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天国はすべて想念の世界で、すべて事物が霊的でございますから、現界において、なにほど老人であったところが、天国の住民となれば、あの通り、男子は三十歳、女子は二十歳くらいな面貌や肉付きをしているのです。
[森羅万象]
2020年2月23日 17時23分の記事


『みろくの世』
出口王仁三郎の世界
上田正昭   天声社   2005/8



<「みろくの世」への誘ない>
<『『霊界物語』の世界』>
・「千年に一人出るか出ぬかという人物だ」。吉川英治がかつてそう評した「巨人」出口王仁三郎。その王仁三郎の世界へ誘なう。

・王仁三郎は高熊山入山23年後の大正10年10月、“高熊山で見聞したことを開示せよ”との神命を受け、それまでに内に秘めていたその内容を初めて公表した。『霊界物語』である。
「私の霊魂は霊界に遊び、いろいろと幽界、神界の消息を実見させられた物語であります。すべて霊界にて時間空間を超越し、遠近大小明暗の区別なく、古今東西の霊界の出来事は、いずれも平面的に映じますので、その糸口を見つけ、なるべく読者の了解しやすからんことを主眼として口述いたしました」と王仁三郎は言う。

・口述は朝から夕方、夜間にかけ、王仁三郎が口述台に横たわったまま、一冊の参考書も置かずに行われた。口述は、よどみなく、言い直しもない。口述中、言葉の区切りでイビキの入ることもあった。王仁三郎はふと気づき、「眠ってしまっていたな、どこまで口述したか」と尋ね、筆録者が最後の1、2行を読むと再び口述が続いた。
 口述の場面には世界中の地名や言葉が出てくる。場面が熱帯地方だと冬でも汗をかき、寒帯の場面では夏でも布団を重ね、コタツまで入れることもあった。

・大正15年7月までの5年間に72巻(74冊)を、さらに昭和8年10月から9巻を口述し、昭和9年12月、完結。全81巻、83冊、2047章の長編ストーリー。論説や随筆や詩歌があり、しかし全体の構成は小説的におりなされ、あらゆるテーマを内容とし、理想的な地上天国「みろくの世」へと向かう道筋が描かれている。

(本文修正:当ブログ)
――肉体は岩窟に端座しながら、霊魂は“旅”に出る。松岡芙蓉仙人の先導で霊界の“入り口”へ。まるで“おとぎ話”のような不思議な光景が、鮮やかに映じてくる。

<霊界探検の始まり>
・霊界には、天界と地獄界と中有界との三大境域があって、天界は正しき神々や正しき人々の霊魂の安住する国であり、地獄界は邪神の集まる国であり、罪悪者の堕ちてゆく国である。
 そして天界は至善、至美、至明、至楽の神境で、天の神界、地の神界に別れており、天の神界にも地の神界にも各自三段の区画が定まり、上中下の三段の御魂がそれぞれに鎮まる楽園である。
 地獄界も根の国、底の国にわかれ、各自三段に区画され、罪の軽重、大小によって、それぞれに堕ちてゆく至悪、至醜、至寒、至苦の刑域である。今自分はここに霊界のお許しを得て、天界、地獄界などの大要を表示してみよう。

<霊界>
・天界  また(神界)という 天の神界(三段) 地の神界(三段)

・中有界 また(精霊界)という   浄罪界

・地獄界 また(幽界)という 根の国(三段)  底の国(三段)

・霊界の大要は大略前記のとおりであるが、自分は芙蓉仙人の先導にて、霊界探検の途に上ることとなった。もちろん身は高熊山に端座して、ただ霊魂のみが往ったのである。
 行くこと数百千里、空中飛行船以上の大速力で、足も地につかず、ほとんど十分ばかり進行を続けたと思うと、たちまち芙蓉仙人は立ち留まって自分を顧み、
『いよいよこれからが霊界の関門である』
 といって、大変大きな河の辺にたった。
 ちょっと見たところでは非常に深いようであるが、渡ってみると余り深くはない。不思議にも自分の着ていた紺衣は、水に洗われたのか、たちまち純白に変じた。別に衣服の一端をも水に浸したとも思わぬに、肩先まで全部が清白になった。
 芙蓉仙人とともに名も知らぬこの大河を対岸へ渡りきり、水瀬を眺めると不思議にも水の流れと思ったのは誤りか、大蛇が幾百万とも限りなきほど集まって各自に頭をもたげ、火焔の舌を吐いておるのには驚かされた。

・それから次々に渉りきたるあまたの旅人らしきものが、いずれも皆大河と思ったと見えて、自分の渉ったように各自に裾を捲きあげておる。
 そして不思議なことには各自の衣服が種々の色に変化することであった。あるいは黒に、あるいは黄色に茶褐色に、その他雑多の色に忽然として変わってくるのを、どこともなく五、六人の恐い顔をした男が一々姓名を呼びとめて、一人一人に切符のようなものをその衣服につけてやる。そして速く立てよと促す。
 旅人は各自に前方に向かって歩を進め、一里ばかりも進んだと思う所に、一つの役所のようなものが建ってあった。
 その中から四、五の番卒が現れて、その切符を剥ぎ取り、衣服の変色の模様によって、上衣を一枚脱ぎとるもあり、あるいは二枚にしられるもあり、丸裸にしられるのもある。また一枚脱ぎとらずに、他の旅人から取った衣物を、あるいは一枚あるいは二枚三枚、中には七、八枚も着せられて苦しそうにして出てゆくものもある。一人一人に番卒がつき添い、各自規定の場所へ送られて行くのを見た。

・ここに大王の聴許をえて、自分は産土神、芙蓉仙人とともに審判廷の傍聴をなすことを得た。仰ぎ見るばかりの高座には大王出御あり、二三尺下の座には、形相すさまじき冥官らが列座している。最下の審判廷にはあまたの者が土下座になって畏まっている。
 見わたせば自分につづいて大蛇の川をわたってきた旅人も、早すでに多数の者の中に混じりこんで審判の言い渡しを持っている。日本人ばかりかと思えば、中国人、朝鮮人、西洋人などもたくさんいるのを見た。自分はある川柳に、『唐人を入り込みにせぬ地獄の絵』というのがある。それを思いだして、この光景を怪しみ、他人に耳語してそのゆえを尋ねた。何と思ったか仙人は頭を左右に振ったきり、一言も答えてくれぬ、自分もしいて尋ねることを控えた。
 ふと大王の容貌を見ると、アッと驚いて倒れんばかりになった。そこを産土の神と仙人とが左右から支えて下さった。もしこのときに二柱のご介抱がなかったら、自分は気絶したかも知れぬ。

・今まで温和優美にして犯すべからざる威厳を具え麗しき無限の笑みをたたえたまいし大王の形相は、たちまち真紅と変じ、眼は非常に巨大に、口は耳のあたりまで引き裂け、口内より火焔の舌を吐きたまう。冥官もまた同じく形相すさまじく、面をあげて見る能わず、審判廷はにわかに物凄さを増してきた。
 大王は中段に座せる冥官の一人を手招きしたまえば、冥官うやうやしく押しいただき元の座に帰りて、一々罪人の姓名を呼びて判決文を朗読するのである。番卒は順次に呼ばれる罪人を引き立てて幽廷を退く。現界の裁判のごとく予審だの、控訴だの、大審院だのというような設備もなければ、弁護人もなく、単に判決の言い渡しのみで、きわめて簡単である。自分は仙人を顧みて、
『何ゆえに冥界の審判はかくのごとく簡単なりや』と尋ねた。仙人は答えて、『人間界の裁判は常に誤判がある。人間は形の見えぬものには一切駄目である。ゆえに幾度も慎重に審査しなくてはならぬが、冥界の審判なれば、何ほど簡単であっても毫末も過誤はない。また罪の軽重大小は、大蛇川を渡るとき着衣の変色によりて明白に判ずるをもって、ふたたび審判の必要は絶無なり』と教えられた。

・一順言い渡しがすむと、大王はしずかに座を立ちて、元の居間に帰られた。自分もまた再び大王の御前に招ぜられ、恐る恐る顔を上げると、コハそもいかに今までの恐ろしき形相は跡形もなく変わらせたまいて、また元の温和にして慈愛に富める、美しきご面貌に返っておられた。
 そこへ先ほどの冥官が番卒を引き連れ来り、たちまち自分の白衣を脱がせ、灰色の衣服に着替えさせ、第一の門から突き出してしまった。
 突き出されて四辺を見れば、一筋の汚い細い道路に枯草が塞がり、その枯草が皆氷の針のようになっている。後へも帰れず、進むこともできず、横へゆこうと思えば、深い広い溝が掘ってあり、その溝の中には、恐ろしい厭らしい虫が充満している。自分は進みかね、思案にくれていると、空には真っ黒な怪しい雲が現れ、雲の間から恐ろしい鬼のような物が睨みつけている。

<「中有界」の様子>
・さて八衢(やちまた)(中有界)は、仏教者のいう六道の辻のようなものである。
 また人の死後、この八衢の中心なる関所に来るには、いろいろの道を辿るものである。東西南北乾坤巽艮と、各精霊は八方よりこの関所を中間として集まり来るものである。
 東から来る者は、大抵は精霊の内でも良い方の部分であり、そうして三途の川が流れている。どうしてもこの関所を通らなければならないのである。
 また西から来る者は、やや魂の曇った者が出てくるところであって、針を立てたような、いわゆる剣の山を渉ってくる者である。ここを渉るのは、わずかに足を容れるだけの細い道が、まばらに足型だけ残っておって、ちょっと油断をすればすぐに足を破り、躓いて倒れでもしようなら、体一面に、針に刺されて苦しむのである。
 また北から来る者は冷たい氷の橋を渡って来る。少しく油断をすれば、幾千丈とも知れぬ深い泥水の流れへ堕ち込み、そしてその橋の下には、なんともいえぬ厭らしい怪物が、鰐のような口をあけて、堕ちくる人を呑まんと待っている、そしてその上骨を刻むごとき寒い風が吹きまくり、手足が凍えて、ほとんど生死の程も分からぬような苦しい思いに充たされるのである。
 
・また南の方から来る精霊は、山一面に火の燃えている中を、焔と煙をくぐって来なくてはならない。これも少しく油断をすれば煙にまかれ、衣類を焼かれ、大火傷をなして苦しまなくてはならぬ。しかしながら十分に注意すれば、火傷の難を免れて、八衢の中心地へ来ることを得るのである。

・また善霊すなわち正守護神の精霊は、いずれの方面より来るも、あまり苦しからず、あたかも春秋の野を心地よげに旅行するようなものである。
 これは生前につくした愛善の徳と信真の徳によって、精霊界をやすやすと跋渉することを得るのである。
 善の精霊が八衢へ指して行く時は、ほとんど風景よき現世界の原野を行くごとく、あるいは美しき川を渡り、または風景よき谷道を登りなどして、漸く八衢に着くものである。
 正守護神の通過するこの八衢街道は、ほとんど最下層天国の状態に相似しているのである。
 しかして八衢の関所は、正守護神も副守護神も、すべてのものの会合するところであって、ここにて善悪真偽を調べられかつ修練をさせられ、いよいよ悪の改善をする見込みのないものは、ある一定の期間を経て、地獄界に落ち、善霊はその徳の度に応じて、各段の天国へそれぞれ昇り得るものである。

――霊界探検は、全巻にわたっているが、ここではその“入り口”までにとどめる。中有界は、死後、人間の霊魂(精霊)が例外なく進む境域である。この境域で一定期間を経たあと、天界(神界)や地獄界(幽界)など、それぞれの精霊が持つ意志想念そのままの境域へと進んでいく。
王仁三郎は、「ことさら神は地獄を造らねど己が造りておのが行くなり」と詠み、また、「人間として、その身内に天国を有しなかったならば、身外にある天国は決してその人に流れ来るものではない」などと述べている。

――「みろくの世」とは、理想的な地上天国のことであり、天界の住人の心(精神、意志想念)の持ち方、生き方にならい、天界をこの地上に移すことが理想である。『霊界物語』には、登場人物の言葉を通して天界の様子も口述されている。

<天国巡覧の旅へ>
・治国別(はるくにわけ)、竜公(たつこう)は団体の統制者に導かれ、種々の花卉などをもって取り囲まれた、相当に美しき邸宅に入ることを得た。ここは、この団体の中心に当たり、他の天人は櫛比(しっぴ)したる家屋に住んでいるにもかかわらず、一戸分立して建っている。現界にていえば、ちょうど町村長のような役を勤めている天人の宅である。
 二人は案内されて奥の間に進むと、真善美という額がかけられ、そして床の間には、七宝をもって欄間が飾られ、玻璃水晶の茶器などがキチンと行儀よく配置され、珊瑚珠の火鉢に金瓶がかけられてある。ここは第二天国においても、もっとも証覚の優れたる天人の団体であり、主人夫婦の面貌や衣服は、特に他の天人に比して優れている。治国別は恐る恐る奥の間に導かれ、無言のまま行儀よく座っている。この天人の名を珍彦(うずひこ)といい、妻は珍姫(うずひめ)といった。
 珍彦は、治国別のいまだ現界に肉体があり、精霊として神に許され、修業のために天国巡覧に来りしことを、その鋭敏なる証覚によってわが居間に通すとともに悟りを得たのである。ここに珍彦は、初めて治国別の知れる範囲内の言語を用いて、いろいろの談話を交ゆることとなった。

<天国人の年齢>
竜公『モシ珍彦様、この団体の天人は、いずれも若い方ばかりですな。そしてどのお方の顔を見ても、本当によく似ているじゃありませんか』
珍彦『左様です。人間の面貌は心の鏡でございますから、愛の善に充ちた者同士、同気相求めて群居しているのですから、内分の同じき者は、従って外分も相似るものでございます。それゆえ、天国の団体には、あまり変わった者はございません。心が一つですから、ヤハリ面貌も姿も同じ型に出来ております』
竜公『なるほど、それで分かりました。しかしながら、子供はたくさんあるようですが、三十以上の面貌をした老人は、ねっから見当たりませんが、天国の養老院にでもご収容になっているのですか』
珍彦『人間の心霊は不老不死ですよ。天人だとて人間の向上発達したものですから、人間の心は、男ならば三十歳、女ならば二十歳くらいで、大抵完全に成就するでしょう。しかして、たとえ肉体は老衰しても、その心はどこまでも弱りますまい。否ますます的確明瞭になるものでしょう。天国はすべて想念の世界で、すべて事物が霊的でございますから、現界において、なにほど老人であったところが、天国の住民となれば、あの通り、男子は三十歳、女子は二十歳くらいな面貌や肉付きをしているのです。それだから天国にては不老不死といって、いまわしい老病生死の苦は絶対にありません』
治国『なるほど、感心いたしました。われわれは到底容易に、肉体を脱離したところで、天国の住民になるのは難しいものですなァ。いつまでも中有に迷う八衢(やちまた)人間でしょう。実にあなた方の光明に照らされて、治国別は何とも慚愧にたえません』

<天国人の職業>
竜公『天国においては、すべての天人は、日々何を職業にしていられるのですか。田畑もあるようになり、いろいろの果樹も作ってあるようですが、あれはどこから来て作るのですか』
珍彦『天人が各自に農工商を励み、互いに喜び勇んで、その事業に汗をかいて、従事しているのですよ』
竜公『そうすると、天国でもずいぶん現界同様に忙しいのですなァ』 
珍彦『現界のように、天国にては人を頤で使い、自分は、金の利息や株の収益で遊んで暮らす人間はありません。上から下まで心を一つにして共々に働くのですから、何事にも埒よく、早く事業がはかどります。
 ちょうど一団体は、人間一人の形式となっております。たとえば、ペン1本握って原稿を書くにも、外観から見れば、一方の手のみが働いておるようにみえます。その実は、脳髄も心臓肺臓は申すにおよばず、神経線維から運動器官、足の指の先まで緊張しているようなものです。今日の現界のやり方は、ペンを持つ手のみを動かして、はたの諸官能は、われ関せず焉というやり方、それではとても治まりません。
 天国では上下一致、億兆一心、大事にも小事にも当たるのですから、何事も完全無欠に成就いたしますよ。人間の肉体が、一日働いて夜になったら、すべてを忘れて、安々と眠りにつくごとく、休む時はまた団体一同に快く休むのです。私は天人の団体より選ばれて、団体長を勤めておりますが、私の心は、団体一同の心、団体一同の心は、私の心でございますから……』
治国『なるほど、現界もこの通りになれば、地上に天国が築かれるというものですなァ。たとえ一日なりとも、こんな生涯を送りたいものです。天国の団体と和合する想念の生涯が送りたいものでございます』

<天国の婚姻>
竜公『時に珍彦さま、奥さまとあなたと、双子のようによく似たご面相、その理由を一つ説明していただきたいものですなァ』
珍彦『夫婦は愛と信との和合によって成立するものです。いわゆる夫の知性は、妻の意思中に入り、妻の遺志は、夫の智性中に深く入り込み、ここにはじめて天国の結婚が行われるのです。言わば、夫婦同心同体ですから、面貌の相似するのは、相応の道理によって避くべからざる情態です。
 現界人の結婚は、地位だとか名望だとか、世間の面目だとか、財産の多寡によって、婚姻を結ぶのですから、いわば虚偽の婚姻です。天国の婚姻は、すべて霊的婚姻ですから、夫婦は密着不離の情態にあるのです。ゆえに天国においては夫婦は二人とせず、一人として数えることになっています。現界のように、人口名簿に男子何名、女子何名などの面倒はありません。ただ一人二人といえば、それで一夫婦二夫婦ということが分かるのです。それで天国において、百人といえば頭が二百あります。これが現界と相違の点ですよ。
 君民一致、夫婦一体、上下和合の真相は、到底天国でなくては実見することは出来ますまい。治国別様も竜公様も、現界へお下りになったら、どうか地上の世界をして、幾部分なりとも、天国気分を造ってもらいたいものですなァ』

<天国の土地>
五三 『治国別様、ご覧なさいませ、天国にもやっぱり農工商の事業が営まれています。そうしてあの通り、各人は一団となってその業を楽しみ、歓喜の生活を送っております。実に見るも愉快な光景じゃありませんか』
治国 『なるほど、実に各人おのれを忘れ、一斉に業を楽しむ光景は、到底現界において夢想だもできない有り様でございますな。そうして、やはり彼の天人どもは、各自に土地を所有しているのでございますか』

五三『イエイエ、土地は全部団体の公有です。地上の世界のごとく大地主、自作農または小作農などの忌まわしき制度はございません。皆一切平等に、何事もご神業と喜んで額に汗をし、神様のために活動しているのです。そうして事業に趣味ができて、誰一人不服をとなえる者もなく、甲の心は乙の心、乙の心は甲の心、各人みな心を合わせ、何事もみなご神業と信じ、あの通り愉快に立ち働いているのです』

<天国の貧富>
治国『そうすれば天国においては貧者の区別はなく、いわゆる社会主義的制度が行われているのですか』
五三『天国にも貧富の区別があります。同じ団体の中にも富者も貧者もあります。しかしながら、貧富と事業とは別個のものです』
治国『働きによってその報酬を得るにあらざれば、貧富の区別がつくはずがないじゃありませんか、同じように働き、同じ物を分配して生活をつづける天人に、どうしてまた貧富の区別がつくのでしょうか』
五三『現界においては、すべて体主霊従が法則のようになっています。それゆえ優れたるもの、よく働くものが、多く報酬を得るのは自然界のやり方です。
 天国においては、すべてが神様のものであり、すべての事業は神様にさしていただくという考えを、いずれの天人も持っております。それゆえ天国においては、貧富の区別があっても、貧者は決して富者を恨みません。何人も神様のお蔭によって働かしていただくのだ、神様のご神格によって生かしていただくのだと、日々感謝の生活を送らしていただくのですから、貧富などを天人は念頭におきません。
 そして、貧富はみな神様の賜うところで、天人が各自が各自の努力によって獲得したものではありません。いずれも現実界にある時に尽くした善徳の如何によりて、天国へ来てもやっぱり貧富が惟神的につくのです。貧者は、富者を見てこれを模範とし、善徳を積むことのみを考えております。天国における貧富は、一厘一毛の錯誤もなく、不公平もありません。その徳相応に神から授けられるものです』
治国『天国の富者とは、現界においていかなる事をいたしたものでごいございましょうか』
五三『天国団体の最も富めるものは、現界にあるうちに、よく神を理解し、愛のために愛をなし、善のために善をなし、真のために真を行い、自利心を捨て、そうして神の国の建設のために心をつくし身をつくし、忠実なる神の下僕となり、かつまた現界において充分に活動をし、その余財を教会のために捧げ、神の栄えと道の拡張にのみ心身を傾注したる善徳者が、いわゆる天国の富者であります。つまり現界において宝を天国の庫に積んでおいた人たちであります。
 そうして中位の富者は、自分の知己や朋友の危難を救い、また社会公共の救済のために財を散じ、陰徳を積んだ人間が、天国に来って、大神様より相応の財産を賜り、安楽に生活をつづけているのです。そして天国でいただいた財産は、すべて神様から賜ったものですから、地上の世界のごとく、自由にこれを他の天人に施すことはできません。ただその財産をもって神様の祭典の費用にあてたり、公休日に天人の団体をわが家に招き、自費を投じて馳走をこしらえ、大勢と共に楽しむのでございます。それゆえに天国の富者は、衆人尊敬の的となっております』

