方法や太陽エネルギーへの切り替え、嵐や雷に遭った場合どうするか、遠くへの高速移動方法や鳥との衝突事故への対処法などにも触れている。

・ヴィマナは用途によって、円盤形やロケット型、飛行船型、三角形の翼を持った形など、数十種類があるという。
 ヴィマナを思わせる乗り物については、インド以外の古い文献にも記述が見られる。パキスタンの古い遺跡から出てきた文書にも、同じような乗り物が描かれている。この文字はまだ解読できていないが、地球の反対側にあるイースター島にある文書と同じものだ。もしかすると、空軍基地があったのかもしれない。
 チベットの文献でも、「空飛ぶ馬車」の記述がある。機体後ろの両側から火が出ていて、まるで二つの太陽が光っているように見えるという。中国や韓国にも、同じようなことが書かれた古い本がある。

・『ハカーサ』と呼ばれるバビロニアの法律には、こんなことが書かれている。
「空を飛ぶ機械の強化が非常に大事で、この飛び方に関する知識は、われわれの一番強大な遺産である」
「これは上の者からの賜り物。たくさんの命を救うためにもらった」

『チャッリア』という古い本は数百ページにわたる技術書で、空を飛ぶ機械のつくり方が技術用語を使って説明されている。まるで今の工学の学術書と遜色ない。重力をなくす方法にもっとも力点が置かれていた。

<ナチスの手に渡った円盤開発の技術>
<古代文明を滅ぼした核兵器の存在>
・古代インドの叙事詩『マハーバーラタ』には核兵器を思わせる兵器が登場することを、先に紹介した。インドには信じられないほど強力な兵器にまつわる話が多く伝えられている。
 バラモン教とヒンズー教の神、インドラは「アグネア」と呼ばれる武器をいつも手にしている。この武器の威力は、われわれの想像以上のものだ。丸い反射機が付いていて、敵が動いたら光線を飛ばして相手を消し去る。自分の姿を見えなくすることもできた。相手が見えない状態で近づいたときはその音で察知できたと書かれている。現代の最新兵器よりも優れた技術が説明されている。

・それを考えると、『マハーバーラタ』の核兵器も真実味を帯びてくる。この本には次のようにも表現されている。
「死の杖のように恐るべき槍、その寸法は3キューブと6フィート。授けられたその力は、千の眼を持つインドラの雷、生けるものすべてを破壊した」
 この兵器が使われたとき、一瞬にしてすべての人たちが灰になり、身体が燃えすぎて見えなかったと記されている。



『ゴッド・コード』  遺伝子に秘められた神のメッセージ
グレッグ・ブレイデン   ダイヤモンド社   2011/8



<インドの『マハーバーラタ』は、古代に核戦争があったという物語>
・ヒンズー教の聖書と同様、インドの国家的叙事詩と呼ばれるものの中で、『マハーバーラタ』はその長さでもトピックとして扱っている分野でも比類のない文学的作品である。戦いに使用されたテクノロジーが進み、その結果があまりにも悲惨なものだったため、とても歴史的な事実であったとは受けとめられないほどの内容だ。

・この物語は、もともと2500〜3500年前に古代サンスクリット語で記録された10万行の韻文で、中心的な主題はパンダク王とドゥルユドノ王という二人の王の間の争いを描いている。
 その戦いは、およそ8000〜1万年前に起こったとされることから、精巧なテクノロジーの進んだ現代文明よりずっと以前のことになる。

・過去の歴史家や人々を引きつけてきたのは、この叙事詩の中に出てくる戦争で用いられた兵器や戦略の記述で、現代では科学者や研究者もそこに興味を持ち始めた。

・今ではインドのデリーとして知られる場所の近くの平野で展開する『マハーバーラタ』は、地球の広大な場所を完全に破壊し、そこに棲んでいたすべての生命を奪った兵器について詳しく述べている。

・戦争に導入された謎の兵器が発射される場面は「未知の兵器、鉄の雷電、・・・宇宙の全パワーをチャージされた弾丸がひとつ」と述べられていて、その影響は「白熱の煙と火の柱が立ち上がり、1万個の太陽と同じくらい明るかった」とされる。
 その兵器が残したのは、完全な破壊であった。
「地球は揺れ、この兵器による恐ろしい熱で焼け焦げた象が突然、火だるまになった・・・広い範囲で、他の動物も地面に倒れ死んだ」。
 戦争の最後の場面では、こうした破壊への道筋に巻き込まれた人類の恐ろしい運命が書かれていて、「死体は完全に焼け焦げていたので、誰だか分からないほどだった。髪や爪は抜け落ちて」さらに、「陶器が理由なく壊れ、鳥が空で乱れ飛びながら真っ白になった」と描かれている。

・それまで『マハーバーラタ』の中での大惨事を引き起こした争いと核の破壊力との関連は、ほとんど知られていなかった。

・興味深いことに、このインドの叙事詩だけでなく、北アメリカやチベットのジャン(今日のミトラ教)といった多くの古代文明にも同じように過去に大規模な破壊があったという記述がある。いずれも古代に、神と悪魔、そして、権力への人間の欲の結果、破壊が起こったとされている。本当にこの地球のずっと昔に、核のテクノロジーが戦争のためにつくられたことがあったのだろうか?現在の歴史が始まる何千年も前に、ある高度な文明が同じようにテクノロジーの進歩の階段を上り、結果的に崩壊したことがあったのだろうか?



『宇宙が残した最後の謎』
(南山宏)(廣済堂文庫)   2001/11/1



<空中都市が建設されていた!?>
・『マハーバーラタ』の戦いは、人間界のクル族とパンダヴァ族の抗争に神界のデーバ(善神)族とアスラ(魔神)族がからむというのが基本的構図だが、実際にはヴェーダ神話とヒンズー教神話からなるインド神話の複雑な系譜を反映して、入り組んだものが多い。「サブハーバルヴァン」編では、おそらくまだ平和共存していた時代、魔神族の設計部長、マヤがパンダヴァ族の最長老王ユディスティラのために、“サブハー(空中宮殿)”を建設してやるくだりがある。マヤは、神々の設計技師、工芸神ヴィシュヴァカルマーと並んで、ヴィマーナ(宇宙船)の設計者ともされている。

・完成したサブハーは金銀その他の金属で造られ、8000人も収容でき、空を自由に移動できる美しい巨大な乗り物だった。喜んだ王が伝承学者の賢者ナラダに自慢すると、ナラダはインドラ、ヤーマ、ヴァルーナ、クヴェーラ、ブラフマーの各神もすでに、それぞれ素晴らしいサブハーを持っていると諌める。

・インドラのサブハーは、全長1200キロもあり、白銀に美しく輝く金属製で、永遠に宙に浮かび、自由に移動でき、内部には家々や草木があふれ、豊かな生活を送れるように何でもそろっていた。出入り口は、ヴィマーナがゆうゆう出入りできる広さがあり、防御用の武器弾薬も備えていた。

・ヤーマのものも同じような構造で、ヴァルーナのものは海中も移動でき、クヴェーラのものは最も美しかったが、大きさも構造も性能も全ての点で最高なのは、ブラフマーの“サブハー”だった。難攻不落のそれが宇宙を進んでいくときの近寄りがたい威容は、まさしく太陽や月も青ざめるほどだったという。

・カンジラル博士によると、サンスクリット語の“サブハー”は、“人間が組み立てたもの”という意味で、それが金属製で多数の人間を乗せて空中にいつまでも浮かんでいることができるとなれば、“宇宙ステーション”とか、“空中都市”としか考えられないという。

・実際、ヴァナバルヴァン編では、パンダヴァ族の英雄アルジュナが、神々から聖なる武器を受け取って、使い方の訓練を積むためにインドラのサブハーを訪れたとき、内部に神々用のヴィマーナが数千機も翼を休めていたり、発着しているのを見て驚くくだりがある。映画『スターウォーズ』の宇宙要塞そっくりの場面である。

・宇宙要塞や宇宙ステーションなら、その管理や保守や整備の要員が必要だ。前9世紀ごろの賢者カウティリャの著書『アルタ・シャストラ』には、それが専門的職業としてちゃんと載っている。同書は、本来、政治経済分野の論文だが、科学技術のいろいろな話題にも触れていて、技術専門職のリストに“サウブドカ(空中都市を飛ばす技術者)”という項目があるのだ。空中で戦う訓練を受けた者も陸上戦士、海上戦士などと並べて解説されている。現代ならさしずめ空軍兵にあたるだろう。

<サブハー(空中宮殿)>
・“サブハー(空中宮殿)”ばかりでなく海中にも巨大な都市が造られていた。

<超大海中都市で起きた戦い>
・ヴァナバルヴァン編には、空中都市だけでなく、海中都市まで出てくる。先ほどの続きで、アルジュナがインドラのサブハーに滞在中、魔神族退治をインドラから頼まれる。彼らは3000万人もいて、海底に建設された難攻不落の要塞都市に住んでいた。インドラは、自分の空水両用ヴィマーナをアルジュナに貸し与え、有能な補佐神マタリをパイロットとしてつけてやった。

・熾烈な戦いとなったが、最後にアルジュナは海水を干上がらせてしまう神々の兵器を繰り出して勝利した。負けた魔神族が逃げ去ったあと、アルジュナは海底の要塞都市に入ってその美しさに魅了された。この都市の起源をたずねると、マタリは、こう教えてくれた。もともとは神々が私用に建設したのだが、魔神族がブラフマー神に頼み込んで、居住を許可された。ところが、彼らはいったん住み着くと居直って、神々を追い出してしまったというのだ。しかし、海中の隠れ家から敗走した魔神族は、その後もしぶとく生き残って、相変わらず神々と人間を悩ませ続けたという。

