| 浄化とは、自分の中に何か罪や穢れがあり、それをきれいにすることではない！ | |
| [宇宙] | |
| 2013年9月29日 16時57分の記事 | |
「ある御方は言った。 「繰り返すが、人生とはすなわち、（私）とは何か、を知る作業である。 それ以外に、無い。 人生とは、全てが浄化である。 浄化とは、自分の中に何か罪や穢れがあり、それをきれいにすることではない。 例外なく、あらゆる存在に、罪や穢れというものは一切存在しない。 全ての存在は皆、純粋無垢な存在なのである。 では、何が浄化なのか。その意味はどのようなものか。 本当の自分でないものを手放すことが浄化なのである。」 との「「“それ”は在る」ある御方と探求者の対話 ヘルメス・Ｊ・シャンブ著の一節から」
「自分が純粋無垢で栄光に満ちた存在そのものであることを忘れ、 未完であるこの世の何かと誤った自己同一化をしていることが、 この世界での苦しみの根本原因である。 世界が幻想であれば、人間もまた幻想である。 しかしまた、幻想において世界や人間が存在しているおかげで、 自分とは何か、と知ることが可能になるのである。 本当の自分ではないものを放棄する作業の連続が、すなわち人生だ。 それは、自分とは何か、を知っていく作業なのである。 よって、真実の自己を知る時が、この世界の終焉なのだ。」 「人生そのものとは土台であり、 人生に起きるあらゆる出来事は建物の外観である。 （私）は時に、人生とは何か、と自身に問うが、 建物に隠れた土台を実際に見てみようとする者が少ないように、 やがて（私）は建物の外観に忙しくなり、土台そのものを忘れる。 人生とは何か、と問うてその答えを見つけるのではなく、 どう生きるかに忙しくなる。 何に成るべきか、 何を得るべきか、 何をするべきか。 決して、建物でくつろぐことができない。 人は求め続ける。 しかし、 何かをしても、何かを得ても、その結果何かになっても、 結局のところ（私）はまだ満たされていない。 満たされたと思ってはまた不足を感じ、 また満たされたと思ってはまた不足を感じ、 永遠に満たされることがない。 地平線には決してたどり着くことができないと、 幾多の人生を経て改めて幻想の本性に気づいた（私）が、 いよいよ建物解体作業を開始するのである。 土台を見て、（私）は問う、 人生とは何か。 さらに土台まで解体して（私）は問う、 （私）とは誰か。 （私）とは一体何なのか。 あらゆるものが解体されて全てが無に帰した時、 ただ（それ）だけがある。 はじめから建物は存在していなかった。 そこは天国と呼ばれている場所であり、 完全なる平和と至福である。 それが（私）である。 しかしながら、「それが（私）である」という表現は正確でない。 なぜなら、たどり着いたその瞬間、 （私）は消滅するからである。 旅をしてきたのは（私）だった。 旅がない時、（私）もまた無いのである。」 「実が熟すまでは、 実が落ちることがないように、 問との出会いが、その時期を知らせる。 （私）とは誰か？ いったい何なのか？ もし問いに出会ったのなら、実が熟す時である。 実が落ちるのは、もう間もなくだ。 （私）がここに来たように」 とのことです。 この本が書かれた経緯について、「本書は、聖ジャーメインの「準備はできている、世界に出ていきなさい」という言葉を聴いた際に、突然思考としてやってきたインスピレーションによって書かれたものである。」 とのことです。 しかし、そのインスピーレーションはものすごく大量であったようです。 この本は５０３ページもあります。 昨晩、いくつかの「スピリチュアル情報」を読んで記事にしようと思っていました。 それぞれの「スピリチュアル情報」も矛盾を感じられなく、いつものような熱心に私たちの意識に働きかけるものであるのですが、どうも“ピン”ときません。 心に、今お伝えしなければ、という感覚が上ってきません。 なぜだろう？と、しばらく考えていたのですが、その理由も分かりません。 こんな状態では、とても記事をアップできないので、投稿をあきらめました。 そして、時間の余裕が出来たので、この本を数十ページ読んで就寝しました。 今日になって、いくつかの「スピリチュアル情報」を読んだのですが、昨晩と同じ状態で、もう一つ記事にしようという意欲が湧いてきません。 そして、トイレに行った時です。 あっ、私が「インスピレーション」を感じる時は、このように記事を書いている時と、最近は、なぜか、トイレに行った時です。 これは、排泄して、体内を浄化しているからなのかもしれません。 