<「貧しきものは幸いなるかな」>
・竜公はしゃしゃり出て、
竜公『モシ五三公さま、もしも私が天国へ霊肉離脱の後、上ることを得ましたならば、定めて貧乏人でしょうな』
五三『アゝそうでしょう。ただ今すぐに天国の住民となられるようなことがあれば、あなたはやはり第三天国の極貧者でしょう。しかし、ふたたび現界に帰り、無形の宝という善の宝を十分お積みになれば、天国の宝となり、名誉と光栄の生涯を永遠に送ることが出来ましょう』
竜公『それでは聖言に、貧しきものは幸いなるかな、富めるものの天国に到るは、針の穴を駱駝の通うよりも難し、というじゃありませんか』
五三『貧しきものは常に心驕らず、神の教えにより、神の救いを求め、尊き聖言が、比較的耳に入りやすくございますが、地上において何不自由なく財産のあるものは、知らず知らずに神の恩寵を忘れ、自己愛に流れやすいものですから、その財産が汚穢となり、暗黒となり、あるいは鬼となって地獄へ落とし行くものです』

<永遠の生命>
・宇宙においては一物といえども決してうしなわれることもなく、また一物も静止しているものではない。ゆえに輪廻転生すなわち再生ということはありうべきものである。
 しかるに生前の記憶や遺志が滅亡した後に、やはり個人というものが再生して行くとすれば、つまり自分が自分であるということを知らずに再生するものならば、再生しないも同じことであると言う人がある。実にもっともな言い分である。
 すべて人間の意志や情動なるものは、どこまでも朽ちないものである以上は、霊魂不滅の上からみても記憶や遺志をもって天国へ行くものである。
 しかし現界へ再生する時はいったんその肉体が弱少となるをもって、容易に記憶を喚起することはできないのである。また記憶していても何の益するところなきのみならず、種々の人生上弊害がともなうからである。
 これに反して、天国へゆく時はその記憶も意念もますます明瞭になって来るものである。ゆえに天国にては再生といわず、復活というのである。

<人生の目的>
・人生の目的は決して現界の幸福と歓楽を味わうのみではない。すべての人間は幸福および歓楽のみに執着して苦悩と災厄を免れんとのみ焦慮し、自愛的方面に熱中しておるようだ。しかし神様が人間を世界に創造したもうた使命は、決して人間が現界における生涯の安逸を計らしむるごとき浅薄なものではない。

・人間は神様の目的経綸をよくよく考察して、どこまでも善徳を積み信真の光を顕し、神の生宮、天地経綸の御使いとなって、三界のために大々的活動をしなくてはならないものである。また人間には直接天国より天人の霊子を下して生まれしめたもうたものもあり、あるいは他の動物より霊化して生まれたものもある。
 大神は初めて世界に生物を造りたまうや黴菌にはじまり、蘚台となり、草木となり、進んで動物を造りたもうた。まず虫となり、魚となり、貝となり、鳥となり、獣となり、最後に人間を生み出したまい、神は自ら生物を改良して、動物畜生の終わりに総ての長所を具備して、理想のままに人間を造られたと言っている学者もある。動物発生の前後に関する問題は、霊界物語を読まれた読者の判断にお任せすることとして、すべて人間は大神の無限の力を賦与され智能を授けられておる以上は、日夜これを研いて啓発し、神の境域に到達し得る資質を具有しておるものである。

・春生じて夏枯れる草も、朝に生まれて夕べに死する蜻蛉のごとき小動物も、種子と子孫を遺さないものは一つもない。動植物は生じては枯れ、枯れては生じ、生まれては死し、死しては生まれる。幾百千万歳、神は同じ神業を繰り返させたまうものである。

・宇宙の万物は神の生成以来万年間同一体にして、幾万年の未来に至るも変わるものではない。吾人は神が生成したまいし祖先来の肉体にして幾万年の未来までもこれを伝承し得るものである。
 すべて生物に死の関門があるのは神様が進化の手段として施したまうところの神のご慈愛である。

・王仁がこの物語を口述する趣旨も、また人生の本義を世人に覚悟せしめ、三五教の真相を天下に照会し、時代の悪弊を祓い清め地上に天国を建て、人間の死後は直ちに天界に復活し、人生の大本分を尽くさしめ、神の御目的に叶わしめんとするの微意に外ならないのであります。

<人間の死>
・人間の肉体の死なるものは、決して滅亡でも、死去でもない。ただ人間が永遠に亘る進歩の一段階に過ぎないのである。ただ人間の所在と立脚地とを変更したまでである。意念も愛情も記憶も、みな個性の各部分であって、不変不動のままに残るものである。

・人間はいかにして肉体を脱離し、精霊界に入るかというに、この時の人間は睡眠にもおらず、覚醒にもあらざる一種異様の情態におるものであって、この情態にある時は、その人間は、ただ自分は充分に覚醒しておるものとのみ思うておるものである。しかして、この際における諸々の感覚は醒々として、あたかも肉体の最も覚醒せる時に少しも変わりはないのである。五官の感覚も、四肢五体の触覚も、特に精妙となることは、肉体覚醒時の諸感覚や触覚の到底及ばざるところである。この情態ににあって、天人および精霊を見る時は、その精気凛々として活躍するを認むべく、また彼らの言語も明瞭に聞くことを得られるのである。
 なおも不可思議とすべきは、彼ら天人および精霊に親しく接触し得ることである。この故は、人間肉体に属するもの、少しもこの間に混入し来ないからである。この情態を呼んで、霊界にては肉体離脱の時といい、現界より見ては、これを死と称するのである。このとき人間は、その肉体の中に自分のおることを覚えず、またその肉体の外に出ておることをも覚えないものである。



『地球の雛型「日本」は世界一切を救う』
出口王仁三郎の三千世界テレスコープ
宇宙時空の構造の特異な「場」
伊達宗哲   ヒカルランド   2011/9/30



<朝鮮半島を発火点として東アジア戦争—―朝鮮から中国そして米ロの最終戦>
<アメリカとソ連は必ず戦争する>
・太平洋戦争の最中の昭和19年6月、保釈を受けていた王仁三郎は、中矢田農園内の一室で信者に「この次の第3次世界大戦の緒戦には、小松(※石川県小松市)は家一軒残らんぞ。よほどしっかりした信仰を持っておらんとあかんぞ」と告げました。(※著者)
 この如是我聞は、大元信者の瀬領貞道氏談・油谷靖通氏筆録によるものですが、同氏は「小松はめぼしいものと言えば、小松製作所ぐらいなもので、何故こんなことを申されるのかと思うていたが、小松飛行場がそのうち出来、現在では日本有数の自衛隊の基地になっていることを今更ながら驚いている」

・以上の王仁三郎の予言・警告を取りまとめますと、朝鮮半島では、経済的崩壊に危機感を抱く北朝鮮を発火点とした戦乱。中国は半島の戦乱と国内の貧富の格差から来る内乱などにより大掃除(立替)されていくものと思われます。
 そして人類の最終戦は、中東発のイスラエルとアラブ諸国の戦乱、朝鮮半島の戦乱を機に、ロシアと米国によって戦われ、米ロ戦の勝者は、ロシアになりそうです。
 米ロ戦の勝者がロシアということは、米国の軍事同盟国日本においては、少なくとも一時的にせよ国土の一部(北海道・東北の一部等)は、ロシアの制圧下に置かれることになりそうです。

・今後、世界的な戦乱に日本もまた飲み込まれていくことになりますが、日本は必ず不死鳥のように復活していきます。
 そして、この日本再生の道筋が、同時に世界が新しき文明へと向かう道筋に連なっていきます。
 米ロ戦の勝者ロシアは、最終的に大三災でその国力が削ぎ落とされ、世界支配の覇権を失っていきます。

<日本を襲う社会主義革命――私有財産の否定から神有財産への精神革命>
・私たちは、王仁三郎の警告の真意を悟り、魔の想念世界へ堕ち込む
を乗り越えなければなりません。
 以下は、表面的な出来事に相違はありますが、今後の日本を含む
本質的な混乱崩壊の流れです。

天変地異や大恐慌の吹き荒ぶ混迷時代に、政治家は、時代を解し的確な施政を講ずることなく、あらゆる虚偽と罪悪と権謀術数を以て施政の大本となし、国民に重税を課して膏血を絞り、貧富の格差は益々拡大していくことになります。
物価は日ごとに暴騰し、富裕層と貧困層の貧富格差があらゆる生活の隅々に行き渡り、富裕層は政治家・官僚と結託して暴利を貪り、贅の限りを尽くします。
貧困層は生活難から教育、医療も受けられず、交通機関も利用できず、日夜飢えと寒さに震え、自殺者は日々急増し、下層社会は暗黒界の様相を呈していくこととなります。

民衆の憤怒怨嗟の声が騰がり、全国各地で民衆大会が頻発し国政を糾弾し、全国一斉示威運動が起こります。
国家は治安維持に強権を発動し民衆を弾圧し、大規模な流血惨事を招き、独裁警察国家と化していきます。

人々は蔓延する絶望感から腐乱の国政に業をにやして暴徒化し、全国いたるところで治安が乱れ犯罪が横行し社会秩序は混乱を極め、そしてついに内外にうち続く経済戦・・思想戦・世界大戦の世界情勢と呼応して社会主義革命の火の手があがることとなります。

・王仁三郎は、前述したとおり、日本の立替と世界の立替について、日本は共産主義により立替えられること、世界も米ロ戦争によって共産主義の天下となることを予言しています。
 日本の社会主義革命は、世界の雛型日本で私有財産制の廃止を経て、国民の財産は全て公有財産となり、さらに昇華して公有財産の一切が、天地宇宙の霊妙な活動力が生み出した神有財産であるとの精神革命が起こり、やがて大家族主義的共同体社会へと向かう必然的道程として起こるのです。

<聖人の国際会議による理想社会――新時代を担う12人の霊的指導者が出現>
・新時代を担う12人の聖人が、世界大転換期(世の大峠)に向かう過程で、天変地異・飢饉・疫病・戦乱などが次々と発生しますが、私たちは神の内流を受けて神の摂理を理解しつつ、この転換期を乗り越えることになります。
 新時代を担う12人の聖人が、世界各地の神定の地で真に霊性に目覚めた人々の中から出現し、それぞれの地域で精神的救世主として人々を導き、真理と愛善に基づいた世界を築いていきます。

<霊性を発達させる都市構造――人々は高原地帯に住み都市は10万人となる!>
・「みろく世」では、人々は現在の都市型居住から、自然環境に富んだ山間自然ゾーンの高原地帯に居住することとなります。

・都市構造は、現在のように大都市人口集約型ではなく、大都市でも10万人となり、各都市は一つの地域経済ブロックに属し、各都市に住む人々の全ての生活用品を製造し供給するセンターが各地域ブロックごとに一つ作られます。
 人々は、高度に発達した通信システムを利用し、必需品を注文するとそこで制作され、各地に送られてきます。
 以上のような都市構造が、基本となり、やがて人々は、自然と同気相求め合い、同じ意思想念の者が愛の徳によって集まり、一つの団体を形成し同一住宅地域に住みます。

<農業が中心産業となる――「みろくの世」の基幹産業と労働時間>
・労働は、農業に従事することが基本となり、事実上の国民皆農制になるので、毎日国民が1時間ずつ、季節に合わせて農業に従事すれば、各自天賦的に発生する土地の生産物をもって需要供給のバランスが保たれることとなります。

<霊徳によって治める社会の出現――基幹産業の農業を支える農村組織と政治>
・王仁三郎は、未来において産業は農業中心の産業構造となると言っており、その農村社会の組織について、「みろくの世」では、一人の人間が、霊徳により地域の政治経済を司る主要な役職を兼務して地域を治めるようになると予言しています。

<「みろくの世」の労働と休暇――月に5連休の休暇を取って有意義に働く>
・「みろくの世」では、霊徳に富んだ者が公的仕事に従事し、人々のために最もよく働くことになるようです。
 公的仕事に従事する者は、人々のために誠を尽くして質においても、量においても最も多く働くこととなるため、午前中のみの勤務となります。
 全ての分野の労働者に対し労働休暇日は、1月の中で5連休とされます。
 人々は自由な休暇を謳歌します。

<機械文明の発達を意図的に止める—―オーダーメードの手作り品が主流となる>
・王仁三郎は、極度な機械文明の発達は、人間が身体的活動をとおして労働し物を製作する創造の喜びを奪うことになるので、「みろくの世」になったらその発達を止めると言っています。
 また、大規模工業製品は、ロボット工学などの発達より生産効率が上がり、かつ需要分のみ生産するため工場労働者の労働時間は極度に短縮されていきます。
 人々は、科学技術の粋を集約して小規模化・精巧化した製作機器を駆使して、需要分のみ工業製品を作り、工業製品は人々の役に立つ機能性・創造性に富んだオーダーメイドの手作り品が主流となるようです。
 農村共同体的な都市で、人々は農夫であるとともに、工業家、芸術家、科学者など多様な分野の労働に自由に参加したり、あるいは自分の特性に応じた分野で主たる職に従事することとなりそうです。
 また、工業製品の譲渡に際しての対価は食料品で決済されることとなります。

<「みろくの世」の経済社会制度――私有財産制・租税制度の廃止>
・王仁三郎の想定している「みろくの世」の国家は、大家族主義を根幹とし、国家経済の根本義は国民全般に安定した衣食住を保証することを第一義とします。
 このため、私有財産は、基本的に神有財産として取り扱われ、租税制度は廃止されます。
 みろくの世では、食料は、日本国内において生産されるものをもって、国民の食を養い、各戸の人数に応じて頒与されます。
 衣服は気候風土に適し、人格に応じ、職業に応じ、礼節に応じ、待遇に応じたる服制を統一して数量を定め、節制をもって過不足なく提供されます。
 住宅は、職に応じ家族の多寡に応じた家屋が供給されます。

<霊徳文明の個人資産――1人10万円しか持たせぬ>
・「みろくの世」では、私有財産は制限され、人々は一定の金額しか通貨を持たず、どんなに収入を得ても一定額を超えた分は全て献上し、富より名位を求めるようになります。
 王仁三郎は、神界の神人の身魂は、その霊能の活用如何の優劣により181階級になっていると言っています。
 みろくの世では、神界と現界は、合わせ鏡のように相応して一体化するため、現界の人々は、身魂の霊性に応じて181階級になりますが、善徳に応じて自然と富が集まりますので、より善徳のある者が富を献上することとなり、階級が上がります。
 人々は、富者を見てこれを模範とし、善徳を積むことのみを考えて地上天国の建設に勤しみます。

・みろくの世になっても通貨はあるが、一人10万円だけしかもたせぬ。それ以上は引き上げるので引き上げられる前に献上するようになる。181階級になるが上がることは出来る。(『新月の光』昭和19年)

<高度に発達する交通と通信システム—―精巧無比の飛行体天の羽衣>
・世界の立替時に今の文明の交通機関・通信機関だけが、みろくの世の建設のために残され、他は全ていったんなくなり、その後新たに創造されていきます。
 交通機関としての中空を飛ぶ飛行機は廃止物となり、飛行機に該当する空中を飛行する天の羽衣という精巧無比の機械が発明されます。
 さらに、新たな空中交通機とも呼べる鳥の翼のような飛行機械が発明され、人々はこの機械を体の一部のように身につけ、高く空中に飛び揚がり、空を飛びまわることができるようになります。
 現在の汽車に当たる交通機関は、時速5百マイル(804.7km)のスピードで宙を走ります。

<長寿命の社会がやって来る………「神世になれば人民の寿命も長くなるぞよ。」>
・神世になれば人民の寿命も長くなるぞよ。世界中勇んで暮すやうに成るぞよ。

・また、王仁三郎も「人の寿命はみろくの世になれば、5百歳。4百歳。3百歳。2百歳。120歳が最低となる」と述べています。

・田沼靖一教授(東京理科大学)は、人の最大寿命について、?人の平均寿命が医学水準の向上や衣食住の改善によって延びても、最大寿命はほとんど延びていない。?人の最大寿命は、せいぜい120歳程度が限界。?最大寿命は遺伝的に決まっていて、遺伝子操作や再生医療を施さないかぎりは最大寿命が延びることはないと述べています。
 王仁三郎が、「みろくの世」になれば人の寿命は、「120歳が最低となる」と言っていることに注目してください。
 王仁三郎が、昭和21年の時点で、現代人の最大寿命を基準にして、「みろくの世の人の寿命」について語っているのが分かります。

・しかし、大本開祖出口なおは、いつごろになるのか不明ですが、この地上が大変動を起こすことを繰り返し警告しております。
 はたして、王仁三郎の予言した「みろくの世」の人間の寿命の驚異的な延びは、遺伝子工学の発展によるものなのでしょうか?
 それとも、時空の質的変動により、地球生命体に何らかの変化をもたらしたものなのでしょうか?

<人間の本体は不老不死の精霊であり向上して天人となる—―人生の本義>
・王仁三郎は、私たちの人間は精霊と肉体とで構成され、人間の本体は善悪両方面を持った精霊であり、肉体は精霊の容器(衣)であるとしています。
 そして、身体は盛衰があり老化して死を迎えるが、精霊は永遠無窮にして不老不死であるとしています。
 聖霊は向上して天人となり、あるいは堕落して地獄の邪鬼となる存在であり、愛の情動如何で、「あるいは天人となり、あるいは精霊界に迷い、あるいは地獄の妖怪的人物となる」としており、人は、天賦の智慧証覚を啓発して、死して神の境域に到達すべく今生を生きるべきであるとしています。

<「みろくの世」では、霊界と地上世界の二大世界が一体化する!>
・「みろくの世」に向けて、天地宇宙の邪気の凝集した想念世界が、消失していくため霊界の天国・霊国のあり様が、地上現界にそのまま現象化されるのが基本となります。
 今までの物質文明の崩壊と新しい時代の霊主体従文明の建設は同時並行的に進んでいくようです。

・「みろくの世」の高度に発達する科学技術は、霊主体従文明を維持する補完的なもので、人々の霊的成長の生活基盤を整える技術として発達します。
「みろくの世」では、霊界と地上世界が、有機的に一体化したかのように、天界の姿が地上の姿にそのまま映し出されて、天地が一つの世界となって宇宙が発展していくようです。
 人々の霊性が飛躍的に向上し、人々は身魂相応に天人との意志交流が日常的になされ、天人の智慧や愛を正しく接受して、天界と地上界は、真の「合わせ鏡」となり真に釣り合って宇宙はさらなる理想発展を続けていきます。
 王仁三郎は、太古の神代の黄金時代について、「太古に於ける現世界の住民は何れも、清浄無垢にして、智慧証覚にすぐれ、愛の善と真をよく体得し、直接天人と交はり、霊界も現界も合せ鏡の如く、実に明かな荘厳な世界であったのであります」と述べています。
「みろくの世」とは、この黄金時代への復帰であると同時に、宇宙がさらなる新黄金期に入っていく時代を示すのでしょう。



『地球一切を救うヴイジョン』
白峰   徳間書店     2008/11/30



<メーソン最大の秘伝は出口王仁三郎「大本」にあった!>
・五木寛之さんの『風の王国』という小説にも、ちょっと近いことが書いてありますね。サンカの頭領の通称が大本というんです。そして世界政府の頭領の名前も日本語に翻訳すると大本になっちゃう。

<地球は5万年遅れている>
・中丸薫さんが、こんなことをいっていました。
「この間、面白い人に会いましたよ。アメリカで14歳のころからアンドロメダ星にずいぶん行ってきている人です。すごく大きい母船みたいなものが地球上にあって、そこへ行ったり来たりしている。アンドロメダの母船に連れていかれて見た世界は、その1階のフロアだけでも、もう想像を絶する広さだそうですよ。中に湖あり、山ありみたいな感じでね。アンドロメダの人々は、2メートルぐらいの背があって大きいそうです。
そのアメリカ人が言うには、地球というのは精神的なレベルにおいて、アンドロメダよりも5万年も遅れている世界なんだそうです。科学的には1万年遅れている」