・話はさらに続いて、今度は、“ヒランヤブラ(黄金の都)”と呼ばれる巨大な宇宙ステーションが登場する。その昔、善神族と魔神族が平和だった頃、ブラフマー神が二人の魅力的な女魔神(デモネス)の願いで造ってやったという空中要塞で、家並みと樹木と海水にあふれて回転するその美しさは、目も奪われんばかりだった。
だがこの空中都市も、魔神たちがいったん占拠すると、四方の出入り口をさまざまな武器で固めて神々を寄せ付けなくなったので、その態度に神々はすっかり困惑した。

・そこでふたたび、マタリはアルジュナをたきつけて、ヒランヤブラ(黄金の都)を破壊させようとする。アルジュナは、ヴィマーナ(宇宙船)で空中要塞に近づくと、魔神族は猛烈に抵抗し、激戦となるが、最後にアルジュナは神々からもらった究極の破壊兵器でヒランヤブラ(黄金の都)を木っ端微塵に吹き飛ばし、神々にその英雄ぶりを讃えられることになるのである。

<ミサイルが全てを焼き尽くす>
・魔神族の巣窟となった“空中都市”を神々が無慈悲に破滅させる話は、最古のヴェーダ聖典に早くも登場する。西暦前3000年よりももっと古い成立とも言われる『アジェル・ヴェーダ』には、魔神族がそれぞれ鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていて、神々は征服できず困っていたという話が記されている。とどのつまり、暴風神ルドラが、最後に火の熱、月の光、ヴィシュヌ神の勇気からできた武器で3都市を焼き尽くしたとある。

・『マハーバーラタ』では、3大空中都市を破壊したのがシヴァ神となって、話がもう少し詳しくなり、『マスチャ・プラーナ』ではさらにもっと詳しく、こんなふうに記述されているー。
魔神族の建設技師マヤと二人の魔神が、ブラフマー神に願いをたて、シヴァ神の1本の矢にだけは勝てないという条件付で、難攻不落の美しい空中都市を造った。それは、3段からなり、最下段は鉄製で地上に置かれ、中間の段は、銀製で空中に、最上段は、黄金製で宇宙に浮かべられた。

・ところが、空中都市を自分たちのものにすると、魔神族はずうずうしく態度を変え、全世界を苦しめ始めた。神々は、魔神族をどうしても制圧できなかったのでシヴァ神に助けを求めた。
そこで、シヴァ神は、小山ほどもある特製のヴィマーナ(宇宙船)を建造させ、ブラフマーがこれを操縦して出撃した。
マヤたちは天と空と地の3都市を合体させて反撃し、海上近くで追いつ追われつの大激戦が繰り広げられた。その過程で、建設に協力した2人の魔神は容赦なく殺されるが、マヤだけはシヴァ神から海中に身を隠すように勧められる。以前の間柄とマヤの才能を惜しんでのことだったのだろう。

・マヤは、聞き入れて、そのとおりにした。そして、合体した大宇宙要塞めがけ、シヴァ神は強力無比な1本の矢、つまりミサイルを撃ち込み、空を黄金色に染めて完全に焼き尽くした。炎上した魔神族の大宇宙要塞は、すさまじい音とともに西の海へ落下していった・・・・・。
このように、太古の高度文明は、大宇宙都市をとうの昔に達成していたーサンスクリットの古文献に描かれている不思議な“サブハー”の神話は、そのかすかな遠い記憶の残響なのかもしれない。



『天孫降臨 / 日本古代史の闇』   神武の驚くべき正体
コンノケンイチ (徳間書店)  2008/12/8



<シリウス星系(龍)対オリオン星系(牡牛)>
・世界各地の神話や伝説を調べると、BC4000〜3000年ごろ「牛神」と「龍神」という2種の異星人が地球に来ていたようで、流れは大きく二つに分かれていた。
 牛神が活動した本拠地は、現在の西インドとギリシア地方で、それがインド各地の「聖牛伝説」や「ギリシア神話」として今に伝えられている。

・メソポタミアの神話にも「天の神」と呼ばれた「牡牛の神々」が登場し、その起源もシュメール文明に始まっている。バビロンの主神マルドゥクも、また旧約聖書にも記されるカナンの神であるバールの父エルも牡牛の神である。この流れは、ギリシアやエジプトにも飛び、ゼウスも牡牛の神である。白い牡牛の姿で美女エウロベに近づいた。豊穣の神ディオニュソスも、エジプトのミンも牡牛である。豊穣の神だけではない。メソポタミアの大地母神イシスも牡牛の姿で現れ、ギリシアの大地母神ヘラも牡牛の目を持つ神で、このようにシュメールからの流れの主神全てが牡牛だった。

・原始密教(雑密)の発祥地インドでも、インダス文明の時代から現代まで牛は長く崇拝されてきた。モヘンジョダロの遺跡からBC2000年以上と思われる聖牛の印象や図象・彫像が発掘され、当時すでに牡牛への信仰が存在していたことが判明している。

・彼らは、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)にあると述べられている。牡牛座の近くにはプレアデス星団(スバル座)もありオリオン星系に属する。

・一方の龍神はどうだろう。発進母星は地球から約8.7光年離れたシリウス星系でとくに地域を限定せず、全地球規模で活動していたからである。私達の銀河は直径が10万光年あり、その意味では龍神の発進母星シリウス、牛神のオリオンはお隣の星、隣接する恒星といってよい。

・前記したインド最古の文献『リグ・ヴェーダ』には天上(宇宙)での両者の凄まじい戦闘が微にいり細をうがって描かれている。そこではテクノロジーの差なのか、圧倒的に牛神が優勢だったようである。



『アガルタ(虹の都)』 
 (R・E・ディクホフ)(密教科学社)  1961



<8万年前、全人類を巻き込んだ大戦争が起こった。生き残ったわずかな人々は例の地下トンネルに逃げ込んだ。>
・「人間は200万年前に宇宙船で地球にやって来た火星人によって創造されたという。火星人たちは高度の文明と超能力を持ち、南極に虹の都という7つの都を建設し、そこから世界中をつなぐ地下トンネルを掘った。人間はこの地下トンネルを利用して、南極からゴンドワナ大陸、レムリア大陸、アトランティス大陸へと居住範囲を広げていった。ところが地球の征服をたくらむ悪の化身、金星人は、テレパシーによって人間に邪悪な心を吹き込んだ。そしてついに8万年前、全人類を巻き込んだ大戦争が起こった。生き残ったわずかな人々は例の地下トンネルに逃げ込んだ。あらためて平和の大切さに気づいた彼らは、金星人の魔手に対抗するため、火星人の指導の下にアガルタを建設したのであるー」

・「金星人も火星人を追って地球に到来したが、彼らは身長14フィート、クロコダイルのような形態で直立し、手足には6本の指と水掻きを持つ。邪悪な金星蛇人は人間の精神を操作し、その結果アトランティスとレムリアの間で核戦争が起こり、高度に発達してきた文明は滅び、両大陸は沈没する。しかし、この時までに地下にはトンネルが縦横に走り、地下都市が出来ていたので、避難所となった。その一つが中国のサンポー渓谷の地下にあるアガルタである。チベットのラサの下にはシャンバラという地下都市があり、アガルタとトンネルで結ばれている」。

<●●インターネット情報から●●>

・土星のリングの中に、それぞれ長さ、(1)1万266キロメートル(2)2万5338キロメートル、(3)5万667キロメートルの円筒形UFOが存在することが確認されているそうです。これらのUFOの直径は、それぞれ、974キロメートル、1949キロメートル、3898キロメートルという信じられないほどの巨大さだそうです。この事実は、ハッブル宇宙望遠鏡で確認され、「サイエンス・ニュース」誌で発表されているとのこと。



________________________________________
■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■


・アセンション(次元上昇)の時代になってコンタクティやチャネラーが増えているようです。異次元の「あの世」の不思議な体験をする人も多いのでしょうか。空飛ぶ円盤やグレイのようなバイオ・ロボットの時代から「目に見えない」神々や大天使、天使や堕天使に関わる現象を「感じる」か「幻視する」時代になったようです。またスピリチュアルな「先生」や霊能者も世界的に増えており、本を出したり、セミナーやワークショップを盛んに開いているようです。AI(人工知能)や近代医学が急激に進歩する一方で、スピリチュアリティ(霊性)に対する研究も盛んになるようです。
宇宙人が人間の肉体や精神に憑依すると「現代的」になるといわれます。異星人だった歴史上の偉人たちが多いといわれます。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。進化している宇宙人が、目に見えない大天使、天使、堕天使となって工作しているので、私たち一般人は、ほとんど何も理解できません。在日宇宙人問題こそ真剣に考えなければならない時期かもしれません。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

・東日本大震災は大変な災害でした。現地では、当時からさまざまな幽霊現象や霊現象が報告されているといわれます。それに関する本も数冊出版されています。私が、さまざまな東日本大震災のYou Tubeの動画を見ていると、いくつかの不思議な動画ありました。それは、ヘリコプターの空中から撮影された動画で、いくつかの白い物体が地上すれすれに飛行しているものでした。まるで白昼の幽霊や天使のようなものだったようです。それはおそらくは、魂を救いに来た「天使」たちの姿だったのかもしれません。タイタニック号の遭難のような大事故や戦場では一時に多くの人間が死にます。そのような現場に天使たちが人間の魂を拾い上げるために多数来るというのです。そして見えないUFOのような飛行物体に載せていくといわれます。

