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島尻大臣ポスター問題――政治家としての主張がカレンダーというレベル |
2015年10月20日 11時7分の記事 |
以前、政党の広報を担当していたので、こういう問題を目にすると、反射的にそのポスターに視線を向け、凝視してしまいます。 島尻大臣のポスター問題には様々な問題点があるでしょうが、法的要件についてここではおいておきます。 ニュースなどで伝えられているポスターを見ると、目につくのは、カレンダーもさることながら、政治活動用ポスターであるのに「政治的主張」が全くないというところです。これでは、法的な問題以前に、政治家として問題が大いにあるのではないかと思います。 このカレンダー付きのポスターを見ると、そのデザイン構図はアイドル気分という印象を受けます。そして政治的主張がありません。名前があって、写真があって、普通は政治的主張がある部分がカレンダーなのですから、政治家としての根幹である主張は「カレンダー」なのだろうと思いますし、それが島尻氏の政治家としてのレベルなのでしょう。まあ、これも悪くはないのかもしれませんが、“誰でも”言えるレベルです。ただ、真面目な政治家であれば恐らくは最も“主張”しないものでしょう。 一方、島尻氏のブログと思われるサイトを見ると、“政治的主張”がでかでかと書いてあります。その主張とは「台所から政治を変える!」です。ご本人からしたら“深い深い”意味があるのでしょうが、受け取る印象はこれが看板として掲げる政治的主張なのかと力が抜けてしまうレベルです。重い歴史を背負い、安全保障上の様々な問題点を抱える沖縄を担当する大臣として本当に適格なのかどうか、私には甚だ疑問に思います。独立論が絡む沖縄では恐らく不適格でしょう。このポスターなどを見る限りそう思います。そもそも政治的主張などあまり関係ない方なのではないかと思いますので、政治家として資質はないものと考えます。政治活動用のポスターに、政治的主張がなく、代わりにカレンダーがあるのですから、はっきり言って政治をなめているのだと思います。後援者もその程度なのでしょう。政治的主張ではなくカレンダーの方が良いと。そういうことなのでしょう。 |
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