<本来宇宙は、半霊半物質が基本>
<鳥インフルエンザを超える超生物兵器と中国分割案>
・中国の砂漠化は、アフリカの4倍のスピードで進んでいます。国土の26パーセント、約3割は完全に砂漠です。それから、砂漠に準ずる、すなわち野菜をつくれない農地が18パーセントだから、全部で44パーセント。この進行率がアフリカの4倍のスピード。アフリカでは7年かけて、砂漠になるものが、中国ではたった2年で同じになっちゃう。

・2020年には中国の4割が砂漠になると予想されています。そうすると、中国は国として機能しなくなる。だから、その前に中国を全部ブロックに分けて、環境立国として再生させる方法がある。
 上海万博の後に、中国を5ブロックに分けて、アメリカみたいに連邦制にするというのが影の政府のプランです。
1、 ヨーロッパ・メーソンで3ブロック。
2、 そして完全な自由主義競争の3ブロック。これはアメリカとインド、ロシアも絡んでいます。
3、 あと、純粋な中国の3ブロック。

<神様の最高表現とはスピード化!>
・神様の最高表現に波長を合わせる為には、<スピード化する>ということが、大事な要点になるのです。高次元の番組は実現のスピードが速いのです。
・日常生活の中で、どんな仕事をするときも<スピード化>を心掛ける事が本心開発に大きく役立つのです。

1、 限界を破ろうとする時に、本心は輝き出て来くるのです。

2、 スピード化すればするほど高次元波動の番組に波長が合い、それが現実化して来るのです。

3、 真剣な心に高級神霊が感応して来るのです。


4、 能率的に・効率的にというのは神様の知恵・産物であって、神様の知恵に波長が合うのです。

5、 全力を出した時に、神様の力が流れ入って来るのです。


6、働きが増大すれば、与える量が多くなるのです。即ち借りが減り、貸しが増えるのです。換言すれば、業想念の心が消え、本心の心が輝き出てくるのです。



「王仁三郎と日月神示のひな型神劇」
それは国際金融資本とイルミナティ崩壊の型だった!
伊達宗哲  徳間書店



<巨人出口王仁三郎の霊能力が覚知した世界―地上世界は霊界の写しである>
・王仁三郎は、私たちの世界は、五感で感知できる三次元世界(顕界)と不可視の世界(幽界)の移写された世界であり、この現界に起こる現象の有因力は霊界を源としていると教示している。したがって、宇宙の変革力は霊界より発し現界におよぶ、霊界で生起したことは、「相応の理」により、地上世界に現われる。

・神界と幽界は時間空間を超越して、少しも時間的な観念はない。それゆえ霊界において、目撃したことが、二三日後に現界に現われることもあれば、十年後に現われることもあり、数百年後に現れることもある。また数百年、数千年前の太古を見せられることもある。その見える有様は、過去、現在、未来が一度に鏡にかけたごとく見えるものであって、あたかも過去、現在、未来の区別なき如くにして、しかもその区別がそれと歴然、推断されるものである。

<理論物理学が示唆する多次元宇宙―霊界は存在するのか?>
天外伺朗氏は、デビッド・ボームの示した「宇宙モデル」について次のように解説している。

1、 我々の可視レベルの宇宙(明在系=現界)の背後にもう一つの不可視レベルの宇宙(暗在系=霊界)がある。

2、 「暗在系(霊界)」には、「明在系(現界)」のすべての物質、精神、時間、空間等が全体として「たたみ込まれて」おり、分離不可能である。

3、 両世界は、密接にかかわり合いながら常に流転変化している。ボームの説は、王仁三郎の教示する時空間一体の霊界構造とほぼ同義である。また、最近の理論物理学は、私達が、三次元空間として認識している宇宙が、実は二次元の面に書き込まれたものである可能性を示唆し始めている。



『超常科学謎学事典』
―最新科学と秘教科学が謎と不思議を完全解明―
編者 秘教科学研究会   小学館  1993/1/10



<出口王仁三郎 大本教2代目教祖>
・1917年(大正6年)には、『大本神歌』とよばれる五七調の詩による予言を行なっているが、その中で明確に30年後の第2次世界大戦を予言している。しかもその戦争が、泥沼化した日中戦争から始まり、そのうちに日本を守るためにつり鐘から折れ釘までが求められること、米国の『迦具槌』(かぐつち=古事記に登場する日の神)で国土が焼かれること、戦闘機や潜水艦による戦いがあることをはっきり予言しているのだ。彼が『大本神歌』を著した頃には、まだ戦闘機や潜水艦などによる戦争は空想上のものだった。さらに、1942年(昭和17年)には信者に対して、「戦争は日本の敗け。最後に広島がいちばんひどい目にあうから、広島からは逃げたほうがいい」とも語っている。

・王仁三郎の予言として最も有名なものは、今世紀末に起こるという大変革だ。彼は、これまで閉じ込められていた『艮(うしとら)の金神』が復活し、世の立て直しを行なうと断言する。しかも「世の立て直しの大峠には日本に火の雨が降る」といい、その大峠の直前には、世の中は次のようになっているという。

 “ボタン一つ押せば、江戸の芝居がどこでも見れるようになる。電話も小さくなり持ち運べるようになる。そして弾丸列車が地上に浮いて走るようになる……。
 さらに王仁三郎は、世の立て直しの大峠には戦争も勃発し、世界の人口はわずか3パーセントになってしまうという。
 王仁三郎の予言がどのレベルからもたらされたものなのかは明確には判断できない。しかし、審神(さにわ)学まで学んだ彼の予言は確かに霊能者レベルを遥かに超越している。アカシック・レコードに到達しないまでも、相当近づいたレベルにまで行ったのではないだろうか。

<岡本天明  1897〜1963>
・1944(昭和19年)、岡本天明は突如入神状態となり、その後数年間かけて『日月神示』とよばれる謎の予言詩を、自動書記によって書き上げた。天明は出口王仁三郎のもとで審神(さにわ)学も学んでおり、この『日月神示』は、本来大本教に降りると予言されていた「最終予言」だといわれている。また、岡本天明はノストラダムスの転生だという強い主張もあり、彼の予言の評価は高い。

<ブッディ界>
・人間のブッディと同じ振動数の物資で構成される世界。神秘家の意識が貫入するのはこの世界であり、また芸術家のインスピレーションもこの世界の元型からやってくる。「おとぎの国」「妖精の国」という型で描写される世界もこの界上にあり、変わったところでは浦島太郎の連れていかれた竜宮城もこのブッディ界上にあるそうである。神愛の世界であり、一般の聖人、神秘家がこの世界の描写に終止するための「神は愛である」との結論が広まったと考えられる。

<ブラック・ロッジ>
・暗黒同胞団。いわゆる悪魔国のことで、人類の歴史を彩ってきたが(もちろん彼らも人間として転生してくる)、現在はホワイト・ロッジと合体しており、概念としては無効である。

<ホワイト・ロッジ>
・聖白色同胞団のこと。菩薩団、神々の府、超人の政府といった形で認識されてきた人間になじみ深い神々の集団である。地球ハイラーキーともよばれ、人類史を彩ってきたが、天界における正反合体(光と闇の合体)とよばれる出来事のためのブラック・ロッジと合体してしまい、現在では無効な概念である。

<艮(うしとら)の金神>
・大本教、金光教等に予言されている封印された『創造と破壊の神』。その破壊力の故に他の神々の策謀により力を封殺されたが、二千年期を迎えるにあたり人類の総決算と新時代開闢のために天帝として復活するとされる。神道における天之御中主神や国常立之命、キリスト教において「天の父」、神文学において「Z(ザイン)」とよばれるものと同一存在であると考えられる。

<物質化(現象)>
? 魔術的力を用いてエーテル界に存在するものを物資として認識できる状態に顕現させること。エーテル物質として認識できる状態に顕現させること。エーテル物質の振動数を降下させる作業が必要となる。

? エーテル界に存在する精霊やエーテル体までの体しか持たぬ存在が、自らの振動数を降下させて、この物質界において認識可能な形で顕現すること。エクトプラズムもこの一種。

? は、サンジェルマン伯爵やチベットの聖者が行ってみせたという記録が多数残っている。?には、おそらくUFO現象の一部が含まれる。いずれにせよ、長時間物質的形態をとることは不可能である。

<精霊界>
・スウェデンボルグの霊界関係著作群に登場する世界。
 死んで間もない新参者の霊魂が行く場所であり、ここで段階を踏んで人間生活の記憶を清算し、霊界での生活に備えるといい、第一〜第三までの階層があるとする。
 秘教的には、これら三段階は、死後肉体を離脱して後に順次分解していくエーテル体、アストラル体、低位メンタル体(下位マナス)に対応する三つの界層「エーテル界、アストラル界、低位メンタル界」に対応すると考えられる。
 したがってスウェデンボルグの記述する天界は、高位メンタル界(上位マナス=魂の最下層)であると考えてさしつかえない。ちなみに上位マナス界の仏教用語は『有頂天』。多くの修行者が、この天界の最下層にたどりつくと天界のすべてを知ったとうぬぼれ出すのでこの名があるとか。

・精霊、妖精、自然霊、妖怪等の人間になじみのある隣人たちの住む世界。エーテル界ともよばれ、物質世界のひな形として、われわれの世界に重なり合う形で存在しているとされる。

<日航貨物機アラスカ上空事件>
・1986年11月17日夜、アラスカ上空で、日本航空1628特別貨物便の、ボーイング747ジャンボ機がUFOに遭遇した事件。

 この貨物機は、パリからアンカレッジ経由で東京に向かっていたが、アラスカ上空で、2個の角型UFOに約50分間にわたってつきまとわれ、それが消えた後、直系が747ジャンボ機の数十倍、およそ4キロメートルという超巨大宇宙母艦を発見、機内のレーダーでもはっきりキャッチしたというもの。

<アストラル界>
・生命の「感情」と同じ振動数の物質で構成された世界。いわゆる幽霊や霊視体験のほとんどすべては、この界での出来事であり、ここには何ら信頼すべき情報はない。

<アストラル体>
・アストラル物質(感情の物質)によって構成された体であり、人間においては感情の主体となるもの。「水」で象徴され、人間の肉体(含むエーテル体)とメンタル体(知性体)との接着子としての働きが最も大きいと考えられる。今後の人間の進化成生上からは、消滅する方向にあると考えられる。「欲望体」とも訳される。

<エーテル界>
・生体プラズマによって構成される世界。秘教科学によれば物質界の原型であり、物質界にあるすべてのものがこの界において、ほぼ同じような形で存在するとされている。妖精をはじめとする自然霊だけではなく、多くのエーテル生物が住んでいるとされる。

・物質界のヒナ型になるエーテル物質=気=プラズマの世界。物質界とほぼ相似形で重なり合って存在しているが、こちらの方が広大でエーテルの海に物質が浮かぶ形になっている。
 妖精、精霊は、このエーテル体までを体(たい)とする場合がほとんどで、ほとんど半不可視である。

<エーテル体>
・プラズマによって構成された体。肉体(物質界)に生命エネルギーを供給する体でもあるが、存在の中には、たとえば妖精のように、エーテル体のみの体しか持たぬものも多い。このため彼らは、不可視であるが、エーテルは物質に近いため、条件がととのえば肉眼でも見える場合がある。また、一般に「気」とよばれているものは、エーテル体、または、エーテル流のことである。

<クートフーミ大師>
・ブラバツキー夫人にインスピレーションを送った大聖の一人。仏教でいう聖観音と同一存在である。

<ジュアルカル大師>
・ブラバツキー夫人と交流を持った三大超人の一人で、神智学の基礎となったシークレット・ドクトリンの影の著者。ブラバツキーの死後は米国のアリス・ベイリーにインスピレーションを送ることで自らの著書を20巻ほどの大作にまとめた。
 要するに神智学とは、ジュアルカルの宇宙哲学である。2人の夫人にインスピレーションを送っていた当時は老齢のチベット人僧侶であった。キリスト教でいう天使ウリエルであり、人間としては、プラトン、空海、聖徳太子、諸葛孔明として転生しているという。

<超人>
・神智学の概念で、菩薩、神々、天使存在とほぼ同義。人間としての欠点を克服した(反身の問題を除いて)存在であり、人間として転生を繰り返し、歴史を主導する思想、発明、事件、革命を指導する人物となることが多い。

<邇邇芸尊(ににぎのみこと)>
・天孫降臨の主役であり、西暦二千年期に再興されるという王朝の統治者として再臨することになっている存在。モリヤ大師、ミカエル、金剛菩薩と同一存在。

<メンタル界>
・マナス界ともいう。メンタル(知性)と同じ物質でできた世界である。人間が概念としてとらえるものは、この世界においては厳然と形を持っている。明確な思想は明確なシンボルとして存在するといった具合である。神文学においてはこうした側面を明確にするために「型霊界」ともよんでいる。
 他の界層同様七つの亜界に分かれるが、上位三界層を高位メンタル界、下位四界層を低位メンタル界とよぶ。高位メンタルは、抽象的なシンボル、思想、観念の世界。後者は、現象の構造に関係しより具体性が高い。

<メンタル体>
・メンタル物質によって構成された人間の精妙な体の一つ。高位メンタル体と低位メンタル体に分かれ、前者は魂(こん)に属し転生するが、後者は体(たい)に属し、死後分解する。
 高位メンタル体(高位マナス)は、現象の背後にある概念、シンボルを知る知性のこと。低位メンタル体は、いわゆる具象知性であり、現象を論理的に分析する知性のことである。「自分」という概念は高位メンタル体に属する抽象概念である。換言すれば魂の働いていない人間に「自己」はないということである。

<モナド界>
・太陽系七界の上から二番目の界。仏教でいう大般涅槃界。空間的無の世界である。今までの精神世界的概念においては(下から段々と進化上昇すると考え)人間の意識が貫入するのは不可能とされてきたが、現代にあっては、神界・モナド界のエネルギーが直接流入する時代となり、次第にその片鱗が知られるようになった。

<モリヤ大師>
・ブラバツキー他の神智学系文献に登場する大師(マスター)の一人。神智学運動当時は、一光線系の大師であるとされていたが最新の秘教的情報においては既にマヌ(世界文明の動向を支配する王)に就任しており、二千年期における神政世界国家建設後は、他の神々と共に人間として世界を統治するとされる。密教における『金剛菩薩』、キリスト教における『ミカエル』、神道における『邇邇芸命(ににぎのみこと)』と同一の存在である。

<ユダヤ人>
・もともと秘教用語であり「前系人」の意味。
 つまり、現在の太陽系以前の太陽系で個霊化した霊魂たちであり、前太陽系が知性の太陽系であったため知的に非常に発達しており、また潜在意識の構造が多くの地球人とは決定的に異なる――そういう霊魂をユダヤ人とよび、ユダヤ人の氏神(民族神)であるヤハウェは、他民族との交わりを禁じた。これがユダヤ民族と他民族の確執の始まりであるという。

<鬼>
・想像上の妖怪、生き物とされている。頭に角を持ち、牙があり、腰に毛皮などを巻いているのが、一般的。民俗学的見地に立つと、敗れ去った古代の神、あるいは大和王権に葬られた土地の支配者と考えられる。京都の大江山に棲んでいたという酒呑童子などが有名。
 また、漂着した外国人、とくに白人ではないかと見る説もある。さらに、異界すなわちエーテル界からの侵入者と考える者もいる。

<エーテル界存在>
・秘教学の分野では、この宇宙は波動(振動数)が異なるいくつかの界層でできていると考えられている。
 人間の場合には、こうした界層すべてにその存在があるのだが、通常はそれを認識していない。人間は「霊・魂・体」とよばれる三層の構造を持っており、その「体」の部分を低位メンタル(下部マナス)体・アストラル体・フィジカル体の三層に分けて考えられる。このフィジカル体にもさらに、エーテル体と物質体(肉体)に分けられる。

・人間は肉体以外にさまざまな界層を持っていると考えられているが、この宇宙には肉体を持たず、エーテル体を持った存在もいると考えられる。こうしたものを「エーテル界存在」とよぶ。ロシアのUFO研究家、アジャザ博士はこれを「希薄な物体」とよび、UFOやエイリアンとはこうしたエーテル界からの侵入者だと考えている。アジャザ博士によると、希薄な物質でできたエイリアンたちは、プラズマ状になってみたり恐竜の形になったりするのだという。こうした存在を理解するには、秘教的認識が必要となってくる。

<天之浮舟(あめのうきふね)>
・『竹内文献』等の異端史書に見られる、神あるいは天皇家の船。古代天王が万国(世界中)を行幸されるときに使用したが、地球規模の大変動のときもこれに乗って難を逃れた。天空浮舟と表記されることもある。
 古事記日本書紀には、天にある高天原(たかまがはら)と地上を繋ぐ「天之浮橋(あめのうきはし)という橋(梯子?)が出てくる。また「天之鳥船(あめのとりふね)」という楠木製の堅固な船もある。この二つの要素を取り入れた創作ではないかと思われる。しかし一部の研究者の間では、超古代の優れた文明の産物として、空を飛ぶ石で作られた船があったと論じられている。

<体(たい)>
・人間を構成する三重構造「霊・魂・体」のうち、魂の乗り物となる部分。神智学では「物質体+エーテル体」「アストラル体」「低位メンタル体」の三界層を想定している。

<天界>
・天の世界のこと。一般的には天国と同義であるが、細かい描写や意味していると思われる世界は、語る人物や宗教によってまちまち。
 秘教的には、霊・魂・体の人間の三重構造のうち、肉体とともに分解する運命の「体」を除く、霊・魂が存在する界層全体(ロゴス界、モナド界、アートマ界、ブッディ界、高位メンタル界)を指し、それぞれの界層(次元の違いも含む)は独自の性格を持つ。宗教、霊能者の質により描写が違うのは、その人間によって意識の達する焦点が異なるからである。

<天国>
・天界にあるとされる。神の統治する国、世界のこと。さまざまな宗教が地獄と対比する形でこの天国について描写するが、その記述や内容は、地獄の有様同様まちまちである。霊界について語る心霊主義の人々によっては、天界とほぼ同義で用いられている。しかし、元祖であるイエス=キリストの語る天国は、秘教的に明確な象徴語として用いられており、モナド(距霊)界を指している。
 そしてイエス=キリストが語る「天国に入る」という言葉は、モナド(距霊)上にその人間の意識が焦点化することを意味しているのである。

<スター・ピープル>
・B・スタイガーが造った言葉。前世が異星人で、なおかつ、幼少時から超次元的な存在と交信を続けてきた人を指す。多くの場合女性で、妖精や天使を見るようなことも多いとされている。

<亡霊>
・ほんらいは成仏できずにさまよう霊魂のこと。
 死後、物質界に何らかの強い執着を持っていた場合、とくに感情の主体であるアストラル体を分解し切り離すのに非常に長期間を要する。その場合には、なかなか次の転生に入れず、迷い続けることがある。これを亡霊、不幽霊等とほんらいはよびならわす。

<幽霊>
・死者の霊魂のこと。目に見えたり不可視であったりする。実際には幽霊とよばれるもののほぼすべてが、人間の死後、分離したまま分解を待つエーテル体(活力媒体=気の体)である。西洋の墓に半可視状の幽霊が多く見られるのは、土葬だからエーテル体が残るため。

<シャンバラ>
・地球というシステムを一つの生命体ともなすと、やはり霊・魂・体に相当する構造を持っていると考えられる。この場合の霊を相当する器官がシャンバラとよばれた霊府であり、前地球神サナート・クマラが主宰していた。ちなみに、「魂」にあたるのは、超人(=菩薩衆)たちのハイラーキーであり、人類一般はメンタル体、そしてアストラル体が動物、さらにエーテル体が植物、そして鉱物精霊が物質体担当と捉えられ、この地球人体の中で意志=力の器官として霊府シャンバラは存在してきた。単に概念としてではなく、ヒマラヤ地方のエーテル空間にかつて存在しており、ニコライ・レーリッヒ他の秘儀参入者はここを訪れ、あるいは霊視したと考えられる。
 しかし、現在はサナークマラは消滅し、さらに神人合一の時代(つまり、神々が人間として下生し、地上に政府を創り上げる現人神の時代)に突入したため、現在はシャンバラは存在せず概念としても無効になったと考えられる。

・(魔術呪術)地底に存在するといわれた伝説の王国。チベットー中央アジアの地下にあるとされていた。また、南米大陸ブラジル〜南極大陸にかけて、反シャンバラ(ブラック・シャンバラ)が存在したという噂もある。1920年頃、ロシアの探検家F・オッセンドフスキーがゴビ砂漠で、シャンバラ情報を持ったラマ僧に会ったという話が伝えられている。
 しかし、もちろんシャンバラは、物理的に存在するものではない。シャンバラというものは、秘教科学でいうエーテルまたはアストラル界に属する世界だと考えられている。

