天皇を退位に追いやったもの | |
[政治] | |
2017年11月22日 13時26分の記事 | |
天皇退位の具体的日程を敷くための皇室会議が開催される。天皇自らの退位のお気持ちご意向は国民に向けられたもの。内閣は飛ばしていた点が核心なのだ。実は象徴天皇制が危機にある。マスコミはじめ高齢化という矮小化に熱心なのだが、ことの本質はそのように容易ではない。要するに、内閣の助言と承認による国事行為は実質内閣の独裁的在り様が天皇にとって忌避なのだ。 敗戦を体験された天皇にとって平和国家日本の象徴的存在であろうと皇后さまと築き上げられたものを蹂躙しようとする安倍内閣。改憲解釈、安保法制はもはや象徴天皇制まで蹂躙しようとしているものだ。 確かに、おろかな国民は愚かな政府しか持てないのは東西古今のなせる業なのだが、愚かな国民はおろかな象徴天皇しか持てないというわけにはいかない。 それだけ、象徴天皇制は日本国憲法のもと険しくも清廉な道であった。象徴天皇制は平和主義と密接不可分だ。象徴天皇制を守るためには、議会制民主主義の正常化、それができず9条改廃ということになれば、抵抗権ということになるのであろうか。
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