・世界中に神と悪魔の神話があるようです。神話もどこまでがフィクションかどこまでがナンフィクションか分からないところがあります。阿修羅と帝釈天のように、神々の争いは世界中の神話で記録されているようです。
阿修羅と帝釈天の争いは、超近代的なスター・ウォーズとして大規模な核戦争になったとも伝えられています。神の中の王様の帝釈天もインドでは、阿修羅のように次第に人気がなくなっていったようです。現代のインドではヒンズー教が多数派を占めています。
阿修羅と帝釈天の争いは、現代風に言えば、リラ星人とシリウス星人の争いか、オリオン星人とシリウス星人の争いになるのかもしれません。霊格の高いはずの異星人が2派に分かれて、今も争っているといわれます。すなわち2種類の異星人が互いに争う構図は、現代でも続いているようです。高等知性体が互いに何を争っているのか、私たち一般人には、理解不能です。やはり権力闘争でしょうか?アバブ・トップシークレットですから。異星人は「宇宙連合」としてまとまって動いているようですが、宇宙連合に属しないオリオンETグループも存在するようです。いわゆる「闇の支配者」の動向も分かりません。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。

・グレイの長身タイプがリゲル人といわれます。
リゲル人は、米政府と協定を結んだオリオン連盟リーダーであり、この集団は1954年に米国政府と協定を結び、彼らの技術と科学を交換することにしたといわれています。リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であるといわれます。
「リゲル人は、こと座の内戦とそれに続くこと座星系へのりゅう座人の侵略を通じ、彼らの惑星は戦争で痛ましい損害をうけたため、肉体的にも遺伝子的にも弱々しい存在になっている。リゲル人は、りゅう座人のために働いている。りゅう座人が攻略の前準備をできるように侵略予定ルートを偵察する仕事である。リゲル人は、軍隊型の厳格な階層制の文化を持っている。特にゼータ・レティクリ1と2のグレイが絡む場合はそうである。また肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている。彼らの技術と科学情報を米国に与えるのと引き換えに、米国民を誘拐する(ただし傷つけない)許可を米国政府から得ている」といわれます。リゲル人やりゅう座人が今後、人類とどのようにかかわっていくのか不気味な話のようです。

・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船であるといわれます。「ナチスの中枢部はレプティリアンの関与する真の歴史を知っていたのだ」という説もあります。
「要するにレプティリアンの上にも、彼らの行動や人間を操作する究極の力を持つ「透明な人々」が存在する」といわれます。「レプティリアン自身もコード化された コンピュータープログラムで、決められたことを実行しているに過ぎないのです」と指摘されています。

・北欧神話でもアース神族とヴァン神族は、最終的にアース神族が勝利した長きにわたる戦争の後、和解し人質を交換、異族間結婚や共同統治を行ったが、結局、最終戦争(ラグナロク)をするといわれます。つまり北欧神話もラグナロク(最終戦争)、善と悪との両極端にわかれての戦いを予定しています。

・「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。「ルシフェリアンはニムロード思想を信奉する人々、もしくはその悪魔教の信者なのである」といわれます。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。フリーメーソンと金星人の繋がりが窺われますが、フリーメーソンの主神は堕天使ルシファーといわれます。そして金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、といわれます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」と指摘されています。神様の中の王様であるゼウスは魔神の系列だといわれます。ベル(Bel)、クロム(Chrom)、「バアル神(Baal)」も「ゼウス」や「アポロ」も、すべてが「ニムロド」=「アンチ・キリスト」の別の呼び名であるといわれます。
「ニムロドとは、666という数字の主である悪魔王サタンのことです。ニムロドは有名な「バベルの塔」を建設して、神に反逆した」といわれます。

・外宇宙では、さまざまなエイリアンの動きがあるそうです。
「米国のスワードロウ氏がいうには、この「物体」はすべて宇宙船で、他の銀河の星、あるいはパラレル・ユニバースに点在する超先進文明を誇るエイリアンたちによって操られているものらしい。
 1990年代にすでに70種類以上の異なる種族のエイリアンが地球を訪れていると告げた。しかもこれらは地球人種と敵対する性質のエイリアンばかりで、2002年から2003年にかけての最終報告では、その種類も217に跳ねあがっている」と語っています。
「「インセクトイド(昆虫型エイリアン)」「ライオンピープル」「シリアン(シリウスA)」「キーロット」といったグループに分けることができる多様なエイリアンが、カイパーベルトに集結しはじめているというのだ。これをスワードロウ氏は「カイパーベルト・エイリアン」と呼ぶ。
 しかもカイパーベルト・エイリアンは、南極の地下に拠点を置くナチス第4帝国ともつながっている可能性が高いらしい。
「1938〜1944年にかけ、ナチスは南極大陸の地下に巨大基地を造って、研究プロジェクトを展開していた。一帯はベース211、あるいはニューベルリンと呼ばれていた。この基地で、時間旅行や次元間移動の研究が行われていた。ナチスが共同作業のパートナーとして選んだのが、カイパーベルト・エイリアンなのだ」と主張しています。

・「第4帝国と提携関係にあるカイパーベルト・エイリアンに対しては、イルミナティの目的は、世界統一にほかならない。世界をひとつの政府――世界政府――にまとめてしまえば、人民の管理がしやすくなるからだ。
 きわめて近い将来、カイパーベルト・エイリアンと第4帝国、イルミナティがひとつになって、全地球規模の管理システムの構築が試みられることは間違いない」と指摘されています。

・阿修羅と似たような日本の神に「国常立神(くにとこたちのかみ)」がいるといわれています。大本教は国常立神からの霊告をもとに、教団を拡大しました。国常立神は、「艮の金神」ともいわれ、その昔、あまりにも厳しい統治のために、他の神々により鬼門の方角に封印されたといわれます。天界から追放された、阿修羅、スサノオノミコト、堕天使、国常立神のようなタイプの神々は、似たような神話になっているようです。正義の神が、疎んじられて魔神になったという神話です。

・ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)でみると、
「国之常立神を重要視し、日本の歴史に大きな影響を与えたのが新宗教大本である。
1892年(明治25年)2月3日、京都府綾部在住の無名の老婆出口直(なお)は「艮の金神」と恐れられる祟り神の神懸かり現象を起こした。古神道や伯家神道の知識を持つ出口王仁三郎は直に懸かった神を「国之常立神(国常立尊)」と判断。国祖である国常立尊はその統治に不満を持った神々により鬼門の方角に封印されたが、現在になり復活の時が近づいているという終末論を主張した。直と王仁三郎の教団大本は大正〜昭和初期にかけ発展を遂げ、宮中関係者や陸海軍将校が多数参加する一大宗教勢力となった。
大日本帝国は現人神たる天皇(天照大神)の権威を覆しかねない大本に警戒感を強め、1921年(大正10年)1月10日と1935年(昭和10年)12月8日に宗教弾圧を行った(大本事件)。特に二度目の第二次大本事件では治安維持法違反と不敬罪により徹底的な弾圧を加え、大本は壊滅した。
大本事件の背景には、出口王仁三郎と大本が持つ政治的影響力に政府が警戒感・恐怖感を抱いたことに加え、国家神道と新宗教の間に宗教観・神話体系の相違があったことが指摘される」とのこと。

・仏教の世界は、宇宙の世界を表しているといわれます。菩薩や如来、観音は、異星人の種類を示しているようです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。現代になってさまざまな異星人の固有名詞が使われるようになりました。宇宙船の母船には多肢の手の多いバイオロボットがいるといわれます。遥かに進化した異星人は、遺伝子操作等の手段で、さまざまな容姿のバイオロボットを作ったようなのです。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。現代ではグレイといわれるバイオロボットも昔の仏教では「賓頭盧(びんずる)」と呼ばれたのかもしれません。観音がプレアデス星人、菩薩がリラ星人、如来がシリウス星人に対応するのかもしれません。
グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」。それがエササニ人のバシャールといわれます。

・「極楽には女性がいない」「もちろん、前世で信心のあつかった女性も極楽に生まれ変わっています。しかし、彼女たちは娑婆世界から極楽世界へ移動するほんの一瞬のあいだに、女性から男性への性転換手術を受けるのです」という話も不思議なことです。極楽のことも詳しくは分かりません。雌雄同体の異星人もいると言われます。地上でも雌雄同体の人間がいるのかもしれませんが、研究者ではないので、詳しくはしりません。LGBT(性的少数者)の宇宙人の話もあったといわれます。「不思議なゲイの現象は、宇宙人の人格転換である」ともいわれます。「歴史上、様々な分野で尊敬されている著名なマスターたちは多くが同性愛者だ」といわれます。人間の同性や異性相互の「魂」の交換をオリオン星人は可能のようです。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府とは繋がりがあるといわれます。

・また堕天使が地球の女を狙って降りてくるといわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。肉体を離れて、精神体にだけになると、神々も性愛の域を超えて、新境地に達するのかもしれません。昔から神々や悪魔は性的能力が異常に強いといわれます。異類混血も多かったようです。世界中の人間の性生活や結婚生活も大きく変化してきているといわれます。人間の常識レベルでは理解不能の状態のようです。「アンタレス人は、トルコ人、ギリシャ人、スペイン人のDNAに関係し、同性愛者で生殖目的でのみ女を使用すると考えられている」といわれます。その昔、アンタレスにエーテル質量を操作できる異星人がいて、自由に宇宙旅行をしたといわれます。ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の本拠地はアンタレスにあるそうです。ホワイトブラザーフッド(白色同胞団)についても詳しいことはわかりません。異星人の性生活は、多種多様のようです。私たち一般人は、詳しくは分かりません。