・今から千数百万年前に、金星からサナート・クマラを長とする一団が地球の高位メンタル界にやってきたといわれる。神智学ではこのサナート・クマラを至高の存在と決めていた。サナート・クマラは、ほんらい単純素朴な人類に精神的な知恵を授け、その結果として人類は、わざわざ自分の中に罪を捜し求める努力をさせられる破目になり、極限まで狭い宇宙、狭い階層に閉じ込められて生きてきたのである。こうしたことが原因で、サナート・クマラは処刑され、今はすでに存在していない。魔術の世界がシャンバラに注目し始めたのは比較的最近のことだが、神智学が語るシャンバラの王サナート・クマラが存在しない以上、その力を得ることはありえない。

<七界>
・太陽系の内宇宙は七種の次元空間で構成されているとする体験的に検証された宇宙構造論。図においては、下方から物質界(エーテル界)、アストラル界、メンタル界、ブッディ界、アートマ界、モナド界、神界と名付けられており、ヨーガ、仏教、ユダヤ密教等さまざまな秘教体系における記述は非常に類似しており、普遍性があると考えてよい。一般的な七界図においては上部ほど次元が高くなるが、じっさいには意識空間のより内側に入り込む体験となる。各界は振動数による磁場の違いとして境界を持っており、ちょうど液体と気体との関係同様同じ物質でも境界を超えると別の性質を持つと考える。

・重要なことは、人間がこの太陽系七界に対応するすべての次元の物質から構成された多次元同時存在として秘教では捉えていることである。
したがって人間は最も振動数の高い神と交流することができるのみならず、もともと神なのである――というのが秘教の根本的理論である。同時に人間は最終的にこの内宇宙空間を繋ぎ、天(神)のエネルギーを地上に具体化するための媒体であるとする人間観も生じる。これらの多数の階層における人間は、一般的にバラバラで統一されていない(例/頭と体が一致しない=メンタル〜物質体間の連動がない)。これが完全に統一された状態を軸線が通ると称し、人間がほんらいの機能を発揮する第一段階であるいと、神文学等の新しい秘教研究者は捉えている。



『2011年からの正しい生き方』
天災、人災などの大激変が予想される今後数年間の対処法が分かった
船井幸雄    ヒカルランド  2011/1/10



<11月15日の私の発信文「日本の社会、経済はこうなりそうだ」>
・長年、経営コンサルタントと経営者を業としてきましたので私は、未来予測はもとより、もっとも難しいはずの近未来予測も上手なほうだと思います。
 それらは、400冊を超える拙著を調べますと90数%以上の確率で当たっていることからでも分かります。

 この日の発信文では常識的に考えて、これから10年間ぐらいの日本の社会経済について予測してみました。
 これは、すごく人気のあった発信文でアクセス数が一挙に何倍にもなりました。それもかなり続きました。

<景気はよくならず資本主義は崩れざるをえないだろう>
・私は、経営の専門家です。前書きで述べたように大きな社会予測、経済予測を含めて過去40年以上も90数%は未来予測を当ててきました。というより、ほとんど外しませんでした。それは400冊余の私の著書を調べてもらいますとよくお分りいただけると思います。
 なぜなら、近未来が正しく分からないと経営コンサルタントの仕事などできないからです。私の、その予測能力を調べて論評してくれた第三者の著書もすでに何冊かでていますよ。

<「東京壊滅説」が波紋を呼んでしまった。本音が伝わる「ミロクの世」へ>
・さて、2010年の7月と8月に私は、自分のホームページ上で、いささかショッキングな記事「東京壊滅説」を書きました。複数の情報源から入ってきたので、これは伝えておかなければいけないな、と思って書いたのですが、波紋を呼んでしまったようです。
 実際には恐れたようなことが起きなかったのは幸いです。しかし、聖書の暗号や日月神示に照らし合わせても近未来予測としては東京に災難が起きる可能性を否定することはできません。

・「東京壊滅説」をあえて書いた根拠としては船瀬俊介さんの「東京の超高層ビルに巨大地震が起こったら」と題するレポートがありました。船瀬さんは、巨大地震のさいに予想される液状化現象が首都圏のビルを襲うとどうなるのかをシミュレーションしています。

・日月神示で思いだすのは、
「江戸が元のすすき原になる日近づいたぞ」
「江戸は人民すめん様な時が一度は来るぞ」
「江戸と申すのは東京ばかりでないぞ。今のような都会みなエド(穢土)であるぞ。江戸はどうしても火の海ぞ」という警告があることです。

・コルマンインデックスの研究家である高島安司さんは、最初は東京がぺしゃんこのようなところまで落ちて、それから立ち上がるだろう、との予測をしていたようです。彼は、いくつもの信頼できる未来予測法を研究・分析している予測の研究家ですが、彼によりますと資本主義システムのように壊れるものは壊れるが、新たな自律的自給自足経済圏のようなものがあちこちに立ち上がることで、上手に破壊と再生が入れ替わるという結論に至ったと言っています。



『ミロクの暗号』
日月神示と出雲・伊勢・シュメールで読み解く日本人の使命
中矢伸一   徳間書店  2012/1/19



・自分がオラクルであることを思い出すだけでいい

<オラクル(覚醒した者)>
・オラクルであるということは単に超能力がつかえたり預言したりできるということではありません。それは宇宙の中心とつながる方法を知っていること。いつでもそこにいけるということです。

<日本人が3分の1に淘汰されるという衝撃予言>
・「いずれは日本人が3分の1になる時代が来る」と言っていたというのです。その大淘汰の時は徐々ではなく突如としてやって来るそうです。そして、「生き残った人たちが昨日までと打って変わって凄まじい光景を見て、自分が生き残ったことを後悔する日がある」と、間違いなく聞いたそうです。

・日月神示には「何もかも3分の1になる」という警告が「たとえではないぞ」という言葉とともに、何度も出てきます。比喩とかたとえ話ではなく突如として、それこそ1日か一晩くらいの短時間に大淘汰が行われ、完了する。そんな凄まじい淘汰の原因は何なのか分かりません。



『姫神の本』  聖なるヒメと巫女の霊力
  学研マーケティング    2007/8



<中山みき  天理教教祖>
<世界創造神の憑依により「陽気ぐらし」の理想を説く>
・天保9年(1838)、中山みきは長男・秀司の足の痛みを治すために、修験者の中野市兵衛を招いた。だが、加持台役が不在だったため、みずから加持台となって御幣を手にし、寄加持をしているうちに、神憑りとなった。「我は天の将軍である。元の神・実の神である。この屋敷(中山家)に因縁あり。このたび世界一列をたすけるために天降った。みきを神の社に貰い受けたい」
ふだんのみきとはまったく異なる、神々しい威厳に満ちた声であったという。

・また、みきに入り込んだ神は、世界の創造神で人類を守護しているとされ、親神(天理王命(てんりおうのみこと))と称される。

・以後、みきは家財などを貧窮者にどんどんほどこしたため、中山家は世間的には没落の一途をたどり、資産はほとんど底をついた、みきは狐に憑かれておかしくなったとみられていたほどである。しかし61歳の時に、「帯屋許し」と呼ばれる、お産に関する呪術的な安産の助けを行ったのを手はじめに、安産と病気治しの生き神として評判になった。

・慶応3年(1867)、側近らによって、神祇管領の吉田家から布教の免許を受けたが、明治維新後は正式に認可されるまで、明治政府により邪教として扱われ、前後18回も検挙されるなど、弾圧をこうむった。みきは高齢であったにもかかわらず、警察で虐待や拷問を受けたが、彼らを非難することは一度もなかったという。

・晩年は、親神の啓示とされる『みかぐらうた』『おふでさき』などを著し、人間世界の創造を説いた神話『こふき』(泥海古記)をまとめ、中山家の土地の一点を、親神が鎮まる「ぢば」(世界人類の発祥の地とされる)と定め、そこに人類救済のシンボルである「かんろだい」の建設を計画した。

<出口なお  大本教開祖>
<世界の立替え立直しを啓示した膨大な「お筆先」を残す>
・出口なおが、明治25年(1892)旧正月5日、京都府綾部の自宅で突然、激しい帰神状態となって発した神示(「初発の筆先」)のはじめである。艮の金神(国常立尊)がなおに神憑り、世界の「立替え立直し」と、理想世界の実現を啓示した宣言というべきものであり、これによって大本教がはじまった。
 この年の元旦の夜から前兆はあった。霊夢が毎夜続いていた。初発の神示が降りてからは、昼夜を分かたず帰神状態となり、13日間、食事をとることもできなかった。

・明治26年、綾部で原因不明の火事が相次いだ。おりもおり、なおは神憑って、「今のうちに改心いたさねば、どこに飛び火がいたそうも知れんぞよ」と大声で叫んでいた。そのため、放火の疑いをかけられ、警察署に留置されて、40日も座敷牢に閉じ込められてしまったのである。

<大本教が国家に弾圧されたのは、なおの昇天後である>
・すると艮の金神は、「なおよ、筆で書かすから、筆をとれ」と伝えた。なおは困惑した。文字を書けなかったからだ。しかし艮の金神は、「お前が書くのではない。神が書かすのである」と言う。なおはなにかを書きたい衝動にかられた。そして、座敷牢の床に落ちていた古釘を手にすると、その柱に文字を書きつけていたのである。

・そのうちに放火犯が逮捕され、疑いが晴れたなおは、出牢後、堰を切ったようにお筆先をはじめるのである。以後、神の言葉が原則として文字によって伝達されることになり、半紙で5万枚以上といわれる膨大なお筆先は、後年、娘婿の出口王仁三郎によってまとめられ、『大本神論』として発表された。



『王仁三郎の霊界物語大預言』
富士山大爆発とミロク神人種誕生の神ドラマ
   海野光彦  徳間書店   1995/11



<ミロク神人種だけが「黄金のそりはし」を渡る!>
・国祖、国常立命は、太古の昔、地球主宰神の位についていたが、悪魔の謀議によって艮(とどめ)の地である日本列島に押し込められた・・・。では元の地球主宰神・国常立命の本拠地はどこにあったのか。
実はそれを解くヒントが『霊界物語』冒頭にのっている。
次に紹介する黄金のそり橋だ。

・黄金のそり橋は、太古の昔、亜熱帯の中央アジア・ゴビ海に浮かぶ白島にかかっていた。造り上げたのは、太古の地球主宰神サナート=クメラだ。サナート=クメラは、国常立命の別名に違いない。
 黄金のそり橋のかかる白島には、地球主宰神の黄金宮殿が澄みわたった青空にひときわ美しく輝いていた。

・そうしてこの橋を渡ると直に自分は、エルサレムの聖地に着いた。この聖地には黄金と瑠璃(めのう)とかいう宝の珠玉をもって雄大な、とても形容できない大神の宮殿が造られている。(霊界物語第1巻より)

・この神都の現界への移写が、かってゴビ海に浮かぶ『白島』に現れていた。
地球主宰神・国常立命が納める黄金の神都から数多くの『ミロク神人種』が世界各地に旅立っていった。

・日月神示やヒマラヤのミロク神人種が示すように原水爆の高熱やマイナス数十度の酷寒でも耐える超人体を保有する神人が日本を始め、世界各地に渡り、万物調和の理想郷すなわち『ミロクの世』を築いていたのだ。
 それが世界各地で潜伏する悪神の決起で灰と帰し、世界が泥海になったことが『霊界物語』に書かれている。

・しかし、王仁三郎が死をかけて、大日本帝国政府と戦い、厳しい特高警察の目をかいくぐって口述筆記した『霊界物語』は、世紀末、各種の予言の中でひときわ異彩を放っている。

・核の炎、核の冬、恐るべき極反転に伴う大地殻変動に負けないミロク神人種が21世紀に日本を中心に誕生することが『霊界物語』には秘められていたのだ。

・彼らだけが鶴仙に乗り、輝く肉体を霊化させ、『黄金のそり橋』を渡り、国常立命の治める神界の大都に結集することができる。

<『霊界物語』はテレポートと魂の旅行で作られた>
・それにしても『霊界物語』はあらゆる点で人間の常識を超えている。
最初に脅かされることは、口述筆記の驚異はスピードである。一巻をわずか3日で書き上げている。81巻、83冊からなる『霊界物語』に集大成していくが、最初から最後まで口述のスピードは変わらなかった。

・原稿用紙にして約10万枚でひとまず完成するが、王仁三郎は全120巻を予定していた。だから3分の2で彼は口述を終わったことになる。しかも、筆記中に王仁三郎は一冊の参考書も見なかった。

・ゴロリと横になって少しイビキをかいたかと思うと、王仁三郎の口から真珠のきらめきのごとき不思議な物語が紡ぎ出される。

<50世紀まで見通す人類最大の「予言暗号書」>
<王仁三郎は50世紀の未来を見通した>
・「24世紀の今日は、天国浄土の完成時代だ。中空をかける飛行機、飛行船はすでに廃物となり、天の羽衣という精巧無比の機械が発明され、汽車は宙を走って、1時間に5百マイルという速力だ。蓮華の花は所狭きまで、咲き乱れ、何ともかとも知れない黄金世界が現出しているのだ」 (『霊界物語』第14巻8章より)

・王仁三郎はミロク浄土の完成を目指していたが、それは24世紀、今から約3百年経なければ、本当のユートピアは生まれないと予言している。ミロク超科学文明が生まれると、黄金のUFOが大空を飛び交い、世界中に美しい花が咲き乱れる。これは彼の予言の中で最も楽観的なものである。

・さらに王仁三郎は、はるか50世紀頃の人類の様子をも透視している。
「何、神界ばかりか、現実もこの通りですよ。一番図抜けて大男といわれるのが、3尺(90センチ)内外、1尺8寸(54センチ)あれば、一人前の人間だ・・・。
少しも手足を使わないものだから、身体はおいおい虚弱となってしまい、もはや50世紀の今日では、こんな弱々しい人間になってしまった・・・・。
それと反対に6尺(1.8メートル)以上の体を持ち、現幽神界において神の生宮として活動しているミロク人種もありますよ」 (『霊界物語』第3巻20章より)

・つまり50世紀の人類は、ほとんど小人で頭脳だけの存在になっている。脳をある種の液体に入れて、スーパーコンピューターをつなぎ、あらゆる指令がコンピューターから出される。

 一方、普通以上の体を自由自在にテレポートさせ、現界と霊界を行き来するミロク人種も少数存在する。現代から見れば、完全なSFの世界である。

・50世紀の交通機関は奇妙なことに黄金の翼を人間に直接取り付けて、超高速で飛ぶようになっている。

(本文修正:当ブログ)
・すなわち、松彦は、「みな様、しばらくお待ちくださいませ。空中交通機を上げましょう」と又もや指先にて空中に、何事か記す其の刹那、金色燦然たる鳥の翼のごときもの四組、何処ともなくこの場に降り来たりぬ。「サァー、これを御着けなされ」と言うより早く自然的に四人の肩の辺りに、金色の翼はピタリとくいついて、四人は一度に、「アア、これは立派だなァ」と羽ばたきを試むるや、身はますます高く空中に飛ぶ揚がり一瀉千里の勢をもって電波よりも早く、西の空を目がけて進み行く。          (『霊界物語』第15巻21章)

・このように王仁三郎の世界はまことに幅が広い。超古代から50世紀のはるかな未来まで見通した彼のような予言者は世界中どこにも存在しない。だからある面では、シャカ、キリストさえも超えた予言を述べていたことになる。



『バシャール2006』  バシャールが語る魂のブループリント
ダリル・アンカ   VOICE

   

<バシャールとは、地球の時間で3000年後の惑星エササニの多次元的存在>
・「ワクワクする気持ち、情熱に従って生きる」とは、学んで身につけることができるひとつのスキル、能力です。 

<エネルギーの中から変化が起こり、第二の天性へ>
・みなさんの根本的なエネルギーを変化させると、実際に肉体にも変化を起こすことになります。
まずはスピリットとしての「電磁的なエネルギーの波動」が変わります。

<「大いなるすべて」と調和した波動で生きる>
「情熱に従って生きる」とは、つまり「本来の自分自身の波動で生きる」ということです。

・皆さんがもっともワクワクすること、魅かれるもの、もっとも情熱を感じること、それらはすべて「自分自身でいる」という人生の目的の「表現」なのです。

<光と闇の原則>
<光と闇の中に必ずある「選択の自由」>
<「闇を無条件に愛する」>
・みなさんは闇―対立や葛藤、痛み、苦しみ、怖れなどーを経験することを怖れますが、実はみなさんは自分が望むだけの暗闇を経験することを、光によって許容されているのです。
それは、光は知っているからです。
「対照となる闇が存在しなければ、誰も光を光として認識できない」ということを・・・。
ですから、光は闇を無条件に愛しています。
つまり、みなさんが闇を無条件に愛しているときには、闇を経験する必要がなくなるのです。
なぜなら、そのときあなたは闇をも光と同じように価値あるものとして扱っているからです。

・どれだけ暗い状況に見えたとしても、常に光とつながることができるのです。

・これは大きなパラドックス(逆説)ですが、「闇を無条件に愛する」ことは、「情熱に従って生きる」というスキルの中に含まれているのです。

<死に対する怖れを手放す。死ぬタイミングは自分で選択している。>
・みなさんは自分で選択したタイミングよりも早く死ぬことはありません。

・「情熱に従って生きていく」とは、つまり、「どんなときも本来の自分自身、“大いなるすべて”の波動と調和した波動でいようとすることなのだ」とわかるでしょう。そして、その波動でいるとき、もっともリスクが小さいのです。

<現実創造回路―「現実」はこうしてつくられている>
・みなさんは、ある現実を経験しているわけではなく、「無条件の愛の中に存在している」という唯一、「本当の現実」を、自分のフィルターを通して経験しているにすぎないからです。

<まず自分が、「笑う」>
・「現実」が笑うのを待ち続けないで、あなたがまず笑ってください。「現実」は鏡に映ったあなたの反映です。先に笑うことはできないのです。

<起きることはすべて自分の意識の一部>
<つらさは観念を見つけるチャンス、まずは受け入れる>
・「状況がどのように見えるか」という問題ではなく、「状況がどのように見えたとしても、自分はどう感じることを選択するか」という問題なのです。



『本音で生きよう』
いままで77年余り生きて来た私の反省
船井幸雄   ビジネス社   2010/9/10



<人類の歴史を今後についての現時点での私の仮説>
・しかし、数万年前からというのなら、私なりの仮説をつくれそうです。平和でのんびり暮らしていたと思える地球人のところへ、レプティリアン系の非常に優れた科学能力を持つ「知的種族」が乗り込んできたようです。

・宇宙には多くのレプティリアン系の知的種族がいたようですが、その大半は友好的かつ好意的な存在のようです。

・が、4万〜5万年前くらいから、彼らは、地球人を支配しようという邪な考えにとりつかれたような気がします。地球人類と混血しましたが、実際の姿を地球人に見せなくなったようです。

・一方、地球人全体の歴史や個々人の発展のプロセスは、ニルバーナにあるアカシックレコードに数万年前から、創造主の意図を受けた地球人のアカシックレコード担当の神々によって記録されていて、それにしたがって地球や人類の進化が図られてきたのだと思えます。

・そして、今度こそは、地球人を完全支配するために(旧約)聖書を残し、その数千年後から自ら神と称し、お金というものをつくったり、フリーメーソンなど秘密結社の組織化などいろんなことをやったようです。創造主がこのようなことを許したのは、ムーやアトランティスにあった生け贄の儀式が「宇宙の理」に反するものであったからだと思います。

・そして、天災や人災はまだ多くあり、人類の大困難もあるでしょうが、早ければ2020年ごろまでに日本人の「有意の人」が中心となり、「フリーメーソンやイルミナティ派」も抱き込んで、彼らの知恵も活用になりそうだと読めます。

・たぶん、第3次世界大戦や第4次世界大戦や起きないでしょう。核戦争も起きないでしょう。ここまでは、私でも99.9%確信を持って話せそうです。
よほどの変わったことがない限り、人類は大本神論や日月神示にあるような「みろくの世」をつくれるのではないだろうか、と思っています。あと3000年〜4000年くらいは創造主が地球人類を見守っていてくれそうです。我々は、まだそのようなレベルです。これはアカシックレコードから分かります。
 しかし、その頃は、アカシックレコードも不要になり、地球人類すべてが優良星人として宇宙の進歩に100%貢献できるようになるはずだ・・・・と思えて仕方がありません。以上が私の現時点での仮説です。



『未来を透視する』
ジョー・マクモニーグル  ソフトバンククリエィティブ 2006/12/26



<遠い未来の日本>
<千年先の未来、三つの巨大都市を持つ島が太平洋上に見える>
・千年先のはるか遠い未来、三つの巨大都市を持つ島が太平洋上に見える。今日の日本からは大きく様変わりしているようだ、残っているのは、現在の国土のほぼ90%だけで、北海道の半分と九州のほぼまるごとは見当たらない。

