憲法9条に自衛隊を書き込む意味 | |
[政治] | |
2018年1月21日 19時48分の記事 | |
違憲の指摘の多かった安保法制の憲法的追認がその目的であることは間違いない。かの、集団的自衛権行使容認つまりどこへ出かけて行っても戦争できるということだ。自衛は常に方便でしかないのは歴史上の常識だ。 憲法規範の蹂躙は下位の法律で徐々に侵食していく。こんどは憲法本体へ侵食を開始するということだ。 戦争放棄を実力組織である自衛隊が容認するわけもない。戦闘組織は矛盾する存在だからだ。 どこまでもまやかしの安倍政権ということなのだろう。 自衛隊が書き込まれるや抵触する前文からしてすべて書き換える。これはもう憲法の破壊であろう。 北の脅威があるという。南北で解決と統一が目指されるのならばなんの脅威であろうか。トランプの後先考えない注文に従うというのなら笑止どころではなかろう。中国が相手なのか。どうもはっきりしない。軍事に軍事で対抗は過去の禍根を踏むこととなる。かの中国大陸で戦った日本軍は中国軍の強さに悩まされたというのが史実のようだ。 そうではなかろう、国政を私物化の批判の高いなか、自己の満足のいく世界へ日本を導くためなのだろう。しかし、それは欺瞞に満ちた無責任な世界にしか見えない。森友加計同様信用などはないだろう。 国会発議を今年中にというのが支持母体の意向のようだ。 しかし、性急に国民投票を進めることが、また、安保法制の強行採決のような形をとるというのでは、もはや国会の体をなさないのではないか。
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