強権政権になにを託す | |
[政治] | |
2017年6月3日 7時46分の記事 | |
おそまつ民進政権の失敗がいかに民心を裏切ったものとはいえ、反動として返り咲いだ自民政権の強権ぶりは目に余るものがある。株価も高止まり、経済政策の失敗にすらメディアは沈黙し(支援の大合唱をしたわけだから)内閣支持率も高い。 国民は好戦的分子の勇ましい掛け声に、特定秘密・集団的自衛権・共謀罪・憲法(改悪)と次々に国家主義的政策を成立させてしまっている。みずから強くなるかの錯覚は実は次々違憲の立法によって自らを弱めてしまっている。日本国憲法は斯かるならず者の登場を予見せず憲法弾劾制度は備え付けていなかった。 いち早く、平和国家に反する動きの中天皇を辞めさせてしまったのである。 恐らく、戦争を知らない世代の増える中、平和の尊さと戦争の悲惨さを伝える努力が十分でないまま、喉元過ぎれば熱さ忘れるにいたろうとしている。由々しいことだ。 今回の森・家計問題、実は大変危険な本質を抱えている。デモクラシーの危機だ。 これを、強権的に乗り越えようとしている政権。乗り越えさせてはならない。
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