・三つの都市はまるで水晶かガラスで出来ているようで、宝石のように日の光を浴びて多種多様な色を帯びている。都市と都市の間に広がる農業地帯は、山地にまで及び、ありとあらゆる種類の緑で覆われている。濃い紫色の海は穏やかそうで、海岸線に沿って白波が砕けているのも分かる。

・日本は未来の地球でも、すこぶる順調に繁栄しているという感じを強く受ける。もちろん、千年昔の日本がそうであったように、千年後の日本も今とは似ても似つかないだろう。しかし、日本の精神は脈々と息づいているし、今後も力強くありつづける。それが何より大事なことだ。現在の私たちが、塵に返ったあとも、日本文化は長期にわたって生き永がらえていくことだろう。

<千年後の地球、西暦3000年、都市>
・こうした都市を見る限り、世界人口は現在の6分の1くらいにまで減少しているようである。

・税金はなく、戦争もない。国際法廷の下した決定は、すべての人が尊重する。どうやら23世紀と24世紀に起きた大戦の名残りのようだ。



『裏金神―原爆をこの世に送り出した神』
西郷武士   文芸社   2001/2



<大本開祖ナオ>
・明治25年(1892)、節分の夜、丹波の綾部の町に住むひとりの老婆が、突然激しい神がかりに陥る。腹のなかに何かが宿った感じで、端座したまま身体が上下に揺れ、大きな声で叫ぶこと13日余りに及んだ。そして、ついにその腹中の主は老婆の口を借り自分の素性を明かす。

「艮(うしとら)の金神であるぞよ」
その言葉をナオは信じかねると、その声の主は容赦なく続ける。

「この神は三千世界を立替え立直す神であるぞよ。三千世界一度に開く梅の花、艮の金神の世になりたぞよ。この神でなければ、世の立替えはできんぞよ」
 この神は、三千世界の大洗濯を行い、万劫末代まで続く神の世にする、と告げた。

 こうして、艮の金神という訳の分からぬものを腹に住ませるようになった老婆は当初、気が触れたように大声で叫んで歩く奇行が絶えなかった。この瞬間に戦前の日本で「大立替え」、「立直し」というスローガンで世の中をにぎわすことになる宗教団体、大本教の開祖・出口ナオが誕生した。

・ともあれ、王仁三郎は大本と日本を世界の雛形という特殊な地場であると捉え、大本、日本を舞台に雛形としての神業を仕掛けていたことが後に判明していく。

 王仁三郎は、この現界と神霊世界の因果関係は、まず神霊世界の現象が人間界に投影し、次いで人間の現界での行動が霊界に影響し、霊界にも現実世界に似た現象が生じるのだとする。
つまり、霊界の情勢は現界に写し出され、霊界の状態が現実世界に再現されるという。
 これを大本では「相応の理」とも言い、これがかつて大石凝真素美の唱えた「応分の前兆」とも呼ぶ現象なのである。

・その後お筆先は、このご用は「身魂あらための出発のご用でありたぞよ。二度目の世の立替えのことでありたぞよ」と述べ、ナオは変性男子、王仁三郎は変性女子の身魂であると示した。

「艮の金神、変性男子とあらわれるぞよ。つぎに変性女子があらわれて、男子には世界のことを書かす」なり、女子には世界にあるこまかいことを説いてきかせるぞよ。」

「出口は女であれども男の性来、上田は男であれども女の性ざぞよ。変性男子、変性女子の因縁わけて見せて、みなに改心させんと疑いが晴れんから、ぼつぼつ説いて聞かしてやるぞよ。」

 変性男子、変性女子、これは大本の独特の表現である。変性男子とされるナオは肉体的には女の体だが、霊魂は男。王仁三郎は肉体的には男だが、霊魂は女であると示された。

<型とは何か>
・この歌でみると北海道は北アメリカ、本州はユーラシア大陸、富士山はエベレスト、能登半島はスカンジナビア半島、琵琶湖はカスピ海、噴火湾はメキシコ湾、四国はオーストラリア、九州はアフリカ、台湾は南アメリカが呼応し合うという。日本は特殊な国であり、霊的にもそうなっていると王仁三郎は断言している。

・日本は世界の雛形であるという説を「全地球諸州国の地図を見ればこの国が雛形、その種子であることを悟り、この日本という国を胞として、全地球の諸州国を産んだということを不思議なことだという人がいたならばそれは愚かなことだ」とも王仁三郎は述べている。

・神道学者で有名な宮地直一博士も、この宮地家の傍流であり、宮地家は学者としては江戸時代からの名家でもあった。その学者肌として名高い宮地家の中で、異例中の異例として、水位は神界の中心は日本であるが、その神界の実像は中国の道教色を深めている、と唱えている。
それは古来日本では神界との往来の術が途絶え、中国だけにその術が残ったために、神界の実像は道教的な色彩を帯びているのだと説明している。

 日本史の教科書にも登場する国学者、平田篤胤も、最終的には神界の実像は道教にあると道教の研究に没頭するまでの傾斜振りを見せている。だが、この篤胤も元々はまともな国学者ではあったが、天狗にさらわれて当時江戸では評判になっていた寅吉という少年から霊界の実像を聞き、そして『仙境異聞』という書物をまとめ上げている。それ以降、普通の学問からオカルト的な部分に強く惹かれ、最終的に道教に傾斜している。
 異端とされる国学者、宮地水位や平田篤胤にしても異界との接触を持つことにより、神界の実像は道教にあるとたどり着いているのは興味深い。

<弥仙山参り>
・王仁三郎の大本内部での役員達の干渉と妨害がなくなるまでには、まだまだ世継ぎの誕生を待たなければいけなかった。
 明治35年(1902)3月7日、王仁三郎とスミとの間に長女直日が出生した。ナオはスミが直日を懐妊したとき、「このたびは木之花咲耶姫の宿れる女の子が生まれて世継ぎになる」と言っていたが、果たしてそのナオの言葉のとおり、女子の出産である。

・また、王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っているが、事実王仁三郎の背中には、オリオン星座同様の配置でホクロが点在していた。だが、このオリオン星座の形を漢字にすると、因という字になり、囚人を示す形となり、第一次弾圧、第二次弾圧で王仁三郎が入獄されることを暗示していた。

 表鬼門の艮(うしとら)の金神の出現の次に、二度目の岩戸開きで、最後の仕上げとして裏鬼門の坤の金神の出現により、陰と陽が揃うことになる。



『大予言事典・悪魔の黙示666』
(高橋良典)(学研)1982/11/1



<弥勒(ミロク)>
はたして弥勒は、紀元前480年の釈迦入滅後2500年たった2020年ごろ再び現れるだろうか。もし、ミロクがこの時期に現れるとすれば、ジーン・ディクソン夫人が予言した“イエスの再臨”と同じ頃になる。

インドのジャイナ教徒がマイトレーヤと呼び、ペルシアからヨーロッパに広がるゾロアスター教徒がミトラと称するミロクは、地下より現れるといわれ、アガルタやシャンバラの地底王国伝説とも関係があるといわれる。



『ミトラ神学』
(東條真人)(国書刊行会)1996/5/1



<マイトレーヤ・サンガ、すなわち弥勒の共同体>
いま、弥勒菩薩は、シャンバラにいます。そこには、大きな円形の広間で、その中央は高くなった壇上になっています。天井のプラネタリウムの星々から射してくる光が、弥勒菩薩の顔を照らし出しています。



『宇宙人がくれた21世紀の聖書』
(コンタクティー“接触者”ビリー・マイヤーは何を観たか)
(大高良哉)(徳間書店)1989/3



<巨人族は実際に存在した!>
・旧約聖書には、人が地の表に増え始めた頃、神の子たちが人の娘たちのところに入って、娘たちに生ませたネフィリムと呼ばれる巨人族がいたと書かれている。

・ イースター島の頭石像(モアイ)の由来に関わる巨人たちは、宇宙人で、彼らリラ人たちの体格は巨大で、身長は11メートルもあったという。

・ セムヤーゼによると、他にもたくさんの巨人族が世界中に住んでいたという。ギリシア神話に出てくる一眼巨人族キュクロプスや諸神に反抗した巨人族タイタン、北方浄土の民(極北地方人)や怪力の神雄ヘラクレス、彼らは地球にやって来て、その後、去って行ったり、あるいは滅亡したりしたという。

・ペタレ領域―創造の宇宙に存在する最も高い霊領域である。それは人間が“創造”と一体になる直前の完成された存在であり、進化した人間としての最終段階に位置する純粋霊の集合体である。

<異次元並行宇宙>
・異次元は、地球の存在する次元と平行しており、次元壁または次元入口は、定期的にやってくる宇宙的移転―消失―放射線によって引き起こされるという。
地球人はまだ自ら異次元の窓を開く能力を得ることはないだろう。
異次元の入口は消滅したーバミューダ三角海域など。

・ 霊界には天国も地獄もない。それは人間が生きているときに作り出す“心の状態”であり、“天国、地獄”という場所ではない。
・ 霊界の存在理由は、人間が生きていたときに収集した知識の整理、整頓、選別にある。

<日本人のルーツはリラ星(琴座)だろうか?>
・日本人発祥の太陽系は、テーラといい、かってそこに三つの人種が存在していた。そこから二つの人種が日本人、中国人の祖先として、何らかの理由によって地球に入植したという。そして、日本人のルーツは、さらに遡れば、リラ星にあるとのことだった。

・ 宇宙人は、そのうちのヒューマノイド型の人類だけで「宇宙連合」を構成し、その人類の総合計数は約1270億人で、またヒューマノイド型ではない「宇宙連合」に属さない知識生命形態が無数に存在している。

・ 宇宙人たちは「時間旅行(タイム・トラベル)」が可能であり、また「意識的未来旅行=予知能力」を持っている。すなわち物理的また霊的に未来を飛行し、好きな場所と時代の出来事を観察し、記録することができる。彼らはそれを“直接未来観察”と呼んでいる。



『神秘学大全』
(ルイ・ボーヴェル、ジャック・ネルジェ)
(サイマル出版界)1975



<『世界の王』>
ハウショッファーやルネ・ゲノンが『世界の王』で述べているところによると、例の高度文明の生存者、他世界人の子孫たちは、ヒマラヤ山脈の下に網の目のようにめぐらされている大洞穴網に避難したが、そこで二つに分かれた。一群は、右手の道をとり、その中心地は、アガルティ、瞑想の場、隠れたる善の都、世界と没交渉の神殿であった。
 第二群は、シャンバラ、暴力と権力の都を中心地としたが、それの持つ超能力は、地水火風土の五大素や人間を支配し、人類の“時間の蝶番(ちょうつがい)”への到達を促進するものなのだ。民衆の導き手である魔術師たちは、ある種の誓いと供犠によってシャンバラ」と協定を結ぶことができるのだ。



『京都『魔界』巡礼』
(丘真奈美)(PHP文庫)2005/10/3



<護法魔王尊>
山を守護する鞍馬寺のご本尊・護法魔王尊(ごほうまおうそん)は人類救済のために、六百五十万年前に金星から天降り、世界各地に宇宙の霊的エネルギーを発信し続けてきたという。
 鞍馬山には、全国の天狗が集まる「天狗の内裏」という魔所があったという。「天狗の内裏」では、大天狗に導かれた牛若丸が大日如来に生まれ変った父・義朝と再会する。魔王尊はチベットの地下都市・シャンバラに住む救世主・サナートクラマと同一とされていて、鞍馬には地下帝国が存在するという伝説もある。
 
・5月の満月の日に五月満月祭(ウエサク祭)が行なわれる。この祭は、魔王尊の霊波を受け霊的再生と人類救済を願う秘儀で、夕刻から深夜にかけて行なわれる。
ウエサク祭はチベット山脈沿いの集落で古代から行われてきたという。スリランカでは、鞍馬と同日、同じ名前で祭が行なわれている。
 魔王尊の霊波をうけたのが唐招提寺の鑑真(がんじん)和尚の高弟・鑑禎(がんてい)上人だった。上人は、宝亀元年(770)正月四日の寅の夜、お告げをうけた。そして、「鞍を背負った白馬」に導かれ鞍馬山に登った。途中、鬼女に襲われたが毘沙門天に助けられ、草庵を結び、毘沙門天をご本尊として祭ったのが鞍馬寺の創始である。「鞍を背負った白馬」から鞍馬山となった。
謡曲「鞍馬天狗」の天狗と牛若丸が出会った場所が鞍馬山・僧正ガ谷不動堂である。



『理想的な死に方』
(天外伺朗)(徳間書店)1996/10



「この世」は「カルマ」の発生と伝播の複雑怪奇なネットワーク
<生きがいの創造>
1、 輪廻転生は存在する。

2、 カルマの法則、因果応報などは否定できない。

3、 人間の魂は、バルドにおいて、次の人生における自らの課題を定め、それを達成するのにふさわしい役割を自分自身で計画してから肉体をまとって生まれてくる。

4、 肉体をまとった「この世」の人生の目的は「魂の向上」であり、「無条件の愛」に基く人間関係を学ぶためである。

5、 我々の肉親、友人、知人などは「ソウル・メイト(魂の友人)」と呼ばれ、何代にもわたって一緒に「輪廻転生」を繰り返しており、」お互いに切磋琢磨して、魂の向上を図っている。とくに敵対関係にある人ほど、本当は重要なソウル・メイトなのだ。

6、 楽な人生を選ぶと、魂はあまり向上しない。重い精神病や肉体的な障害のような重荷を背負うことを選んだ人は、大変強い魂の持ち主だ。その人生では、最も大きな成長の機会が与えられる。

7、 一つの人生が終わると、魂は「バルド」において、マスター(指導役の魂)の指導のもとに、その人生を反省する。その結果に基づいて、マスターのアドバイスを受け、ソウル・メイトたちと相談して、次の人生の課題と役割を決める。

<「あの世」>
「あの世」の科学が死・生・魂の概念を変えて!
「あの世」はたたき込まれて「時間のない世界」
「あの世」は送信された電磁界で「この世」は、テレビの映像。

・ 宇宙は二重構造になっており、私たちがよく知っている物質的な宇宙(この世=明在系)の背後にもう一つの目に見えない宇宙(「あの世」=暗在系)が存在します。

・ 「あの世」には、「この世」の全ての物質・精神・時間などが全体として叩き込まれており、分離不可能です(ボーム)

・ 「あの世」では精神も叩き込まれており物質と区別できない。

・ ボームたちの「ニューサイエンス」は、このデカルトの「物心二元論」を真っ向から否定します。物質の世界と精神の世界は全く同じように「あの世」に叩き込まれていると言う考えです。

・ 超能力にもかかわる「想念エネルギー」と「あの世」
物質も精神もエネルギーとして「あの世(暗在系)」に叩き込まれています。

・ 近代科学で我々が知っているエネルギー以外の未知の「想念エネルギー」が、「この世」の物質に作用するのか、それとも「あの世」に叩き込まれた物質と想念の間で何らかの相互作用があり、それが「この世」の物質に影響を与えると言うことでしょう。

・ この「念力」のメカニズムに関しては、学問的には何も分かっていない。

・ 心理学者のユングが提唱した「集合的無意識」とボームが提唱した「あの世(暗在系)」という概念が全く同じものを記述しているのではないかということです。



『真理の太陽』
(三浦関造・田中恵美子)(竜王文庫)1992/2



<シャンバラへ行ったと言うドウリル博士の異次元体験は、ホワイト・ブラザーフッド(白色同胞団)の存在を世界に紹介した>
・ 私は、カルカッタから一瞬の間に、ダージリン市の北郊十字路に来て、アデプト(大師)の前に立っていたのである。このアデプトは、世界の監督と指導をしておいでになる144名の大アデプト達の中のお一人、「大至純ロッジ」の一員たる聖者だったのである。

・ 聖者は、私をトンネルの中へ連れ込んだ。9マイル位あろうかと思えるトンネルの中には、燈火はともされていなかったが、充分に明るかった。よく見ると、私に誰かお供している。その男の周囲には、青白い蛍白光がゆらいでいる。自分の体から不断に光を放っているのである。トンネルを抜けると、景色のよい池を中心にした小広い谷を見下ろした。そこには寺があって、寺の周囲に男達が働いていた。マメ科植物が生長していた。丘の裾を縫って行くと、あのトンネルは見えなくなった。太陽は輝いていたが、チベット山中のこの季節には、たそがれ行く、空のように淋しい光線である

・ 私の体験を物語ったならば、普通の人々は、私が狂者というだろう。そんな事は、絶対にあるものでないという人もあろうし、超自然力を揮う人だと言う方もあろう。多くの人々は、不完全で大法則と調和していないから出来うることもできないのである。



『世界の奇書』(自由国民社)1998/4/1
「獣・人・神」(オッセンドウスキー)(チベット・インドなどの奇怪な秘儀書)



<アガルタの地下王国とは?>
・人間は進化して神性まで進めば逆に退化して獣にも戻る存在だ(ここから奇妙な標題はでている。)

オッセンドウスキーは、何人かのラマ僧の記録を引いて、アガールティの地下王国を論じている。「ここでは学問が穏かに発達し・・・・地下の人々は最高の智慧に達しているのです。・・・・・王は世界のありとあらゆる力に通じ、全ての人間の心と、彼らの運命の書を読みます。眼には見えませんが、彼は地上の8億の人を支配している」

・「この王国がアガールティです。それは全世界のあらゆる地下の通路に拡がっています。中国人ラマ僧がボグド・ハンに語ったところによるとアメリカの地下の洞穴は、地下に消失した古代民族によって住まわれていると言う。・・・・ご存知の通り、東西の二つの大陸には、昔二つの大陸がありました。これは、海底に沈みましたが、しかし、その住民は地下の王国へ行った。・・・・・地下の洞穴には穀物や野菜を成長させ、人間には無病の長命を与える特殊な光があります」。もちろん無数の人間がアガ−ルティへ入ることを望んだ。釈迦は老年になってようやくその願いを果たした。ジプシーたちはかってアガルタに暮らした時、その占術を学んだ。ウンゲルンも二度にわたって捜索の者を派遣したが、その結果は、空しかった。



『神秘学大全』「魔術師の朝」 (SF的人種改良の夢)
 (ベルジュ・ポーヴェル)学研   2002/5



<新人類の誕生>
・ だが、ついに月は落ちた。チベット周辺の水は引き、現在のような山国となり、文明は瓦解した。

・ 月のない地上でこれを再建したのが、ギリシャ人いうところのアトランティス、つまり第三期アトランティスなのだ。(アトランティスは二度あった)

・ その後地球が第四の月(つまり現在の)を掴まえると大地変が起き、今度は押し寄せる水のためアトランティスは水中に没した。その後に月が高くなるにつれて巨人王たちの運命は悲惨で、巨体を持て余し、聖書にでてくるように小人たちによって次々と退治されていった(この巨人の記憶がイースター島の巨人像だ)。しかし、以後、身体同様、全てが矮小化していった。この火と氷の塊の闘いは、今日も続いている。

・ ヒトラーが夢見たものは単なる、永遠のドイツといった簡単なものではなかった。それは人種改良(つまりミュータント誕生による新人類の創生)であった。

・ ヒトラーは思想史的にも突然現れたものでは決してない。キリスト教文明の裏にあってヨーロッパの底流をなす流れがあったのだ。それは言ってみれば異教徒的な秘密結社の流れであり、20世紀初頭には「黄金の環」なる優れた知能を集めた結社があった。ノーベル賞受賞者、イエーツを主導者とする、このグループは「未知なる崇高者の存在」を信じていた。それは、「宇宙人」と考えられ、そして、元来霊媒の気のあるヒトラーもしばしば彼らと交信していた。その彼らに導かれ、彼はひたすらミュータントの誕生を願っていた。

<「高度に知的な存在」>
「古代文明は、地球外から、異星から、もたらされたもの」
過去に何度となく地球を訪れていた、「高度に知的な存在」がいるのだ。
これこそ、秘教が大いなる未知の人々と呼んでいたものの正体である。

・ 錬金術の秘密は、今日失われてしまったが、彼らの真の目標は、金製造ではなかった。それは金の製造を通じ自らを後天性のミュータント(突然変異体)化することだった。

・ 神話を抽象的に読むのは間違いだ。神話を素直な気持ちでそのまま読めば、太古に飛行体が飛来したことも、原爆によってソドムとゴモラが滅びたことも、全て納得がいくに違いない。(太古に宇宙船が飛び、核戦争があった)

