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くる天
プロフィール
松原雄二のテニス技術解説-ブロくる
松原雄二 さん
松原雄二のテニス技術解説
地域:神奈川県
性別:男性
ジャンル:スポーツ 球技
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プロのテニスを基本とした松原コーチ独自の理論により、テニス技術をやさしく解説し、指導する。
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フォアハンド、クロスに振りぬく
[フォアハンド]
2011年8月24日 19時7分の記事

『十勝のヒグマ』 さんから
365netのほうに質問をいただきました。

あちらの今日の予定が決まっていたので
こちらで解説させていただきます。

フォアハンドで逆クロスは得意なのに
クロスで困っているという話です。



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さて、以下がそのコメントのフォアハンドの質問部分です。

コメント全文を読みたい人はこちらへどうぞ


  ・・・  前半省略  ・・・

逆クロスからの試合展開が得意なのですが、相手からダウンザラインに打たれた時に順クロスへ打てないのです。
普段、練習でも比較的楽な球出しでも順クロスが打てないのですが?無理に打とうとすると
バランスを崩してしまうありさまです。練習のたび凹んでいます。

  ・・・  後半も省略  ・・・

投稿者 十勝のヒグマ 2011/08/23 18:41




私の答えです。

コメントありがとうございます、久しぶりですね。

私のブログの、フォアハンドのコース打ち分けのところにコメントをいただいていますので、当然これは読んでいるわけですね。

手首を硬めにして、ラケットヘッドが遅れないようにする。

しっかり前向きになってから打つ。

といったことは理屈としてはわかっていると思います。


今日はこの前向きになる話と身のこなし
その2つのコツと練習法を説明します。

たぶんすぐ打てるようになると思いますよ。


1つ目は前向きになる話。

実は前向きのていどですが
自分で思っていても、できていない人が多いのです。

つい横向きに構えて、ラケットもいっぱい引く
さらに、テイクバックの勢いで後ろ向きになっちゃうのです。

まず、こんな練習をしましょう。



最初に、オレンジ色のところから球出しをしてもらい
クロスに打つ。

待っている時に、身体が球出し人のほうを向くので
横向きになれず、簡単に打てると思います。
身体の正面に
赤色のクロス目標のゾーンがくっきりと見えます。

いい当たりで、クロスに打てていることを確認してください。

その時の身体の向きを覚えておくのです。


次に、球出し人の位置を青色の位置に変えて
最初と同じ向きで
身体の正面に
赤色のクロス目標のゾーンがくっきりと見えるように打ちます。


心配ならこの前に、青色からのボールを想像して
素振りを何本かしておくと完璧かも。


もし、うまくいかなくなったら
最初の位置からの球出しに戻し、何度か繰り返せばいいのです。

コーチの皆さんもこのやり方を覚えておくといいと思います。



さて2つ目は身のこなしの話。

逆クロスは、近くにあるボールから離れながら打つといい。

反対に、クロスは遠目の位置から近くへ
ボールの後ろ側に入り込むように打つといいのです。


そのために、『ちび黒サンボ作戦』



木の周りをヒグマじゃなくて、トラが回っています。

今日はトラになります。
回りすぎるとバターになります。

実はこの絵のトラは逆クロスです。
探したのですが、時計回りのトラしかいなかったのです。



さて、まじめな練習法です。

木の周りを回ります。


まず、逆クロス

木から、2〜3m離れ
時計回りにサイドステップして、回り込みながら
木の幹めがけて逆クロスの素振りをするのです。

5本打って、1周りくらいでしょうか。

これで逆クロスの身のこなし、フットワークは完璧です。


さて、ヒグマはクロスです。
もうわかったでしょう。
反時計回りに回ればいいのです。

クローズドスタンスでもオープンでもかまいません。
私なら両方やります。

オープンなら、サイドステップ
右足踏み切りで飛び上がって打つ。

クローズドなら左足を決めて
右足をステップしながら、身を躍らせて打つ。


反時計回りにステップして回りながら
木の幹めがけて、その1点を凝視して
必殺のクロスを打ち込むのです。

止まっちゃいけませんよ

必ずステップしながらか、飛び上がって。



じつはこれ、私の18才のときの練習法です。
大学の1番コート横にあった木の周りを
よく回りました。

その時代は、クローズドのステップ打ちでした。

今の私は、オープンからの飛び上がりです。

その年、松原といえばフォアハンドでした。

昨年行ったら、その木はもう在りませんでした。

ぐっと来るいい話です。  (本人が言っちゃだめか)


まあ、冗談はさておき

この練習をすれば必ず

フォアハンドクロスは自慢のショットになります。

トラのほうもやっておけば、逆クロスももっとよくなります。

がんばってくださいね。


わからない点があれば再度、コメントをください。


サーブの話はまた、別便でやります。


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◆この記事へのコメント(新着順)
1. 福島の子熊 2011年11月7日 10時18分 [返信する]
いつも楽しく拝見させて頂いております。ふと思ったのですが、この練習法はクロスのボレーが打てない人にも有効でしょうか?それとも新しい秘密の練習法があるのでしょうか?ご指導よろしくお願いします。

 

2. 松原雄二 2011年8月30日 11時15分 [返信する]
十勝のヒグマさんへ
クロス打ちがよくなったとのこと
なによりです
ちょっとしたことだけど
わからないことはしょうがないので
いつでも質問してください
サーブはとりあえず跳ばないで
その動作が安定したら
跳べばいいと思います
跳ぶ動作が終了後、腕振りです
『セカンドは15cm跳ぶ』を読んでください
もしかして、スライスの場合だったら
あまり跳ばなくても大丈夫です。
しばらくして、また状況を教えてください
それとスピンの方向も
スピン? スライス?

 

3. 十勝のヒグマ 2011年8月30日 7時36分 [返信する]

十勝のヒグマ納得‼拐
アドバイス通りフォアの順クロス試してみました。
松原コーチの言う通り、すぐ出来ました   何故、今まで悩み続けて来たか不思議なくらいです。打てない事で頭一杯で考えも付きもしませでした。感謝感激愃では、今は私もポールや、木を見つけてはフットワークの練習をしています。これから、ガンガン行けるぞ〜

さて⁈ サービスですが、姿勢の悪さを修正し、構えの時にラケット面が見える状態にするだけで、かなり効果があり、ネットする不安からは解消されたのですが、ジャンプをすることで、更に安定するとありましたが、┛媼韻靴討笋辰討癲⊇侏茲泙擦やろうとすると、タイミングがうまくとれずボロボロに茲辰討別で・・・・・・
ジャンプをせずに、まずは練習に励んでますが、何か良い練習
方法は無いでしょうか?








 

4. 松原雄二 2011年8月26日 15時23分 [返信する]
十勝のヒグマさんへ
私もわかりにくいなとは思ったのです
左足を軸に、右足を動かしながら
ということなのですが
昨日の365ネットのほうのブログで
ステップの仕方を書きましたので
見てくださいね。

 

5. 十勝のヒグマ 2011年8月25日 21時46分 [返信する]
有難うございます。
とても役に立ちました!が、コーチの答えの中で、クローズドなら左足を決めて右足をステップしながら、身を躍らせて打つ。とありましたが、右足をステップしながら、身を躍らせて打つとは?イメージが湧かず、右足をステップしながらとは?どんなステップ?



 


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