・またアストラル界やエーテル界の場合、宇宙人の体が精妙になっており、食事をしたり、排せつをしたりする必要はないといわれます。しかし、死後の生活で食事を忘れられない人々のためには、食事をしているようなイルージョンを味わえるようなのです。しかし、書籍には、菜食等の普通の食事等ができるように載っています。アセンション(次元上昇)した金星や火星での食事は必要がないのでしょうが、そのようなイメージは私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。3次元の存在の異星人の場合は、おそらく食事や排せつは大きな問題でしょう。3次元の地球人と同じレベルの異星人も非常に多いそうです。ただ恒星間飛行技術を持っていることが大きな違いのようです。

・くじら座タウ人は、イプシロンのエラダナス星系で大きなコロニーを保持している。祖国の大気と重力の関係で、密度の高い身体を持っているといわれます。ロシアはタウ星人と当初コンタクトがあったそうです。
「ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と 交わしてタウ人を追い払ったと考えられている」ともいわれます。ロシアも昔から異星人とのコンタクトの豊富な地域のようです。
「彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスとレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった」という説もあります。
共産主義も資本主義ももともとは、爬虫類型宇宙人の思想にあったようです。マルクスとか、それ以前の段階において高等知性体の関与があったといわれます。「モスクワには多くの宇宙人が住んでいる」というリーク話もあったようです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング」は、ロシアも研究しているのでしょうか。

・「ひろさちや」とamazonにいれますと2795件の書籍が出てきます。多作の仏教研究者のようです。仏教と言えば「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。また爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させようとしているといわれます。荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわきます。

・『超巨大[宇宙文明]の真相』ミシュル・デマルケ(徳間書店)によるとオーストラリアに住む著者は、別次元に入り宇宙の異世界を認識したのですが、気づいてみるとベッドの中であったそうです。つまり夢の中で異次元体験をしたという明晰夢の話になります。

・世界中のおとぎ話のなかで、「夢の中で異世界にはいる伝承」が多くありますが、死後の霊界や高等知性体のいる異次元にコンタクトするためには、変性意識になる必要があり、夢の中が、個人個人の異次元の世界になるようです。夢の種類は色々あるそうですが、リアルな夢を見る現象もあるようです。

・欧米のチャネラーには、「夢の中でアストラル・トリップ(幽体離脱)して、クリスタル・シティでキリストに会った」という話が多いそうです。

・インドの古代叙事詩『マハーバーラタ』においては、直径1000キロメートルの超巨大母船の話があるそうですが、スター・ウォーズもある異次元の世界ですから、過去・未来・現在が混然一体となっているタイム・トラベラーの世界かもしれません?「神人のいる異次元の世界」といってもあまり認識はすすんでいないようです。

・世界中で、異星や異世界の報告をするコンタクティやチャネラーは多いのですが、彼らの『その後』は、詳しくは知りません。

・黄金の惑星(ティアウーバ)が、雌雄同体の異星人の世界だというのは大変興味深い話です。『浄土三部経』と『超巨大{宇宙文明}の真相』(ミシェル・デマルケ)(徳間書店)の内容から説明してみます。

・< 黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(1)>
エーテルは海のように見える事と浄土経の宇宙観は、似ています。宇宙人にとって地球は「濃霧の立ちこめた海」であると言われますが、アストラル界やエーテル界は海のようだと考えれば中国の古代の宇宙観が理解できます。浄土教の須弥山(しゅみせん)の三千大千世界の理解にエーテルの観念が利用できます。この世界全体の中心に存在する仏様が、大毘瑠舎那如来(だいびるしゃなにょらい)、つまり大仏様です。山の下にある円盤を金輪(こんりん)といい、金輪の上には須弥山を中心とした九つの山と、その間に海があります。九山八海と呼ばれます。一番外側に四つの島があり、南の方にある島が人間の住む世界で、閻浮提(えんぶだい)と呼ばれます。山上の空中にも色々な世界があります。そこで、その海をアストラル界やエーテルの世界であると理解すれば、エーテルの海に浮かぶ人間世界が分かります。エーテルは、「万物の元」といわれます。浄土教の「無量光」は「この天よりも高く、すべてのものの背面、一切のものの背面にあり、無上最高の世界において輝く光明は、アートマンの内部に存する光明」であり、「無量光仏の光は広大無辺である」とエーテルを表現しています。

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(2)>
「極楽浄土の蓮池には、車輪のようなおおきな蓮華があるという」のは、エーテル界の大型円盤型宇宙船(UFO)を指すのでしょうか。また、「極楽浄土には女性はいないで、みな男性のみである。すなわち、女性が男性に生まれ変わっていると言う思想」については、黄金の惑星(ティアウーバ)が、雌雄同体の異星人の世界であったことを知れば、理解できるでしょう。「現在でも雌雄同体の人間がインドにいる」とどこかで聞いたことがありますが、いまさらインド探検でもありますまい。仏教関連の史跡には、学者が現地まで行き調査したりしますが、インドネシアのボロブドゥールの立体マンダラの写真を見ましても、空飛ぶ円盤の形態の遺跡に仏様が立っていると解釈できます。インドネシアで最大の文化遺産であるジャワ島中部のジョクジャカルタ市北方にあるボロブドゥール仏教遺跡は、8世紀頃に建立されたそうです。調べだしたらキリがないので、文献の整理とインターネットの情報が中心となりましょう。

・< 黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(3)>
ナチスのスワスティカ(卍)(まんじ)」は、有名ですが、古代の西洋では、UFOを表していたという説があります。ナチスは、ユダヤ人の大量虐殺で、不人気ですが、「オカルト的」には、ナチスの研究を勧める学者もいるようです。「ナチスとUFO」、「ユダヤ人とフリーメースン」などの書籍も多いようです。第2次世界大戦後の東欧の殺戮などのように、欧州では血なまぐさい話が多く、オカルト的な背景があるのでしょう。スワスティカは、幸運・吉祥を表す記号で、卍(まんじ)と言います。古代インドでは、ヴシュヌ神やクリシュナ神の胸にある旋毛を指していたようです。これが仏教に取り入れられて、ブッダの胸や手足や頭髪などに現れる相となったようです。この形には、右旋のもの、左旋のものの二種類があり、仏教は右旋を用い、ナチスの鉤十字は、左旋であるようです。ナチスのような悪業は、悪魔の仕業だという説があります。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」といわれます。もし事実とすれば恐るべき話です。「アメリカ大統領候補も、いざ就任すると、この話題には関与せずという概要が出されるのだ。こうした態度は“大統領の黙秘症候群”と呼ばれている」といわれます。クリントン候補も「私が大統領になったら、エリア51と宇宙人の真相を公表します」と語っていましたが、トランプ大統領は、異星人については言及しなかったようです。政府の中に政府があってアメリカ大統領といえどもコントロールできないといわれます。

・アスラは、「阿修羅」と漢訳しますが、「非天」であり、古代のインド神話では初めは善神であったそうです。後に悪神とせられ、常に帝釈天(および三十三天)と争う神的な存在で、仏教では鬼神と見なされ、須弥山の下の大海(アストラル界)に住むとされています。この世を地獄にする鬼神がアストラル界にいるのでは、人間は困りましょう。「光の勢力と闇の勢力」という天の二大勢力の争いの原因でしょうか。

・また、極楽の人々が全部金色であるというのは、現代人には異様な印象を与えますが、黄金の惑星(ティアウーバ)の本を読めば、納得できましょう。家にある仏様が金色なのも事実からなのでしょう。

・『超巨大{宇宙文明}の真相』(ミシェル・デマルケ  徳間書店 1997/8)と言う本も「夢の中で入れる高次元の不思議な世界」の話を語っています。それと『浄土三部経』からの結び付きを見ますと異世界の相似が窺われます。

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(4)>
阿弥陀仏の西方極楽浄土に対し、東方浄土の教主である阿しゅく仏(あしゅくぶつ)は、阿弥陀仏信仰の発生する以前における仏として、有力であり、多くの経典にその信仰が説かれていましたが、阿弥陀仏信仰が強まるにつれて、影を薄くし、いまや阿弥陀仏を讃える諸仏の一人とされています。西方極楽浄土は、極楽・安養浄土・安楽・無量寿仏土・無量光明土・無量清浄土・蓮華蔵世界・密厳国・清泰国とも呼ばれ、阿弥陀仏が成道したときに、西方十万億の国土を過ぎたところに構えた世界で、苦難はなく、安楽のみがある処といわれます。宇宙は、多様であり、多くの銀河に多くの天国のような惑星があるとすれば、いろいろな「浄土」が存在するものと思われます。アストラル界やエーテル界のマスターのいる世界でも上には上があり、現実の世界(3次元)から4次元、5次元、6次元と波動(振動数)が上がって行き、9次元、10次元の存在を示唆する書物もあります。

