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2018年4月27日?
[日本の政治]
2018年4月2日 8時5分の記事

昨日の本ブログ「2018年4月27日?」(2018年4月1日)の続きです。

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このプロパガンダについては、既に言われています。以下のリテラの記事のように、NHKの森友問題・財務省文書改ざん問題の報道で、ニュース番組における編集方針に圧力がかけられていたということが言われています。この圧力は政権擁護に繋がるものであり、紛れもなくプロパガンダと考えるのが自然ですが、鬼畜米英というだけがプロパガンダではなく、このような巧妙に印象操作を行ない、また事実をしっかりと伝えないことがプロパガンダになるのです。NHKは公共放送で政府から予算が下りているところですから、編集方針において政権擁護の圧力の存在があるのなら、それは即ちNHK報道の独立性は消滅し政権擁護のプロパガンダと言うことになります。どうしてそのようなことが行なわれるかと言えば、言うまでもなく政権擁護のためです。
したがって、どうしてそのような放送に税金が投入され、また受信料を払わなくてはならないのか、という当然の声が今後起るでしょうが、このような政権擁護がなされるのは、単に政権の保身というだけではないと考えます。上述の世界情勢から考えれば、明らかに安倍政権の5年戦争のためのプロパガンダと私には見えます。この5年戦争を遂行するためには、政権を維持し、そのためにプロパガンダが必要と言うことなのです。そういう状況だからこそ、このようなことが起るのです。戦争とはそういうものです。実際、日本だけで動いているわけではないのです。他国の共通する勢力との共同があるわけです。
以下のリテラの記事には政権とNHK報道のおかしな状況について他の事例も書かれていますが、このような安倍政権の5年戦争のためのプロパガンダという状況において、放送法改正のお話しもあるわけです。単なる政権の保身だけではなく、その大目的のために戦前と同じく戦争に繋がる政治的偏向の右翼思想の推進があると考えるのが普通です。森友学園の件の小学校もそもそもそういう目的があったわけです。そして、一目瞭然、これらを見れば戦前と全く変らないわけです。安倍政権の5年戦争が、今後、5年で終わるのか、それとも6年、7年となっていくかは、ひとえにマスコミの姿勢に関わっています。

「NHK森友文書改ざん報道に圧力が!『トップで伝えるな』『昭恵さんの映像を使うな』『尺は3分以内』」(2018年3月30日 リテラ)

いずれにせよ、このような中で、南北首脳会談が2018年4月27日に決まったということなのです。こう見れば、なぜ日本政府やマスコミが朝鮮半島情勢についてあのような融和とは反対の論調を張り、行動してきたがよくわかると思います。そして、同時にそのような政権・政府を頂ている日本が、国際的にどのような立場に置かれているかもよくわかると思います。しかし、今の安倍政権、安倍総理や麻生副総理のポストにしがみつく姿を見ると、国民を人質にとって籠城している姿に私には見えますし、それはまさに先の大戦末期に自分の保身をはかって一億総玉砕を連呼した当時の政府と軍部(と経済界・右翼・マスコミ)と同じです。結局は保身や自らの利益のために国民に犠牲を強いるという構造です。働き方改革というのはそういうものと考えますし、国民に犠牲を強いるのが安倍政権の本質と考えます。非常に日本人にとって危険です。
1945年8月15日を過ぎた時、当時の霞ヶ関では行政文書を燃やす煙が立ちこめたことは有名ですが、それと同じことが今も起っています。森友学園問題に関わる文書改ざん問題もそうですが、以下の朝日新聞の記事にあるように保存期間1年未満の特定秘密文書が44万5千件も廃棄されていることは非常に象徴的と考えます。もう既にこの5年戦争関連の文書が廃棄されているかもしれませんし、状況から見て今後これから大量に廃棄される可能性が非常に大きいですから、これからこの政府文書廃棄が一つの大きなポイントに間違いなくなるでしょう。将来の検証のためにこの文書廃棄については今、待ったをかけるのが日本の未来のために必ずなるでしょう。
私からしたら今の安倍政権については既に“戦犯”という二文字が見えます。麻生総理はご自分のお立場を考えて、間違いなく早くお辞めになるべきでしょう。

「特定秘密文書、44万5千件廃棄 保存期間1年未満で」(2018年3月28日 朝日新聞)

「2018年4月27日?」(2018年4月2日)へ続く。

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○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
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世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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