・ 人類は我々が考えてもいなかった昔から地球に住みついていたのだ。

・ 第三紀すなわち今をさる数十万年の昔、巨人族と呼ばれる人々は、壮大なアトランティス文明を築いていた。

・ そもそも地球に四地質世代があるのは、かって四つの月が次々と落下したために他ならない。月は長い間には、氷の環となって落ちる運命にあるのだ。

・ さて、三つめの月が地球に近づき始めると引力の関係で全ては巨大化した。かくして、大いなる知を持った巨人王が生まれた。チベットには、身長5メートルにも及ぶ、この巨人王の遺体が残っているという。

・ そこで、アトランティス文明は月の落下を遅くする巨大エネルギー・センターを建て、数十万年にわたって栄えた。ヘーシオドスの神話にある黄金時代とは、この時代を指すものに他ならない。



『タリズマン』(秘められた知識の系譜)
(グラハム・ハンコック、ロバート・ボーヴァル)(竹書房)2005/6



<マニ教>
・アダムのもとへ送られた救済者は、マニ教の文献では「光輝のイエス」と呼ばれている。その後、他の救済者も送られ、その一人一人が人間に改めてグノーシスを与えて真の状態に目覚めさせた。こうした救済者は、ゾロアスター、ヘルメス、プラトン、ブッダ、イエス、キリスト、そして真打がマニだそうだ。
マニ教が東に広まると、それを反映して、別のリストができ、マニは、「光のブッダ」あるいは、道教の始祖・孔子の生まれ変りとされた。

<マニの宇宙観>
・マニ教の根底にある概念の一つは、時の始めから「創造されたのではない、永遠の神が二人存在し、終わりなき対決を続けている」という考えだ。一人は、悪と闇の神、もう一人は、善と光の神である。

・闇の支配者が光を滅ぼすため、悪鬼を連れて、地の底から天に向けて攻め上がる。「光の父」は光の領域を守るため「原人」を呼び出し、武器を与えて代理として戦わせた。戦いは、サタンの勝利に終わり、ぐったりと死んだように横たわる原人が身につけていた光の力を闇の力が呑み込む。
 そこで、光の父は、さらに多くの分身あるいは代理を創造した。その中には。ミトラ神と同一視される「活ける霊」や、「偉大な建築者」と呼ばれる者もいた。彼らは、力を合わせて原人を蘇生させて、助け出し、闇の力に食われてしまった光の力の回収に取りかかる。
 活ける霊と偉大な建築者の作業に悪魔はアダムとイヴの創造で対抗した。だが、光の陣営は、アダムの元へ救済者を送り、アダムの中に光、つまり不滅の魂が存在することを教え、肉体をこしらえた悪神に反抗させる。それからずっと人類は、「光と闇の勢力の戦いのける主戦場であり続けた」。

<ニューエルサレム>
・ヨハネの黙示録にある有名な1節は、「ニューエルサレム」と「生命の木」の創造を連想させるものだ。
また私は、新しい天と、新しい地とを見た。なぜなら以前の天と、以前の地は消え去っていたからだ・・・・・私は聖なる都ニューエルサレムが神から出て、天から下るのを見た。まるで夫のために飾られた花嫁のように整えられて・・・・・都には、大きな高い城壁と12の門があり、そこには12の天使が居り、門にはイスラエルの12部族の名前が刻まれていた・・・・・・都には12の土台石があり、それには12の使徒の名前が書かれてあった・・・・それから生命の木があり12種類の果物を実らせている・・・自分のローブを洗い清めているものは幸いである!彼らには生命の木の権利を与えられ、門を通って都に入るだろう・・・・・・・。

<アドセンティンの描写>
・「アドセンティンの城は4つの門を持ち、その上にはヘルメス・トリスメギストスが霊を込めた像がある。これを太陽の都の門や道路と比べて欲しい。城の屋根には灯台が設けられ、街全体を7惑星の色で照らす。これを太陽の都市で日夜燃え続ける7惑星のランプと比べてみてほしい・・・・」
『ピカトリクス』は、ヘルメス・トリスメギストスがアドセンティンに太陽を祀る神殿を建てたとも述べている。

<ニューアトランティス>(フランシス・ベーコン)(1561〜1626年)
・「ニューアトランティス」は、簡単に言って科学的ながら霊的なユートピア社会を描いたものだ。この秘密の社会は、遥か遠く離れたベンサレム島、世界の未開の大海の真ん中にある。この社会は、エリートの同胞である科学者、神官によって統治されており、サロモンの家と呼ばれる偉大な学院あるいは館(ロッジ)に集まる。このメンバーには、業績を上げた天文学者、物理学者がいるだけでなく、17世紀の文献としては、驚いたことに飛行機や潜水艦の建造者もいる。(「私たちは、ある程度、空も飛び、水の下を行く船やボートを持つ」)。彼らは、優れた航海士であり、船乗りだったが、秘密を尊び、自らの存在を明かそうとはしなかった。「私達は、人の住む世界のほとんどを知っているが、私たちのことは、誰も知らない」。
ベーコンによると、彼らが追い求めているのは、「因果の知識」であり、物の秘密の動きであり、彼らの使命は、「神が最初に創ったもの、つまり、光をはぐくむこと」だった。

ニューアトランティスは、薔薇十字団たちによって統治されていた。彼らは人目に触れない「光の商人」として、今やサロモンの館と呼ばれる目には見えない学院、あるいは本部から外の世界に派遣されていた。彼らは薔薇十字団の規則に従って無料で病人を治療し、特別な服は着なかった。さらにニューアトランティスの巻物には「ケルビムの翼」の刻印が捺されているが、同じものが『名声』の本にも刻印されている。この島は、なにやら天使的な雰囲気を持ち、島の役人がまとうターバンには、赤い十字が描かれている。

<神の都市の建設>
・ヘルメス文書は、一貫して、都市を重要視している。「ピカトリクス」に登場する魔法の「宇宙都市」アドセンティンに注目した。遠い昔に、ヘルメス、トリスメギトスが建設し、天界の好ましい影響が住民に流れ込むように設計されていた都だ。さらにこれに似た、神々によって建設された魔法の都市が最も有名なヘルメス文書「アスクレピオス」にも出てくることも指摘した。後者は、興味深いことに、過去の都市ではなく予言された都市、未来の都市として描かれている。この都市は、「夕陽に向かって築かれた」。そこに向かって「限りある命の人間はみな陸路海路で急ぐだろう」という。

・「神の都、天上の都、太陽の都」などと呼び名は様々だが、「空の上にある都市」の不完全な複製あるいは先駆けを地上に建設する思想は、古代エジプトの「ピラミッド・テキスト」(紀元前2300年ごろ)に既に登場する。またこれがヘルメス文書(紀元前100年〜紀元後300年ごろ)の中心テーマであった。この都市の執着はカンパネッラの人生を左右することにもなった」



『世界の神話伝説(総解説)』
(自由国民社)2002/7



<不合朝73代―大異変の時代>
・上古代には、見られなかったことであるが、ミュータント(突然変異体)的な天皇も出現する。十九代天皇がそうだ。「身丈(みのたけ)三尺足らず、皇后七尺五寸、大力(の)宮(なり)、山野を巡覧するとき、皇后必ず天皇を左手に包(のせ)て行く」。

また、古代のインド人は、おとなの親指より小さい賢人(リシ)の存在を信じていた。大叙事詩『マハーバーラタ』は、バラキリアと呼ばれたこの賢人のことを、“太陽のように輝き、鳥よりも速く飛ぶ、太陽の車の護衛者”と記述している。

<伝承では、金髪碧眼の女性を皇后(きさき)とした天職天皇もいたようだ。>
・地球の各地には、天職天皇の者、皇子や皇女が「民王」として派遣され、「先史地球連邦」とも「民王」というべきものを形成し、超古代文明の華を咲かせていた。なお、天降った神々の原郷−記紀神話でいえば、「高天原」にあたるーは、プレアデス星団に属する天日国(アメヒ)とされている。そして初代天職天皇として、地球に殖民したのは、天御中主神(アメノミナカヌシ)である。(おそらく記紀神話では、この神が元始神とされているのは、その神のもう一つの御名、国常立尊(クニトコタチノミコト)が示唆するように、地球開発の初代神からきているのではないかとも考えられなくもない。)
 また、神々は、地球の先住民―おそらく原人レベルであったろうーに遺伝子工学的な処置を施した可能性もある。そして、神の子孫は、この改良進歩した人類と次第に混血していった。伝承では、金髪碧眼の女性を皇后(きさき)とした天職天皇もいたようだ。

・『古史古伝にみるもう一つの日本神話』(佐治芳彦)によりますと、
「古史古伝とは、竹内文書、九鬼文書、宮下文書、上記、秀真伝、東日流三郡誌の神話伝説のことで、正統な学者からは異端視されているものである」。

<竹内文書の神話伝説>
上古二十五代(天浮舟)(あめのうきふね)の使用。
天孫として、天越根国(あめのこしねのくに)(日本)に「天浮舟」に乗って降臨した。その後、「万国土の海となる」といった大異変が幾度も起こり、やがて現在の五大人種の起源を示唆する「五色人」(いいろひと)が生まれた。
天神の子孫は、もともと黄人(きびと)であったが、世界各地に分布後、遺伝子の変異等から黄人のほかに、赤人(あかびと)、青人(あおびと)、黒人(くろひと)、白人(しろひと)が生じた。これらを総称して「五色人」(いいろひと)という。
ちなみに、黄、黒、白人は現存するが、肌が蒼白の青人は他の色人と混血してほとんどおらず、赤人は、アメリカ・インディアンやユダヤ人などに比較的純粋な形で残っているという。



『鬼』 
 (高平鳴海、糸井賢一、大林憲司)(新紀元社)1999/8



・ 八雷神(やくさのいかづちのかみ)
神の屍より這い出したもの。 出自は「古事記」

・ 死者の国にいる醜い女
黄泉醜女(よもつしこめ)  出自「古事記」

・ 裁判の鬼
閻魔大王(全国各地に伝承) (リグ・ベーダ)
死者を裁く存在。地獄の鬼の総元締め。

・ 三途の川の審判
奪衣婆(だつえば)(全国各地に伝承)
罪の判断。閻魔大王の愛人といわれる。

・ 地獄の獄卒長 
牛頭鬼(こずき)、馬頭鬼(めずき)(馬頭なのだが、異星人のイアルガ異星人かもしれない) 出自は「往生要集」(同じ牛頭人でも牛頭天皇と牛頭鬼は、関係がないようだ)

・ 亡者を鞭打つ鬼「獄卒鬼」(往生要集)
地獄の役人ともいわれる。役鬼(えんき)と羅刹(らせつ)がいる。

・ 渇望の化身(餓鬼)(がき)(全国各地に伝承)
責めを受ける鬼。36種類の分類があるようだ。

・天皇に仕えた鬼たち(八瀬童子)  出自は「八瀬記」
 護法童子の一種。仏教世界では、「護法童子」という鬼が存在する。護法童子は完全な人間タイプであり、小柄なリラ星人を思わせる。リラ星人は、現代でもコンタクティーの前に姿を現し、ラエルのようなカルト集団を作り、存在が知られるようだ。

・ 役行者の配下だった八大童子はよく名の知られた護法童子である。
(検増、後世、虚言、剣光、悪除、青精、慈非、除魔)

<モンスター(怪物)・タイプの鬼>
・ 牛鬼(うしおに)(全国各地に伝承)   出自は「枕草子」
  頭が牛で、体が鬼とか色々な伝承がある。

・ まつろわぬ者の念「土蜘蛛」(つちぐも) 出自は、「源平盛衰記」等。
   
・ 封じられた蛇鬼(夜刀神)(やとのかみ)
 出自は「常陸国風土記」で、超能力は呪い(姿を見たものに祟る)

・ 蘇りし白骨(髑髏鬼)(どくろき)
   出自は「選集抄」など。

・ 前鬼と後鬼(ぜんき)(ごき)「今昔物語」(特殊能力は、変身)
   安倍清明などの平安時代の陰陽師たちが使役していた式神。

・天満大自在天神     出自は「北野天神縁起」
  平安時代の菅原道真(すがわらのみちざね)を神格化したもの。

・ 雷を繰る鬼神(雷神)(らいじん)  出自は日本書紀
特殊能力は天候操作。

・ 豊作と疫病を呼ぶ鬼 (風神)(ふうじん)
全国各地に伝承。天候操作ができる。

・ 鬼にして神の眷族(夜叉)(ヤシャ)(ヤクシャ)
全国各地に伝承。インド神話。魔族から神になったといわれる。新たな夜叉王像として毘沙門天が生まれた。
毘沙門天信仰で知られる鞍馬寺が創建されたのは平安時代初めごろで、毘沙門天単体の信仰が始まった。

・戸隠の女盗賊(紅葉)(くれは)長野県戸隠村の伝承。
・英雄を助けた鬼女「鈴鹿御前」は絶世の美女だったと記録されている。出自は「鈴鹿草子」。女で盗賊だった。

・清姫(きよひめ)は、異名が白拍子(しらびょうし)。和歌山県熊野地方の伝承。

・ 六条御息所(ろくじょうみやすどころ)出自は、「源氏物語」
 才色兼備な理想的な女性(生霊による呪殺の特殊能力があった)

・ 悪霊と化した哀女(鬼婆)(おにばば)(全国各地に伝承)
 変身の超能力があり、中年女性に化ける特殊能力があった。

・ 深山に潜む怪女(山姥)(やまうば)(全国各地に伝承)
 特殊能力として変身の業があった。美女や大グモに化ける。

・ 改心した殺人鬼(鬼子母神)(きしもじん)
全国各地に伝承。インド神話。特殊能力は、怪力と呪力。


<日本の伝承に残る鬼として>
桃太郎の鬼(温羅)(うら)
蝦夷の鬼王(悪路王)(あくろおう)
有明山(信州富士とも呼ばれる)の鬼族(八面大王)(長野県の伝承)
黄泉より還りし悪鬼(大嶽丸)(おおたけまる)(三重県鈴鹿山近辺の伝承)
霊の化身(鬼八法師)(きはちほうし)九山岳地帯の伝承
飛騨の怪人(両面宿儺)(りょうめんすくな)

「伊吹弥三郎」と「伊吹童子」の伝承(岐阜県北部伝承、日本書紀、御伽草子に登場)
近江の伊吹山にいたとされる伊吹弥三郎は、創造神という顔と、魔物=鬼という顔がある。伊吹童子はその息子だという。

天邪鬼(あまのじゃく)(人々に親しまれた小鬼)(和歌山県串本町の伝承)
同胞を助けた「赤鬼」(せっき)出自は安倍晴明物語。



『平田篤胤が解く稲生物怪録』
(荒俣宏)(角川書店)2003/10



<五郎左衛門と申す魔王>
・「ようやく、壁の顔が消えると、さきほどの武士が現れた。『山本(さんもと)五郎左衛門と申す魔王にござる。三国(せかい)の人々をたぶらかし、その数百位たれば、魔王の頭(かしら)となるゆえ、これまで八十五人をたぶらかしたが、八十六人目のそなたにぶつかり、わが業(わざ)は敗れ申した。そなたほどの勇者は、滅多におり申さぬ。さて、拙者と同じ魔王の仲間に、しんの悪五郎と申す魔王がおり、拙者と張り合っており申す。いずれ悪五郎も当家にやってこようゆえ、力を合わせて悪五郎を退治いたそう』
この武士が話している最中、平太郎のそばには冠装束をした人の半身が現れていた。しきりに、五郎左衛門のほうを見やっていた。この人こそは、平太郎を守る氏神なるべし、と思われた。五郎左衛門は、今宵かぎり、と言い残して部屋を出た」。



『茨城の伝説』
(今瀬文也、武田静澄)(角川書店)1979/8



<鮑(あわび)の殻に乗ってきた神様>
「金砂神社は金砂郷村上宮河内の西金砂神社と水府村天下野の東金砂神社の二箇所にある。
祭神は、大己貴命と少産名命である。この二神は鮑の殻に乗って海上を越え、日立市水木の浜に上陸したそうである」。



『実践的綜合ヨガ』
(田中恵美子)(竜王文庫)2014/6/1



「私共一人一人の中には神がおられる。誰でもその神を実践して神になれるのだ。人間の本質は神である。全ての人間には仏性がある」。
「霊能力と言うものは、その人に必要となった時には与えられるものであるから、決して自分から求めてはいけないと言う」

・「息を全て吐き出してから、吸い込む方がよい」
「私共人間は、このようなすばらしいもの(神)を芯として、その上に何枚かの着物を着て、様々な体験をするためにこの世に来ている」
「一番外側にある着物は肉体、私共の感情や、何かを欲しいと言う欲望は、第二の着物でアストラル体、(サンスクリット語でカーマ)、私共の考える力を第三の着物(メンタル体)(マナス)。ヨガは各々の着物をクリーニングする仕方を教えるもの。クリーニングの仕方は着物により全部違う。
1、 肉体のためのヨガ(ハタ・ヨガやクンダリニ・ヨガ)
2、 アストラル体のためのヨガ(バクチ・ヨガ)
3、 メンタル体のためのヨガ(ジュニューナ・ヨガ)を寄せ集めただけではうまくいかない。綜合ヨガが必要。



『人間の秘密』
(三浦関造)(竜王文庫)1994/2



<ああ、クリストだ!>

「教学とインスピレーションで悲しみの神秘を聞こうと思い、静座して一心に瞑想してみた。一時間たっても空々漠々で、何のことか解らず、日はたそがれて、土蔵の中は、真っ暗になった。がっかりしてぺたんと臥し倒れた。『意気地なし!』内心が咎めるので、再び起き上がって坐りなおし、深い深呼吸を数回繰り返してまた瞑想に入った。
 日は暮れて人の気配もないのに、どうしたのか、真っ暗な土蔵の中に静かに和やかな光がさして明るくなった。怪訝な感じと言うよりも、心にしみ込む平和は、和やかさを覚え、どうした光なのかとあたりを振りかえって見るとびっくりした。丈の高い白衣に輝く髭、ふさふさとたれた聖なる者が私の傍らに立っている。次の瞬間、私は、クリストだと思った。有りがたいような、畏ろしさを感じて、べったり床に額をすりつけ、臥し拝んだまま顔をもたげ得なかった。音なき物凄い風が来て、私を世界の外に吹き飛ばしそう。体がぶるぶると震えて、浮き上がる。一生懸命に拝んだ。すると一言『恐るるな!選ばれた真理のみたまよ。不死の我ここにいる!』クリストの言葉がひびいた!」



『大予言事典・悪魔の黙示666』
(高橋良典)(学研)1982/11



<シャンバラ>
・この惑星における主要なエネルギー・センター(中心)。それはゴビ砂漠上方の上位二つのエーテル界に存在する。そこからシャンバラのエネルギー(意志または目的のエネルギー)が流れる。
それは、人間で言えば、頭頂チャクラに相当する。

<エーテル界>個体、液体、ガス状物質よりさらに精妙な4つのレベルの物質の界。まだほとんどの人には見えない。

「一つの神聖な都市が、私のために築かれた。私はそれを知っており、その名前も知っている・・・・・・」
「私は神の都市にやって来た・・・・・原初に存在した場所に」
「都市の入口は、炎で覆われている。神はそれを、神に従うものたちのために造った・・・彼は好きなときに暮らせるようにその都市を創り、大いなる変容の日のほかは誰もそこに入ることはできない・・・」
「私は原初の地にある神の都からやって来た。その地には、魂とカーと霊がいる。その神の名は、真理の主であり、法を所有し、すべての地は彼に引き付けられる・・・」

<ミロクの創る世>
・そして、このミロクの創る世は、次のような楽園だとされる。
そこは、想像をはるかに絶する美の世界であり、金、銀、瑠璃、玻璃などの光り輝く宝石で飾られた500億もの宮殿、楼閣が立ち並んび、美しさを競うように咲き誇る花は、かぐわしい香りを漂わせている。天からは、昼夜6回、麗花が舞い落ちてくる。
阿弥陀仏がいつも光り輝いているので、夜もない。太陽も月も星も姿を見せることはない。四季の変化もなく、暑さも寒さも感じない・・・・・
欲しいものは、何でも即座に手に入る。死ぬこともない。ブッダの教えは、全ての人に理解され、正しい仏法が行なわれ・・・・・・・

・この描写は、「ヨハネの黙示録」が、終りの時に天から降りてくると述べている“新しいエルサレム(ニュー・エルサレム)”の次のような描写を比べてみるといくつかの一致点を持っているのも興味深い。
町は透き通った水晶のような純金・・・・夜もなく太陽や月に照らされる必要もない・・・



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■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■


