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くる天
プロフィール
松原雄二のテニス技術解説-ブロくる
松原雄二 さん
松原雄二のテニス技術解説
地域:神奈川県
性別:男性
ジャンル:スポーツ 球技
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プロのテニスを基本とした松原コーチ独自の理論により、テニス技術をやさしく解説し、指導する。
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最近のスライスは
[スライス]
2012年9月18日 16時19分の記事

大昔はバックといえばスライス
木のラケットのころ

ラケットがアルミからカーボンに変わっても
しばらくはそうだった。

だからスライスだけですべてをやる。

攻撃も守備も
つなぎもパスも

だから、パスにはフラットに近い球質
つなぎは回転多目、といった感じ。


それに対し現代はぶん殴り系は
両手バックや片手バックのトップスピンの担当。

スライスの役割は変わってきている。

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私の場合ですと、基本的にスライスは1種類。
現代のプロたちもそうではないでしょうか。

苦しい態勢でも、回転をしっかりかけて
きっちり返球するためのもの,これ1つ。





もちろんロブやドロップショットなど
通常のスライスとは違う物を勘定に入れれば数は増える。

現代のテニスでスライスを使うのは
トップスピンでは打てない状況か、ペースを変えるため。

最近の若いもんは
何も考えないで打てば、両手バックでトップスピンです。





そのため、スピン量の少ないスライスは使いません。
昔より、圧倒的にスピン量が増えました。


逆に落ちて止まるようなスライスは
相手もトップスピナーだと
ぶん殴られる可能性が高いので使いにくい。

相手のショットは強力なトップスピンか
きつい回転のかかったスライス

かなり、ボールが重い。

とすると

こちらがスライスで対抗するには
中途半端には打ちにくく
自然、しっかり回転で、しっかり打った
滑るスライスになるのです。



さて、昔の上級者は
先輩の上手い人たちはこうゆう人が多いのですが。

バックハンドはほとんどスライス
パスの時くらいにフラットぎみという人が多いのです。

私自身、若いころはそうでした。

トップスピンはないのでスライスですべてこなす。

ですから用途により、回転量を使い分けたのです。





トップスピン主体ではないので
お互い、むやみに打たない。

自然ラリーも長く続くので駆け引きも多い。

相手ボールもそれほど重くない。


回転を変えて、相手ボールを短くさせ
スライスのアプローチ
ネットへ出て、勝負、という図式です。



ただ、これは最近の上級者
特に若者の上級者には通用しにくいのです。






最終編集日時:2012年9月18日 16時19分

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◆この記事へのコメント(新着順)
1. レフティ 2012年5月12日 6時42分 [返信する]
松原コーチ、おはようございます。
4つの質問に早々にお答えくださり、有難うございました。

正直、ん〜っ?と思うところもありますが、それは、自分で実地で試して、納得すればOK、それでも払拭できなければ、また考えをお聞きしたく思っています。

定期購読はなくなるけど、ブログは続けてくださるとのこと、今後もよろしくお願いいます。

 


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