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(5)>
「自在天宮は、他化自在天の宮殿であり、欲界の最高所たる第六天のことで、ここに大魔王の宮殿がある」、「この天界に生まれた者は、他人が化作した欲楽の対象を自在に享受することができる」とありますが、大魔王とは、神に対して、3分の1の天使団を率いて反乱をおこしたルシファーのことでしょうか。「バラモン教のウパニシャッドにおける梵天の世界は、『無量の威力』と呼ばれている」「梵天の世界には、『不老』という河があり、そこに達した人は老いることがないであろうという。またそこにはサーラジヤという都市があり、アパラージタという宮殿があり、インドラ神とプラジャーパティ神とがその門衛であり、ヴィブとい大広間があるという。これに対応して、極楽浄土にも多数の宮殿があり、そこには美麗な玉座があるという」。このように昔の人は、必死に「あの世」の知識を求めたのでしょう。

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(6)>
仏教で言う「欲界、色界、無色界」は、西欧での「アストラル界、エーテル界、コーザル界」に対応するもので、「異次元」を色々と分けたものでしょう。「浄居天は、欲界・色界・無色界の三界のうち、色界に所属する第四禅天の五天界をいう」、「とう利天は、須弥山の上に所在し、欲界天の一つで、三十三天のこと。帝釈天(天帝インドラ)が主神」、「兜率天は、弥勒などの菩薩が住むところ。欲界六天の第四天」、「化楽天は、欲界第五天」、「アカニシタ天は、色究竟天と漢訳し、色界十八天の最上天で、形体を有する天の究極であり、『有頂天』(生存の頂にある天)という」、「三界とは、欲界、色界、無色界をいう。1、欲界は、愛欲が強く支配している領域。地下(地獄)、地上(人間・畜生・餓鬼)。天界(下層の神々が住む)にわたる。2、色界(しきかい)は、清らかな物質から成り立つ世界。そこにいる生ける者どもは、欲望の支配から脱しているが、なお物質的な身体を持っている。3、無色界(むしきかい)。全く物質の存在しない領域。天界の最高処にある」と異次元の世界を細かく分けていますが、上位の次元の神々の世界は、詳しくは書けませんが、理想の世界として、色界の世界の描写が、多いいようです。「死後の世界」を知ることや「西方極楽浄土」を願うことは、古来から人間が安心を求める本能なようなものでしょう。

・<黄金の惑星(ティアウーバ)と浄土経の無量光の世界の相似(7)>
仏の六つの神通力として、1、神足通(じんそくつう)。思いのままに行く力があること。2、天眼通(てんげんつう)。透視する力のあること。3、天耳通(てんにつう)。遠くの隔たった音声を聞く力。4、他心通(たしんつう)。他人の心の中を知る力。5、宿命通(しゅくみょうつう)。前世の生涯を知る力。6、漏尽通(ろじんつう)。煩悩がつきること。自分の思いのままに世の中を動かせること、などがありますが、たとえば、距離と空間がない4次元以上の世界では、可能でしょう。

・ヘルメスの千里靴(すぐに千里を飛べる靴)などは、西洋と東洋の神話の性格が似ていることを示していると思います。またこの世界(エーテル界)に一度でも浸った人間は、超能力を持つともいわれます。黄金の惑星(ティアウーバ)の本では、「また仲間たちも興味を示したのは女性の頭をした馬で、トビウオのように折り曲げて体に密着できる翼を持った生物を見たときであった」「そのうちの何頭かが我々に人間の言葉では話しかけてきた」という箇所があります。

・「遺伝子操作か思念(?)で人間を作った」といわれるシリウス人は、「神がぞっとするようなモンスター・タイプの生物を遺伝子の操作等によって作ったので、神に嫌われた」とどこかの本で読んだ記憶があります。人面の動物では、エーテル界であっても気持ち悪いのでしょう。まるでファンタジー映画のようですね。米国よりもむしろヨーロッパのほうが太古からUFOとの関係があるようです。アメリカインディアンも太古には異星人との繋がりがありました。

・両性具有の宇宙人や地球人もいるといわれています。特に宇宙人の両性具有者は、男女の別に進化する前の段階の異星人といわれています。しかし、私たち一般人は、研究者でないので、詳しくは知りません。

・『恐怖の世界大陰謀』(デーヴッド・アイク)(三交社)という本は、デーヴッド・アイクの1000ページにも及ぶ大作です。が、この著者には毀誉褒貶も多く、「トンデモ本だ」という者も多いそうです。一般人には内容が荒唐無稽で理解不能な箇所も多いそうですが、同じ著者の本は5000ページ以上も翻訳出版されており、日本における読者も多いのでしょう。

・『大いなる秘密・爬虫類人・レプティリアン』、『恐怖の世界大陰謀』、『竜であり蛇であるわれらが神々』、『超陰謀』、『究極の大陰謀』、『さあ5次元の波動へ』、『ハイジャックされた地球を99%の人が知らない』等があります。amazonに「デーヴィッド・アイク」といれますと、35件の本がわかります。

・小柄なグレイとともに飛来した金髪碧眼の宇宙人ノルディックに関しては、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』(アバブ・トップシークレット)のため、日本のマスコミもさすがに手がだせず、出版活動も低調です。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。

・「グレイの後に人間タイプの金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジと呼ばれる宇宙人が飛来し、その後に『東洋人タイプ』が来た」そうですが、50年以上も経っているのですが、『厳秘』のためこの程度しか、マスコミには流れてこないようです。日本や中国に関係する神々の種族だったのかもしれません。リークの中心人物だった米国海軍の情報将校も亡くなったようです。UFOで有名な矢追純一、元テレビディレクターのその後(『矢追純一のUFO大全』)の活動はどうなのでしょうか。興味深い本としては、『宇宙人の柩―日本人脳外科医が衝撃の告白!』(鈴木龍成(仮名)、竹本良)(kindle版)があります。日本人もエリア51等の秘密基地で働いていたのかもしれません。

・レプティリアンを作った「透明な人々」とは、シリウス星人も作ったようです。異類混血の問題はスター・ウォーズの原因となるほど深刻な問題なのでしょう。異星人が、人類を創造したという説は、いまだに少数説なのでしょうか。これも現代の天動説のようです。

・「インドのヒジュラーは、ヒンディー語で「半陰陽、両性具有者」を意味するが、ヒジュラーは通常女装をしており、女性のように振舞っているが、肉体的には男性、もしくは半陰陽のいずれかであることが大部分である」とのこと。「ヒジュラーの総数はインドだけでも5万人とも500万人とも言われるが、実数は不明である」そうです。私たち一般人は、社会学者でないので「両性具有者」についての定義がヒジュラーについてはよくわかりません。あるいは、定義が混乱しているのかもしれません。宇宙には「両性具有者」の異星人もいるらしいのですが、はっきりは分かりません。

・人間も遺伝子の突然変異などで、通常の形態とは違ったことになるのかもしれません。多くは奇形で処理されるようです。ゲイ(LGBT等)の不思議な現象も私たち一般人は、原因も詳細を分かりませんが、専門家もよく分からないようです。世界的にゲイが広がっているイメージがあるようです。ゲイ(LGBT等)は異次元に宇宙人の多い地域に多いといわれ、宇宙人の「人格転換」という説もあるようです。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。ちなみに、宇宙人のマスター(長老)もゲイが多いともいわれています。ゲイ(LGBT等)は首都圏でも政治問題化しています。

・幽霊の話は世界中で豊富にあります。欧米では「幽霊写真」を研究している学者もいるようです。人間死後の世界の「霊界」は、地上1メートルのところにあるそうです。また「幽界」はパラレル・ユニバース(並行宇宙)のようです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。そこで、幽霊がこの世の者とコンタクトする例は、非常に多くなるようです。この世の死は、あの世への入り口のようです。死後、誰でも天使のような宇宙人(シリウス星人)に遭遇するようです。アルデバラン星人は「幽霊」のように現れたり消えたりするようです。

・昔のマスコミはどうだったのか分かりませんが、現代のメディアはタブーが多いようです。私たち一般人は、“マスコミ人”でないのでよくわかりませんが、政府に協力するということで、タブーが増えてきているようです。国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いにされた「宇宙人情報」のように、米国の主要なメディアも政府に協力して沈黙しているようです。グレイのアブダクション(誘拐)やキャトルミューテレーション(動物虐殺)のときは、米国のメディアも大騒ぎをしたようです。

・人間の死後にニルヴァーナ(涅槃・天国)に入り、そこにシリウス星人が大型の宇宙船で往来していることが明らかにされました。シリウス星人は、天使のような宇宙人ということになります。ニルヴァーナ(涅槃・天国)評議会の存在も明らかになっています。この話は、米国で、交通事故で死んだ息子からテレパシーでチャネリングを受けた母親が書いた本にあります。その息子は現在、ニルヴァーナで生活しているというのです。ニルヴァーナ評議会が、この世に影響力を行使しているとは誰も信じられません。

・『天国の真実』、アシューが教えてくれた天国の生活(スザン・ワード、ナチュラル・スプリット)という本がニルヴァーナ(涅槃・天国)の様相を伝えています。天国には多くの異星人が関与しているようです。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」ともいわれています。しかし、シリウス星人のネガティブ・グループが存在し、宇宙が複雑怪奇になっているようです。「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」とも「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれています。
「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。

・天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人の存在は、米国のチャネラーからの情報により、もたらされているそうです。人間死後の世界、天国のような異次元世界に出入りできる超テクノロジーを“はるかに進化した異星人”は持っているようです。非常に細かい粒子の世界、エーテル質量をシリウス星人は操作できるようです。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いともいわれます。シリウスA人はイスラエル政府と契約の宇宙の商人ともいわれます。