まあ、これは、ほとんど冗談になるかもしれませんが・・・ その時に、「本当の浄化の意味を読者の皆さんにお知らせすべきでは？」 と言われました。 いつもの、ハイヤーセルフさんかガイドさんからです。 あっ、そうそう、本当の浄化の意味を今お知らせするのはグッドタイミングかもと思って、その情報は、どの「スピリチュアル情報」にあったのかと探しましたが見つかりません。 ひょっとすると、昨晩読んだ本では？ ということで、この本にたどり着きました。 この本は｛1｝から｛33｝の探求者とある御方との問答を表したもので、お伝えしたものは｛７｝の一部です。 この問答は、難解な禅問答のようなものになっています。 多分、一般の方が読んでもほとんど理解できないものだと思いますが、次元上昇や多次元宇宙や私たちが多次元的存在であることを知っている皆さんであれば理解できるのではと思いますし、まさに、今、起きている「大きなパラダイムシフィト」や「次元上昇」のことを理解するために、絶好のタイミングで出版（２０１３年３月）されたものであると思います。 冒頭の「ある御方は言った。」の部分だけで判断すると矛盾があります。 つまり、 「繰り返すが、人生とはすなわち、（私）とは何か、を知る作業である。 それ以外に、無い。 人生とは、全てが浄化である。 浄化とは、自分の中に何か罪や穢れがあり、それをきれいにすることではない。」 「例外なく、あらゆる存在に、罪や穢れというものは一切存在しない。 全ての存在は皆、純粋無垢な存在なのである。」 「では、何が浄化なのか。その意味はどのようなものか。 本当の自分でないものを手放すことが浄化なのである。」 と、 人間が、罪や穢れが無い純粋無垢なものであるなら、浄化の必要もないといえます。 本当の自分でないものを、なぜ、この世で吸収するのか？ ということになります。 私が、素晴らしき「天然な人」と例えたのと同じことだと思います。 素晴らしき「天然な人」は、人生で色々の経験をしても「天然な」ままでいられるのは、その意識が中心を保ち、自分でないものを寄せ付けない強さを持っているからだと言いました、だから、あまり浄化する必要もないと・・・ この冒頭の部分を読み替えると・・・ 「人間は純粋無垢な存在であり、この世に生まれ、色々の経験を積み本当の自分でないものを身に着けますが、それを浄化するのが人生である」 と、 では、本当の自分ではないものを、なぜ、わざわざ身に着けるのでしょうか？ それは、その経験を積み浄化するためです。 なぜ？ 純粋無垢なままであれば完璧です。 しかし、そのままであれば、何も経験できません。 ずーと、純粋無垢なままで静止していて面白いですか？ 楽しいですか？ これが、私たちの選択であり、創造主の考えだと思います。 つまり、この宇宙が純粋無垢で完璧なものであれば、それは静止していることになります。 なんの変化もありません。 そして、成長もありません。 そんな宇宙を創造主が求めるでしょうか？ 私が創造主ならそんな宇宙は創りません。 ここからは、それぞれの経験による個性があると思いますが・・・ 私が創る宇宙は、おだやかで平和ではあるけれど、色々と変化に満ちた素晴らしい経験が出来、かつ面白いと思える宇宙を創ります。 そして、全ての存在がこの宇宙を楽しめる、そんな宇宙を創りたいと思います。 きっと、この多次元宇宙の創造主は、そのように意図して、この多次元宇宙を創ったものと理解しています。 皆さんは、どんな宇宙を創りたいですか・・・ | |
| このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] [チップをあげる] |
| このブログの評価 ★★★★★ [このブログの評価を見る] [この記事を評価する] |
|
◆この記事へのコメント（新着順） | |
|
1. ミネラルウォーター 2013年9月30日 23時12分 [返信する] ’それ’ヘルメス・J・Sを読み始めました。今、ハマってます。勝さん、駿さん、ありがとうございます。 思考、行為者、肉体も「私（Me）」ではなく、それらを観照している観照者が「私」と本の中に書いてあったのですが、自分が思うにすでに観照者を上から認識している私がいるので、認識者が私（Me)なのではないかと。私（Me)が大きくなると、だんだん境界なくなるんですよね。どこからが私でどこからが私でないのか。で、結局、絶対有＝絶対無にたどり着くんです。 それと、この世界、感覚で本当は全て無いんだって実感してるから、逆にあったら楽しいな、嬉しいなと思えます。こういう意味で私は歓喜の宇宙を造りたいですね！ 