もろさ | |
[日本の政治] | |
2018年11月5日 23時38分の記事 | |
下記記事では桜田五輪相のたどたどしい答弁で、国会が紛糾したと報じられています。 「桜田五輪相の答弁で紛糾、参院・予算委」(2018年11月5日 TBS)
実際、同大臣の答弁の模様を観ていると何も準備がされていない答弁というレベルのものです。ご本人も「なぜ選ばれたか私は分かりませんが、それは総理が適材適所と思って選んでいただけたと思って立派に任務を果たすように、しっかりと取り組んでいくつもりでございます」(同上)と答弁で述べているように、本人自身では適材適所と言い張れない状況は認めています。安倍政権では「適材適所」という言葉が先行して、実質が伴わない、もしくは逆の場合が散見されますが、桜田大臣の状態も今日のところはそのように見えます。 五輪については、当初予算からどんどん膨れあがっていて、そのお金の使い道の適性が問われている状況と考えます。そのような状況で以下のような東京新聞の社説もあるものと考えます。 「体育の日に考える 五輪のビジョンを定めよ」(2018年10月8日 東京新聞) オリンピックという大義名分で何でもOKということになれば、当然、規律は乱れ、利権化する可能性があります。莫大な国費も投じられるわけですから、まず担当大臣が厳正にチェックするということがなければ、成り立ちません。ただ、今のところ、その担当大臣の国会での答弁を見る限り、そのようなものは全く期待できない状況と考えます。官僚の言うとおり、はんこを押していくマシーン状態であるのは、容易に想像できます。 一方、片山大臣の政治とお金の問題は、ご本人が強弁したり、理由をつけて正面から答えない姿だけが目立ちます。結局は先延ばし戦略というレベルにしか見えませんが、その姿は片山大臣の政治生命に繋がっていくものと考えます。同時に、同大臣が政権にとどまれば、その分だけ政権のダメージに繫がっていくという状況と考えます。 今回の安倍政権の顔ぶれは至る所に問題点があるように見えます。そして、政権自体もかなりもろいものと考えます。 | |
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