・地球と月の間の異次元に広がるニルヴァーナ(涅槃・天国)には、異次元からの宇宙人が出入りしているようです。これも見えない世界で私たち一般人は、認識出来ません。日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島、津軽半島、十和田湖周辺から秋田県の一部へと進出したそうです。

・グレート・マスターやマスターたちは、直接、地球の事象に関与していないようですが、間接的には何らかの関与があるようです。しかし、金星のマスター(長老)と地球人のコンタクト・グループがあるともいわれています。そして、アセンディッド・マスターとのコンタクティもいるそうです。

・また、“両性具有の宇宙人”も存在するようです。両性具有の異星人はいろいろな書物で報告されているようです。男女に分かれる前に「両性具有」だったという話もあるようです。

・死後に出会う自分の親は、「親であって親ではない親(累魂)」、自分自身も「自分であって自分でない自分(累魂)」になるようです。この感覚も死後の世界に入らないとわからないようです。

・『天国の真実』は、死後の世界と高次元の異星人の結びつきを述べた注目の書ともいえるでしょうか。交通事故死した息子がニルヴァーナ(涅槃・天国)におり、テレパシーによるチャネリングをその母親が受けたそうで、貴重な情報です。amazonを見るとスザン・ワードの本は4冊、出版されています。

・インターネットで同性愛者と検索してみると「近年の多くの英米の調査では人口の2―13%(50人に1人から8人に1人)の割合で同性愛者が存在していると言われている。性的少数者は、おおよそ概念上で少数者とされているものであり、実際はそれほど少数ではないと考えられる」といいます。数字的にも信じられない話のようです。

・日本でも予想以上にゲイ(LGBT等)の人口が多いようです。医学的、科学的な説明が出来ない不思議な存在ですが、社会問題として、マスコミに登場するようになりました。欧米では、政治家や有名人のゲイが多く報道され、私たち一般人は驚きます。『原型』といわれる神に非常に近い一対の男女の形態をとる天使がゲイ(LGBT等)の原因という説もあるそうです。

・透明な星とは、ハリウッド映画『スーパーマン』の母星の都市のイメージのようです。異星人も進化するにつれて、高次元の存在となり、人間の視覚では認識できないようになるようです。高次元に行くにつれて、神に近づくのでしょうか。神人の次は「光の子達」が登場するようです。夢の中でアストラル・トリップしてクリスタル・シティでキリストに出会ったという欧米のチャネラーが多いそうです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。

・「ナチスが、宇宙船・UFOを造った」とかの戦後の与太話・情報もありました。が、アルデバランの異星人・アーリア人の「超人」たちの超科学は、人類に数十万年進化しているようで、現代の先端の科学者でも理解不能のようです。プレアデス星人は6千年、グレイは3万年人類に先行し進化していると言われています。それでも彼らの超科学を現在も入手できないようです。「超人」の異星人の超科学を理解するのは、現在の科学者では不可能なのでしょうか。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。ナチスが崇拝したアルデバラン星人はアーリア人の「超人」であり、ゲルマンの神々だったようです。シュメール文明を打ち立てたのが金髪碧眼のアルデバラン星人といわれ、牡牛座のアルデバランが故郷の惑星のようです。地球から68光年の距離にある牡牛座のアルデバラン太陽系の二つの惑星からなる“スメーラン帝国”はどのような国だったのでしょうか。

・反重力の飛行機関は、造るのは非常に難しいでしょうが、「米政府は異星人との密約でUFO(空飛ぶ円盤)を造っていた」と言う情報が真しやかに流されています。ハリウッド映画『インデペンデンス・ディ』の中でも「エリア51」と呼ばれる秘密基地で、UFO(空飛ぶ円盤)が存在しているストーリィでした。墜落したUFOを分析してUFO(空飛ぶ円盤)を製造できれば、劇的に人類を変えることができるでしょうが現在は、どのような状況なのでしょうか。当然、米軍は異星に向かっているとおもわれます。グレイの異星に留学生を送ったという話もあったようです。

・プレアデス星人は人類に6000年進化している種族ですが、人類に近く神でも天使のような宇宙人でもありません。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」そうです。米国政府を騙すぐらいですから、驚きです。

・プレアデス星座には約6時間でいけるそうですが、カシオペア座でもそんなにかからないようです。異次元移動は、瞬間的であり、アバール(エーテル航行機)の性能は、光速を超えるといわれています。この「光速を超える」という概念も現代の科学者にはないようです。150年前の物語にUFO(宇宙船)の記述があることは、驚異です。すべてがフィクションとはいえないようです。ナンフィクションは人間の理解の程度に応じて、正確に表現することは難しいようです。

・「イスラエル政府と通商協定を締結した宇宙の商人」は、シリウス星人ですが、この種族とコンタクトができれば、非物質的な種族とつながりができることでしょう。宇宙連合とコンタクトできれば神々の種族ともコンタクトできるようです。

・天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人については、ニルヴァーナ(涅槃・天国)にいる元地球人からの米国のチャネラーによって、情報が得られています。

・ゲイの現象とかさまざまな不思議な地球上の現象も宇宙人が関与しているといわれています。ゲイは医学的や精神医学的な原因が、科学的に解明されていないようです。ゲイの現象は異次元の宇宙人の人格転換だという説もあるそうです。リゲル人が「肉体から肉体へと魂を移す能力を持っている」そうで、驚嘆します。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。

・ロシアやイスラエルなど他の国々も異星人とコンタクトしているようですが、国家的な危機感からか、エイリアンの超テクノロジーを喉から手が出るほど欲しい国が多いのでしょう。ロシアには昔から奇怪な宇宙人の現象の話も多いそうです。イスラエル政府と契約した宇宙の商人の実態は不明です。

・日本に関係する異星人、神々とのコンタクトもあるようなのですが、国家機関の総力をあげてエイリアンの超テクノロジーを獲得するようにしなければならないでしょうか。ちなみに日本にも、昔から異星人が飛来している話が多いのですから、しっかりと手をうつべきでしょう。すでにしっかりとネットワークができているのかもしれませんが。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング」は米国の一人勝ちでしょうか。

・宇宙人の情報は、メイジャーなものにしていかなければならないでしょう。「何も知らせるな」というような、いつまでも核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップシークレット)を数段階上回る『厳秘』扱いにしておいてはいけないようです。ごく少数の公務員だけが知っているともいわれます。

・UMAというのは「謎の未確認動物」ということで、その方面に関してもいろいろと書籍があります。このブログでは、特にUMAについては取り上げませんでした。また、宇宙人に関わるモンスター・タイプの生物については、シリウス星人のネガティブ・グループがモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたという神話があるそうです。そこで神が大洪水などの天変地異を起こして、モンスター・タイプの生物を全滅させたということです。しかし、現代でも外宇宙には奇妙な「人頭の生物や動物」がいるとも言われています。異次元には、様々な生物が時空を超えて存在しているのかもしれません。

・また動物タイプの宇宙人も全体の3割ほどいるともいわれております。ハリウッド映画『未知との遭遇』で最初に登場したグレイの容姿は、世界中の人々には大変ショックでした。その後、米軍筋からのリークでは「グレイはバイオロボットである」という説がでてきました。金髪碧眼のノルディック等のような人間タイプの遥かに進化した異星人がグレイ・タイプを創ったというのです。昔の神々は龍神とか牛神とか様々な異類異形の神々が多かったようです。が、神々が姿を変えたのか、神々が「国津神」とか「天津神」とかに分かれていたように、進化の程度に応じて2クラスに分かれていたのかもしれません。

・昔から「異類婚姻譚」の伝承も多いようです。アニメ映画でもよく知られている『美女と野獣』は、フランスの異類婚姻譚だそうです。昔は異類異形の宇宙人が地球にも来ていたようですが、地球を去っていったようです。異類混血がスター・ウォーズの原因となったという説もあるそうです。異類混血の場合は、殺処理をしたケースも多いそうです。実際のところ、フィクションとナンフィクションの混じった荒唐無稽な話も多いようです。与太話の真偽の確認は誰でも無理な話でしょう。

・金髪碧眼のノルディックという人間タイプの宇宙人も、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのために、詳しくは分かりません。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。サタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人のエロヒムが「実験室で人間を創った」とクロード・ボリロン・ラエルというフランスのコンタクティが報告しています。「人間を実験室で創った」といいますが、人間の精神体をどのようにして創ったのでしょうか。サタンは、人類に進化すること3万年ともいわれています。またプレアデス星人は6000年、人類に進化しているそうです。クローン技術を使って新たな生物を創ることは、神の摂理に反することでキリスト教会などから猛烈な抵抗を受けるそうです。

・人間の感覚やその時代の常識が通用しない世界の話が、異星人の話です。30年前には、日本で宇宙人とコンタクトして異星に行った日本人が本を書いたこともあったようです。当時、宇宙連合のメンバーが日本にも来ていたそうです。宇宙連合のメンバーは世界中で、一般人として同化して潜入しているという話もあるそうです。彼等にしか分からない神人や異人のネットワークでもあるのでしょうか。奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまったともいわれます。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるそうです。

・「シリウス星人は、思念を通じて物を創造する力を持っていた」そうで、「遺伝子操作か思念(?)で人間を創ったといわれるシリウス星人」とフランス人のコンタクティ、ラエルで有名な「実験室で人間を創ったリラ星人」は、宇宙を2分する種族だそうです。神とシリウス星人のポジティブ・グループが、どのように最初の人間を創ったのか分かりませんが、天使のようなシリウス星人とサタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人が対立・抗争をしてスター・ウォーズになったともいわれているそうです。どうも天使のようなシリウス星人とリラ星人(悪魔)は相性が悪かったようです。現代では異類混血でもしているのでしょうか。シリウス星人にもポジティブ・グループとネガティブ・グループがいるそうで、世の中が複雑怪奇になるそうです。

