なぜ憲法改正を言うのか | |
2017年10月9日 6時20分の記事 | |
ドタバタ解散総選挙でなぜこうも憲法改正議論をさも当たり前のように叫ぶ政党議員がいるのか? 国民の一人として考える、やはりことの本質は9条改廃に他ならない。ということは憲法規範の危機である。平和主義・国民主権・基本的人権尊重の骨格の破壊であろうからである。 あとは、政策的に解決可能な(教育無償化)話題ばかりである。それを持ち出すのは、改正を身近なものにして、変えやすいものに変える軟性憲法という、日本国憲法は硬性憲法。 必要に応じて変えるなどはその典型で権力者の都合で変えられないようになっている。 大日本帝国は多くのアジアの民族に迷惑をかけた、その日本に平和憲法を与えたのは歴史である。このバランスがないと日本は国際社会への復帰は許されなかったのである。 教育無償化など、だれでも賛成できるところから、憲法を破壊していく呼び水にする。どうもおかしな主張であると思ったのである。地方分権は地方自治の保障がなされている(基本的人権保障と一体のもの)。 なぜ自衛隊を違憲呼ばわりするか。武力を持っているからである。武器を持たせると常に暴走の危険がある。かの満州の関東軍が勝手に戦闘拡大を始めたではないか。それは、危険な可能性のあるものには鍵をかけるという技術・知恵である。 緊急事態条項など日本国憲法が置かなかった意味は、これは国民を守るのではなく国家・権力者・官僚を守るためのもので、憲法を停止させるものである。 図らずも。、好戦的分子いわば、ならず者の権力者が現れた時に、硬性憲法は国民を守ってくれるのである。
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