・天照大御神と違って、国常立尊は、よく知られていない神のようです。
国常立神(くにのとこたちのかみ)はヘルメスだと言っている人もいるといわれます。「日本にコンタクトしてきた外国の神・国常立神は、ゲルマン神話に登場するアスガルドのトール神ではないかという推測を先に行った」という学者もいるようです。しかしながら、国之常立神(クニノトコタチノカミ)は、現代でもチャネラーが少なくないといわれるほど、霊能力の強い神のようです。死後の世界については、非常に多くの説があるようで、死んでから自分自身が分かる世界ですが、事前に本なので読んでいると心の準備ができるといわれます。

・地獄や天国や精霊界の様相は、宗教団体が違えば違ってくるようです。精霊界はこの世と似ていますが大きく違うアストラル界のようです。パラレル・ユニバース(並行宇宙)に似ているといわれますが、詳しくは分かりません。人間の死後世界を創造した神々のテクノロジーは、想像を絶します。「エーテリアンの抱いている道術の理念は我々のそれとは全く異なり、エーテリアンは、我々の大切に思っている全てのことを、アブラムシ程度に考えている」という説もあるようです。その昔、アンタレスにエーテル質量を操作できる異星人がいて、自由に宇宙旅行をしたといわれます。
人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。地獄も従来のイメージのものは存在しないという霊能者もおります。『霊界物語』の地獄は、従来のイメージにある地獄の様相のようです。王仁三郎は、「ことさら神は地獄を造らねど己が造りておのが行くなり」と詠んでいるようです。

・ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)の『霊界物語』によりますと、
「つまり霊界物語の主人公は神素盞嗚大神(かむすさのおのおおかみ)であり、救世主神である神素盞嗚大神が八岐大蛇を退治して地上天国である「みろくの世」を建設し、太古の神代に邪神によって追放された艮の金神=国常立尊を再び地上神界の主宰神として復活させる物語と定義した。

実際のストーリーとしては、神素盞嗚大神が全巻を通し主役として活躍するわけではない。まず物語冒頭に王仁三郎が霊的に体験した天国と地獄の様相が述べられる。次に舞台は神話世界に移り、日本神話の創造神にして国祖国常立尊が物語の中核となる。霊主体従を原理とする国常立尊は、敵対する体主霊従(われよし)の盤古大神一派(ウラル教)・力主体霊(つよいものがち)の大黒主神一派(バラモン教)と争った末、八百万の神々の要求により地上神界の主宰神の地位を追放され世界の艮の方角に隠退、妻神豊雲野尊も坤の方角に隠退してしまう経緯が記されている。王仁三郎は、国常立尊こそなお(直)に懸かった「艮の金神」と定義している。

王仁三郎は権力者達によって改竄された古事記を本来の姿にしたものが『霊界物語』とも語る。天照大神(万世一系の天皇)を正統とする従来の日本神話に対し、王仁三郎はスサノオこそ正統の神と読み返える事で「自分(スサノオ=王仁三郎)が世界を救う」と宣言したと指摘される。

神素盞嗚大神による世界救済の経綸が始まるのは、第15巻以降である。高天原を追放された神素戔嗚尊は贖罪神となり、悪神・悪人を言向け和し(改心させ)、地上を国常立尊の霊主体従世界(みろくの世)へと変えて行く。その過程で主神は三五教(あなないきょう)の宣伝使(せんでんし)と呼ばれる弟子たちを世界各地へ派遣した。彼らは八岐大蛇や金毛九尾の狐に代表される邪神・悪霊と戦う。そして悪霊由来のウラル教・バラモン教・ウラナイ教といった宗教の信仰者が、神素盞嗚大神の教えに帰順する様が描写されている」と記載されています。

『面白いほどよくわかる  日本の神さま』古事記を彩る神々の物語を楽しむ  田中治郎  山折哲雄    日本文芸社  2007/11
によりますと、
「<『神世七代の第一神 国之常立神(クニノトコタチノカミ)』>
<大地を永遠に屹立させる神>
<宇宙の根源神として>
・『古事記』では別天神の次に六番目としての登場した神となっているが、『日本書紀』ではクニノトコタチノカミ(国之常立神)こそが最初に現れた神と記されている。
『日本書紀』の「一書」(第四)では、クニノトコタチノカミとは別に「高天原においでになる神の名を天御中主命」とあるから、クニノトコタチノカミは高天原ではない虚空に存在し、大地形成を指導していたというニュアンスが感じられる。

・アメノミナカヌシは、「高天原に成りし神」(『古事記』)だから、高天原成立後その地に誕生した神であり、もしかするとクニノトコタチノカミはそれ以前から存在する始原神なのかもしれない。
「国」、すなわち大地は私たちの存在基盤だから、クニノトコタチノカミはアメノミナカヌシにも劣らない根源的な神さまである。

・鎌倉時代以来、神道を理論化し、一つの体系的な信仰形態を樹立しようとする動きが生じたが、その中の吉田神道や伊勢神道では、クニノトコタチノカミを宇宙の根源神としている」と記載されています。

・天国では貧富の差があり、皆喜んで自分の職業に打ち込んでいるそうですが、この世では具体的なイメージをするのが難しいようです。パラレル・ユニバース(並行宇宙)の一種に天国がなっている可能性があります。ちなみに、異星おいても、人間タイプの異星人が進化していくと土地の私有制が土地の公有制になるといわれます。

・「みろくの世」のイメージも私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。最終戦争で、環境基盤が崩壊すると、「共産主義」的な政策で、食料が国民に分配されていくという話なら、ある程度理解できます。戦争で破壊された都市を再建することは、ほとんど不可能なのかもしれません。インフラの崩壊で、資本主義経済が維持できなくなります。核戦争の被害国は、統制経済へ移行、国家の強権による配給経済にならざるをえなくなります。遠い未来では、目に見えない4次元世界と3次元世界が交錯を始めるのかもしれません。超太古、人類は天使と交信して生活していたといわれます。「アメリカとソ連は必ず戦争する」という予測は、第3次世界大戦についてのことだと思われます。米中戦争や中印戦争など、イスラエルとの中東戦争も絡み合いながら「第3次世界大戦」になるのでしょうか。第3次世界大戦についても私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。「みろくの世」の話も荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわきます。ナンフィクションとしてみたいという向きもあるそうです。しかし、マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。「事実は小説よりも奇なり」となるのかもしれません。はたして「最終戦争」は起こるのかどうか、また、起こるとすれば、いつどのような結果となるのでしょうか?!

・はたして、2度の大戦争の後に「みろくの世」が到来するのでしょうか? 水不足で戦争になるという説もあるくらいですから、「今世紀に第3次世界大戦は起こらない保証はない」とも主張されています。
ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるという説もあります。「イルミナティ・エージェントが第3次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。UFOやグレイの時代から、人間の精神に侵入してくる天使や神々のような目に見えない宇宙人の時代になったといわれます。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だそうです。「みろくの世」には、小人に退化した人類が、幽体離脱が自由にできて、生きたままアストラル界やエーテル界を往来できるのかもしれません。人間の死後の世界、幽界や霊界、宇宙人のアストラル界やエーテル界も似ている世界ですが、私たち一般人は、当然詳しくはありません。「アストラル界はとても巨大です。ここに存在する全ての世界からおよそ600億人の人間タイプの生物が集まっている」といわれます。

・「中国が種々の理由から分割される」という予言は、少ないそうですが、もしかしたら異星人でタイム・トラベラーの予言となると不気味です。ソ連の崩壊も想像を絶するものでした。中国の崩壊は、どのような形になるのでしょうか。「人口大国だから、なんでもありという状況」といわれます。
 恒星間飛行の超テクノロジーも持つ異星人の話は、昔はいくらかあったようなのですが、空飛ぶ円盤で別の星座に行くという話もありました。進化が進んだ異星人になるとウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)の形で人間に化体して、人間を装うので見分けるのは大変難しいそうです。
「地上世界は霊界の写しである」という考え方は、パラレル・ワールドの考え方と似ています。大本教の出口王仁三郎の描く「遠い未来」は、「長身の神人と小人の地球人・人類が併存する世界」のようです。これは、金髪碧眼のノルディックと小人のバイオロボット、グレイが現代の米国に飛来したように、「地球人は、神人に容易に進化できない」ということを物語っているようなのです。
「大本教の出口王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っている」そうです。「変性男子とされるナオは肉体的には女の体だが、霊魂は男。王仁三郎は肉体的には男だが、霊魂は女であると示された」といわれます。

・異次元の世界は、「過去、現在、未来が混然一体となっている世界」だそうですが、出口王仁三郎の描く遠い未来、「神人と小人の人類の世界の併存」はありうる世界のように思えるそうです。進化の差はそれほど大きいということでしょうか。
 2012年1月に東京大学の地震研究所の平田教授らが、「マグニチュード(M)7級の首都圏直下型地震が発生する確率は4年以内で70%とする」衝撃の研究結果をまとめたので、マスメディアで報道され、誰でも知ることになったようです。
 「首都圏直下型地震」への警告は昔からマスメディアに登場していましたし、テレビでもシミュレーションの映画がよく上映されていました。しかし、確か火炎流の恐ろしさが中心で、大津波の警告は全くなかったようです。首都直下大地震津波や南海トラフ巨大地震津波の予測が、幸か不幸か世間一般の常識になったようです。

・ブラジルの夢見の預言者、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースが「2011年が日本経済の破綻、2012年が阪神大震災」を預言しているそうで、不気味な予想が多いようで心配です。予言は、正確な場所と日時が当たらないことが多く、また意味不明な高度な解釈を必要とする予言も多いので「イカサマ」扱いされるのがオチのようです。あの世がパラレル・ワールドですので、予言が当たらなくなるという説もあるようです。コンピュータグラフィックス(CG)のインチキ動画も多いですし、フェイク(偽)・ニュースも多いようです。

・国常立神(くにとこたちのかみ)の『日月神示』の予言は、研究者も多いようですが、なお一層不気味です。が、「大都市の大震災や大津波の災害」については、東日本大震災の影響で80%の人々の“常識”になり防災意識も相当高まり、被害を抑える力になりましょうか。
 いたずらに不安をあおってもいけませんが、「10メートルの津波は何度でも来ていた。が、エリート官僚と選良が、津波の基準を5メートルにして、10メートルの防潮堤を造った。その結果、原発事故という未曽有の国家危機を招いた」そうです。「数多ある失政のうちの一つだ」そうです。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されていないからだそうです。
 大地震とUFOの目撃は相関するそうです。「大地震や大災害・大事件の現場上空でUFOを目撃した」という話は少なくないようです。一般に宇宙人はタイム・トラベラーですし、イルミナティの円盤はタイム・トラベルができるそうです。ちなみに「イルミナティの円盤にレプティリアンと米軍の将軍が同乗していた」という与太話もあるそうです。

・21世紀になる前には、「第3次世界大戦の予言」とか「人類滅亡の予言」がマスコミをにぎわし、多くの関連書籍が出版されていました。キューバ危機の時は、「すわ第3次世界大戦か」と大新聞もメディアも大騒ぎをしました。しかし、2000年を迎えて全ての予言が誤りという結果となり、マスコミも以後、「第3次世界大戦」という言葉をタブーとして沈黙してしまいました。どうやら心配性の人々が少なくないようです。大隕石や衛星衝突により、また地球の地軸移動などの地球の大異変でも人口は激減します。
 21世紀にはいりますと、そろそろイスラエルとアラブ諸国の戦争等からの「第3次世界大戦」、「人類の滅亡」が、そこそこの書籍に載るようになりました。ブラジルの夢見の予言者、ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースも『(2030年);日本列島は火山噴火とM9.8の大地震によって崩壊する(9月28日)、(2038年);日本からハワイ、オーストラリアまでの島国は地震と火山噴火で海中に沈む。その後、人々は海底から隆起した新しい陸地に住むことになる。(2043年);世界人口の8割以上が消滅する』というふうに信じられないような預言をして、荒唐無稽ということでマスコミに無視されているようです。

・神のようなものか、神からビジョンやメッセージを受けているというジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースもメディアから見切られたようです。神々もさまざまな理由から間違うようです。予言も正確に当たらないので、熱心な読者もいなくなるようです。
 また東日本大震災の大津波を透視したジョー・マクモニーグルも米国陸軍の諜報員であったためか戦争に関しては詳しい言及を書籍には書いていないそうです。しかし、23世紀と24世紀に世界大戦があり、かなり人口が減る(現在の6分の1の人口になる)様な書き方をしています。『未来を透視する』ジョー・マクモニーグル  ソフトバンククリエィティブ (2006/12/26)では、その時には大量の生物化学兵器も使用されるようです。

・現在のさまざまな状況から日本でも元自衛官以外の核兵器保有論者が増えてきており、以前のように「戦争屋」と非難する評論家たちも息をひそめているようです。また核兵器のリースを検討する向きもあるようです。いますぐ、核兵器を作ることは、条約の関係と国際法や憲法の関係から実際にはすぐには出来ません。が、将来、核兵器を上回る、超兵器や化学(毒ガス)兵器や生物兵器が登場するのかもしれません。
 この面に関してもノー天気(脳天気)な日本人ということで非難されているようです。「将軍たちは昔の兵器で戦っている。次の戦争には、必ず新兵器が使われる」、「将軍たちは前の戦争の兵器で軍事演習をしている」ともいわれています。スイス等の欧州諸国では核戦争に備えて防空壕(核シェルター)を十分に整備している国も少なくないようです。現実に米中間のサイバー戦争が行われているそうです。中東地域における「すぐそこにある危機」も、将来は陰惨な核戦争に発展するのかもしれません。「イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を引き起こす」という信じられない不気味な予言もあるようです。
 日本の防衛政策にはさまざまな提言があり、多くの見解があり、膨大な書籍もあるようですが、私たち一般人は、あまり詳しくはありません。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なのでしょっちゅう戦争が起こる」という説もあるようです、23世紀と24世紀に世界大戦がある可能性は大きいと考えておくべきでしょう。戦争が起こる原因は、目に見ない環境も考慮すべきでしょう。23世紀には、このブログを読んでいる人は地上にはいませんが。「ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」という説もあります。「民を食わせられなくなると戦争を始める」というみっともない論理だそうです。

・当然、核兵器も発展途上国に拡散することも考えられます。欧米の軍人は「核兵器を使えば相互に人類が滅亡する」という合理的な判断をして、核兵器を使えない兵器と考えているようですが、発展途上国の軍人はそうは考えないそうです。「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。「敵は一番の弱点(核シェルターのないこと)を攻撃してくる」といわれます。
 非合理な思考をする後進国の破滅的な戦争狂人、軍幹部や指導者が増えるそうですので、核戦争が起こる可能性はますます高まります。世の中には、私たち一般人には訳の分からない種族、いわゆる戦争狂人という種族もいるそうです。ですから、これからは長期計画として防衛予算を増やすとか減らすとかの程度ではなく、抑止力のある具体的な兵器の装備を現実的に議論しなければならないでしょう。スイスの国防政策や「民間防衛」を参考にする必要があるといわれます。

・今の日本の防衛政策の具体的な現実的な対応といえば、遠い23世紀と24世紀の世界大戦に備えて、超長期的に防空壕(核シェルター)の整備とか、小火器の備蓄、核兵器周りの兵器の整備をしておく必要があるそうです。GNPが伸びない経済では、防衛予算を増やすには大きな抵抗があるでしょう。
 例えば、米海軍のバージニア級の攻撃型原子力潜水艦のような通常弾頭の巡航ミサイルを持つ原子力潜水艦を現在の通常型の潜水艦に代替するとどれだけの予算が必要になるのでしょうか。現在の通常型の潜水艦は、確か一隻700億円以上のようですが、原潜となるとはっきりとは知りませんが数千億円必要になるでしょうし、巡航ミサイルも輸入するか独自に開発しなければならないそうです。攻撃型の原潜は合憲ですが、現在の海上自衛隊でも見解がわかれているようです。反対派は予算面を考慮しているそうです。周辺諸国では、核兵器や「貧者の核兵器」といわれる生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。「核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。この方面に脳天気(ノー天気)で「想定外」ですと、日本も最終戦争に対抗できなくなり歴史から消えていくことになるでしょうか。なにしろ、全人類の人口が6分の1になるという恐ろしい世界大戦の未来透視もあるぐらいですから。
 国会によって爆撃装置と給油装置を外されてライセンス生産された高価な航空自衛隊のF4ファントム戦闘機は、拉致事件に抑止力にはなりませんでした。「平和主義者が平和を長年唱えていても拉致事件は解決しなかった」といわれます。5兆円という限られた防衛予算で、抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、費用対効果の点からも問題にされるそうです。巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦のような高価な抑止力のある通常兵器を少数整備する方向に防衛政策を変えていく必要があるそうです。

・防空壕(核シェルター)と原潜のような核兵器周りの兵器等を輸入か国産して、装備を継続して100年、200年と経てば23世紀の世界大戦に何とか間に合うでしょう。防衛力の質的な改革が必要となるようです。これについても、予算の面から賛否両論があるそうです。軍事専門家たちはどのように考えているのでしょうか。
 いまから100年もたてば、核兵器以上の超兵器がエイリアンの超テクノロジーとして入手できるかもしれません。「エイリアン・エンジニアリング」は米国の一人勝ちでしょうか。また日本の人々の間で、核兵器保有論者が多数を占めて、日本が核兵器を持つようになるかもしれません。現在時点の防衛対策としては「核兵器周りの兵器」等を輸入か国産して、5兆円という限られた防衛予算をひどく急増させないで整備する必要があるそうです。公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」そうです。それで「諜報機関のない国は拉致事件にも無力だった」そうです。

・「つまり50世紀の人類は、ほとんど小人で頭脳だけの存在になっている。一方、普通以上の体を自由自在にテレポートさせ現界と霊界を行き来するミロク人種も少数存在する。現代から見れば完全なSFの世界である」そうです。人類はどれだけ進化しても「長身の神人」にはなれないようです。「はるかに遠い未来には、長身の神人と“小人に退化した人類”の2種類になるようです。
 天理教の中山みきも大本教の出口王仁三郎と出口なおも当時の警察の宗教弾圧を受けていますが、特に大本教の宗教弾圧は熾烈で、当時の明治政府がその影響力の増大を恐れたからのようです。『霊界物語』の解釈本が多く出ているようですが、50世紀も遠い未来を見通したものは少ないようです。amazonで「大本教」と検索すれば、356件、「天理教」と入力すれば1111件がでてきます。艮(うしとら)の金神からの情報は膨大で有識者の評価も高いようです。
 国常立命は、「ウシトラの金神」 ともいわれ、祟り神として封印され、抹殺された神々の代表みたいな神だそうです。大本教をはじめとする多くの新興宗教の教祖などに憑依して、頻繁に登場しているそうです。当初の主神だったのが、あまりにも規律に厳しすぎて、異界に幽閉された神なのかもしれません。艮(うしとら)の金神は天国のような所から来たのでしょうか。はたまた、黄金の空のある黄金の神都の異世界から来たのでしょうか。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」という説もあるそうです。天国は「サマーランド」、「ブルーアイランド」のように真っ青な空のようです。

・サナート・クメラといえば、貴船神社、鞍馬寺、魔王尊、地球の霊王、シャンバラの王などと単語が連なりますが、ウシトラの金神とともに有名です。現代のチャネラーの中にもウシトラの金神とチャネリングする者もいるそうです。
 官憲に弾圧された大本教は、その巨大さゆえに当時の官憲に恐れられたのでしょうか。古史古伝マニアのいう『竹内文書』の「太古、日本は世界の中心だった」という話もいずれ再構成される時がくるのでしょうか。「神々も市井の人となり普通の生活をしている」という説もありますが、誰も認識ができないようです。「遥かに進化した高次元の高等知性体・異星人は、人間の肉体や精神体に憑依するので誰も識別できない」ともいわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔といわれます。
 「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。-遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。-遠野物語第八話」という伝説の”異人”は、オリオン星人だったようです。「異人」情報は、昔から警察のごく一部が握っているのかもしれません。当時の警察が「異人」をどの程度、把握していたのかは不明です。異人も昔からさまざまな人間社会との繋がりがあるようですが、詳しくは分かりません。

・太古から神々や阿修羅が争い、殺し合い、スター・ウォーズがあったのでしょうか。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」という説もあるようです。神人をめぐる争いのようです。また、堕天使グループが天国に戻りたいと暴れるのかもしれません。宇宙連合からの情報は膨大のようですが、アバブ・トップシークレットのため理解ができるのはイルミナティ・エージェントたちのようです。
 イルミナティ・エージェントが第三次世界大戦を起こすともいわれているそうです。イルミナティ・エージェントとは、謎の組織のようですが堕天使グループのことでしょうか。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」そうです。