・ちなみにサタン(悪魔)や堕天使ルシファーという言葉は、現代風に言うと「遺伝子科学者の一団の名称だ」そうです。マッド・サイエンティストと言う言葉もありますが、科学者の集団同士が対立しているようです。ある科学者集団が遺伝子操作をして、さまざまなモンスター・タイプの生物を創ったそうです。現代でもダルシーの秘密基地ではおぞましい生体実験が行われているという話もあったようです。一般的には昔から「悪魔」という言葉は、善玉に対する悪玉で、全て悪いことの意味に使われております。

・昔から手足の多い観音様の仏像などを地上でも多く見かけますが、宇宙連盟の宇宙母船の中では手足の多いバイオ・ロボットが活躍しているという話もあるそうです。まるでハリウッド映画『スター・ウォーズ』の世界のようです。人類にとって一番重要な異星人の超科学や異星人情報がアバブ・トップシークレットにされ、封印されているそうです。「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象だ」そうです。

・『ヒジュラ』(セレナ・ナンダ)(青土社)という本があります。
インドのヒジュラは、シリウス人等の宇宙人による「人格転換」の結果なのでしょうか。はたして、ウォークイン(異星人の憑依、人格転換)やワンダラー(異星人の転生)の現象なのでしょうか。

・「ヒジュラとは、同性愛の人々。1905年までは、同性愛は世界各地にある共通する在り方としては認められなかった」とのこと。しかし、ヒジュラは、「半陰陽で生まれた人」とは違うそうです。詳しく調べてはいませんが、ヒジュラの説明に「インドの両性具有者のアウトカースト=ヒジュラ」とありますが、誤りではないのでしょうか。同性愛者と両性具有者が理論的に混乱しているのかもしれません。世界的なゲイ(LGBT等)の現象は、異次元の宇宙人の「人格転換」が原因なのでしょうか。シリウス人は、遺伝子操作で「人間がぞっとする生物」を創ったので神に嫌われたという話がありますが、キリストの神の道のあり方(愛の世界)に反抗してゲイ(LGBT等)の現象を演出したのかもしれません。ネガティブなシリウス人は「進化するために破壊する」という論理の悪魔ということになるのでしょうか。ちなみに、ヒジュラのオンラインの写真集もあるようです。

・「薔薇十字団員は、天の周辺に住む神的な一団である」といわれます。フリーメーソンの薔薇十字団の謎として、「薔薇十字団員は、天の周辺に住む神的な一団である。彼らは分身の術を備えていて、意のままに姿を変えて現れることができる。また、彼らは自分の望む場所に移動することもできる。その他、団員は、占星術によって、地震を予知したり、都市の疫病の流行を遅らせたり、空中を歩いたり、どんな病気でも治すことができた」といわれます。中世にテレポート“瞬間移動”自在の金星人かポジティブなシリウス人か異星人が現れたのかもしれません。薔薇十字団員は、ある日突然に、パリの街から消えていったそうです。

・インド神話で阿修羅と帝釈天の争いは、神界のディーヴァ(善神)族とアスラ(魔神)族がからんで大戦争になったといわれます。
ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によりますと、
「(असुर asura)とは、インド神話・バラモン教・ヒンドゥー教における神族または魔族の総称。
本来、『リグ・ヴェーダ』に見られるように、古代インドにおいてアスラは悪役的な要素はあまりなく、デーヴァ神族の王インドラに敵対することもある天空神・司法神ヴァルナとその眷属を指していたが、その暗黒的・呪術的な側面が次第に強調されるようになり、時代が下った古代インドではアスラを魔族として扱うようになった。「アスラはア(a=非)・スラ(sura=生)である」という俗語源説も、この転回を支持するものだった」とのこと。

・太古には、2つの種類の宇宙人の対立から、インドで宇宙ではスター・ウォーズがおこなわれ、地上では宇宙人の末裔の2部族が、核戦争をしたというのです。核戦争を窺わせる遺跡や遺物が残っているといわれます。超太古のインドラのサブハーは全長1200キロもあるといわれます。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も詳しくは分からないそうです。

・モーゼとユダヤ人は龍神の系譜にあり、イエス・キリストは牛神の系譜で、お互いのバックはオリオン星系とシリウス星系という宇宙人だったといわれます。牛神は、「驚嘆すべき牡牛なす双神」と表現され、発進母星は65光年先の牡牛座(地球から観測する最も明るく輝く恒星アルデバラン)と指摘されています。

・龍神も牛神も人間化して、アストラル界やエーテル界で「神々の世界」を構築しているようです。スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったと語られています。米軍の秘密基地エリア51ではヴィマーナ(宇宙船)の恒星間飛行技術も「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング」によって入手されているのでしょうか。地球製のUFOも開発されているという話もあるようです。

・超太古には金星蛇人と火星霊人の対立・戦争もあったようです。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けた、と。神々の現在の住まいは、シンボリックに古代名称を用いてシャンバラと呼ばれているそうです。

・トランプ大統領の就任式がありましたが、徹夜で就任式をテレビで見た人もいるでしょう。経済雑誌は、「トランプ大統領」の特集を組んでいましたが、具体的な政策は、1年くらい見る必要があるといわれました。トランプ大統領自身の政策というよりも共和党自身の政策と考えたほうがよいといわれました。民主党の政策に対するアンチテーゼなのでしょう。4000名ぐらいの共和党のスタッフが、ホワイトハウスの政権の職につけるのですから、非常に大きな出来事だそうです。しかし、ポストの入れ替えが大幅に遅れているといわれます。多くの専門家が政権入りをためらっているというのです。数カ月かかるといわれました。三権分立がはっきりしており、議会が法律を作り、大統領が執行するといわれます。しかし、大統領権限もある程度あるようです。共和党は「小さな政府」で補助金を大胆にカットするというイメージがあるといわれます。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」といわれます。日本の政治は、アメリカの意向に従ってきた対米従属外交だったともいわれます。トランプ大統領の出現で、さまざまな大きな変化が出てきます。国論を2分したTPPを、アメリカは離脱するというのですから、政治家の資質が窺われます。アメリカのTPP離脱は、想像以上に深刻なダメージを与えるといわれました。

・アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。アシュター(銀河連合の総司令官と呼ばれる存在)という存在がよく米国のスピリチュアルな本で言及されます。世界はアヌンナキのシナリオ通りに動いているのかもしれません。別体系の宇宙から来たということで、アヌンナキは、詳細は不明です。アヌンナキという別宇宙の生命体が、この宇宙へ入ってきて、 こと座(リラ)の星や、オリオン座リゲルに定着し、そこからさらに展開したといわれます。「オリオン大戦」やスター・ウォーズの原因や結果も超太古からの情報が詳しくは分からないと語られています。

・はるかに進化した異星人でも「広い宇宙には、まったく分からない宇宙人が存在している」と述べられています。造物主や神々の世界は、私たち一般人には、理解不能なことがほとんどのようです。「日本はヘルメスが統治する国だ」といわれます。誰も認識できない与太話だといわれます。シリウスの大天使の代表であるというヘルメスは、ギリシア神話に登場する青年神です。大天使が大組織や都市等を統括しているといわれます。

・アシュター・コマンドというのは、現在、地球周辺の宇宙空間に滞空しているUFO艦隊の司令官アシュターならびに、主サナンダ・クマラという霊的な導きの下に存在する「光の偉大なる聖職者団(グレート・ブラザー/シスターフッド)の空挺部隊のことだといわれます。

・地上に存在するエーテル体のアセンションしたマスターに至っては、ほとんどがアシュター司令部のメンバーであるといわれます。地球を訪れているものには、琴座星(リラ)系、ヴェガ星系、アルクトゥールス、シリウス、オリオン、プレアデス、アシュター司令部からだといわれます。

・太古のインドでは阿修羅が金星のマスターを崇拝していたといわれます。阿修羅はアシュタールという説もあるようです。帝釈天(インドラ)も人間化して、人知れず社会で生活しているのかも知れません。
「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラがルシファーであることや、サナンダは神智学ではサナト・クマーラより上位の存在です。かつてイエスであった存在は現在「サナンダ」と名乗っており、アシュタールとともに彼の宇宙船に住んでいるといわれます。

・「中世の我が国民に大きな影響を及ぼした勝道、空海、親鸞、日蓮らの御聖人方が、金星人、すなわち明星天子と会っているという事実がある」といわれます。日本の精神世界にも深く関与しているといわれます。現在、サナート・クマラは公式的には金星に戻っていますが、引き続きシャンバラに焦点を合わせていて、今でも私達の惑星に援助をしています。「往古、かの尊い釈尊が、明星天子にあったという事実、また、イエス・キリストと金星との関わり、その記録が歴然と存在している」といわれます。

・ここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。オムネク・オネク『私はアセンションした惑星からきたー金星人オムネク・オネクのメッセージ』(徳間書店)があり、よくわかります。現在では、金星と火星の異次元(アストラル界)には、壮大な都市文明が存在しているそうです。

・西洋の秘教には、非物質的な悪魔の召喚があるそうですが、非人間的な存在とのコンタクトは、今なおタブーとなっているようです。イルミナティには、コンタクティやチャネラーが多いということでしょうか。
「イルミナティの空飛ぶ円盤でタイム・トラベラーになれる」という話もあったといわれます。