2. flower child 2013年9月30日 13時48分 [返信する] 勝さんコンニチハ、 いつも 高次元の情報をありがとうございます。 『本当の自分ではないものを手放す』 地球が五次元に完全移行して、 あとは自分の意識をそれに合わせていくことだけ…。 三次元思考をすると、壁に当たって前に進むことができなくなる…、最近それを実感することが多いです。 五次元パラダイスかぁ… なんだか まだ夢みたいに感じて実感が伴ってないです。 ボーゼンとしてしまいますが。 勝さんのブログ 楽しいです&ありがとうです☆ 3. はれたん 2013年9月30日 1時15分 [返信する] 最近地球の波動上昇について知り 色々回りましたが最終的にここのブログにたどり着き 今は心の拠り所にして毎日の更新を楽しみにしています。今のところ私は能力開花もなく勝さんが羨ましいと思っています。 とはいえ完全に向こうに行ってしまった人でなく 分かりやすく伝えていただけるので救いになっています。 足立育朗氏の波動の法則1と2を読んだ上では そういった面白いとかいう感情がある場合は宇宙との調和度が低く進んだ惑星の中では存在しきれず 成長段階というかスタディの状態なんだろうと思いました。それゆえ争いがおきたりすると。 本当に卓越してしまったら意識の存在で肉体を持たない存在になり惑星になったりするようですし。 全ての陰陽の出来事を楽しい試練と思えるようになることがまず一歩なのですが難しいです。 RPGのように主人公(この体をもった私達)が 困難なことをクリアしたら経験値がたくさん ということと同じように見えますが 必ずクリアできるのではなく選んだ選択肢や感情 心向きによってプレイヤー(霊)まで人間体から単なるエネルギーに戻ってしまう可能性もある命がけのゲーム(ゲームとは言えませんが)なんで 今を大事に生きないといけないと思います。 ただ天然な人は わがままや頑固でそうなっているのか本当に魂のあるがまま なのかの区別が難しいです。 回りはそれをやられると 迷惑だったりしますし。今の社会の場合は。 うちにも一人ポジティブがいますが 自惚れと自己愛がすごく相性が合わないので一緒にいたくないのですが 一緒にいさせられるような宿命のようで滅入っています。これも人生における試練なのでしょう。ポジティブになりたいですがあぁはなりたくないというのが本音です。この経験を選んだ私の霊もかなりな食わせものだと感じています。 今後も楽しみにしています。 4. HATANO 2013年9月29日 23時20分 [返信する] 色即是空、空即是色、を、色は空を楽しみ、空は色を楽しむ、と捉えたいと思います。根源の光の宇宙は無色透明です。対して、個の宇宙はパーソナルでカラフル・ユニバースです。総和はもちろん透明。百人が百様で千人が千様。光に色を創り色を楽しみたいと、無数の個＝子を楽しみたいと。紅葉の錦神の間に間に、そんな純粋な遊び心、だと思います。 5. るつぼ 2013年9月29日 22時39分 [返信する] ごめんなさい、先のコメントを途中で送信してしまいました。 浄化の＜浄＞は争いを水に流すこと。 争いっていうのは自分の中にはあんまりなくて、ほとんどが自分の外側で発生するものですよね。 だからやっぱり浄化っていうのは自分の外側から入り込んできたものに対して使うんだろうな、と思いました。 6. るつぼ 2013年9月29日 22時34分 [返信する] 浄化の「浄」って、さんずいに「争い」。 争いを水に流す、ともとれますね。 7. ヒトミ 2013年9月29日 22時30分 [返信する] 勝さんはじめまして。ご縁あってブログを拝見させて頂いています。今日の記事、あまりに今の自分にピッタリだったので、嬉しくてコメントさせて頂きます。 私は今、ひまし油湿布（ケイシー療法の解毒方法）をしながらこれを書いています！本当はリラックスしてひまし油のエネルギーを感じながらするべきものなんですが。浄化の意味、すごく納得しました。 そして「この宇宙が純粋無垢で完璧なものであれば、それは静止していることになります」私がいつも思っていた疑問の１つの答えに出会えました。なんでこんなに苦しんだり戦ったりするの？と、「創造主」がいるならば、私は怒りをもって（汗）、その存在に聞いてました。進化＆成長するでしょ、と言われ（？）ても納得せず。 最近は色々なことが解決でき、嬉しい日々です。本当に、自分で宇宙は創るものですものね。私は、幸せで楽しく各々が調和した宇宙を創ります。 どうぞこれからも素敵な記事を書いて下さい。心からの感謝を込めて。
|
|
