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暗殺のオペラの評判
 
2012年9月3日 13時46分の記事

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先刻から二人の会話を熱心に聞いていた近藤女史は、このとき急に眼を輝かせて尋ねました。
「お話し中を失礼ですけれど、川上糸子さんがどうかなさいましたのですか」
 小田刑事は答えました。
「実は、川上糸子がこの先の二丁目の空家で殺されていたのです」
「ええっ!」
 と、女史は、思わず大声を出しました。
「川上糸子とおっしゃるのは、あの女優の川上さんのことでしょう?」
「そうです」
「それは何かの間違いではありませんか」
「今このゲルセミウムの罎が発見されたので、あるいは殺されたのでないかもしれません」
「いいえ、それを言うのではありません。殺されたにしろ、殺されたのでないにしろ、その女は、川上糸子さんではなく、もしや人違いではありませんか」
「それはたしかに川上糸子でした」
「でも、川上さんは、いま、伊豆山の温泉にみえるはずです」
 これを聞いた俊夫君は、とつぜん口を出しました。
「え? それは本当ですか」
「もとより確かなことは言えないですけれど、実は昨日、川上さんから絵ハガキが来たのでございます。それに、年内は帰京しないと書いてありました」
 こう言いながら、近藤女史は立ちあがって奥へ行き、間もなく一枚の絵はがきを手にして入ってきました。俊夫君は、それを受け取って検べました。
「なるほど、一昨日出した手紙ですねえ。それにこれはたしかに川上糸子の筆跡です。川上糸子とあなたとはお近づきなのですか」
「はあ、川上さんは一週間に一度か二度は必ず美容術を受けに見えます。近頃は銀座あたりに二三美容院ができましたけれど、あちらは知った人によく会うので、うるさいと言って、こちらへお見えになりました」
「最後に川上糸子がこちらを訪ねたのはいつでしたか」

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