・人類が50世紀に小人になる可能性はあるのでしょうか。戦後米国に飛来した映画でもお馴染みの小柄なグレイは、人造ロボットで最下層の労働者階級だとする説(金髪碧眼の人間タイプのノルディックは地位が高い)もあって、その正体に関する説は色々あるそうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。
 その諸説の一つにグレイの「人類の未来の姿説」、「人類の未来からのタイム・トラベラー説」というのもあって、激しい核戦争を繰り返して、人間タイプがだんだん退化していき、グロテスクになり、我々の見る小人の異星人になったという説もあるそうです。人類も核戦争を繰り返して、グレイのように小人化していくのかもしれません。グレイには、「ビーガン。シリウスA人の遺伝子から作られたグレイ」、「ゼータ・レティクリ1。地球人監視のためリゲル人が作ったグレイ」、「ゼータ・レティクリ2。遺伝子操作で作られたグレイ。爬虫類人に奉仕」等が存在するといわれます。「時空間を超えてこの地球にやってきて、人類をアブダクション(誘拐)し、受精して、子孫を作りました」。それがエササニ人だそうです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

・なお、ゼータ・レチクル星人は、多種多様なようですが、実際のスター・ウォーズは、激烈で「惑星を吹き飛ばす超兵器」も登場したようです。核兵器ばかりではなく、現代で『貧者の核兵器』といわれる『細菌兵器』や『化学兵器』も使われたようです。インドの古い叙事詩にもありますが、特にスター・ウォーズの歴史は非常に多かったようです。インドでも超太古に地上でのスター・ウォーズの続きがあったようです。
 神様の王様、インドラ(帝釈天)とアシュラ(阿修羅)の争いが続いているようなのです。「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」そうです。ホロコースト(大虐殺)にプレアデス人が関係していたとは驚きです。

・未来には「人類の退化した小人」のものと「長身の神人」の2系列があるようです。人類は長身の神人のレベルに到達できないようです。異星人の世界でも長身の金髪碧眼のノルディックと小人の従者のグレイの2種類がありますが、長身の異星人とその従者(小人の人類)の組み合わせになるようです。
 また、裏宇宙には巨人タイプの異星人もいるようです。3メートルくらいの異星人のコンピュータが最も早いそうです。フランスの有名なコンタクティのクロード・ボリロン・ラエルの報告では、小柄で完全な人間タイプで3万年進化しているリラ(琴座)星人もいるそうです。リラ星人のエロヒムが「人間を実験室で創った」といわれます。リラ星人エロヒムのコンタクティであるフランスのクロード・ボリロン・ラエルによると遺伝子操作による「不死の惑星」に行ってきたそうです。

・神々の世界は時空を超えているので王仁三郎の『霊界物語』はリアルな感じがするそうです。神々からチャネリングした未来情報はすべてがあたるとは言えませんが、タイム・トラベラーからの情報ですから当たる確度は高いようです。実際には、多くのパラレル・ユニバース(並行宇宙)があるので、実現する未来が多様に変化していくそうです。宇宙人のほうが進化の速度が大変早く、タイム・トラベラーになっているともいわれています。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」そうですのでパラレル・ユニバース(並行宇宙)に関する情報も流れてくるものと思われます。
 「バシャールとは、地球の時間で3000年後の惑星エササニの多次元的存在」ということですが、このようなエンティティからチャネリングを受けることもあるようです。
 霊的な体験とか、神々の憑依現象、悪霊もあるようですが、このような人間に現れる現象と高次元の異星人、高等知性体との影響力が結びついていることが次第にチャネラーによって明らかになりつつあるようです。

・時空を超えた高次元の高等知性体からチャネラーに伝えられる地球に関する未来の『予言』は当たることが多いそうです。ネガティブな未来の予測が多いようですが、ポジティブな未来の予測も有力なチャネラーやコンタクティにより明らかにされています。
 21世紀になる前は、「第3次世界大戦の予言」が出版界で幅をきかせていましたが、人類も戦争を繰り返していた時代から、大戦争を避けようとして、少しは利口になったのでしょうが、あいあらず、現在も世界中で小さな戦争は続いています。
「人類の歴史を見ると平和の時代よりも戦争の時代が長かった」そうです、これは「人を互いに殺す」という「さっこう」の本能が人間にあるからだそうです。異星人が「さっこう」という本脳のDNAを人間を創る時、いれたといわれます。異次元世界の高等知性体の働きに気付きだした人々も増えているようです。

・これを見る限り、日本は西暦3000年には、順調に発展しているというのが、ジョー・マクモニーグルの未来遠隔透視の結果のようです。これと23世紀と24世紀の世界大戦の結果により、世界中の人口が6分の1になっているらしいというマクモニーグルの未来遠隔透視の予測との関係をどのようにみるのかということでしょう。
 21世紀になるまでには、非常に多くの「第3次世界大戦」、「人類の滅亡」の未来予測がマスメディアに幅を利かしておりましたが、全て誤りの結果となり2000年になると急に消えてなくなりました。以来メディアも沈黙しました。最近では、そろそろ日月神示等の「日本の人口が3分の1になる」という終末予言が出始めてきているそうです。これからもさまざまな「終末予言」や「第3次世界大戦の予言」がでてくるものと思われます。私も未来予測は詳しくは勉強をしておりませんが、マクモニーグルの未来遠隔透視は、内容的に面白いと思います。

・マクモニーグルは米国陸軍の諜報員であったためか、米国が関わる戦争に関しては、詳しくは話せない役職のようです。そこで、23世紀と24世紀には世界大戦があり、世界の人口が6分の1になるという未来遠隔透視も少ない文章になっているように思えます。
<遠い未来の日本><千年先の未来、三つの巨大都市を持つ島が太平洋上に見える>ということについても、私たち一般人には訳の分からない話が多いようです。「今日の日本からは大きく様変わりしているようだ、残っているのは、現在の国土のほぼ90%だけで、北海道の半分と九州のほぼまるごとは見当たらない」というのは、どういうことでしょうか。日本沈没でも起こったとでもいうのでしょうか。これからも大地震や大津波やさまざまな異変が起こり、犠牲者も多いかもしれませんが、日本民族の叡智の結集で何とか乗り越えていくということでしょうか。
 マクモニーグルの未来遠隔透視では、陸軍の諜報員らしい表現が至るところに見られるそうです。米国の諜報機関と異星人とのコンタクトは以前から知られているところです。彼ら異星人は、基本的にはタイム・トラベラーですので、彼らの未来情報は大変貴重だそうです。
 特に天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人は、限界のない人々だそうです。未来もすべて見通しているようなのです。彼らが歴史のシナリオを描くともいわれております。

・日本の東北の人で、近年、プレアデス星人とコンタクトした人の話では「日本の未来は明るく順調に推移している」との話でした。世界大戦の影響は深刻ではないようなのです。「来年のことを言うと鬼が笑う」といいますが、明日の気象予測も不確かな現代では、近未来予測も難しいでしょう。
 ジョー・マクモニーグルの未来遠隔透視も多くの間違いが実証されているそうです。ですから、全部を否定することも可能かもしれません。が、詳細にわたるマクモニーグルの未来遠隔透視は、人間業とも思えません。
 「2006年には、未来を対象とする新しい科学が誕生しており、専門家は『預言主義者』とよばれる」そうですが、未来の姿を探ることは大変重要なようです。米国の諜報機関は、異星人とのコンタクトが豊富なようですので、未来情報は、膨大に所有しているものと思われます。「宇宙人情報は米軍に始まり米軍で終わる」ようです。

・『裏金神―原爆をこの世に送り出した神』 という本は、気になる書名です。「原爆をこの世に送り出した神」という意味が私たち一般人は、明快に分かりません。ギリシア神話が世界中の神話に相似するという話があります。ギリシア神話では「神のなかの神」、「神の王様」といわれるゼウスが圧倒的な力を持っているようです。神々の種族は普遍的で、つまり進化した異星人は天使のように階級・クラスがはっきりと分かれているようです。「アセンディド・マスター(高級教師)はガーディアンより、さらに進化した霊的存在の生命体。7人存在し、7色の虹のように輝いている」といわれます。日本の神さま、中国の神さま、米国の神さまと区別するよりも、シリウス星人系列と理解したほうがよいようです。「オリオン星人は非常に階級意識の強い宇宙人だ」そうです。
「シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である」ともいわれます。進化した異星人は、地球人の誰にでも容易に憑依できるようです。「進化した宇宙人は人間の肉体や精神体に憑依するので誰にも分からない」ようです。神々の人間に対する憑依であって、国籍別に神々を区別することは、宇宙レベルでは誤解、混乱を招くようです。

・スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)」を低層4次元に追いやったともいわれます。「異星人はとうに異次元の地球を訪れていて、憑依などを通じて地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」ともいわれます。国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いの「異星人情報」は、私たち一般人は、詳細には知ることができません。
「米国の科学者が熱心に研究して最初に原子爆弾ができた」と考えられています。心霊的には、シリウス星人がその科学者にアイデアを閃かせるようです。ですから、シリウス星人系列の裏金神(原爆をこの世に送り出した神)が、アメリカ人の科学者に原子爆弾の製造方法のアイデアを閃かせたという具合に、神霊学者は考えるそうです。神々(進化した異星人)の憑依がなければ人間の偉大な発明・発見が頭に浮かばないそうです。しかし、誰もが人間の学者が発明したと考えています。このように宇宙人には不思議な論理が多いようです。「進化した異星人が人間の精神に侵入してくる」ともいわれます。現代では理解不能なマインド・コントロールの話もあります。もちろん、科学者本人の努力も必要です。また「艮(うしとら)の金神は国之常立神(クニノトコタチノカミ)である」という説もあり、「裏金神―原爆をこの世に送り出した神」という概念は想像を絶するようです。造物主や神々の世界は、私たち一般人は、当然全く理解できないようです。「敗戦後、日本神界のトップにアメリカの神さまが就任した」という奇説もあるそうです。アメリカの神さまというよりもランクが上の神さまと交代したというのでしょうか。

・「シリウス星人は歴史のシナリオを描く」ともいわれ、謎の多い種族のようです。「王仁三郎は自分はオリオン星から来たと語っているが、事実王仁三郎の背中には、オリオン星座同様の配置でホクロが点在していた」ようです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。オリオン座は「神の故郷」ともいわれますが、『闇の勢力』も経由地にしているようです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニもオリオンの方向にあるといわれています。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」という説もあります。
「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がダルシー秘密基地やエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。人間タイプの宇宙人たちもアバブ・トップシークレットです。

・柳田国男は『遠野物語』は民衆の作り話ではなく事実だと述べています。
しかしながら、柳田国男は当時の警察の「異人」の情報を調べなかったようです。
「遠野郷の民家の子女にして、“異人”にさらわれて行く者年々多くあり。ことに女に多しとなり。−遠野物語第三十一話」、「黄昏に女や子供の家の外に出ている者はよく神隠しにあうことは他の国々と同じ。−遠野物語第八話」という伝承がありますが、この“異人”はオリオン星人だったのかもしれません。星の系列では、オリオン星人とネガティブ・グループのシリウス星人の系統の争いになるそうです。異説では、リラ星人とネガティブなシリウス星人との争いとも言われています。
「ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来、存在しており、その数は、非常に多いともいわれます。「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だ」そうです。「霊界は地上1メートルのところにある」そうです。また「日本は、ノストラダムスのいうヘルメスが統治する国だ」という奇説もあるようです。

・戦後、米国にキリストが現われたという与太話もあるそうですが。世界中に「自称イエス・キリスト」が数百人いるといわれます。
シャンバラには、宗教界で著名な昔の教祖が今もいるといわれます。まるで、リラ星人の話「リラ星で仏陀やキリストに会った」のようですね。信じようが信じまいがあなたの自由でしょう。「菩薩などは高次元の異星人である」という解釈が有力だそうです。
フランスのコンタクティのクロード・ボリロン・ラエルが出会った小柄なリラ星人が有名です。
「FIGU−JAPAN」からビリーマイヤーの大部なコンタクト記録が、日本語で全部出版されていました。プレアデスに日本人の原郷があるともいわれます。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいるそうです。
“時間のちょうつがい“とは、光速を超え、時空を超えること、つまりタイム・トラベラーになることでしょうか。シャンバラとアガルタを別のものとする、分ける説もあるようです。本来は、アガルタという地下王国の国の首都がシャンバラであるといわれています。
また、シャンバラは、世界の諸宗教の発祥地であるとか、弥勒菩薩がいると言われている「兜率天」がシャンバラであるという説もあり、謎は深まるばかりです。もちろん、エーテル界のシャンバラは時空を超えている可能性があるといわれています。シャンバラは異次元に突入した都市型の超巨大宇宙母船なのかもしれません。
「宇宙人もの」の映画ばかりではなく、映画に観られる、「悪役と正義の味方の対決のストーリィ」は、悪魔の演出、ヤラセなのでしょうか。現代風に解釈すれば、チャネリング(霊通)、異星人との遭遇、白く光るUFO、ワンダラー(転生してきた異星人)などのイメージでしょうか。米国では、ウォーク・イン(異星人に憑依された人)やワンダラー(異星人が輪廻転生してきた人間)が増えてきているといわれます。

・人間が死後、入るといわれている霊界、「あの世」と、高次元の異星人が住む、エーテル界やアストラル界は、似ているといわれています。量子力学はどこまで、「あの世」の真理に迫れるのでしょうか。
米国とチベットを貫いて世界に光る。神の人、エム・ドウリルの話も興味深いものです。チベットとシャンバラは結びついているようです。シャンバラへアストラル・トリップ(幽体離脱)して行ったという人もいるそうです。
ヨーロッパのジプシーや日本の昔のサンカは、アガルタの住民の末裔だという怪説もあるそうです。ヒトラーがテレパシー通信(チャネリング)をしていたという、異次元の「超人たち」とは、アルデバランの宇宙人だったのでしょうか。これらの異星人は、どこから来て、どこに去ったのでしょうか。リラ星人は、地球人類に2万年進化していると言われていますが、数十万年以上進化しているのは、シリウス星人でしょうか?正確なことは全く分かりません。想像を絶するエイリアン・エンジニアリングだといわれます。
一寸法師とか、ガリバー旅行記の小人の国とか、小人族にまつわる伝説は、世界中にあるようです。
ヘルメス文書、特に『ピカトリクス』に記録のある魔法都市アドセンティンとニューエルサレムとの関係はあるのでしょうか。パラレル・ユニバース(並行宇宙)についても全く分かりません。聖書の黙示録の「ニューエルサレム」は、色々な解釈があるようです。都市型の超巨大な宇宙母船なのかもしれません。
フリーメーソンの薔薇十字団の正体は、歴史の大きな謎です。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人がパリに来ていたのかもしれません。
イタリアのクラリオン星人のコンタクティのマオリッツオ・カヴアーロが、神々の都市の実在を語っているそうです。「極大を極めれば極小になる」「極小を極めれば極大になる」という宇宙科学理論がありますが、宇宙人のサイズも多種多様のようです。そういえば、映画「メン・イン・ブラック」の小人の宇宙人を思い出しますね。
プレアデス星人とのコンタクティーも多く、書籍も出版されているようです。プレアデス異星人は、昔は「観音如来」に相当したのかもしれません。プレアデス異星人は、最も人間に近いといわれています。しいて違いを言えば、耳たぶの形が違うということかもしれません。観音如来の垂れ下がった耳たぶに、プレアデス異星人のそれは、似ているといわれます。宇宙人の特色として若く見えても2百歳以上とか数千歳とか、長寿命が特徴であるといわれます。その他、超能力においてもはるかに優れているようです。
『竹内文書』によると超太古、日本は世界の中心だったという説もあります。上古二十五代(天浮舟)(あめのうきふね)の使用があったそうです。現代風に言えばUFO型宇宙船といえましょう。
佐治芳彦氏は、日本人は、プレアデス異星人の末裔であると述べていますが、リラ星人や、シリウス星人なども他種の異星人のDNAが実際には混じっているといわれます。インドの神話の絵には、青い肌の神々が描かれているようですが、実在したようです。小柄なリラ星人が、「童子」と呼ばれた可能性もあるでしょう。鬼は宇宙人だった可能性もあるようです。昔は「蜘蛛」の姿をしているといわれていますが、小柄な宇宙人「グレイ」だという説もあるようです。またそのように記録されたものもあるようです。そうすれば、巨大な蜘蛛の正体は、グレイの「着地した小型宇宙船」のこともあったのかもしれません。髑髏のイメージは、小柄な宇宙人「グレイ」にもあるようです。映画「犬夜叉」も評判だったそうですが、夜叉(Yaksy・ヤクシャ、羅刹とも言い空を飛ぶ毘沙門天の眷属)は、西洋の悪魔では、どれに該当するのでしょうか。人間タイプの「夜叉」もいたのかもしれません。地上を徘徊する、モンスター(怪物)・タイプの宇宙人は、大騒ぎされますが、人間タイプは、一見しては識別不能のようです。また人間タイプの宇宙人のほうが、凄い超能力を持っているといわれています。異人が昔から大衆の社会に溶け込んでいたのかもしれません。人間タイプの異星人は、当時の服装をすれば誰も識別できなかったようです。
日本全国に残る「鬼」の伝説は、「異星人の飛来」を物語るように思われますが、モンスター(怪物)・タイプが多いようです。
現代でも異星人には、モンスター・タイプと人間タイプがあるのですが。
異星人は、「モンスター・タイプ」と「人間タイプ」に分けられますが、人間の元祖であるためか、美人や美男子が多いといわれ、顔かたちを自由に変えれるものもいるようです。鬼の伝承の中には、美女の伝承も少なくないようです。昔の伝説は、色々に大きく変形されて後世に伝えられるようです。神々や天使が地球上を徘徊していたのかもしれません。現代は「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうですので識別不能のようです。
日本最古の鬼は「目一つの鬼」で出自は「出雲風土記」だそうです。
「酒呑童子、茨木童子、伊吹童子、八瀬童子、護法童子」などの伝承のイメージは、人間タイプとモンスター・タイプが混ざるものが多いようです。
「鬼はなぜ童子とよばれるのだろうか」という問いに対して、「童子とは、つまり元服前の稚児を示す言葉だが、童子はいわば蔑称で、時の支配者らが用いた言い回しである。鬼は確かに人々を驚かしていたが、その力を認めたがらず、下っ端=目下の者=童子と呼んだ」そうです。
「稲生物怪録」という物語は、広島県三次市三次町で、三次の武士であった稲生武太夫(幼名は平太郎)が寛延二年(1749年)、十六歳の夏の体験を記録した実話だそうです。
モンスター(怪物)・タイプが、非常に多くでるこの物語は、最後に完全な人間タイプの超人、魔王が出てくる展開になっています。魔王とは、ルシファーのことでしょうか。このような人間タイプの超人、魔王がテレポート(瞬間移動)をして、平太郎の前に出現したのですから驚きです。興味のある方は、下記の書物の絵巻物をご覧ください。恐ろしい実話ですね。「平田篤胤が解く稲生物怪録」(荒俣宏)(角川書店)(2003/10)18世紀の広島に魔王ルシファーが現れたのでしょうか。それともフェイク情報だったのでしょうか。

・「人間タイプの超人」の伝承などがありますが、「人間タイプの宇宙人」、天使などが、人類の未来の鍵を握っているようです。「あわびの殻」とは、「円盤型の宇宙船」を連想させます。茨城県は「ダイダラ坊」とか、宇宙人の伝承が多いようです。例の江戸時代に海岸に漂着したといわれる「うつろ舟」の「蛮女」の事件も茨城県の海岸で起こった事件でした。「童子」や「鬼」の伝承も全国に多数ありますが、人間タイプと非人間タイプ(モンスター・タイプ)の二種類があり、日本に飛来した宇宙人ではなかったのでしょうか。
もちろん、日本でも「神の舟」「空飛ぶ舟」の伝承は多く、宇宙人が、日本に飛来した事実を物語るようです。シャンバラ研究家の三浦氏は、綜合ヨガを提唱していたそうです。
「人は皆、記憶喪失の異星人だ」そうです。幻覚か、幻視か、それともリアルな体験か、不思議な話が多いようです。欧米人の「キリスト愛」ともいえる熱狂的なキリスト信仰は、なぜなのでしょうか?信仰が人を変えるのでしょうか?
「極楽浄土」などは、夢の中で入れる世界、「夢で見れる世界」であると認識すれば、誰でも異次元の世界、エーテル界などを認識できるのは、「夢の中」でしょう。そうなのです、誰でも「夢の中」でこそ、異次元世界を認識できるのといわれます。
古代エジプトの「死者の書」に記述のある"神の都"とは、実在するのでしょうか。神や天使の住むエーテル界やアストラル界には、都市が存在すると言われていますが、その実体は、どんなものでしょうか。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だといわれます。


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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ
日本は津波による大きな被害をうけるだろう
・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・
「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」
「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」
「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」
「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」
「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」
「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのだろうか」
「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」
「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」
「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

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