・日本の宇宙人のコンタクティが母船でマスター(大師)かアデプトや長老に会ったという話は少なくないと語られています。宇宙人社会は長老たちの評議会が統治しているという話もあります。

・「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視・調査し社会生活をしている」そうですので、昔から社会に溶け込まれると識別不能のようです。「米軍に宇宙人が混じっていた」という話も多かったようです。昔から宇宙連合の宇宙人が来ていたということ。ウンモ星人がヨーロッパの社会に浸透しているといわれます。ウンモ星人の子孫はヨーロッパに多いそうです。
異星人の「ブラザーフッド」についても多くの言及があります。その流れがフリーメーソンを形作ったのかもしれません。

・時空を超えた「異人」や「神人」の伝説は世界中に無数にあるようですが、現代ではなかなか記録に残らないようですし、マスコミも追及しないようです。ちなみに「昔のドイツの領主は、ほとんど異人であった」という話もあるようです。謎のシークレット・タイム・トラベラーが今日でも来ている可能性もあるといわれます。「宇宙人が公然と姿を現すのは遠くありません」という与太話もあるそうです。

・日本の「緑龍会」についても高等知性体の秘密結社ゆえに秘密は保たれているそうです。無理に秘密を暴くために探索する必要もないでしょう。エスパー(超能力者)の家系と言うものはあるようですが、外部からは分からないといわれます。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので戦争が頻繁に起こる」という説もありますが、今後とも「人間同士が殺し合うこと」は変わらないのではないのでしょうか。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だといわれます。

・プレアデス星人のコンタクティとして世界的に有名なスイスのビリー・マイヤーは、「日本民族の発祥の元( 原郷)になった異星から宇宙人(神々)が来ている」と語っています。日本民族の原郷はプレアデス星団という説とシリウスという説もあるようです。スメラミコトはシリウスからやってきたといわれます。

・旧約聖書の創世記の洪水物語における「ノアの箱舟」といえば、「フットボール球場位の大きさの超大型宇宙船に、豪雨の洪水の前にその家族と動物のつがいを乗せて地球から去った」という米国人のUFO画家の絵がありましたが、興味深いものです。ノアは時空を超えているのかもしれません。

・「闇の権力者」についても私たち一般人には理解不能な 荒唐無稽な話だと誰でも考えます。はるかに進化した神に近いといわれる爬虫類人(レプティリアン)にとって人間の姿形をとることは全く容易なようなのです。
クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると、「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」といわれます。「そして彼らとは、古代の爬虫類で、あなた方の祖先であり、親戚なのです」といわれます。「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」があったといわれます。

・米国のチャネラーによるとニルヴァーナ(涅槃・天国)評議会が存在するようです。彼らが、どのように人類に影響力を行使しているのか全く分からないそうです。人間の常識が非常識になったのは宇宙人が「飛ぶ円盤」でやって来てからだそうです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。「彼はイルミナティの祖先をアヌナキだとする。アヌナキは古代シュメールの神々の種族であり、実は宇宙からやってきたエイリアンである」と語られています。アヌンナキという別宇宙の生命体が、この宇宙へ入ってきて、こと座(リラ)の星や、 オリオン座リゲルに定着し、そこからさらに展開したといわれます。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」といわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。

・マスター(長老)や、この太陽系一帯からリラ、シリウス、プレアデスといった地球文明の発展に緊密に関連する星系に瞬間的に移動できるグレート・マスターもいるらしいのですが、彼らの活動状況も私たち一般人には全く不明です。

・天国に再び戻りたい堕天使や悪魔のネガティブ・グループが暴れているようなのですが詳細不明。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人にもネガティブ・グループが存在するので非常に厄介だそうです。「神々の都市」で神々や女神たちが何をしているのかもチャネラーの情報は少ないようです。

・「人類の進化には干渉できない」という宇宙法があるようですが、悪魔(サタン)のリラ星人のように「神はいない。神はいないと考えたほうがいい。あえていえば、エロヒムが神だ」という話になるようです。リラ星人は人類に3万年進化しているそうです。リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。

・数万年前の文明は歴史には認識されていませんが、文明があり、異星人がスター・ウォーズをして、地上でも戦乱があったようです。ベンジャミン・フルフォードの『闇の支配者に握りつぶされた世界を救う技術』という本は、荒唐無稽な内容も多いそうで、にわかに信じられないものも多いようです。超太古のインドの帝釈天(インドラ)と阿修羅との対立・戦争は敵対する異星人の超近代的な核戦争だったようです。帝釈天と阿修羅の争いは超太古から続いているようなのです。簡単にいえば、神と悪魔の争い、戦争ということでしょうか。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。

・超太古、インドではアーリア人の侵入があり、背景にはアルデバランの異星人が関係していたようです。いつごろかは分かりませんが、帝釈天や阿修羅などの異星人は、眼に見えないアストラル界やエーテル界で幽体や霊体となり、エーテル質量による都市文明やパラレル・ユニバース(並行宇宙)にいるようなのです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。「人間は200万年前に宇宙船で地球にやって来た火星人によって創造されたという」という話です。戦後、米国に金髪碧眼のノルディックとともに飛来した「東洋人タイプ」は、異次元の火星人だったのかもしれません。

・スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったそうです。星の系列では、オリオン星人とシリウス星人の系統の争いになるそうです。異説では、リラ星人とシリウス星人との争いとも言われています。また火星霊人と金星蛇人の対立・戦争ともいわれています。

・映画『スターウォーズ』は、「はるかに遠い昔のはるかに遠い宇宙」で起こった事実・実話を脚色して制作したという噂がありました。超太古には、地球上でもスターウォーズが行われたようです。宇宙人情報は国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのため、詳しくは分かりません。

・インドの太古の叙事詩には超巨大な都市型の宇宙母船の記述があり、地上と宇宙空間で並行して戦争が行われたようです。天使団の3分の1を率いて神に反乱を起こした堕天使ルシファーの物語は「天の戦争」として伝えられています。が、神と悪魔の争いは、とめどもなく続いていたようなのです。「現代風にいうと、ルシファーやサタン(悪魔)というのは遺伝子科学者の一団の名前だ」そうです。遺伝子科学者の一団のコンプライアンス(法令遵守)違反による戦争ともいえるでしょうか。

・ダルシーという米軍の秘密基地でも小柄な宇宙人グレイとレプティリアン(爬虫類人)に対して米軍の特殊部隊が攻撃して戦闘があったという噂話(1979年のダルシー戦争)もあるそうです。進化した異類異形の異星人と人間とは、感覚が合わないようです。米軍の秘密基地エリア51では「空飛ぶ円盤」が完成しているという与太話もあるといわれます。「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。

・現在の宇宙間におけるスター・ウォーズの戦闘は大規模なものではないようで、小康状態が続いているようなのです。異次元の高等知性体の時空を超えた戦闘・戦争なので、私たち一般人には訳の分からないことでしょう。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、戦争がしょっちゅう起こる」という奇説があるそうです。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人も悪霊たちの反抗を抑えきれないようです。

・中国の明代に成立した『封神演技』は、「史実の商周易姓革命を背景に、仙人や道士、妖怪が人界と仙界を二分して大戦争を繰り広げるスケールの大きい作品」ですが、これも地上と宇宙とで並行して行われた超太古のスターウォーズの記憶を伝えているのかもしれません。仙人の世界でも2派に分かれて、対立・戦争をしたようなのです。

・インド神話は豊富な宇宙人の活躍を窺わせますが、現代の神話もあるのでしょうか。宇宙人の活動については、どこの国でもアバブ・トップシークレットのようです。メディアもタブーが多いといわれます。
アガルタのシャンバラのような「都市型の宇宙船」は、インドのサンスクリットの古文献に見られるようです。『マハーバーラタ』の戦いは、超近代科学兵器がからむ戦争であったようです。また、想像を絶する規模の宇宙船が土星の輪の中で発見されているという話もあるようです。

・『マハーバーラタ』の宇宙戦争の世界は、実話に基いて作られたと噂のある映画『スターウォーズ』の世界のようです。インドの「マハーバーラタ」の物語は、太古の超科学の時代の物語であり、神々は、進化した異星人たちだったといえます。今では進化した宇宙人がアストラル界やエーテル界の進化した都市で活動しているらしいそうです。

・牛神と龍神との争いが古代のスター・ウォーズというのですが、モンスタータイプの異星人が神々の役割をしていたのでしょうか。牛神というのは鬼やモーゼのように頭に二本の角が生えていたのでしょうか。モンスタータイプの異星人も種類が多いそうです。動物タイプの宇宙人は3割はいるともいわれます。「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。異類混血などで人間化が進んでいるのかもしれません。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」と述べられています。それがエササニ人のバシャールだといわれます。エササニ人の様にすでに交雑種が異次元に存在しているようです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。


********************************
・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド





【PR】Licom高画質ライブ配信・通話システム



このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
評価はまだありません。

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:




◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/karasusan1122/430797
くる天
プロフィール
ヤマドリ1122 さん
日本は津波による大きな被害をうけるだろう  UFOパラレル・ワールド
地域:秘密
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
チャネラーやコンタクティの情報を集めております。
森羅万象も!UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。
カテゴリ
全て (1733)
UFO (484)
森羅万象 (1207)
アクセス数
総アクセス数: 183618
今日のアクセス: 38
昨日のアクセス: 151
RSS


Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved